横手市山内三又から県境のピークと大鈴森
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山ハイキング。小鈴森からの下山時、細尾根で一部土が出ていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長靴+スノーシュー。大鈴森山頂でワカンに変えた。
|
---|
感想
新緑の頃、秋田自動車道を横手から北上方面に向かう時、右手前方に奇麗な沢筋を2・3本見せる山が視界に入ることがある。帰宅してから、あれはどこの山だろう・・・と地図を眺めていたら、積雪期にスノーシューで歩くのに良さげな周回ルートを見つけた。横手市山内の三又地区から大鈴森へ登るこのルートは、何より林道歩きがなくて、すぐに尾根に取り付けるのがいい。晴れていたら焼石連峰などの展望も期待できるし、小鈴森へ足を延ばして周回ルートもとれる。3月11日は夕方から雪の予報、南の方がいくらか良さそうだ。雪の時期としては初めて、横手市山内地区へ向かった。
自宅を出た時は曇りだったが、南に向かうにつれ、青空も見えてきた。スノーシューを着けて出発、ツボ足でもいいような堅雪だ。尾根に上がってからサングラスを着けようとケースを開けると、無い。雪目にならないよう、晴れてもほどほどに・・と勝手なことを思いながら、霧氷のブナ林を登る。
予想通りの快適な尾根で、順調にP842に上がる。ここからは北へ、大鈴森に向かうつもりだったが、まだ時間は早く、天気がさらに良くなってきたので、南東に伸びる尾根を歩いてみることにした。ここより東側の地図は持っていなかったので(勘違い、実際は持っていた)、適当な所で引き返そう。松沢を挟んで左手に立つ、約1,080m峰と、その奥の1,106峰の白い姿がとても印象的だ。
あそこまでは行こう・・と思っていたピーク(P1,028)に立つ。樹林の間から焼石連峰が見える。隣には、山頂部に樹林が無くて好展望が期待できる1,106峰が美しい。これは足を延ばしてみたくなるというもの。
1,106峰への登りは急斜面で、スノーシューでは直登できず、左手の樹林帯に移って、木に掴まりながら登る。1,106峰に立つと、真っ白い焼石連峰が目の前に広がった。風も無く、セルフで自撮りしたりと、のんびり過ごした。
P842まで戻り、大鈴森へ。大鈴森山頂でワカンに履き替える。大鈴森から小鈴森に向けての下りでシリセードしたのはいいが、そこでメガネを紛失してしまった。購入してまだ半年ぐらいしか経っていないお気に入りのメガネ。ザックを置いて探しに戻る。大鈴森山頂まで登り返しても見つからず、ガックリ。
小鈴森からの下りでは、一部細い所はあったものの、概ね歩き易い尾根だった。沢に下りて林道を少し歩き、田圃をショートカットして道路へ。自宅へ戻る途中では雪が降りだした。
予想以上の好天と歩き易い雪質に恵まれ、もう少し挑戦する山歩きの方が良かったかな・・という考えが、少し浮かんではいた。と同時に、自分の体力の衰えを改めて感じる雪山ハイキングでもあった。
秋田自動車道から見える奇麗な沢筋は、今回登ったP1,106から北の三森山にかけての県境稜線に突き上げる、松沢・カサノ沢・ヘジム沢ではないかと思うのだが、確信は無い。いつか助手席から眺めてみたいものだと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちは
今回も素晴らしい尾根の周回でしたね。
特にバージンスノーの霧氷の尾根歩きは、最高ですね。
里から眺めた山肌に対するKamadam さんの直感的な(野生動物的な?)地勢判断も見事なもので、毎回敬服ものです。
何にも例えがたい幸せな気分になると小生などは、幸せ過ぎてバチ(罰)が当たるのではないかとか、この場所は秘密にして他人には隠しておきたいとか、色々な良くない邪心も湧いて悲しくなることもあります。
少し雲のある晴天の雪山のほうが美しい気がして、小生には今回のレコが今季最もお気に入りのレコに感じました。
ひと月前のレコでしたが、コメントありがとうございます。
県境のピークでのんびりしてポーズ写真を撮ったり、シリセードで調子に乗り過ぎたせいでしょうか、見事にメガネを紛失するというバチが当たりました
大鈴森まで探しながら登り返したのですが見つからず・・
たぶんシリセードした時にケースが開いて、雪面を滑り落ち、木の根元に入り込んだのでしょう。震災の日なのに調子に乗り過ぎたのが悪い・・と反省しましたよ。
大鈴森への登り返しで、空身なのに体力の無さを感じました。それが、翌週の仙台神室岳への遠出を促す形になりました。
3月は幸いにして天候・雪質に恵まれました。ただ4月は今週末もダメそうですね。
この日は、過去に焼石連峰鷲ヶ森山や牛形山から眺めた山々へ初めて登り、逆に眺めることができたことが幸いでしたね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する