大汝峰で彩雲に遭遇 白峰より
- GPS
- 09:29
- 距離
- 46.2km
- 登り
- 2,496m
- 下り
- 2,477m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は大汝峰に行ってきました。1日おきとは言えやっぱりハード…体力アップどころか逆にペースダウン。市ノ瀬までのチャリ10kmも1時間。そこから別当出合へもチャリを押すことが多くなりました。
除雪はS字カーブ手前まで進んでいて、そこからは壺足で歩きます。先行者の方はシールで歩かれていたようです。別当出合の光景は特に変わりませんが、融雪は確実に進んでいます。もちろん一本橋はそのままです。
石段はもうほとんど雪がなく普通に歩けます。そこまでは雪がありますが一部雪切れがあって、シール歩行も微妙。今回も壺足のまま行きました。
石段を過ぎると雪がたっぷりあり、早速シール歩行です。スキーを下ろして歩くとやはり軽快です。
今日のザラメ雪は滑りやすく、シールでの直登は難しくなります。直登番長ならこんな状況でも強引に直登すると思いますが(笑)
意外に天気は良好で、中飯場を過ぎたあたりで環水平アークが出ていました。ちょっ不思議な感じの空で、そのまま甚之助からエコーラインに登り詰めると、少しは高地にも慣れたのか息があまり上がらず進めました。もちろんハードなのには変わりありませんが・・・
エコーラインから御前峰を見るとようやく先行者の方の姿を発見しました。ただもう山頂に近いのでとても追いつけません。もっとも私は今日は御前峰には寄らず、そのまま大汝峰に向かいます。御前峰でお茶を濁そうか(笑)と思いましたがやはり大汝峰からの風景を見ないとと思い足を伸ばしました。
室堂からお花畑ルートの巻き道に入ると風が一気に強くなりましたが、寒くはありません。アウターなしの長袖シャツとアンダーだけで大丈夫です。
大汝峰はヒルバオ雪渓側が山頂から雪がつながっています。この雪の急斜面はシールとクトーで登りました。意外とあっという間に登れた感じです。大汝峰はこの冬初めてだったので記念撮影して、あと地獄尾根の様子を見に北側に回りました。そこで振り返ると虹色の見たこともない物体が!(後で調べたら彩雲でした)
初めてみる光景に興奮状態(笑)、幻覚かとサングラスを外してもちゃんと見えます。撮影しながら大汝峰のピークに戻り、彩雲が消えるまでずっと撮影していました。最後は色の数も減っていき、とうとう消えてしまいました。
齢51にして(笑)初めて彩雲を目撃できたのですが、大汝峰まで来てよかったと心底思いました。
さてショータイムが終わればシールを剥がしてあとは滑降です。観光新道も考えましたがルート取りに失敗しそうで、今日は黒ボコから斜面をトラバースして下山することにしました。太腿の休憩と水分補給を兼ねながらスベスベザラメ斜面を滑って行きます。甚之助あたりからは縦溝が増えてきて少し滑りにくくなりますが、まだ許容範囲でしょう。そしてあっという間に石段のところまできて、ここでシートラに切り替えます。恐怖の一本橋をクリアしたら、またスキーを履いて漕ぎながら滑って行きます。
除雪はS字カーブからだいぶ先まで進んでました。作業されている方に挨拶をして通り過ぎます。作業されている方は登山者には優しいので、ぜひ挨拶していきましょう。
チャリデポ地点までシートラでしばし歩けば、あとはチャリでのダウンヒル。先日ブレーキパッドを交換したのでブレーキがよく効き安心です。
風嵐ゲートまではなんだかんだ言ってあっという間。今日もロング山行でしたが自然のショータイムに充実感を感じられた一日でした。
さすがにハードでした
問題は次で、七倉山まで行くのは遠いです〜早く市ノ瀬まで車で入りたいです
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