愛知県民の森 〜ホソバシャクナゲを見に〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 659m
- 下り
- 651m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・三河槇原駅より徒歩10分で 【愛知県民の森】に到着 ・宿泊【愛知県民の森】内 モリトピア↓ http://www.aichi-park.or.jp/kenmin/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されたコース。道標多い。 |
写真
感想
【愛知県民の森】にある愛知県天然記念物、絶滅危惧種のホソバシャクナゲが咲いていると知って早速出かけた。
ホソバシャクナゲ(エンシュウシャクナゲともいう)は日本のシャクナゲの仲間で最も標高の低いところに生育し、東北から関東地方でよく見られるアズマシャクナゲに比べると、文字通り、葉の幅が狭いのが特徴。
新幹線に乗り豊橋駅で降り、天竜峡に向かう飯田線に乗り換え、三河槇原駅で降りる。
ここから10分程度の歩きで【愛知県民の森】に到着する。
三方を尾根に囲まれ、真ん中に川が流れているイメージの森である。
受付で配布しているパンフレットには二ヶ所の自生地が書かれており、両方とも回ることにした。
南尾根は両側が切れ込んでいるが、鉄柵などが整備されておりさほど危険ではない。尾根筋にはお目当てのホソバシャクナゲが散見され、モチツツジも彩りを添える。咲き終わったものもあるが、つぼみも数多く見られる。陽当たりの良いところは特に開花が進んでいるようだ。
天気も良く暑いが、期待通りに咲いてくれているシャクナゲを見ながらの歩きはさほど苦にはならない。
尾根筋からの眺望も良い。
南尾根展望台で一服し、暫く尾根筋を進み、国体尾根を最初の自生地に向かって下りていく途中にもホソバシャクナゲが散在する。
一旦キャンプ場に下りて、もう一ヶ所の群生地には急坂を登り返すことになるが、また見られるとなればガンガン登る。
登り詰めたところにある防火水槽あたりが自生地らしく、登山路は勿論奥の方にも大きな株がある。
つぼみだけの株、開花したものとつぼみが混在する株もたくさんあり、もう少し楽しめそうである。
我々は日帰りでも十分ではあるが、折角なので自生地二ヶ所をゆっくり巡りたくモリトピアに宿泊した。
モリトピアは開所して20年ほど経つらしいが、メンテナンスが良いせいか部屋もとても綺麗である。
当日は我々だけの貸し切りであったが、翌日は中学生のチームが100名ほど宿泊するとのことであった。
ホソバシャクナゲの全体的な印象は「乙女」の清楚さを感じるものであった。が、シャクナゲの花言葉は【威厳】だそうである。
印象とは少し違う感じではあるが、「乙女」の「威厳」とでも解釈しようか。
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