皇海山から鋸山

2018年05月11日(金) [日帰り]

• GPS: 05:03
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,033m
• 下り: 1,042m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:59

6:58 皇海橋
7:57 8:08 不動沢のコル
8:47 9:02 皇海山
9:36 9:36 不動沢のコル
10:10 10:19 鋸山
10:50 10:59 不動沢のコル
11:53 11:57 皇海橋
11:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼田インター（4：50）→利根町追貝林道入口（5：10）→皇海橋（6：30）
・時速は20Km出ていません。予想を超える悪路でした。朝一番だったようで、地上高21センチの私の車で超えられない大石6個は下車してどけました。それ以下の石も無数に落石していました。
・追貝からの南下は、最初悪路、次に舗装路、最後は悪路となります。その後進路を東にとりますが、ここからは時速10Km前後で慎重に落石を避けながらの運転となります。運転技術と最新の注意が必要です。夜や視界の悪いときの運転は危険と感じました。
・帰りは、1時間弱で追貝に戻れました。要因は、（1）慣れ　（2）他に5台の車が私の後から走ったため、より小さな石をどけてくれた事　（3）明るく視界が良かった事　と思います。
・すれ違いは帰りに1台（ジムニー）。運良くすれ違いが出来ました。場所が悪いと非常に苦労すると思います。
・根利側からも車は通れる様です。ゲートは閉まっていました。皇海橋まで最後の3Kmは歩いてきた方に伺いました。時間、道の状況はは追貝と同様とのこと。
・皇海橋先の根利へのゲートは、閉じられていました。

コース状況／危険箇所等

皇海山へのコースは、山頂直下のみ新雪のため夏道がよくわかりませんでした。それ以外は明瞭ですし、危険個所はありません。朝は、霜、帰りはそれが融けたため、よく滑りました。
鋸山は、山頂直下に固い雪がありますが、コースから外れているため問題なしです。
ザレ場、岩場の急斜面が多いので、私はヘルメットを着用しました。

その他周辺情報

沼田市　皇海山・栗原川林道情報
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sukai/index.html

追貝ルート案内
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sukai/1001819.html

写真

予備タイヤ、ジャッキを積み込みました。

5/11 5:39

大きい石は、道の端によせます。
ここは、落石はまだ少ない方です。道も最も良い状態のところです。

5/11 6:21

6回下車しました。結構力が必要です。複数人で乗車すると楽だと思います。

5/11 6:38

無事　皇海橋駐車場に到着。誰もいませんでした。

5/11 6:53

トイレ内に登山届関係の書類と書類入れ募金箱があります。
もちろん協力は惜しみません。

5/11 6:55

だそうです。私はAU　入りませんでした。

5/11 6:55

登山届を袋に入れ、出発します。

5/11 6:56

皇海橋

5/11 6:58

登山口

5/11 7:05

最初の渡渉。ここが渡渉としてはもっとも大変です。

5/11 7:24

川沿いを進みます。

5/11 7:26

コガネネコノメソウだと思います。
花は、岩・根の下に多く、行きに見る事をお勧めします。
帰りは目につきませんでした。

5/11 7:43

枯れ沢も歩きます。

5/11 7:45

徐々に傾斜がきつくなります。

5/11 7:48

本格的な沢登りとなります。水量は少ないです。

5/11 7:55

コルに向けての最後の登りです。正面は縦走路。

5/11 8:02

霜柱が凄かった。

5/11 8:05

コルに到着。

5/11 8:05

後で登る鋸山。尖っています。

5/11 8:22

主稜線を皇海山に向け登る途中、西南側が開けます。富士山から御岳、八ヶ岳、北岳も見えました。

5/11 9:21

八ヶ岳

5/11 8:35

樹林帯を登ります。

5/11 8:40

大きな岩を巻きながら登ります。

5/11 8:44

山頂直下には雪がありました。踏み跡が無いので、昨晩降ったものでしょう。約5cmです。

5/11 8:49

明治時代に奉納された青銅の剣

5/11 8:50

静寂の山頂に

5/11 8:54

山頂から日光白根山　　燧ケ岳や会津駒ヶ岳も見えていますが、撮影は難しかった。

5/11 8:55

男体山

5/11 9:19

山頂から下ったところから鋸山
鋸山に向かいます

5/11 10:02

不動沢のコルから小ピークを二つ越え、鋸山を登っています。いよいよ岩場です。前方の岩を登りますが、ここでザックをデポし、チェーンスパイクとカメラを持ち、ヘルメットを着用し進みました。

5/11 10:04

皇海山。流石百名山、堂々としています。

5/11 10:06

鋸山の山頂部分が近くなって来ました。

5/11 10:08

雪の所は避け、左の斜面から登ります。手足4本総動員です。

5/11 10:15

登頂。高所恐怖症ですが、登りは問題有りません。
360度の素晴らしい展望です。
富士山、南アルプス北部、奥秩父、八ヶ岳、蓼科山、北アルプス南部、浅間山、四阿山、妙高方面、草津までは確認出来ました。
そして、谷川岳方面、武尊山、日光白根山、男体山、赤城山ははっきり良く見えます。

5/11 10:15

なかなか険しい庚申山方面

5/11 10:18

至仏山かな

5/11 10:19

武尊山

5/11 10:19

谷川岳

5/11 10:19

仙の倉　苗場山方面

5/11 10:25

下ります。恐怖です。最初の岩場。

5/11 10:33

二番目の岩場。

5/11 10:58

無事コルへ。身に沁みます。下山します。

5/11 11:21

新緑のカラマツ林を快調に下っています。

5/11 11:29

コミヤマカタバミ　寒いのか葉が閉じています。

5/11 11:36

新緑と渓流のコラボ、鳥の囀り　　素晴らしいです。

5/11 11:39

ワチガイソウ

5/11 11:39

タチツボスミレ？

5/11 11:45

ムシカリ

5/11 11:46

苔むす岩の間を流れるゆるやかな流れ、花があったらまるで「オフィーリア」の様でした。

5/11 11:48

メアカンキンバイに似てます

5/11 11:51

ミツバオウレン

5/11 11:53

メアカンキンバイに似てます

5/11 11:59

根利へのゲートは閉じられていました。

5/11 11:59

無事駐車場に到着。六台停まっています。

5/13 8:58

帰宅してタイヤをチェックすると前輪左、交換です。
オフロードタイヤでないと厳しいですね。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

puku-f

「林道運転も登山の一部」が実感です。ある程度の悪路は予想していましたが、ここまでとは思いませんでした。しかし、この栗原川林道があるので日帰りで皇海山に登れました。感謝です。
鋸山に登り、皇海山の全貌、そして周りの山々とのつり合いを見ると、やはり皇海山は頭抜けて立派な山でした。コルまでの新緑の林、そして渓流沿いの登山道、皇海山山頂近くの深い森と苔、あまり話題にならないですが、花もたくさん咲いていました。
よい一日となりました。