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Yamareco

記録ID: 1405850
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高〜快晴なれど強風なり

2018年03月17日(土) 〜 2018年03月18日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
27:08
距離
8.5km
登り
997m
下り
1,005m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:01
休憩
0:00
合計
1:01
10:20
24
西穂高口(千石平)
10:44
10:44
37
11:21
2日目
山行
5:17
休憩
2:04
合計
7:21
6:21
74
7:35
7:37
38
8:15
8:18
9
9:13
9:15
35
10:08
10:09
20
10:29
10:32
27
10:59
12:47
17
13:04
13:05
28
13:33
13:36
6
13:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
登山者用駐車場は工事中につき、1km手前の深山荘の駐車場から歩いて移動します。
コース状況/
危険箇所等
前週のレコでは雪が少ないとの事でした。
金曜日に降った雪で稜線の岩はだいぶ隠れましたが、まだまだアイゼンの引っかけ注意です
2回転びました。(1回はちょっとヤバい場所)
登山者用駐車場がなんと工事中。
1km手前の深山荘に停めて歩きます。
登山者用駐車場がなんと工事中。
1km手前の深山荘に停めて歩きます。
9時スタートのはずが、かなり遅れて到着です。
一般客も混じってロープウェー乗り場は大混雑。
5分間隔でピストンも乗るのに30分以上掛かりました。
9時スタートのはずが、かなり遅れて到着です。
一般客も混じってロープウェー乗り場は大混雑。
5分間隔でピストンも乗るのに30分以上掛かりました。
中間駅到着。
前日降った雪で薄氷が綺麗です。
中間駅到着。
前日降った雪で薄氷が綺麗です。
一応ロープウェーの展望台に行ってみたり。
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一応ロープウェーの展望台に行ってみたり。
予定よりかなり遅れてスタート
予定よりかなり遅れてスタート
雪の回廊。
靴にコンビニ袋被せて歩いている一般客が居ました。
雪の回廊。
靴にコンビニ袋被せて歩いている一般客が居ました。
暑くて汗だくになりながら西穂山荘到着。
スタート遅れてテン場の空きが心配でしたが、全然余裕。杞憂でした。
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暑くて汗だくになりながら西穂山荘到着。
スタート遅れてテン場の空きが心配でしたが、全然余裕。杞憂でした。
前回の武尊でスノーブロック積みがへたくそ過ぎたので、今回スノーソーを自作。
材料はダイソーのものさしです。^^;
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前回の武尊でスノーブロック積みがへたくそ過ぎたので、今回スノーソーを自作。
材料はダイソーのものさしです。^^;
前泊者の跡地にテント張ったので、整地もスノーブロックもあまり必要ありませんでした。
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前泊者の跡地にテント張ったので、整地もスノーブロックもあまり必要ありませんでした。
1時間後...なんとテント引っ越し。
前泊者の跡地に張ったのは良いものの、山荘が近すぎて落ち着かないのと、景色が楽しめない。
1時間後...なんとテント引っ越し。
前泊者の跡地に張ったのは良いものの、山荘が近すぎて落ち着かないのと、景色が楽しめない。
テント前にはドーンと霞沢岳。
そう!せっかくテント張るなら景色楽しまなくちゃ!
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テント前にはドーンと霞沢岳。
そう!せっかくテント張るなら景色楽しまなくちゃ!
場所は左上の端っこ。(赤丸印)
手前の坂で滑落訓練やりました。
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場所は左上の端っこ。(赤丸印)
手前の坂で滑落訓練やりました。
明るいうちに飲みます。
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明るいうちに飲みます。
つまみ多すぎて、用意した夕食(カレーライス)は結局作らず。
さらに余ったつまみも翌日車の中で食いました。
もうこれからは夕食よりも豪華なつまみで良しとしよう...^^;
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つまみ多すぎて、用意した夕食(カレーライス)は結局作らず。
さらに余ったつまみも翌日車の中で食いました。
もうこれからは夕食よりも豪華なつまみで良しとしよう...^^;
乗鞍に沈む夕日。
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乗鞍に沈む夕日。
夕方から吹き始めた強風でなかなか熟睡できず。(顔にテント内の霜が落ちてくる)翌朝は寝坊!(6:00)
丸山でご来光見るはずが、テントでご来光迎えてしまいました。
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夕方から吹き始めた強風でなかなか熟睡できず。(顔にテント内の霜が落ちてくる)翌朝は寝坊!(6:00)
丸山でご来光見るはずが、テントでご来光迎えてしまいました。
急いで身支度を整えて西穂高に出発します。
急いで身支度を整えて西穂高に出発します。
丸山で笠ヶ岳のモルゲン観賞。
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丸山で笠ヶ岳のモルゲン観賞。
丸山越えると本格的な岩稜の登りになります。
すでに独標の上に沢山人が見えます。
丸山越えると本格的な岩稜の登りになります。
すでに独標の上に沢山人が見えます。
独標は大渋滞。
ルート上で登り下りがすれ違えないので、下りの人が途切れるまで30分近く下で待ちました。
強風で体が冷えて辛かったです。
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独標は大渋滞。
ルート上で登り下りがすれ違えないので、下りの人が途切れるまで30分近く下で待ちました。
強風で体が冷えて辛かったです。
ちょっと別ルートから登頂。
寝坊&渋滞のロスと強風でここで引き返そうかと思いましたが、せっかくなので西穂高を目指します。
ちょっと別ルートから登頂。
寝坊&渋滞のロスと強風でここで引き返そうかと思いましたが、せっかくなので西穂高を目指します。
ピラミッドピーク着。
西穂高の山頂にも人がたくさん見えます。
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ピラミッドピーク着。
西穂高の山頂にも人がたくさん見えます。
山頂まであと少し360度
西穂高登頂!
始めて登った去年は足元の恐怖しか覚えていませんでしたが、今年はスキルが上がったのか、景色楽しむ余裕をもって歩けました。
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西穂高登頂!
始めて登った去年は足元の恐怖しか覚えていませんでしたが、今年はスキルが上がったのか、景色楽しむ余裕をもって歩けました。
乗鞍、霞ヶ岳、下は上高地。
乗鞍、霞ヶ岳、下は上高地。
穂高はやっぱり険しいですね。
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穂高はやっぱり険しいですね。
ピラミッドピークの鞍部から振り返って西穂。
思ったより楽に登れたのは、去年同じコースを歩いたからペースが配分出来たのかも?
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ピラミッドピークの鞍部から振り返って西穂。
思ったより楽に登れたのは、去年同じコースを歩いたからペースが配分出来たのかも?
反対側から見てもピラミッドピークはとんがってます。
反対側から見てもピラミッドピークはとんがってます。
ピラミッドピークを降りると独標にまた人がたくさん乗っているのが見えます。
ピラミッドピークを降りると独標にまた人がたくさん乗っているのが見えます。
丸山まで下山。
ずっと強風でしたが、あおられて転ぶ程ではありません。
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丸山まで下山。
ずっと強風でしたが、あおられて転ぶ程ではありません。
テン場に戻ると、自分を含めて数張しか残っていませんでした。
テン場に戻ると、自分を含めて数張しか残っていませんでした。
撤収前にのんびりコーヒータイム。
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撤収前にのんびりコーヒータイム。
雪山で整地&スノーブロックで自分の城を作った後に撤収すると、なぜか寂しい感じになります。
雪山で整地&スノーブロックで自分の城を作った後に撤収すると、なぜか寂しい感じになります。
帰りに笠ヶ岳、槍ヶ岳を開山した播隆上人のレリーフにて無事下山のお礼参りをしました。
帰りに笠ヶ岳、槍ヶ岳を開山した播隆上人のレリーフにて無事下山のお礼参りをしました。

感想

ちょうど1年前にガチの雪山登山のきっかけになった西穂高に、自分のスキルがどのくらい上がったかの確認も兼ねてリピートです。

新穂高ロープウェイは9:00から始業なので、始発の混雑を避けるために9:00ジャストに到着。
しかし、なんと登山客用の駐車場が工事中で1km手前の深山荘の駐車場に誘導されました。
結局他の登山客も同様に出発が遅れて、乗り場は大渋滞。
西穂高口は10:20出発となっていましました。
深山荘の駐車場は基本的に宿泊者用ですが、すでに100台以上駐車しています。
テン場の空きが心配で焦りますが、杞憂でした。
全然余裕。

ちょうど前泊者が撤収していたので、整地された場所を譲って頂きました。
スコップとスノーソーまで準備して来たのに手抜きです。
テント設営して、ひと段落したらテン場を一周。なにやら団体客もいるようです。
テント受付時にテン場は木が生えている場所までと説明がありましたが、端っこまで行ってみると、ちょうど木の間に霞沢岳の絶景ポイントを発見。
前泊者に譲っていただいた場所も悪くは無いのですが、西穂山荘が近すぎて落ち着きません。
前週登った武尊の野営地でも他者のテントは数百m離れていたので、賑やかなテン場はちょっと苦手です。
スコップ片手に整地したら、テント丸ごと持ち上げて引っ越し。
他人のテントが視界に入らなくなるだけで、山でテン泊している気分はかなり変わります。

丸山方面の斜面で滑落停止の練習を少し行い、早めに飲み。
今回持ち込んだ酒はビール、チューハイ、日本酒、ワインの計1.65L!
夕食前にすでに出来上がってしまい、座椅子でウトウトしていたら乗鞍方面に陽が沈む頃でした。(#^.^#)

そのままテントに戻って横になるといつのまにか寝落ち。夜中に寒くて(シュラフ出してない)目が醒めると11時!
外は強風で星空撮影は諦めます。
酒の勢いで寝落ちしたのは良いのですが、酔いが覚めると二度寝がなかなか寝付けず。
おまけに強風でテント内の霜がパラパラ落ちて顔に当たります。
ようやく寝付けたら、今度は寝坊。
すでに日が出て、皆さん山に出発しています。
自分も急いで準備して出発。

丸山を越えると、そこには角砂糖に群がるアリンコのように独標に続く長い行列。
ルート上ですれ違うのが困難なので、下りの人が降りきるまで登れません。
待つこと30分。
強風で体が冷えてきて辛くなってきた頃にようやく登り待ち組が動き始めます。
すると登り中にまた下り始める人がいて、再び渋滞。
皆別ルートで登り始めたので後に着いていきましたが、先行がキックでステップ切り出して、後方が割れた氷結の雨でちょっとしたパニック。
ヘルメット被って無かったら痛かったかも?

寝坊&渋滞&強風による低体温で独標で引き換えそうかとも思いましたが、西穂高方面に行く人はまばら。
相変わらず強風ですが、危険なほどでは有りません。ゴーグルとフェイスマスクで対策もバッチリ。(サングラスの人は辛そうでした)
チャンピオン、ピラミッドを越えると、西穂高の山頂に人が立って居るのが見えます。
去年足元がヤバかった記憶しか無かったのが、今年は余裕を持って歩けます。
あっけなく西穂登頂。
最初にヤバい記憶は同じ所にもう一度立ってみると実際はそうでも無かったのは良くあることです。
でも、足運びは慎重に。。。
薄雪に隠れた岩が多く、アイゼンが引っ掛かります。2回転びましたが、内1回はとっさにピッケルダガーで刺して滑落を免れました。
刺さった部分がクラストした雪だから良かったものの、隠れ岩だったりしたら弾かれてアウトだったかもしれません。
雪面の凹凸から隠れ岩がどうか判断するしか無いです。
まだまだ未熟者です。

11時頃にテントに戻って撤収。
せっかくの絶景ポイントにテント引っ越ししてまで設営したので、名残惜しんで後片付けがはかどりません。

西穂山荘で名物のラーメン食おうと思ったのですが、前日残した食料が大量に余っているので、今回はパスしました。

来年もまた来ます。

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