三ノ塔尾根-塔ノ岳-小丸尾根/雪歩き
- GPS
- 07:41
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:42
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線は春分の日の豪雪がまだ大量に残り、陽だまりでは盛大に溶けて登山道が小川になっていました。上部はあと数日は雪が残りそうです。 |
その他周辺情報 | 小田急のダイヤ改正で、朝の千代田線代々木上原乗り換えが不便になりました。速くなるどころか遅くなったり、小田原行き急行が江ノ島行に変わったりでいい迷惑。都合の良かった7時55分渋沢着という急行に乗れなくなり、がっかりです(50年前の名鉄パノラマカーみたいな新しい特急電車にもがっかりしたけれど)。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
緊急保温シート
着替え
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
GPS
|
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感想
奥多摩・三頭山で困った人たちが遭難したほどの春分の日豪雪。とはいえ春だし、暖かい日が続いたので、もう雪はかなり解けただろうと表尾根を訪ねたら甘かった。天気に恵まれて盛大に解けてはいたが、登山道が小川と化したりグズグズ滑るシャーベットになったりで、結構疲れた。
小田急のダイヤ改悪で今までより一本遅いバスで大倉着。山肌に雪の白さが目立つ表尾根を三ノ塔尾根から目指す。暖かな日差しの中、風の吊橋で男性1人を抜き、林道経由で牛首に着くと尾根通しの登山道経由で男性2人が現れた。そこそこ歩く人はいるようだ。標高700mで残雪が現れ、800m付近からの植林帯の急登の途中、1000m付近で軽アイゼンを付けた。土踏まずの気休め4本爪だが役には立つ。
樹間から真っ白な姿をチラチラ見せていた富士山と塔ノ岳が一望できるポイントに至れば、あとわずかで三ノ塔。山頂に着くと、新しいトイレができていた。ゼリー飲料で腹をごまかし、すぐに出発。地蔵からの下りが雪で怖かった。
雪は消えたかと思うと現れ、泥濘やシャーベットとなって足元を脅かす。行者ヶ岳で学生らしい5、6人のパーティーを追い抜き、慎重に鎖場をクリアして政次郎ノ頭へ。2月に下った道を左に分けて急登し、新大日に着いた。腹が減って来たが、ここでは息を整えるだけで再出発。雪道を少し下り、登り返して木ノ又小屋前で昼食とした。中に入ろうと小屋番さんに声を掛けたら、もう片付けて帰るところとのこと。ちょっと早すぎないかなぁ。
ここまで登山シャツ一枚で来たが、昼食後はレインウェアの上を羽織った。ただ、この先の登山道はびっしり雪で、予想以上に消耗して塔ノ岳山頂に着いた。トイレに寄って一休み。逆光気味で霞んではいるが、富士山はまだ見えている。下山し始めると、軽アイゼンすらつけていない人がまだ続々と登って来る。下りで腰を打ったりしないといいのだが……。
どろどろの金冷シで右に曲がり、大丸を登り返して小丸尾根分岐を目指す。左側に大倉尾根から大山までを一望するポイントが現れると、分岐は近い。雪に脚を取られながら分岐に到着すると、暑くなったので再び登山シャツ一枚になった。
南向き急斜面の小丸尾根は過去の経験通り雪解けが早く、標高1200mで早くも登山道から全く雪が消えた。なおもしばらく軽アイゼンを付けて歩いたが、杉の植林帯の中も雪が少ないのを見て、1100m付近で外した。やがて青い「⇔」マークの案内が現れ、伐採地の付け替え区間に到着。旧登山道から左へ鋭角に分かれ、雑木林から杉林の中へと30回以上もジグザグを繰り返して降りていく。簡易な林道に入って745mピークを過ぎ、さらに「⇔」の案内に従っていくと、林道から再び登山道に戻った。2月に逆コースで登ったばかりだから、この辺りはよく覚えている。
若者のパーティーを追い抜いて二俣林道合流。子供連れを含む多くの登山者と一緒に大倉バス停を目指した。天気は最後まで快晴だったが、上の方の雪がこたえてかなり疲れた。
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