大岳沢〜大岳山〜奥多摩駅
- GPS
- 06:21
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:19
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR奥多摩駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大岳沢沿いの林道終点から山道となり、沢沿いに登っていく。やがて直進し、沢の右岸を進むコースと、右に橋を渡って左岸を行くコースに分かれるが、直進し右岸を進むコースをとれば、程なく大滝に到着する。 大滝の右側を巻くように道を進むと、滝口の上に出るが、この途中で木の橋をいくつか渡ることになる。特に危険とまでは思わないが、足元に注意が必要である。 その後、しばらく沢に沿って進んだ後、右岸側から沢を離れて、馬頭刈尾根に向かって高度を上げていく。ここの登りは、やや辛いが、一歩一歩、着実に脚を動かしていく。周りに熊笹が茂るようになり、右手に大岳山の頂が見えるようになる(この方向から見る頂は、肩に瘤がある、あの特徴的な山容ではなく、ピラミダルな形なので大岳山とは解かりにくいが、方角的に考えて大岳山に間違いないと思う)。 その後、程なく馬頭刈尾根に乗る。尾根をしばらく進むと、白倉分岐の少し先に、ベンチが三つくらい設置された展望台に到着する。天気が良ければ富士山の展望が見事な場所。 尾根を進んで行くと、前方に大岳山の山頂がひときわ高くそびえようになり、左に鋸山方面への巻道を分けて直進。この道は、大岳山荘跡への巻き道になるが、途中、しばらく行った所に、大岳山南斜面の直登ルートが左に分岐する。この分岐点は、木の枝が置かれて通せんぼになっていたが、以前来たときは、普通に進めたので、この通せんぼは無視して直登コースを進むと問題なく歩ける。 直登コースは、山頂直下30メートル辺りから、甚だしい斜面となるが、頭上に山頂が見え、山頂は目と鼻の先であることがわかるので、木の根、岩の根に掴りながら頑張ろう。頂上直下南面の巻道に飛びだすが、その巻き道を越えてなおも直登すると、ほぼ頂上にいきなり飛び出す。 大岳山からは、鋸山を経て奥多摩駅に下山。 大岳山の山頂直下の下りは、岩場、鎖場があり、慎重に歩きたい。特にこの辺は、岩場の岩角が尖っていて、ぶつかると痛そうである。急な下りの部分を抜ければ、馬頭刈尾根方面からの巻道に合流し、さらに進むと、右手が笹原になったわりと平坦な歩き易い道になる。 その後、鋸山の直前までは、軽いアップダウンはあるものの、総じて歩き易い道である。 鋸山への登りは、急な斜面をジグザグに登る箇所などあり、道も狭い箇所があるので、足元に注意が必要。ここは、10分くらい頑張れば鋸山の山頂に到着する。 鋸山山頂からは、鋸尾根を一旦急激に下り、その後もアップダウンを繰り返しながらも、高度がどんどん下げて行くと、鎖場に到着。 この鎖場は、垂直に近い岩場を鎖で下りるようになっているが、足場もしっかりしているので、さほど危険ではない。それでも不安なら、迂回コースも設けられているので、そちらを行けばよい。 鎖場を越えて一登りすると、天聖神社という天狗の像が二体ある祠に到着する。たしか、ここへ到着する直前辺りだと思ったが、一ヶ所道が崩れて尾根上の道幅が狭くなっているところがあるので、通行に注意が必要だ。ここの崩落で、道の脇に生えていた樹が倒れて、木の根が張っていた道の地面を半分ほど崩し去って、そのため道幅が半分くらいになってしまったのだ。 天聖神社から、高度をどんどん下げて、林道に出て少し進むと、愛宕神社の鳥居の前に出る。愛宕神社までは、石段を上るが、この石段の登りはかなり辛い。今までの下りでかなり腿に来ているということが実感される。しかし、ここが最後の登りになり、これ以降に登りはないので頑張って登るほかない。 愛宕神社にお参りした後は、奥多摩駅方面へ一気に下って行く。途中、長く急な石段、正確に数えたわけではないが、たぶん200段くらいありそうな、階段を下る。躓いて転ぶと、楽々と一気に下まで行けそうだが、その代りかなりな大怪我をしそうなので、やはり躓かないように慎重に。 |
その他周辺情報 | クラフトビールの店「バテレ」は、木曜日が定休日だったのか!いつも行く、「むら㐂」も、まだ開いていなかった。むら㐂が開店するまで、奥多摩駅舎の二階にあるカフェで生ビールを二杯飲む。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
手袋
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊撃退スプレー
ナイフ
ツェルト
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感想
今日の天気予報は、午前中が晴れで午後から曇りであったが、実際は、午前中が曇りで午後が晴れ。大岳山頂では曇っていたが、鋸山辺りまで来るころには、晴れてきた。もう少し時間を遅くして大岳山頂に12時くらいに居れば、あるいは富士山が眺められただろうか?早めに登山開始し、早めに下山するのがよいとされているが、今日はそうでもなかったかな。
大岳山南面の直登コースは、過激な登りではあるが、天に向かって真っすぐ登るような感覚は気持ちがよい。いきなり大岳山の頂上に飛びだす点も面白い。今日は、山頂に人がいなかったが、休日であったなら、ちょうど昼を食べているハイカーの目前に飛びだすように登頂することになり、ちょっとびっくりさせることになったかも知れない。
早春の大岳山は、木々が芽吹き前であり、見通しが効くので、周りの山の様子などもよく見える。鋸山を過ぎた辺りで、木々越しに隣の尾根上に人影が見えた。目が合ったようで、向こうの人も手を振っている。挨拶をして言葉を交わすと、天地山へ行くそうだ。なるほど、天地山へ続く尾根は、この辺りで分岐しているのかと思い、今度は天地山へも行ってみようかなどと思った。
ちなみに、下山後に、奥多摩駅近くの居酒屋むら㐂で一杯飲んでいると、二人の男性がカウンターに入って来て飲み始めた。彼らと会話をしているうちに、彼らは、天地山に登って来たということがわかり、我々は、途中で天地山に行くという人と手を振って言葉を交わしたという話をしたら、なんと、彼らが、その人たちであった。世の中狭いものだ。
ところで、いつも2時くらいからは、営業している「むら㐂」は、今日は、奥多摩駅に着いたときには、まだ始まっておらず、電話をしても、誰もでない。しかたなく、クラフトビールの店「バテレ」に行くと、ここも木曜日で定休日。
そこで、奥多摩駅舎の二階にあるカフェで生ビールを飲んでいた。すると、むら㐂から電話があり、今日は3時半くらいに店が開きそうだということが判り、もう一杯生ビールを注文して時間を潰した。二杯目のビールを飲み終わる頃、むら㐂から再度電話があり、今から店を始めますとのこと。ああ、やっとむら㐂に行ける。めでたしめでたし。
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