由布岳

2018年05月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 910m
• 下り: 892m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 1:41
• 合計: 5:57

10:43 由布岳正面登山口
12:40 12:52 マタエ
13:14 14:28 由布岳
14:30 14:45 由布岳東峰
16:40 由布岳正面登山口

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

正面登山口には無料駐車場(20~30台)と有料駐車場(60台前後)があります。
無料駐車場は観光客も使うので、運よく空くこともありますが、基本は早朝に一杯になります。有料駐車場は10:30の時点であと5台くらいは停められそうでした。

コース状況／危険箇所等

登山口〜マタエ：危険個所なし。ゆるやかでファミリーでも楽しく歩けそう。
マタエ〜西峰：鎖場が3箇所くらいあり。難しくはないけど、登山慣れしていない方には向かない
西峰〜東峰：岩場を普段から歩いている人限定。崩落個所あり。高度感はないけど上手く登るのが難しい。コースタイムより時間がかかってしまった。西峰を過ぎて10分くらいのところからザラザラの砂地があり、ここを滑らず歩くのに難儀する。また一番の鞍部あたりで1箇所ルートファインディングの必要あり。足場のない岩を登るのと崩れた土場を下るのと迷うが岩を登るのが正解。短い時間だが北ア劔岳より気を使った印象。
西峰〜マタエ：危険個所なし。ザレ箇所あるのでスリップだけ注意。ファミリーはマタエから西峰だけ登り、そのまま下山していた模様。

その他周辺情報

湯布院　すみかに宿泊。各部屋に源泉かけ流しの露天風呂があり、ゆっくり過ごせます。ご飯もとても美味。モダンな感じの宿に対し女将さんはアットホームで変にかしこまり過ぎず居心地よい。
https://yufuinsumika.jp/
石鹸が使えないが、塚原温泉はおすすめ。非常に酸っぱく苦い黄緑色のお湯は面白い。傷口にしみます(笑)
http://www.tukaharaonsen.jp/

写真

向こうのゲートは有料駐車場。
入り口に料金を受け取る係の方がいらっしゃいました。

正面登山口

お鉢周りは要注意の看板です。

最初は草原。観光客の方も歩いています。

入山です。

最初は土場でゆるやか。

要所要所に頂上までの距離が書かれています。

西登山口との合流地点です。

春なので空気は霞んでいますが、由布院の町と九重、阿蘇が見渡せます。

マタエに到着。ここで昼食休憩をとる人が多い。

マタエから西峰へ行く最初の鎖場。難しくはない。鎖なくてもいけるかな。

2番目の鎖場。赤いザックの方がいるところから左にトラバースするのが少し高度感あり。

西峰への途中でみえる東峰

岩場はそれなりに面白い。

西峰頂上！東峰より数メートル高い。

頂上からの景色もなかなかです。

西峰を降りてお鉢巡りを続けましょう。
しばらくは少し急なくらいの岩場。おおむね2本脚で下れる。
そのあと砂地の急坂を下ります。スリップ要注意で思いのほか手こずった。
写真は由布岳の核心部と思う部分。左の鞍部から東峰が手ごわい。

手前のピークを登るところから東峰までずっと岩登りです。
手前のピークを越えた鞍部で、窮する箇所が一か所ありました。
ステップがなさそうな岩を登るのと、崩れた土場を下るのと迷いましたが岩を登るのが正解です。そのそのすぐあとの岩の下りも頭使います。ここが一番難しかったかな。

東登山口との合流地点

高度感はあまりないけど、4本足で登る場面がつづきます。

結構息上がる。

東峰頂上！
ここから先は砂地のスリップだけ注意すれば簡単なルートです。

マタエを過ぎてゆるやかな登山道に戻りました。
夫のポーズはきっと由布岳をイメージしているんだと思う。

アナグマ発見！！

鹿発見！！

無事帰還

感想

nok_vir

九州登山第三弾として、岩々が魅力的な由布岳を登りました。
由布院の街から登山口までのドライブコースもとても開放的で気持ち良いです。
有料駐車場に無事駐車でき、登山開始。
マタエまではゆるやかな登りで途中から展望が開けて由布院の街や九重も見渡せます。空気が澄んでいたらもっとよかったでしょう。
マタエは鞍部になるので急に風が強く感じましたが、ここで休憩している方がたくさんいます。私たちは水休憩だけしてお鉢巡りのためまずは西峰をめざします。最初に鎖場がありますが、ここは特に問題なし。その後も岩場がつづきます。2つ目の鎖場は後半のトラバースが少し高度感ありです。頂上は360°の展望で素晴らしいです。西峰を過ぎるとやや急な岩場を下りますが、その後登山道が荒れてザラザラ砂地になった急坂を下りますとっかかりが少ないので結構神経使いました。その後は東峰まで岩場です。高度感はありませんが、北アルプスのような親切なステップがあったり金具や鎖がつけられたりしませんので、注意深くルートを確認して進みます。西峰までの岩場で怖いとか難しいとか思ったらお鉢巡りはやめたほうがいいです。全く違います。地味に精神力と体力を使い、コースタイムより遅延して東峰頂上到着。その先はファミリーでも歩ける安全(でも下山時スリップ注意)の道を下り、マタエまで降り、お昼をとって下山しました。
街から見るとカッコイイ山ですが、反対側から見ると大きく崩落していたりしています。お鉢巡りができるように地元の方が整えてくださったようです。ありがたく感謝して岩場歩きを楽しめました。