今シーズン50回目の山スキーは白山でスベスベザラメ
- GPS
- 08:26
- 距離
- 44.0km
- 登り
- 2,497m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:27
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日の雨から一転今日は快晴。もうチャリも使えるので白峰の風嵐ゲートから白山まで行って来ました。
平日にもかかわらず先行者の車が2台。1台の方はちょうど準備されていました。チャリを出したりシートラの用意をしたりすると時間がかかります。まだ暗闇の4:40にようやくスタート。
普段チャリのトレーニングは特にしていないので、この10km少々のチャリがどこまで持ちこたえられるか心配でした。なのでペースは上げずに筋肉を温存して進みます。市ノ瀬を過ぎると傾斜が強くなりますから、結構ハードです。無理しないでところどころ押し歩きました。半分くらいのところで除雪終了となり、先行者のチャリが2台デポしてありました。私もデポして、アプローチシューズのまま雪の上を歩いて進みます。ファイブテンのcamp 4はソールのイボイボが大きく、少し緩んだ雪にグリップしてくるので重宝します。
とはいえここは結構距離があったのでシール歩行にしたほうがよかったかも?と下山してから思いました。
道の端は雪が切れてたりして、そこはアプローチシューズであればとても快調に歩けます。そして別当出合に到着、特に休憩することもなく一本橋に向かいます。
一本橋を渡るのは久しぶりですが、乾いていることもあってそれほど恐怖感はありませんでした。股間はスースーするのですが(笑)
渡りきると、もう少し歩くと石段があり、ここは結構雪が切れているのでアプローチシューズのまま登りました。ただ雪が残っているところは滑り落ちやすいので注意が必要です。
急な石段を登り切ればやっとシール歩行できます。まよわずザックからスキーとブーツを下ろすと、まるで羽が生えたような軽さになります。まあそう感じるのは一瞬ですが(笑)
ここからのルートはある意味どこでも行こうと思えば行けるのですが、あまり変なところに入り込まないようにGPSの地形図を確認しながら進みます。途中からクトーを使いました。
甚之助が近づくともう標高2000mで、先月笈ヶ岳に行った時も2000は超えてませんから、年末の百四丈滝以来です。ずいぶん緩い山スキーをしていたのかも知れません。
甚之助の少し下で、もう疲れてきたので休憩を入れてチャージします。今日はカップ麺はなくてあんこ餅。6個入りですが今日は3個食べて十分満足でした。
食べて休むとまた元気になります。ここからはエコーラインに抜けます。黒ボコに行くとトラバースの連続なので、エコーラインに抜けられたらその方が楽でしょう。
以前は尾根沿いに上がる斜面は九十九折りに登ってましたが、今日は雪の食いつきがいいのとPOMOCAの新品のシールということもあって最後までシール直登で登れました。カニは使いませんでした(笑)
ここまで上がれば御前峰が見えてきます。斜度も緩んで青空と白いザラメ雪のコントラストを堪能しながら歩いていきます。スピードアップのためにできるだけ大股で歩きますが、斜度が強まると空気が薄く息苦しいのでペースが落ちてしまいます。
そこで先行者の方と合流して、小休止しては色々とお話ししました。百四丈滝にも行かれた強者です。まぁ白峰からチャリに乗って行く時点で強者ですが〜白峰からラッセルして行くのは強者中の強者です。
さて山頂へは雪がつながっていて、シール歩行のまま登りきり、そのまま道標の横まで行きました。ただバランスを崩して転倒すると命にかかわるので、不安であれば壺足で行きましょう。
山頂では写真撮影とシールを剥がして滑降準備。道標の横から滑走します・・・と言っても岩ゴロゴロの嫌らしい部分があるので、滑走開始ポイントまで歩いた方が絶対にいいのですが、せっかくのチャンスなのでやってみたもののかなりスリリングでした。
ここからはスベスベザラメを思う存分滑ります。あっという間に室堂、エコーライン、そしてドロップする斜面までは完璧なザラメでした。甚之助が見えだすと雪に縦溝が走り始め、快適とは言い難いですがそれでも十分楽しめます。護摩堂山あたりのテクニカルな尾根沿いや樹林帯と比べれば楽勝です。
石段のところまでは山頂からスキーで30分とさすが下りは早いです。石段はアプローチシューズで慎重に下りて、そのまま吊橋まで行き別当出合に戻ります。
ここからしばらくそのまま歩いてましたが、よく考えると結構長い・・・ということに気づき、またスキーを履いて、ストックで漕ぎながら滑ってチャリのデポ地点に戻りました。今日は除雪作業はなかったようです。
チャリに跨がれば快適なダウンヒル〜水が流れていたりするところはタイヤからの跳ねる水が気になりますが、もういいでしょう。市ノ瀬からはところどころ登り返しもありますが、何とか8時間半で下山しようと漕げるところはできるだけ漕いでペースを上げました。ただ工事関係の車が入っているので、安全に端を走りましょう。
何とかぎりぎり8時間30分を切って、以前行った時に比べて1時間以上短縮でき、一応体力は落ちてなかったと安心しました。
チャリが使えてもやっぱりハードですが、山頂から一気に滑ったり、チャリでのダウンヒルはやっぱり楽しかったです。また来たいと思わせる素晴らしい山、それが白山だと思います。
ボクのこと、言ってます?
> 電動アシスト
あの時は、最初は良かったんですが、甚之助小屋にて敗退でした。あー、もうちと体力がほしー。
クマ
クマさんこんにちは!
あれ?クマさん電動アシストお持ちだったんですか?
ストイックな某Sさんと違って、私は使える動力は使う派なので(笑)、正直羨ましいです。
甚之助敗退の頃は厳しい季節だったと思いますが、今は楽しい春スキー、また是非チャレンジしてください
室堂手前より御一緒させていただいた者です。
本当に素晴らしい山日和でしたね。
山頂より素晴らしい滑り拝見させていただきました。
確かにこの時期の白山はキツくても止められませんね(笑)
コメントありがとうございます!本当に快適で最高でしたね(^_^)
また遭遇することがありそうですので、その時はよろしくお願いします(^-^)
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