翁山塊二ツ森・春の花咲く登山道

2018年05月06日(日) [日帰り]

• GPS: 01:36
• 距離: 2.7km
• 登り: 314m
• 下り: 304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:15
• 合計: 1:37

13:23 スタート地点
14:09 14:24 二ツ森
15:00 ゴール地点

花に見とれるので、コースタイムは遅くなる
それくらい見事な登山道

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道347号線に「二ツ森」の看板あり

コース状況／危険箇所等

登山道は明瞭であるが、急坂のためスリップ注意

写真

登山口
やまがた百名山の標柱が新しく建てられた。

まずは牧草地をスタート
まだワラビの生育には早い、早い。

二ツ森の鞍部に来ると、燧ヶ岳を思い出す。
なんとなくそう感じて欲しい。

山頂からの景色
葉山、月山方面

山頂からの景色
船形連峰方面

山頂ジャンプ

カタクリ

ミズバショウ

キクザキイチゲ

カタクリ

ネコノメソウ

イタヤカエデ

ニリンソウ

サンカヨウ

ニリンソウ

ニリンソウロード

ニリンソウロード

スミレロード

カタクリロード

ヤマエンゴサク

カタクリロード

ミツバツチグリ

センボンヤリ

アズマギク

ショウジョウバカマ

ヤマツヅシ

ウスバサイシン

キバナイカリソウ

翁山編
クルミ平を過ぎたあたり。
避難小屋まであと少し。

翁山編
通称ハリマ小屋
この付近は積雪十分なのだけれど…

ハリマ小屋でコーヒーブレイク
特性アイスコーヒーとプチケーキ

撤退ポイント
この先は、12(10)本爪アイゼンとピッケルとを駆使しないと登下降は難しい。
滑落リスクが非常に高いため、軽アイゼンでどうにかなるレベルではないのと、ある程度のテクニックと経験がないと難しい。
全体の安全を考慮して、ここで引き返す。
今後、雪融けが進み、夏道が完全に出るまでは登頂の道のりは険しい。

感想

cafemonte

残雪の翁山にアタックしたところ、主尾根にあがる手前にある危険な残雪に阻まれて途中撤退を余技なくされた。
例年に比べて少し早い雪融けは、GWのこのタイミングには山頂への挑戦を困難なものにした。
アイゼン＆ピッケルとヘルメットを必要とするテクニカルな残雪であり、藪漕ぎも困難な状況のため、アルパインクライミングのスキルがない人には無理であろう。
よしんば登れたとして、まず安全に降りられるような状態ではなかった。

それではと、同じ山域で登山口もそれほど離れていない二ツ森へ移動。
翁山の林道でも十分なほど春の花を楽しむことができたが、二ツ森は種類も規模も段違い。
あまりの多さに驚きと興奮とを抑えきれない。

この二ツ森は、山頂に行かずとも葉山、月山の展望に恵まれる。
さらに鳥海山の姿を望むことができ、それはもう素晴らしい絶景。
翁山から期待していた神室連峰の山並は、二ツ森山頂からは望むことはできない。
それだけが残念ではあるけれど、東西南北360°の展望は、1,000m未満の里山とは思えないほど素晴らしい。

駐車場やアプローチの面からすると、多くの人にお勧めできる山ではないけれど、機会を見て一度は訪れてみて欲しい。
東北の1,000m前後の山は、非常に魅力的なところが多いと個人的には思っている。
奥羽山脈には美しい里山がたくさんある。