三方崩山 弓ヶ洞谷 右俣
- GPS
- 06:46
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:47
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大規模なデブリが発生していました。 |
写真
感想
最近の好天で三方崩山方面はどうなっているのだろうか?と気になりだし、今シーズンまだ行っていない弓ヶ洞谷 右俣に行ってみることにした。
弓ヶ洞谷の林道は国道からすぐにシール歩行できたが、大分雪は少なくなってきているが、少し進むと目の前に現れた大量のデブリに唖然とする。これまで何回か来ているが、初めて見る景色でデブリの迫力に圧倒された。今シーズン大量に降った雪が押し流されてきたのだろう。右俣と左俣出合までデブリで覆い尽くされている。どうしようかと思いはしたが、林道はデブリからは無事だったのでそのまま進んで、林道末端からデブリ地帯に突入した。デブリは柔らかいので割と歩き易いが右俣に入ってからも延々と続いている。なんてことでしょう!スキーをしに来たのに・・・。左右の斜面からは破断層が見える雪崩痕が数箇所あったが、好天が続いているのである程度は落ち着いただろうと登行続行。大丈夫かいなと思うが足は止まらない。上部では硬いところが出てきたのでアイゼンを装着してデブリ帯を突破する。右俣上部はデブリはなかったのでスキーで登れそうだと嬉しくなったが・・・
そしてシールとクトーでスキー登行に切り替えたが、硬い所とシャバい所が交互に出てくる感じで結構登り難い。最後の急斜面は硬くてかなり緊張して喉がカラカラになったが、なんとか稜線に登り上げた。
稜線からは奥三方岳や白山、遠くは北アルプスや乗鞍、御嶽まで遠望できて少しまったり。さて、奥三方岳まで行くかどうか迷ったが、遅くなってデブリ帯が硬くなってくると面倒だ。ここは雪が緩んでいるうちに下山することにした。
スキー滑降は半分諦めていたのだが、意外に楽しめた。出だしは少し硬いがエッジは良く効いて気持ち良くターンが決まる。少し降りるとザラメになってくるので、よさそうな斜面を選んで快適滑降。結局、デブリ帯を避けながら右俣の入口手前までスキーで降りることができた。結果オーライ、楽しかった。
林道の末端までアイゼンでデブリ帯を突破して、林道はスキーで国道まで滑ることがでたが、国道の近くは雪が切れそうになっている所、切れている所があって一回スキーを外した。
あの大量のデブリは今後どうなるのだろうか?と新しい疑問が湧いてきたが、今シーズンはもう行かないだろうな。
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