クマネシリ岳
- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 737m
- 下り
- 742m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届もあり、案内もしっかりしてます。作業道が多いので案内通りに。 |
写真
感想
天気予報は晴れ、楽古に行くつもりだったが、広尾の天気予報は3日の方が良い。天気の良さそうなクマネシリ(本クマ)を目指す。朝、車に霜が張っていたので、融けてから登れるようにのんびり出発。置戸側から目指すも、北見から道が混んで更に遅れ、置戸まで更に時間がかかる。妙に風が強いが、道路からクマネシリ山塊の奇妙な影がくっきり見えてテンションが上がる。昨年積雪林道ギブアップで林道入り口だけ確認したが、置戸側から来ると看板が陰になって見えず、通り過ぎてしまった。長い快適な林道を進むと更に奥で登山道の看板。斜め左に入ると一転して轍の深い悪路、がまんして過ぎると広場に到着。登山届もある。当たり前だが、平日、誰もいない。
やや薄い雲が出ているため、Kissデジを置いて最軽量モード、Tシャツで出発。林道を進むと更に奥に広場。しかし、近いし崩壊気味で入ってくる意味は全くない。正面に本クマの奇妙な山頂を見ながら進むと更に広場。正面は埋もれたガレ場状になっている。案内もしっかりしていて右の作業道に入り、更に左の藪の作業道に入り登りが始まる。藪が切れると埋もれたガレ場の上の樹林帯となり、東大雪、然別山系の雰囲気の登りとなる。カラの混群が何度か横切り、どんどん斜面が急になる。尾根が近くなる頃ナキウサギコール。木々の間から西クマと大雪が見えだす。しかし、もう西クマの方が低く見える。あっちの方が高いはずと思っていたら、あとからピリベツだと判る(しかし、ピリベツの方も高いのだが)。稜線の大岩の下の急斜面をトラバースしてコルに躍り出ると意外な痩せ尾根。ギアナ高地ではなかったのか?驚きながらとりあえず東大雪方面を見るために西峰へ向かう。ハイマツとハンノキの道を抜けるとガレ場気味の西側ピークに着く。白い表大雪とおっぱい山の双峰が目の前に。ニペは西クマの陰で全く見えない。残念。ニセイカから武利武華までの連なりが綺麗に見える。すぐ下でナキウサギコール。振り返ると本クマピークの向こうにまっ平らな棚状の尾根が続き、その上に阿寒の山々が。ニペが見えないので東側の本クマピークに向かう。クマネシリ山頂は三角に尖ってちょっとだけピラミッド峰。コルのハイマツ帯でもナキウサギコール。山頂の東側は樹林帯で展望が無い。西側も縁の方が展望が良い。西クマの左からニペが顔を出す。ほとんど雪が無い。この時期としては異例。南クマの向こうは雲海。十勝に行かないで良かった。石狩も雪が無い。表大雪は白いがやはり真っ白ではない。思わぬ絶景にしばらく居たかったが、風が強く寒いので下る。少ないながらも時々するナキウサギコールを聞きながら急斜面を下って行く。稜線直下はかなりの急斜面。雪が付いていたら怖いかもしれない。稜線から下のガレ場は埋もれて目立たないが、かなり下の方まで潜在的なガレ場が存在していると想像できる。何処までナキウサギが居るかはわからない。あっと言う間に下山。時間も早いのでナキウサギ繋がりで置戸の風穴を目指す。
コメント
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行ってみたい山々なのでとても参考になりました。
こちらから見ても東大雪の雪の訪れは遅そうですね。
その後、シャフトは大丈夫でしたか?
車の調子は今のところ大丈夫です。深雪を走った時もこんな症状出たので、何か詰まったのでしょう。(ほっといて良いのか微妙ですが。)
両方とも短いので二山狙いでも行けると思います。両方とも直下が急で残雪期は結構怖いかもしれません。そして、両方とも短いですがダニの待つ藪が。
特に南クマの絶景がお勧めです。ぜひ晴れた日にどうぞ。
十勝連峰もほとんど溶けてしまったのですね。
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