矢倉沢往還その3（長津田〜海老名）

2018年05月11日(金) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 18.2km
• 登り: 86m
• 下り: 114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:55

10:25 スタート地点
10:34 10:37 片町の地蔵堂
10:52 11:08 大林寺
12:05 12:33 つくし野歩道橋附近
13:31 13:35 観音寺
13:48 14:12 下鶴間ふるさと館
14:45 14:45 鶴間駅
15:32 15:32 さがみ野踏切
16:25 16:25 望地
17:01 17:08 国分寺薬師堂
17:20 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：田園都市線／JR横浜線　長津田駅
ゴール　：小田急線／相模鉄道線　海老名駅

写真

5/11 10:34

長津田駅南口を出て左に、246に向かいます

5/11 10:36

長津田宿の東端、片町の地蔵堂からスタートです

5/11 10:37

お地蔵様の台座には「右かな川　左みぞノ口」と刻まれています。

5/11 10:40

長津田駅方面に戻ると、左側に下宿の常夜燈があります

5/11 10:48

長津田駅前を南方向に下ると大きな延命地蔵がお出迎え

5/11 10:51

大林寺仁王門です

5/11 10:55

境内にはこんな石像も。珍しいですよね

5/11 11:02

本堂裏手には、小田原北条氏の旗本岡野家歴代の墓所と初代引田天功のお墓があります

5/11 11:10

大林寺から道路を挟んだマンションの玄関先に道路に背を向けたお七稲荷がありました

5/11 11:18

街道に戻り、大石神社に上がる車道の途中には

5/11 11:19

上宿の常夜燈が移設されています

5/11 11:20

こちらが大石神社

5/11 11:24

大石神社の石段を下り、長津田小学校側に上り返すと、擁壁の下に旧道が残されていました

5/11 11:30

Nikoのパン屋さんのある三叉路を左に

5/11 11:31

お昼前なのにイートインコーナーは若い女性で満席でした

5/11 11:34

横浜田園都市病院を過ぎて

5/11 11:35

すぐの横断歩道の横の道を左へ

5/11 11:40

丘を越えて、246をくぐる地下道入口に下ります

5/11 11:43

地下道を抜け、民家の前を過ぎると、右側に小さな馬頭観音がありました

5/11 11:44

真新しい神社の角を右に回り込むように曲がると246に戻ります。私たちは通り過ぎてしまいました

5/11 12:02

246を歩道橋で右に渡ります。時間もお昼を過ぎ、近所のお蕎麦屋さんで昼食をとりました

5/11 12:35

歩道橋下に戻り、すずかけ台方面に坂を上ります

5/11 12:37

展望がひらけ丹沢の山々が見えました。富士山が見えないのが残念です

5/11 12:43

すずかけ台駅を通過

5/11 12:45

246を歩道橋で左に渡ります

5/11 12:54

246高架手前の側道に入り、さらに路地を左に入ると元文五年に建てられたという辻地蔵尊があります

5/11 13:02

街道に戻り国道16号の高架下を抜けます

5/11 13:10

大ケ谷戸のバス停横に庚申塔があります。横には最近見かけない公衆電話BOXもありました

5/11 13:13

更に進むと道路左側、少し奥まって日枝神社があります

5/11 13:14

お社の中には古い小さなお社と神輿二基が納められていました

5/11 13:16

円成寺です

5/11 13:17

ここには16才の聖徳太子の立像があるそうです

5/11 13:26

246目黒交差点手前の公園のフェンス際に安政三年のものといわれる五貫目道祖神があります

5/11 13:30

鶴瀬橋を渡り、観音寺に向かいます

5/11 13:32

観音寺には享保十年に作られた聖徳太子孝養像が安置されているそうです

5/11 13:38

国道16号を渡るとすぐに大山阿夫利神社御分霊社があります

5/11 13:43

街道際には相州鶴間村宿の碑があり、碑の両側には「是より東江戸十里・ 是より西大山七里」と刻まれています。

5/11 13:43

となりには新田義貞公鎌倉進撃路の碑。鎌倉街道上道はここを通っていたようです

5/11 13:46

交差点を越えると下鶴間ふるさと館。街道に面して高札場が復元されています

5/11 13:47

ふるさと館入口には明治時代の鶴間宿の写真があります。道の感じが変わりませんね

5/11 13:48

母屋の見学を兼ねて、少し休憩させていただきました

5/11 14:14

街道に戻るとすぐに下鶴間不動尊があります

5/11 14:19

三叉路には、俗称まんじゅう屋と呼ばれた旅籠跡

5/11 14:19

右に分かれる道を挟んで、子育て地蔵がありました

5/11 14:24

次の三叉路には厄除け地蔵。街道は左の道を進みます

5/11 14:29

5分ほど先の日枝神社の入口には、矢倉沢往還・滝沢街道の碑と風化の激しい庚申塔がありました

5/11 14:43

旧246と合流し、正面に鶴間駅前の踏切が見えてきました

5/11 14:44

街道脇には矢倉沢往還を説明した石碑があります

5/11 14:51

鶴間駅から先、国分宿まではポツリポツリと道標があるのみ

5/11 15:06

大和斎場入口にも矢倉沢往還の道標

5/11 15:10

246の高架下を抜けます

5/11 15:25

さがみ野二丁目交差点の脇には大山街道の道標です

5/11 15:32

相模鉄道本線の踏切を越えます

5/11 16:02

行く手に銀杏の木が見えてきました

5/11 16:03

銀杏の木の下には不動明王の載った石碑があります

5/11 16:04

マンションの建つ三叉路、左手に入る道は古東海道との言い伝えがあるとか。迷わず左の道を進みます

5/11 16:10

正面の森を目指して進みます

5/11 16:14

住宅地の先にある車止めの先が古東海道だそうです

5/11 16:15

森の中の細い道を進むと

5/11 16:19

木の下に古い道祖神があります

5/11 16:20

5分ほどで森を抜けると、道の右側に古東海道の説明版があります

5/11 16:25

望地の交差点まで戻り、左にユーターンするように旧街道を探ります

5/11 16:28

自治会館の入口に小さな馬頭観音があります。奥に見えるのが自治会館です

5/11 16:34

県道に戻り、目久尻橋を渡ります

5/11 16:36

川沿いに数十mほど遡ると、柵の中に石橋供養塔が建っています。見つかるかな？

5/11 16:39

県道に戻ると、伊勢山公園前交差点の中に

5/11 16:39

目久尻川に架けられた石橋の石が置かれています。関東大震災で落下したものだそうです

5/11 16:40

石橋の石の横には、史跡逆川の碑もあります

5/11 16:43

逆川碑から右に弧を描くようお地蔵様の立つ坂を上り、ピークを過ぎたあたりに石塔群があります。

5/11 16:46

手前の石碑は国分寺跡保存指定地を示すもので内務省と刻まれていました

5/11 16:51

眼下には広大な公園が広がっています

5/11 16:52

史跡相模国国分寺址です

5/11 16:55

七重塔跡には礎石が整然と並んでいました

5/11 16:59

国分寺薬師堂に向かう途中には、海老名の大ケヤキがあります

5/11 17:02

国分寺薬師堂です

5/11 17:07

薬師堂にも大山道の道標が残っていました

5/11 17:21

海老名駅入口交差点です。今日はここまで。早速打上げ場所探しです

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

前回は終盤に雨に降られ田奈までしか歩けなかったため、今回は長津田下宿口からスタート。鶴間宿から国分宿までの区間は単調な道であったが、その区間を除いては見どころも多く、楽しい街道ウォーキングを楽しむことができた。天気も上々で大山・丹沢の山々は見えていたが富士山が見えなかったのが少し残念であった。
そして、何より驚いたのは海老名の街の変貌ぶりである。半世紀以上前になるが私は父の実家に遊びに行く都度、海老名駅からバスを利用していた。その頃の海老名駅は一面畑の中の小さな駅で、見えるものはアツギタイツの工場だけ。1時間に一本来るか来ないかのバスを淋しく待っていた思い出がある。それが今や大都会。時代は変われば変わるものだと痛感する。
前回も学生時代からの変貌に驚かされた思いがあり、矢倉沢往還の旅は私にとっても歴史の旅になりそうだ。