二ノ沢右股↑三ノ沢左股↓ 絶滅危惧種に出会えた

2018年04月12日(木) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 11.7km
• 登り: 706m
• 下り: 715m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:20

8:10 明神峠
14:25 14:27 明神峠
14:30 ゴール地点

天候

晴れ、暑かったが沢なので大丈夫

アクセス

利用交通機関：

自家用車

明神峠上の駐車スペースに駐車、出発しようとしたら軽トラが一台来た。一ノ沢に釣りに行くという。（昔は有料だったが、今はこの地域は無料だと言う。）一ノ沢にヤマメがいるかな？

コース状況／危険箇所等

（1）明神峠〜二ノ沢出合：林道歩き。
（2）二ノ沢出合〜右股：ブル道。
（3）右股〜林道：殆ど水量は無いが、最後はガレと岩棚になるので、右の尾根に逃げた。
（4）三ノ沢左股〜三ノ沢合流点：左股の上部を降りるが、かなり急斜面で、フェルトソールでは大変だった。
（5）三ノ沢合流点〜三ノ沢途中の小滝まで：ナメを歩いた。問題はない。
（6）三ノ沢途中〜林道：花を探しながら歩く。

写真

4/12 8:23

明神峠から林道を歩いて一ノ沢橋。

4/12 8:24

伐採で、この辺は随分変わったな！

4/12 8:36

二ノ沢。すぐには入渓できないので、左岸のブル道を行く。

4/12 8:37

沢は倒木だらけ、両側はブル道。どうしようもないな！

4/12 8:43

右股までブル道で来てしまった。左は以前、熊に出会って後、下ったので、今日は情報の無い右股に入ります。

4/12 8:51

今日は、中古で買ったキャラバンのフェルトソールを試すのが目的の一つです。

4/12 8:56

すぐに二股、右に入ります。

4/12 9:05

フェルトソールの滑り具合を確認しながら歩きます。

4/12 9:08

殆ど水はありません。沢と言うより。。。ウーム！

4/12 9:12

しばらくするとナメ的なところも出てきますが。。。

4/12 9:21

すぐに枯れます。

4/12 9:24

左岸にはきれいな尾根が見えます。

4/12 9:27

再度、少しの水が出てきました。

4/12 9:35

そして涸れます。

4/12 9:39

2m棚。

4/12 9:43

両岸に鉄塔監視路が出てきて、沢を横切ります。

4/12 9:45

そして倒木。

4/12 9:52

左岸の壁に炭が埋め込まれています。どうしてこんなことが起きるのだろうか？

4/12 9:53

狭まって来た。

4/12 9:55

ガレの様相。

4/12 10:00

遥か上方に林道のガードレールが見えるが、かなり遠い。

4/12 10:03

ガレを右（矢印）に曲がると林道に上がれそうですが、良くわからないので、右の尾根に逃げました。

4/12 10:09

こんな尾根。

4/12 10:12

尾根から沢を見ると。。。ガレをそのまま詰めても、この尾根に乗れそうですね。

4/12 10:12

尾根を詰めて。。。

4/12 10:14

林道にでた。

4/12 10:19

すぐに林道から三ノ沢左股に降ります。

4/12 10:22

最初の堰堤。

4/12 10:24

三ノ沢の銘がありました。昭和41年で平塚営林署施工。

4/12 10:41

中途半端に急で、ホームセンターで買った6mm/10mのロープでピッチを切って降りる。（今日はロープ不要だと思っていたが。。。）

4/12 10:46

フェルトソールで降りますが、慣れてないので大変です。

4/12 10:47

こんなところを降りて。。。

4/12 10:49

こんな所も。。。

4/12 10:51

さらにこんなところも。。。

4/12 10:54

乾いたスラブ石の上は、フェルトソールは滑る。

4/12 11:02

これが最後の棚だったかな？

4/12 11:07

久しぶりにカモシカ君がいました。メスの鹿も一緒にいた。

4/12 11:11

水流が出てきた。

4/12 11:26

二股。右から降りて来ました。ここでランチ休憩。

4/12 11:33

ナメも少しありました。

4/12 11:44

滑り具合を確認します。大丈夫です。

4/12 11:47

右岸から水が湧きだしています。

4/12 11:52

三ノ沢に合流。少し三ノ沢のナメを遡行してみます。

4/12 12:15

相変わらずのナメです。

4/12 12:20

この滝の所で引き返します。

4/12 12:46

振り返って、小滝。

4/12 12:56

振り返って、この上は滝になってます、殆どの小滝は深い淵を持っています。

4/12 13:30

林道まで降りてきました。今日はこれで終わりですね。

4/12 13:57

林道を帰ります。途中の切り出し材、大部分は杉ですね。

4/12 14:13

林道途中のマメザクラ（多分）。

4/12 14:30

駐車場まで帰って来ました。今日も無事降りられました。ありがとうございました。

以下は、今日出会った花です。これは多分、雄蕊が赤くて8本なので、ニッコウネコノメソウ？

多分セントウソウ。

これはナガバノスミレサイシン。

これは葉の形から、キクムグラ。

ミツバコンロンソウ。

ニッコウネコノメソウ？

イワボタン。

白いツルシロカネソウ。古そうなので色が褪せたのかな？

やっと見つけられました。絶滅危惧種のコガネネコノメソウ。今日の二番目の目的。

ツルシロカネソウ。

コガネネコノメソウ。

コガネネコノメソウ。

4/12 9:48

ナガバノスミレサイシン。

イワタバコ。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ35 パナソニック

感想

old-diver

最近中古で購入したフェルトソールの靴のためし履きと、丹沢で絶滅危惧種のコガネネコノメを探しに行ってきました。初めてのフェルトソールで、いきなり滝を上るのは無理だと思い、ナメの多い沢で試しました。二ノ沢は以前、左股の本流を下った経験があるので、今日は情報の無い右股を歩きました。最後の詰めがガレで大変でした。下りはやはり情報の無い、三ノ沢左股を下りました。フェルトソールでこの沢を下るのは、結構大変でした。情報の無い沢を下るのはちょっとドキドキ。二ノ沢や三ノ沢は以前歩いたことがあるので、今日はその支沢でした。絶滅危惧種のコガネネコノメはなかなか見つからず、さすがに絶滅危惧種だと思いました。例によって場所の特定は避けました。
今回の沢は、以前歩いた時に大きな熊に遭遇しましたが、今日歩いたところでは、そんな雰囲気はまったくなく、これは多分、この地域での森林伐採が進み、重機が入り、人間の活動が多くなったので、熊にとってはすごく住みにくくなったためではないでしょうか。
今日の沢歩きで、フェルトソールの威力がどんなものかは良くわかりませんでした。二ノ沢〜三ノ沢全てをフェルトソールで通しました。チェーンスパイクも履きませんでした。斜度の大きなつるつるした場所ではやはりグリップはいまいちでした（中には滑り台的なところもありました。）。オールマイティな靴は無いようです。