また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1464426
全員に公開
ハイキング
関東

あの山の近くへ。三ツ峠【稲荷信者登拝記11】

2018年05月15日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.0km
登り
1,317m
下り
1,065m

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
1:20
合計
10:00
7:40
30
8:10
8:10
30
8:40
8:40
10
8:50
8:50
10
9:00
9:00
50
9:50
10:00
10
10:10
10:10
60
11:10
11:20
40
12:00
12:00
30
12:30
12:50
20
13:10
13:30
10
13:40
13:40
10
13:50
13:50
10
14:00
14:00
60
15:00
15:00
20
15:20
15:20
30
15:50
15:50
40
16:30
16:40
10
17:40
河口湖駅
富士急行の三つ峠駅から三つ峠山頂(開運山)に登り、河口湖駅へ下るロングコース。歩行距離は15km、高低差は1200m弱。行きも帰りも富士急行線の駅に直結でアクセスが良い。
天候 晴れ
当該地域の標高2000m付近の気温予報は10〜12℃だったが、実際は20℃近かった。
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
■行き 中央本線【大月】→富士急行【三つ峠】
■帰り 富士急行【河口湖】直結
コース状況/
危険箇所等
一部崩落箇所のみ注意が必要。水場が数箇所あり、四季楽園には飲料の自販機も設置。体力は必要だが、歩き易くバスの心配もないので分類としてはビギナー向けのコースか。グリーンセンター手前の「三つ峠案内所」に登山届け入れあり。
その他周辺情報 三つ峠グリーンセンター(食事・休憩・入浴)
河口湖駅前には飲食店多数
大月で富士急行に乗り換えて10駅。7:35、三つ峠駅着。富士登山シーズンは通勤電車並の混雑になるんだろうか。平日なので他に降りた登山者は2〜3名。
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大月で富士急行に乗り換えて10駅。7:35、三つ峠駅着。富士登山シーズンは通勤電車並の混雑になるんだろうか。平日なので他に降りた登山者は2〜3名。
今回も天気に恵まれて雲一つない晴天。ホームから望む富士山はもうすでに見たことが無いくらい大きい。旅感ある。
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今回も天気に恵まれて雲一つない晴天。ホームから望む富士山はもうすでに見たことが無いくらい大きい。旅感ある。
自分も全話視聴した。
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自分も全話視聴した。
駅を出たところに自販機があるが、缶の飲料ばかりで山には持参しにくい印象。
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駅を出たところに自販機があるが、缶の飲料ばかりで山には持参しにくい印象。
では出発。暑い。予報通りの夏日になりそう。今回も10時間程度の山行になる予定。最近始めたジョギングの効果はあるだろうか。8月の富士山登山を見据えて自分の今の体力を確かめたい。
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では出発。暑い。予報通りの夏日になりそう。今回も10時間程度の山行になる予定。最近始めたジョギングの効果はあるだろうか。8月の富士山登山を見据えて自分の今の体力を確かめたい。
線路の下を潜って北東へ。
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線路の下を潜って北東へ。
しばらくは車道を歩く。退屈だが、ちょうど正面に三つ峠が見えていて期待は高まる。道端の民家の花々も目を楽しませてくれる。
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しばらくは車道を歩く。退屈だが、ちょうど正面に三つ峠が見えていて期待は高まる。道端の民家の花々も目を楽しませてくれる。
ウォーミングアップと思って、アミノバイタルでも入れながらのんびり行きましょ。
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ウォーミングアップと思って、アミノバイタルでも入れながらのんびり行きましょ。
ここは昔からの表参道とも言える道。今に残る20程度の史跡、見所が列挙されている。
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ここは昔からの表参道とも言える道。今に残る20程度の史跡、見所が列挙されている。
道の左手に見えてきた案内所に登山届け入れがある。地図にはトイレと小さく記されている場所だ。
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道の左手に見えてきた案内所に登山届け入れがある。地図にはトイレと小さく記されている場所だ。
食事や入浴ができるグリーンセンターの案内。アニメでも寄っていたね。火曜は定休とのこと。23時とは意外に遅くまでやっているもんだ。そんな時間に立ち寄る登山者はいないだろうに。それ以外の需要があるのかな。
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食事や入浴ができるグリーンセンターの案内。アニメでも寄っていたね。火曜は定休とのこと。23時とは意外に遅くまでやっているもんだ。そんな時間に立ち寄る登山者はいないだろうに。それ以外の需要があるのかな。
清流のせせらぎが耳を叩き始めるあたりで大山祇神社に到着。ここからは沢沿いを行く。神様に入山のご挨拶をすると山に来たという感じがする。
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清流のせせらぎが耳を叩き始めるあたりで大山祇神社に到着。ここからは沢沿いを行く。神様に入山のご挨拶をすると山に来たという感じがする。
そろそろ登山道になるかなと思い、境内のベンチをお借りして準備をさせて頂いた。気温は20℃なのでエアリズムメッシュ&速乾Tの2枚で行く。
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そろそろ登山道になるかなと思い、境内のベンチをお借りして準備をさせて頂いた。気温は20℃なのでエアリズムメッシュ&速乾Tの2枚で行く。
少し行ったところで三つのピークを模したトイレ。まだ車道は続いている。先日の大雨のせいか沢の水量がすごく、車の音が聞こえないくらい。
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少し行ったところで三つのピークを模したトイレ。まだ車道は続いている。先日の大雨のせいか沢の水量がすごく、車の音が聞こえないくらい。
夏日を受けてキラキラと輝く新緑。ん〜。
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夏日を受けてキラキラと輝く新緑。ん〜。
神鈴(みすず)の滝。三つ峠をバックにした見事なロケーションだ。
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神鈴(みすず)の滝。三つ峠をバックにした見事なロケーションだ。
いこいの森、到着。ここにもトイレとベンチあり。ここまで1時間くらい歩いたので休憩。今回の行動食はカルディのトレイルミックスをジップロックに詰め替えたもの。便利でおすすめ。量もある。
いこいの森、到着。ここにもトイレとベンチあり。ここまで1時間くらい歩いたので休憩。今回の行動食はカルディのトレイルミックスをジップロックに詰め替えたもの。便利でおすすめ。量もある。
やっと登山口。なんとここまで1:10も車道を歩いてしまった。地図ではどこからが山道かは判別できないからな。しかし、神社や滝があったので気分はまぎれた。さあ本番だ。
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やっと登山口。なんとここまで1:10も車道を歩いてしまった。地図ではどこからが山道かは判別できないからな。しかし、神社や滝があったので気分はまぎれた。さあ本番だ。
山道に入るとすぐに梵字の刻まれた達磨石がある。看板に水の豊富な三つ峠が齎す水難を鎮めるために建立されたとある。確かに、さっきの沢が氾濫したりするのは想像に難くない。
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山道に入るとすぐに梵字の刻まれた達磨石がある。看板に水の豊富な三つ峠が齎す水難を鎮めるために建立されたとある。確かに、さっきの沢が氾濫したりするのは想像に難くない。
しばらくは歩き易い山道が続く。汗が止まらない。
しばらくは歩き易い山道が続く。汗が止まらない。
股のぞきに到着。あの木の股から富士山が望めるというスポットだ。ここまでに大曲りという場所があったらしいが、見逃してしまった。
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股のぞきに到着。あの木の股から富士山が望めるというスポットだ。ここまでに大曲りという場所があったらしいが、見逃してしまった。
民間信仰では「股越しに異界を覗ける」という俗信があるので、これもその類のまじない・験担ぎなんだろうと思われる。江戸時代、富士山とその一帯は仏の世界として信仰されていた。木の股を通して望むのはその世界なんだろう。
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民間信仰では「股越しに異界を覗ける」という俗信があるので、これもその類のまじない・験担ぎなんだろうと思われる。江戸時代、富士山とその一帯は仏の世界として信仰されていた。木の股を通して望むのはその世界なんだろう。
このコースにはこうして富士山の見事な大展望を楽しめるポイントが度々ある。8月にはあそこの山頂に立っているはずだ。
このコースにはこうして富士山の見事な大展望を楽しめるポイントが度々ある。8月にはあそこの山頂に立っているはずだ。
岩がゴロゴロした急坂になってきて疲労がたまる。あおいが音を上げていたのもこの辺だったっけ?
岩がゴロゴロした急坂になってきて疲労がたまる。あおいが音を上げていたのもこの辺だったっけ?
馬返し。つまりここから更に険しくなるということだね。やけにザックが重いと感じていたけど、間違えて飲料を2.5Lも持ってきたことに気付いた。流石にスポドリ3本は飽きるだろ。
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馬返し。つまりここから更に険しくなるということだね。やけにザックが重いと感じていたけど、間違えて飲料を2.5Lも持ってきたことに気付いた。流石にスポドリ3本は飽きるだろ。
巨岩がゴロゴロする急登。気温は高く日差しも厳しいが、風が出てきて汗冷えを感じる。お腹が冷たい…。やはりエアリズムメッシュじゃミレーのアレの代わりにはならないな(素材が違うし)
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巨岩がゴロゴロする急登。気温は高く日差しも厳しいが、風が出てきて汗冷えを感じる。お腹が冷たい…。やはりエアリズムメッシュじゃミレーのアレの代わりにはならないな(素材が違うし)
花が多く目を引かれる。名前は全然知らない。
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花が多く目を引かれる。名前は全然知らない。
三つ峠の中興の祖と言われる空胎上人が富士山を拝しながら眠っているお墓。ここは役の行者の開山と伝わるが、単なる箔付けだろう。実質的にはこの人がここを信仰の山として開いたと考えていいのでは。奥には八十八大師が見える。
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三つ峠の中興の祖と言われる空胎上人が富士山を拝しながら眠っているお墓。ここは役の行者の開山と伝わるが、単なる箔付けだろう。実質的にはこの人がここを信仰の山として開いたと考えていいのでは。奥には八十八大師が見える。
八十八大師。みな富士山を見つめている。
八十八大師。みな富士山を見つめている。
親不知の岩。延命地蔵菩薩・十一面観音と彫ってある。
親不知の岩。延命地蔵菩薩・十一面観音と彫ってある。
久しぶりに見えたピークは随分と近づいていた。長い急登も終わり、ややなだらかに。頂上への期待が高まる。登山口からここまで2:30。
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久しぶりに見えたピークは随分と近づいていた。長い急登も終わり、ややなだらかに。頂上への期待が高まる。登山口からここまで2:30。
アニメでも出ていた崩落箇所。のんびりファインダーを覗きながら、この鉄棒はおそらく落石で曲がったと気付いてすぐ撮影をやめた(笑
アニメでも出ていた崩落箇所。のんびりファインダーを覗きながら、この鉄棒はおそらく落石で曲がったと気付いてすぐ撮影をやめた(笑
高度感も非常にある。足元はガレ場で滑りやすく、ここだけは注意が必要。注意していても背後から落石がくれば終わり。ここは十分に事故が起こりそうな場所だ。
高度感も非常にある。足元はガレ場で滑りやすく、ここだけは注意が必要。注意していても背後から落石がくれば終わり。ここは十分に事故が起こりそうな場所だ。
湧き水が多くなってきた。壁一面を流れている水で手の汗を流した。これは気持ちがいい。
湧き水が多くなってきた。壁一面を流れている水で手の汗を流した。これは気持ちがいい。
ちょうど洗面器くらいの窪みに、飲めと言わんばかりに澄んだ水が溜まっている。これは美味しそう!地図に「水」表記はないので水質検査は入っていないようだ。自己責任でどーぞ。検査入ってたって自己責任だけどな。強制されて飲んだわけでもあるまいし。
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ちょうど洗面器くらいの窪みに、飲めと言わんばかりに澄んだ水が溜まっている。これは美味しそう!地図に「水」表記はないので水質検査は入っていないようだ。自己責任でどーぞ。検査入ってたって自己責任だけどな。強制されて飲んだわけでもあるまいし。
細い脇道に神鈴権現社との表記。お、マイナーな山神社か。是非とも参拝したい。
細い脇道に神鈴権現社との表記。お、マイナーな山神社か。是非とも参拝したい。
ひと登りしたところに広場。境内の由緒書きによると、ここにかつては総ケヤキ材の八ッ棟造りの華麗な社が建っていたそうだ。しかし肝心の「神鈴権現」とはどのような神なのかがわからない。
ひと登りしたところに広場。境内の由緒書きによると、ここにかつては総ケヤキ材の八ッ棟造りの華麗な社が建っていたそうだ。しかし肝心の「神鈴権現」とはどのような神なのかがわからない。
参拝。背後には巨石が控えている。これが御神体か?想像に過ぎないが、ひょっとしてこの大岩が「鳴る」のを「神鈴」と表現していたりるのかな。すると下の神鈴の滝とはなんだろう…?
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参拝。背後には巨石が控えている。これが御神体か?想像に過ぎないが、ひょっとしてこの大岩が「鳴る」のを「神鈴」と表現していたりるのかな。すると下の神鈴の滝とはなんだろう…?
とうとう屏風岩が見えてきた。これはすごいな。
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とうとう屏風岩が見えてきた。これはすごいな。
ここはクライミングをやる人にとっては有名な場所らしい。
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ここはクライミングをやる人にとっては有名な場所らしい。
良く見るとあちこちに鎖や輪っかがぶら下がっている。自分は集中力がないのでクライミングは考えたことはない。登ってる途中で飽きて面倒になったら死ぬ。意識的に「飽きない」ことは不可能だ。
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良く見るとあちこちに鎖や輪っかがぶら下がっている。自分は集中力がないのでクライミングは考えたことはない。登ってる途中で飽きて面倒になったら死ぬ。意識的に「飽きない」ことは不可能だ。
デポしてあるザックが見えるので誰か登っているらしいが、残念ながら姿は見えなかった。花が多い。
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デポしてあるザックが見えるので誰か登っているらしいが、残念ながら姿は見えなかった。花が多い。
駅から4:40、登山口から3:30。ハシゴの兄弟みたいな急階段を経て四季楽園に到着。あ〜疲れた。駄目だ。山頂まで行く予定だったけど、ベンチもあるし(使用料100円)ここでお昼にしよう。
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駅から4:40、登山口から3:30。ハシゴの兄弟みたいな急階段を経て四季楽園に到着。あ〜疲れた。駄目だ。山頂まで行く予定だったけど、ベンチもあるし(使用料100円)ここでお昼にしよう。
山荘前の自販機。神のお告げで2.5Lも持って来たのでいらない。
山荘前の自販機。神のお告げで2.5Lも持って来たのでいらない。
今回は茹で卵を持って来ました。コンビニ茹で卵は何故か塩味が効いている。不思議。途中の小休止でハンバーガーを食べたのでそれほど空腹感はなく、おにぎりは1つでいいか。
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今回は茹で卵を持って来ました。コンビニ茹で卵は何故か塩味が効いている。不思議。途中の小休止でハンバーガーを食べたのでそれほど空腹感はなく、おにぎりは1つでいいか。
山荘前のテラスからは屏風岩と西桂町の市街を望める。ここで2本目の500mlペットを飲み干した。
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山荘前のテラスからは屏風岩と西桂町の市街を望める。ここで2本目の500mlペットを飲み干した。
四季楽園と三つ峠山荘の両方で登山バッジが買えるが、デザインが異なるらしい。自分はこちらで購入。20分休んで山頂(開運山)へ出発。
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四季楽園と三つ峠山荘の両方で登山バッジが買えるが、デザインが異なるらしい。自分はこちらで購入。20分休んで山頂(開運山)へ出発。
四季山荘から階段を下りたところにある十字路。左手はトイレ、正面は御巣鷹山、右手が山頂(開運山)。御巣鷹山にはNHKの電波施設しかないらしいので今回はスルー。
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四季山荘から階段を下りたところにある十字路。左手はトイレ、正面は御巣鷹山、右手が山頂(開運山)。御巣鷹山にはNHKの電波施設しかないらしいので今回はスルー。
まずはトイレ。便器の水分が目当ての大きな虫がブンブン飛び回っていて、しまうのもそこそこに飛び出した。あ〜。
まずはトイレ。便器の水分が目当ての大きな虫がブンブン飛び回っていて、しまうのもそこそこに飛び出した。あ〜。
気を取り直して山頂へ。廃業した富士見荘の前を抜ける。もう日陰はなく強い日差しがギラギラと頭を押さえつけてくる。照り返しもあり、体感温度は相当なものだ。腕はとうに赤くなっている。
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気を取り直して山頂へ。廃業した富士見荘の前を抜ける。もう日陰はなく強い日差しがギラギラと頭を押さえつけてくる。照り返しもあり、体感温度は相当なものだ。腕はとうに赤くなっている。
10分ほど登るとNHKの施設が見えてくる。急な斜面に加えて足元もザレ場で登り難いったらない。
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10分ほど登るとNHKの施設が見えてくる。急な斜面に加えて足元もザレ場で登り難いったらない。
三つ峠山頂(1785m)到着。暑さもあり、中々ハードな道のりだった。夏日の明暗差でボロボロの写真。面倒くさいが、こういう時だけはHDRをしたくなる。
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三つ峠山頂(1785m)到着。暑さもあり、中々ハードな道のりだった。夏日の明暗差でボロボロの写真。面倒くさいが、こういう時だけはHDRをしたくなる。
山頂付近に雲がかかっているが、圧巻の富士山。富士山はいい加減見飽きていたが、その大きさと量感に目を見張る。どうしてこんな巨大なものがあるのか、そんな素朴な疑問が胸を突く。さすがは神の山。それ以外に言いようがない。
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山頂付近に雲がかかっているが、圧巻の富士山。富士山はいい加減見飽きていたが、その大きさと量感に目を見張る。どうしてこんな巨大なものがあるのか、そんな素朴な疑問が胸を突く。さすがは神の山。それ以外に言いようがない。
西側には同じく富士の展望台、釈迦ヶ岳を経て、南アルプスの峰々。
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西側には同じく富士の展望台、釈迦ヶ岳を経て、南アルプスの峰々。
眼下には先程休憩した四季楽園とその先の禿げ上がった展望広場が見える。やけに急登だなあと思っていたけど、10分でこんなに登ってきたのか。
眼下には先程休憩した四季楽園とその先の禿げ上がった展望広場が見える。やけに急登だなあと思っていたけど、10分でこんなに登ってきたのか。
山頂は狭くて平らな場所も少なく、食事や休憩にはあまり向かない印象。容赦なく照りつける夏日も厳しい。残念だがあまりのんびりできないぞ。日傘がほしい!下で食べて来て正解だったみたい。
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山頂は狭くて平らな場所も少なく、食事や休憩にはあまり向かない印象。容赦なく照りつける夏日も厳しい。残念だがあまりのんびりできないぞ。日傘がほしい!下で食べて来て正解だったみたい。
ではお勤めを致します。ここ歴史ある信仰の山にも稲荷大神さまの御徴が刻まれました。
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ではお勤めを致します。ここ歴史ある信仰の山にも稲荷大神さまの御徴が刻まれました。
暑さに耐えかね、逃げるように下りてきた。先程、上から眺めた展望広場から逆に山頂を見上げたところ。
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暑さに耐えかね、逃げるように下りてきた。先程、上から眺めた展望広場から逆に山頂を見上げたところ。
三つ峠山荘前。長いクライミング用のロープが目を引く。紫外線で劣化するのでは?とか余計なことを考えた。
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三つ峠山荘前。長いクライミング用のロープが目を引く。紫外線で劣化するのでは?とか余計なことを考えた。
ところで、今日は登山道でザックまで全身迷彩柄の人達と何度もすれ違っていた。どうやら自衛隊の訓練をここでやっているようだ。山の中に体育会系の掛け声が響く。みなさん丁寧に挨拶をしてくれ、登り下り関係なく道を譲ってくれる。なお、撮影は自粛。
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ところで、今日は登山道でザックまで全身迷彩柄の人達と何度もすれ違っていた。どうやら自衛隊の訓練をここでやっているようだ。山の中に体育会系の掛け声が響く。みなさん丁寧に挨拶をしてくれ、登り下り関係なく道を譲ってくれる。なお、撮影は自粛。
3ピークの1つ、木無山(1732m)に到着。展望は0。かつてはそれぞれの山頂に仏が祀られていたと記録にあるが、今では往時の様子を伺わせるものは何もない。しかし、山体そのものを仏の姿に見立てていたと仮定するなら、三つ峠自体が三尊形式の仏。なるほど、信仰の山になるわけだ。
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3ピークの1つ、木無山(1732m)に到着。展望は0。かつてはそれぞれの山頂に仏が祀られていたと記録にあるが、今では往時の様子を伺わせるものは何もない。しかし、山体そのものを仏の姿に見立てていたと仮定するなら、三つ峠自体が三尊形式の仏。なるほど、信仰の山になるわけだ。
ここから府戸尾根を辿って河口湖へ下る。山頂で大休止を入れなかったので巻いている。のんびり歩いていいな。このような変わり映えのしない景色が延々と続くが、まあ下山というのは概してこんなもん。
ここから府戸尾根を辿って河口湖へ下る。山頂で大休止を入れなかったので巻いている。のんびり歩いていいな。このような変わり映えのしない景色が延々と続くが、まあ下山というのは概してこんなもん。
樹林が切れ、送電鉄塔にて唯一の展望。ここで休憩できるかなと思っていたが、日陰がないので駄目か。
樹林が切れ、送電鉄塔にて唯一の展望。ここで休憩できるかなと思っていたが、日陰がないので駄目か。
右手にはとうとう河口湖が見えた。河口湖を渡ってくるひんやりとした風が顔を叩く。かなりの強風だ。
右手にはとうとう河口湖が見えた。河口湖を渡ってくるひんやりとした風が顔を叩く。かなりの強風だ。
いつのまにかかなり大きくなっている富士山。登山をやっていると、人間って二本の足でどこまでも歩いていけるんだなと気付く。
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いつのまにかかなり大きくなっている富士山。登山をやっていると、人間って二本の足でどこまでも歩いていけるんだなと気付く。
霜山(1301m)到着。写真の左手には、崖のような急坂の新倉山への分岐がある。膝が痛くなってきたので立ったまま小休止。あーこの痛みは初めてだな…。
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霜山(1301m)到着。写真の左手には、崖のような急坂の新倉山への分岐がある。膝が痛くなってきたので立ったまま小休止。あーこの痛みは初めてだな…。
表札が落ちてしまっているので通りすぎる所だったが、ここが「湖畔下山分岐」のようだ。
表札が落ちてしまっているので通りすぎる所だったが、ここが「湖畔下山分岐」のようだ。
「エルマーとりゅう」?
「エルマーとりゅう」?
やけに車の音が近いと思ったら林道に出た。座れそうなコンクリ壁もあるし、ここで休憩にしよう。
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やけに車の音が近いと思ったら林道に出た。座れそうなコンクリ壁もあるし、ここで休憩にしよう。
スポドリばかり3本も飲んでさすがに飽き飽きだ。普通の水がうまい!ナルゲンはやっぱ青に限るよね。オレンジとか緑じゃ、水が美味そうに見えない。
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スポドリばかり3本も飲んでさすがに飽き飽きだ。普通の水がうまい!ナルゲンはやっぱ青に限るよね。オレンジとか緑じゃ、水が美味そうに見えない。
天上山到着。ここにはカチカチ山のロープウェイで登ってきたらしい観光客がチラホラ見える。この「小御嶽神社」は富士山で仕事をする者達の安全を祈って家族が建立したものという。御祭神は磐長姫命。
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天上山到着。ここにはカチカチ山のロープウェイで登ってきたらしい観光客がチラホラ見える。この「小御嶽神社」は富士山で仕事をする者達の安全を祈って家族が建立したものという。御祭神は磐長姫命。
正面に望める富士山の山頂に祀られるのは妹神の木花開耶姫。家族の無事を願う気持ちを妹を案じる姉神に託したもののようだが、磐長姫命が美しい妹神をどのように思っていたのかは分からないのでは、なんて思った。
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正面に望める富士山の山頂に祀られるのは妹神の木花開耶姫。家族の無事を願う気持ちを妹を案じる姉神に託したもののようだが、磐長姫命が美しい妹神をどのように思っていたのかは分からないのでは、なんて思った。
観光客で溢れる天上山公園、富士見台。場違い所に迷い込んでしまったような印象。ほぼ全てが外国人観光客で、日本語は全く聞こえないのに驚いた。
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観光客で溢れる天上山公園、富士見台。場違い所に迷い込んでしまったような印象。ほぼ全てが外国人観光客で、日本語は全く聞こえないのに驚いた。
富士急ハイランドか。子供の頃に一度だけ来たっけ。
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富士急ハイランドか。子供の頃に一度だけ来たっけ。
ロープウェイは大行列だが、元々使う気はなかったので膝の痛みに耐えながら下山。河口湖の駅までは35分ほどとのこと。こちらには観光客は全くいない。
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ロープウェイは大行列だが、元々使う気はなかったので膝の痛みに耐えながら下山。河口湖の駅までは35分ほどとのこと。こちらには観光客は全くいない。
ところどころで河口湖が見えるが、あまりいい展望ではない。
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ところどころで河口湖が見えるが、あまりいい展望ではない。
何か建物の裏手に出た。神社かな?ベンチもあるのでここで休憩して下山の荷物整理をさせてもらおう。奥に休憩所とトイレもあるようだが、16時で閉まるとの貼り紙が見える。
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何か建物の裏手に出た。神社かな?ベンチもあるのでここで休憩して下山の荷物整理をさせてもらおう。奥に休憩所とトイレもあるようだが、16時で閉まるとの貼り紙が見える。
ああ〜水だ〜気持ちいい…。汗と日焼け止めでドロドロの顔と手をここで清めさせて頂く。そして賽銭箱に休憩料を入れて帰路へ。
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ああ〜水だ〜気持ちいい…。汗と日焼け止めでドロドロの顔と手をここで清めさせて頂く。そして賽銭箱に休憩料を入れて帰路へ。
ああ、護国神社だったのか。
ああ、護国神社だったのか。
ここからは街を河口湖駅まで。ヘッドライトを使う予定だったが、予定よりも早く下山できたね。
ここからは街を河口湖駅まで。ヘッドライトを使う予定だったが、予定よりも早く下山できたね。
これが河口湖駅か。絵になるなあ。駅とバスターミナルは外国人観光客でごった返している。河口湖ってそんなに人気だったのか。土産物屋が気になったが、レジが大行列しているのでパス。
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これが河口湖駅か。絵になるなあ。駅とバスターミナルは外国人観光客でごった返している。河口湖ってそんなに人気だったのか。土産物屋が気になったが、レジが大行列しているのでパス。
なんとか座ることが出来た。プロテイン入りのチョコバーを齧りながらリラックス。とても充実した山行だった。
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なんとか座ることが出来た。プロテイン入りのチョコバーを齧りながらリラックス。とても充実した山行だった。
山の神様に感謝を申し上げます
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山の神様に感謝を申し上げます
【今回の道具】前回から使っているピークデザインのキャプチャーカメラクリップだが、荷重の偏りのせいで酷い肩凝りに悩まされる。ザックのフィッティングや反対側に重量物を入れたり試行錯誤しているが、解消の兆しはない。これにフルサイズをつけたりしているのは相当に頑健な方では。
【今回の道具】前回から使っているピークデザインのキャプチャーカメラクリップだが、荷重の偏りのせいで酷い肩凝りに悩まされる。ザックのフィッティングや反対側に重量物を入れたり試行錯誤しているが、解消の兆しはない。これにフルサイズをつけたりしているのは相当に頑健な方では。

装備

MYアイテム
inaritozan
重量:-kg
個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ
備考 飲料は間違えて2.5L持ってしまった。夏日なのでたっぷり飲めてよかったが、三つ峠のようにあちこちに水場がある山の場合はあてにしてもいいかな。

感想

11回目の登拝は富士山の展望台として知られる山、三つ峠。

江戸時代は関東の霊山として富士山に次ぐ信仰を集めていたが、現在では高尾山、筑波山、御岳山ほどの存在感はない。登山ガイド本でもあまり採り上げられることがないが、数年前にアニメの舞台になってからは知名度が上昇したようだ。表参道である三つ峠駅からのコースには多くの史跡が残り、かつての賑わいを偲ばせる。

昨年登山を始めた当初から関心はあったが、低山としてはトップクラスの標高差のあるロングコースなので、体力がつき日が伸びるまではと時期を待っていた。


表参道は展望、滝、史跡、屏風岩と見所が非常に多く飽きさせないコース。これほど充実の登山道も中々ないのでは。グリーンセンターでは食事&休憩&入浴もでき、至れり尽くせり。駅から登山口まで片道1時間(往復2時間!)の車道歩きさえ我慢できれば非常に満足感が高い。

一方、下りに使った府戸尾根は変わり映えしない樹林を延々と歩く。天上山までは見所も展望もほぼない地味なコース。前回の奥多摩湖がとてもよかったので今回も期待してはるばる河口湖に足を伸ばしたものの、この辺りはそれほど展望の良いスポットではなさそうだ。もっと西側なら良かったかな。富士見台からの外国人観光客の多さにも辟易。

ただ、府戸尾根を南に歩くにつれてどんどん大きくなってくる富士山は圧巻の一言。夏の初めての富士登山に向けて気持ちが高まった。


いつもは山頂に1時間近く滞在するが、今回は暑さに耐えかね逃げるように下山。下りで良さそうな場所があれば大休止しようと思いつつ、結局天上山まで適地がなく歩き続けてしまった。終わってみれば山行10時間で休憩は1時間半程度。陣馬〜高尾縦走では10時間の内の3時間を休憩していたのだから、すごい進歩かもしれない。これはジョギング効果か。


【今回の課題】体力はついているみたいだが、休憩は確り取るべし。強行軍はよくない。そのせいかとうとう膝が痛くなったので、ザムストの膝サポ買っとこう。

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ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
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2/5
体力レベル
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