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Yamareco

記録ID: 145312
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

北稜岳

2011年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:27
距離
7.3km
登り
603m
下り
600m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道入り口までが判りずらい。上斗満の郵便局の近くの変形交差点まで行くと小さな案内板が。あとは案内板の通りに。林道に入り、鹿柵ゲートを過ぎ、もうひとつゲートがある。今は開いているが冬は閉まると聞いている。森林管理署に要確認。
コース状況/
危険箇所等
山小屋手前で倒木。枝で天井を擦るのが気にならない人は車で通れます。山頂直下から急斜面はトラロープがあるので安全。
上斗満で道が判らなくなるが、小さな看板が。案内は無いと聞いていたが、これが無ければたどり着けなかった。
2011年10月30日 09:52撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 9:52
上斗満で道が判らなくなるが、小さな看板が。案内は無いと聞いていたが、これが無ければたどり着けなかった。
林道入り口も小さな看板が。すぐに鹿柵ゲート
2011年10月30日 09:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 9:56
林道入り口も小さな看板が。すぐに鹿柵ゲート
小屋を前にして倒木。通れそうだが戻る。100m以上バックで。あとから来た人は通ったようだが。
2011年10月30日 10:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:10
小屋を前にして倒木。通れそうだが戻る。100m以上バックで。あとから来た人は通ったようだが。
退避帯に停めて出発。先客は誰もいない。
2011年10月30日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:26
退避帯に停めて出発。先客は誰もいない。
北稜岳山小屋
2011年10月30日 10:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:30
北稜岳山小屋
看板間違っていると聞いていたが、漢字は正しい。
2011年10月30日 10:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:31
看板間違っていると聞いていたが、漢字は正しい。
中も広く綺麗。外にトイレもある。
2011年10月30日 10:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:31
中も広く綺麗。外にトイレもある。
小屋から上の道を進んだら間違っていた。正しい道は入山届から左下の道へ。少し進むとこの場所まで。
2011年10月30日 10:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:35
小屋から上の道を進んだら間違っていた。正しい道は入山届から左下の道へ。少し進むとこの場所まで。
沢沿いの作業道から二股の真ん中の尾根へ。作業道だがだんだん斜度がきつくなる。
2011年10月30日 10:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 10:56
沢沿いの作業道から二股の真ん中の尾根へ。作業道だがだんだん斜度がきつくなる。
おどかしやがったエゾライチョウ。ちょっと見ずらいですが、真ん中に居ます。
2011年10月30日 11:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/30 11:23
おどかしやがったエゾライチョウ。ちょっと見ずらいですが、真ん中に居ます。
コルに突きあげる源頭部上、ガレ場だが完全に埋まっている。上部でナキウサギコール。
2011年10月30日 11:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/30 11:30
コルに突きあげる源頭部上、ガレ場だが完全に埋まっている。上部でナキウサギコール。
埋まったガレ場。
2011年10月30日 11:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 11:31
埋まったガレ場。
山頂到着。展望は無いと聞いていたが、東と北は見える。が、雲で展望は無い。
2011年10月30日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/30 11:39
山頂到着。展望は無いと聞いていたが、東と北は見える。が、雲で展望は無い。
斗満の集落が見えていたのだが、写真では写らず。晴れていれば阿寒が見えるようだ。
2011年10月30日 11:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 11:40
斗満の集落が見えていたのだが、写真では写らず。晴れていれば阿寒が見えるようだ。
東三国山方面。こっちの方が山頂っぽくて高いのに何故地図上に名前が無い?
2011年10月30日 11:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 11:40
東三国山方面。こっちの方が山頂っぽくて高いのに何故地図上に名前が無い?
山頂直下の埋まったガレ場。ナキウサギコールそれなりにあった。山頂直下急斜面でロープが付いている。
2011年10月30日 11:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 11:47
山頂直下の埋まったガレ場。ナキウサギコールそれなりにあった。山頂直下急斜面でロープが付いている。
左奥が山頂。山頂東斜面色々な所でナキウサギコール。大分下から埋まったガレ場はあるのだが、山頂下だけしかコール確認できなかった。
2011年10月30日 11:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 11:50
左奥が山頂。山頂東斜面色々な所でナキウサギコール。大分下から埋まったガレ場はあるのだが、山頂下だけしかコール確認できなかった。
これぞ倒木更新。作業道枝道沢山あるが、赤布がしっかり付いている。赤布が無ければ迷うかもしれない。
2011年10月30日 12:17撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/30 12:17
これぞ倒木更新。作業道枝道沢山あるが、赤布がしっかり付いている。赤布が無ければ迷うかもしれない。
シマリス登場
2011年10月30日 12:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 12:26
シマリス登場
登りの時はクマさんとは思わなかったが、良く見ると実の種が入っている。ちょっと古くてカビも生えだしていたのではっきりしないが、クマさんの?足跡は無し。
2011年10月30日 12:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/30 12:31
登りの時はクマさんとは思わなかったが、良く見ると実の種が入っている。ちょっと古くてカビも生えだしていたのではっきりしないが、クマさんの?足跡は無し。

感想

 楽古に行くつもりで車中泊した音更の道の駅は、もう寒いというのに結構な台数が宿泊していた。近くの車一台だけ寒いのでエンジン掛けたまま就寝。ファンの音が五月蠅くて早く起きてしまった。しかし、空は晴れていない。夕飯に続いて、すき屋で温かい朝食を食べた後広尾道に乗るが、山影は全く見えない。南の方が雲は厚い。すぐさま降りてUターン。晴れている北東を目指す。然別に近づき、山は見えるが山頂に厚い雲。南ペトウトルも考えたが、ダニ山なのでもっと雪が降ってからでも行けると止め、天気もパッとしないので、晴れたら行かないであろう北稜岳にする。
 上士幌の7イレブンで地図を印刷しようとしたが、カシミールの地図に山頂の名前が無い。山行記録を見てだいたいの当たりをつけ、新しい電子地図にしたら山小屋と登山道だけあるが、やはり山頂名が無い。とりあえず印刷して店を出たら晴れ間はもう無い。ヤル気が出ないまま芽登から足寄の山を越え、道路地図を良く見ながら大誉地から上斗満へ。途中で現在地を見失い(地図上の変形十字路が実際は変形T字路に見える)交差点で悩んでいたら、目の前に小さな北稜岳の看板が。案内は無いと聞いていたので大助かり。無かったら絶対に行けなかった。案内の通り林道に入り、延々10キロ。斜度がほとんどない綺麗な林道。隣に綺麗な川が流れている。いつまで林道と思っていたら、目の前に倒木が道をふさいでいる。その向こうに山小屋が。登山口を前にして通せんぼ。無理すれば通れたが、ここで車に傷をつけてもしょうがないとバックで退避帯まで戻り、ヤル気の出ないまま最軽量モードでTシャツで出発。
 当然登山口に先客はいない。先に綺麗な山小屋を覗く。トイレも外にあり、非常に整備された綺麗な山小屋。作業道が上下に分かれ、上を選択し出発するが、途中で無くなり、下を見ると看板が。入山届から左(下)の道が正解だった。あとは道なりに作業道を進む。所々にガレがあり、ナキウサギの生息地っぽい雰囲気はあるが、コールは無い。くまさんの痕跡に注意を払い、あったらスグにでも戻ろうと思いながら進むが、シカの足跡と糞が散在するのみ。シマリスが道を走り、エゾライチョウに脅かされ、カラの混群が上を通り過ぎる中、作業道の斜度がだんだんきつくなっていく。沢筋を離れ、古い作業道が何個も出てくるが、赤布がしっかりしているため迷うことは無い。
 作業道から登山道に変わり、埋もれたガレ場の樹林帯に入るとロープが出て急斜面になり、上部で待望のナキウサギコール。コル地形に出て左の急斜面を登ると平らな樹林帯へ。少し進むと開け山頂へ到着。展望が無いと思っていたが、東と北は開けている。看板に阿寒と知床が差されているが、折れてしまっていて正確な方向は判らず。しかし、本当に知床まで見えるのか?平らな東三国山が見えるが、ここより明らかに低い。なぜあちらの方に名前があってここには無いのだろう。そのまま下りに入る。下から変に擦れた鹿の声が聞こえ、念のため何回か叫びながら降りて行くと、山頂東斜面広い範囲でナキウサギコール。それなりに住んでいるようだ。ガレ場を確認しながら下ると下から人の声、空耳かと思ったが、しばらくすると男女二人、札幌からの人。あとからまだ来ると言う。しばらくするとあと4人。この時間でこの山に。物好きな人達も居るものだと思いながら登山口まで。あとに人が居ると思うとくまさんに対する警戒がとけ、周りの植生と鳥を楽しみながら下山。シャクナゲの木はそれなりにある。ゴゼンタチバナの葉もあるので、少しは花も咲くようだ。コケむしたガレを抱いて立つエゾマツも結構ある。山の雰囲気は東大雪や然別に似ている。もうちょっとコケむしていたら美しい森だったろう。エナガを含むカラの混群が何回も頭の上を過ぎ、山小屋登山口駐車場に着くと、倒木を潜ってなんと車6台も。札幌ナンバーに北見ナンバー、一人一台、不思議な構成のパーティーだ。
 帰りは陸別まで直接出る。上斗満は開けた酪農地帯。目の前に阿寒の山々の影が見える。陸別の奥にこんな平らな所があるなんて驚き。時間も早く、ナキウサギ関連で置戸の中山風穴まで行こうとも考えたが、道なりで行けないので中止、途中温泉もないので真っ直ぐ帰る。ナキウサギの確認ができたのでよしとしよう。

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