法華院温泉
- GPS
- 04:04
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 385m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:13
天候 | 晴れ のち 強風・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牧ノ戸峠から久住分れまで雪解けドロドロ。 |
その他周辺情報 | 下山後、沢山の温泉がありますが、湯布院で入浴。 |
写真
感想
今年の登山スタートは法華院温泉。
2014年6月、今回と同じ牧ノ戸峠から久住山に登りました。当時、百名山完登を目指して日帰り、翌日は祖母山、阿蘇山と2日で3つのピークハントでした。
百名山を解脱した今回は、ピークに拘らず法華院温泉が目的です。
大分空港で格安レンタカーを借りて、やまなみハイウェイへ。
遠くに見えてきた久住山は白い帽子を被っています。
牧ノ戸峠レストハウス付近では凍結している場所があり、売店では4本爪アイゼンを販売していました。
今回の装備でアイゼンを外していたのでちょっと不安がよぎりました。
準備を整えて、長い階段を歩き始めたのは13時過ぎ。
すれ違いに下山してくる登山者は、小さな子供連れや、法螺貝を下げ足袋姿の人、冬山さながらの人様々でした。これなら、アイゼンは必要なさそうだ・・・
展望台を過ぎて、少しずつ雪解けのぬかるみに突入。思いのほか足もとが滑ります。
見上げると、青空に霧氷がキレイ。でも、冷たい風が吹いています。
のんびり歩いて、避難小屋付近で星生山に向かう登山者の後を追ってしまい少し時間をロス。避難小屋まで戻って、少し先の久住分れで標識を確認して法華院温泉方面へ。
ここからの下りはシツコイくらい黄色の目印が連続します。すれ違う登山者を見ることが無くなり静かな山を楽しみながら進みます。左手に硫黄山の噴煙が大きく見えて来ます。煙が高く上がれば翌日は晴れ、低くたち込めると雨といわれているけど、高く登っています。ラッキー。
北千里ヶ浜の東端から傾斜が出てきて、これを下ると砂防ダムが見え、その向こうに坊がつるが広がります。
コンプレッサーの音が聞こえ、足もとに法華院山荘が近づきます。
山荘到着時の気温は6度、快晴です。靴洗い場で泥を落とし、スパッツを洗います。
フロントで受付を済ませて、部屋を案内されます。
昭和の学生の下宿を彷彿とさせる、少し焼けた畳の六畳一間です。
山荘の中を一回り探検して、仏像にお参り。
山荘の外も星空撮影のロケハンを済ませてから、いよいよ温泉!
少しぬるめの無色のお湯で、長く入っていられそう。
湯船も広くて、窓の外には坊がつるが広がります。
滞在中3回入浴しましたが、ほぼ貸切状態で贅沢な温泉を楽しみました。
温泉の出口の自動販売機(山小屋なのに!)には、さまざまな種類のビール、酎ハイ、黒霧島、そして菊水(日本酒)までラインナップ。
まずはエビス。
一息ついたら夕食はトンカツ。美味しかった。
食事の時にわかったのですが、宿泊者は自分も含めて8人だけでした。
夕食後は星空撮影会。山に囲まれた坊がつるで満天の星空です。
上空は大気の流れが激しいらしく、星が瞬きます。
寒かった・・・。
小屋に戻って、極上温泉に入り、また一杯。
気が付いたら布団に入っていましたが、夜半に強い風の音で目が覚めました。
GPVでは降雨もある予報。
個室の部屋は布団に入っても少し寒く、うつらうつらしながら朝を迎えました。
朝は曇り。気温は1度。やはり降雨があったようです。
個室から廊下に出ると、ストーブの焚いてある廊下のほうが温かい。
個室のドアを開けて寝ていた人がいた事に納得。
温泉で朝風呂。湯船から見える坊がつるの上には鉛色の空が広がっています。
山の上はガスっていて、未だに風が強いため湯船で下山を決定。
朝ごはんをいただいてから、坊がつる、雨ヶ池越をとおり長者原へ。
2時間のコースタイムと聞いていたので、8時に小屋を出発。
長者原9:50のバスで車をデポした牧ノ戸峠に戻る計画です。
ところどころで写真を撮りながら歩いていたら、思いのほか時間が切迫して最後は小走りトレイルランニングになってしまいました。
焼野原の長者原に予定通り到着して、バスに間に合いました。
楽しい山行でした。
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