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Yamareco

記録ID: 1436246
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フリークライミング
奥秩父

小川山2018その1

2018年04月21日(土) 〜 2018年04月22日(日)
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geranium その他1人
天候 快晴(真夏日)
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
快晴。朝から暑い…。
2018年04月21日 09:18撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
4/21 9:18
快晴。朝から暑い…。
小川山レイバック。朝は日陰だったけど…。
2018年04月21日 09:19撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
4/21 9:19
小川山レイバック。朝は日陰だったけど…。
もうじき陽が当たり始める。
2018年04月21日 09:19撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
4/21 9:19
もうじき陽が当たり始める。
スラブの逆襲。クソ暑い。
2018年04月21日 17:36撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
4/21 17:36
スラブの逆襲。クソ暑い。
陽が当たらなくなると、フリクションが増して登りやすくなった。
2018年04月21日 17:36撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
4/21 17:36
陽が当たらなくなると、フリクションが増して登りやすくなった。

感想

週末は奥多摩の某岩場に行く予定だったが、季節外れの真夏日になるという予報にびびっていると、だったら小川山でクレジャムじゃー!と組長が仰るので、急遽行先を変更して今シーズン初の小川山へ。

結論から言うと、小川山も暑くて昼間はほとんど岩影で昼寝していた。
雲が全くなく無風で、おまけに夏と違って木陰をつくる木の葉がないため、直射日光に晒されて、朝夕以外はとてもクライミングする気にならなかった(我々が行ったエリアの場合)。

初日はまず小川山レイバックでアップ。
二回登ったけれど、久しぶりのクラックだったためか今一つぎこちない感じ。
このルートを楽に感じるぐらいでないと、とてもクレイジージャムどころではない。
本気トライに気持ちが向かず、もっとクラックを登り込んで調子を上げてからでないとまともに勝負できない…と消極的な気持ちが芽生えてしまったため、組長共々クレイジージャムのトライはやめにした。日陰だったのにねー。

さてどうしましょうか?ということになり、ソラマメスラブへ。
以前ソラマメハングを登ったときに見てちょっと気になっていた、スラブの逆襲(5.11b)をトライすることにした。
このときは二日かけてこのルート一本で終わってしまうとは思いもよらなかった…。

三色スミレ(再登?)で改めてアップし、早速スラブの逆襲にオンサイトトライしてみたが、オブザベで核心と予想していた水平ダイクに乗るところで案の定行き詰まる。
考えていたオプションがいずれも不調に終わったため、疲れないようテンション。
全く可能性が見えなかったので、行きつ戻りつ作戦は早めに放棄した。

ハングドッグしてムーブを探ったが、さっぱり分からないので、取りあえずそこをA0して最後まで抜けてみたところ、核心以外は簡単という一手ものであることが判明。
とは言え、そこを突破できないことには話にならない。

組長もやはり同じところで行き詰まり、ハングドッグしたが、突破できず。
しかし組長の動きにヒントを見いだしたので、自分が二便目にそれを試してみたところ上手くいって、ムーブ解読に成功。
組長も同じムーブを試したら上手くいき、完登できそうな感触を得た様子。

その後三便目を出したかどうか何故か覚えていないのだが、いずれにしてもこの日は完登しないまま時間切れ終了となってしまった。
時間はたっぷりあったのだが、昼間は暑くてトライできなかった。

ということで、二日目もソラマメスラブへ。
朝一の涼しいときにお互いサクッと登って、日陰の岩場に移動しましょうと企んでいたが、例によってそうは問屋が卸さず。
結局一日同じ場所に留まることになった。

自分はまず三色スミレでアップしたが、あまりにも動きが悪いので、同じルートを二回登った。
そして、この日はまず組長からスラブの逆襲をトライ。
あっさり登ってしまいそうな雰囲気だったが、核心の水平ダイクに乗せた足が滑ってフォール。

続いて自分のトライは水平ダイクに足を乗せた後、立ち上がるとき左手に頼ってしまい、その手がすっぽ抜けてフォール。
組長の二便目ののち間を置かずに二便目を出し、今度は慎重に足で立ち上がってRPした。
その後組長が三便目のトライを失敗したところで岩に陽が当たり始めたため、昼寝タイムに突入。

昼間はずっと寝て過ごし、夕方近くになってから組長が最終便を出したが、出力が大幅に落ちており、完登ならず終了となった。
もっと条件がよくフレッシュなときにトライすれば、たぶん登れるでしょう。
引退届を提出しそうなほどヤられた河又と違い、傾斜の緩いスラブで癒され、やる気を取り戻したようだ。

あまりにも暑くてほとんど登れなかったけれど、一応成果があったので、自分にとってもまずまずの小川山シーズン始めとなった。

スラブの逆襲はリーチがないと下部もやや苦労するかもしれないが、リーチがあると労せずしてサイドガバに手が届いてしまう。
上部はガバガバなので、中間部の核心さえこなせばよいというルートだった。

核心部はリーチがあると狭くて逆にたいへんだけど、柔軟性でカバーできる。(身長180cm以上あれば、核心を飛ばせるかも?)
ムーブ強度も高くなく、休まずトライできるので中高年にぴったり。そしてお買い得。

ここまで読んで、スラブ得意な某スラバーの方が興味を持ったかもしれないが、トライすることは許されない。
何故なら、奴は一撃する恐れがあるため、俺が登れるまで触らせるな!と組長から厳命が下ったからである。

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コメント

興味津々
小川山も暑かったんですね〜
てっきりクレジャムまたはジャク豆かと思いきや、まさかのスラブ。
11bをよくRPしましたね〜さすが〜

「一手もの」「核心の後はガバガバ」そんなに誘惑されちゃったら登りたくなってしまいますね〜
某スラバーとは誰のことかは知りませんが、今週末トライしよっかな?
2018/4/24 16:19
とんでもない!
そんなことしたら、組長の逆鱗に触れますよ。
オンサイトは難しいと思いますけど、FLの可能性はありますから。

ソラマメスラブなら、奴にはソラマメハングをやらせろ!あれなら苦戦するはずだ…と仰ってました。
その名の通り、ちょいと被っているんですよねー(笑)。

よもや傾斜から逃げることはないですよね???
2018/4/24 20:35
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