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Yamareco

記録ID: 1464522
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市北区 龍泉寺〜三上山〜八畳岩 トキソウ&ハッチョウトンボ

2018年05月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:12
距離
4.9km
登り
125m
下り
108m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:43
休憩
1:26
合計
3:09
9:30
6
龍泉寺駐車場
9:36
9:39
5
トンボ池
9:44
9:44
3
長池
9:47
9:49
4
トンボ池(2回目)
9:53
9:53
7
長池(2回目)
10:00
10:01
20
10:21
11:12
9
サギソウ湿地
11:21
11:45
2
こい岩湿地
11:47
11:47
21
上こい岩湿地
12:08
12:13
12
八畳岩
12:25
12:25
5
こい岩湿地(2回目)
12:30
12:30
4
サギソウ湿地(2回目)
12:34
12:34
5
もみじ谷湿地
12:39
ゴール地点
ハッチョウトンボやトキソウなどを観賞するコース
歩行距離5km、歩行時間1時間45分、歩行数8,100歩、消費カロリー860Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
龍泉寺の駐車場(スタート&ゴール地点)に自動車を停めました。満車の場合はさらに奥のグラウンドも使用可能のため、車は20台近く停めることができます。観察会のときには混み合うかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
 よく整備されています。雨上がりでしたが水たまりはほとんどなく、よけて歩けました。湿地周辺も木道などで歩きやすくなっています。ただし、幅15cm程の板の所もあり、一度に乗るのは3人までとの注意書きがありました。 
その他周辺情報  今回のコースの八畳岩を南に下りてすぐの所に、日本三大稲荷の一つと言われる最上(さいじょう)稲荷があります。正式名称は最上稲荷山妙教寺で、明治の神仏分離令の際、特別に神仏習合の祭祀形態が許された仏教の流れを汲む貴重な稲荷です。そのため、お寺でありながら鳥居<写真34の高さ27メートルの鳥居>をそなえ、神宮形式の本殿(霊光殿)があるなど神仏習合時代の形態を数多く残しています。
 最上稲荷の歴史は、今から1200余年前にさかのぼります。 天平勝宝4年(752)、報恩大師に孝謙天皇の病気平癒の勅命が下り、龍王山中腹の八畳岩で祈願を行いました。すると白狐に乗った最上位経王大菩薩が八畳岩<写真32〜36>に降臨…まさにパワースポットです。
01キリ
龍泉寺駐車場に自動車を停めると、出てすぐの所に咲いているのが見えました。何か所かありましたが、ここのが一番よく花が残っており、全体的な見頃は過ぎていました。
01キリ
龍泉寺駐車場に自動車を停めると、出てすぐの所に咲いているのが見えました。何か所かありましたが、ここのが一番よく花が残っており、全体的な見頃は過ぎていました。
02カキツバタ
アヤメや花菖蒲に似ています。下向きに垂れた花びらに網目模様の部分がなく、上部がめくれ上がった形をしているのが特徴です。花数は少なく、そろそろ終わりのようでした。
02カキツバタ
アヤメや花菖蒲に似ています。下向きに垂れた花びらに網目模様の部分がなく、上部がめくれ上がった形をしているのが特徴です。花数は少なく、そろそろ終わりのようでした。
03カキツバタ白花
白花は初めて見ました。こちらも花は数個しかありませんでした。
03カキツバタ白花
白花は初めて見ました。こちらも花は数個しかありませんでした。
04スイレン
日本に古来より自生しているヒツジグサは5cm程の小さな花ですが、外国から入ってきて野生化したスイレンは7〜8cm程はあります。トンボ池の水面は半分ちかくがスイレンの葉で覆われており、白い花があちらこちらに咲いていました。いったん南の長池にまわり、後でこの対岸から動画を撮りました。
04スイレン
日本に古来より自生しているヒツジグサは5cm程の小さな花ですが、外国から入ってきて野生化したスイレンは7〜8cm程はあります。トンボ池の水面は半分ちかくがスイレンの葉で覆われており、白い花があちらこちらに咲いていました。いったん南の長池にまわり、後でこの対岸から動画を撮りました。
05ニガナ
長池からトンボ池<写真04>に戻る途中の道沿いに群生していました。花びらのように見える舌状花は5〜7で、ハナニガナよりも少ないです。この北でJAL234便が飛んでいるのを動画に撮りました。
05ニガナ
長池からトンボ池<写真04>に戻る途中の道沿いに群生していました。花びらのように見える舌状花は5〜7で、ハナニガナよりも少ないです。この北でJAL234便が飛んでいるのを動画に撮りました。
06ナツハゼ
1cmに満たない小さな赤い花を多数咲かせます。秋に黒く熟した実は食べられるそうです。つぼみもたくさんあり、これからが見頃のようでした。
06ナツハゼ
1cmに満たない小さな赤い花を多数咲かせます。秋に黒く熟した実は食べられるそうです。つぼみもたくさんあり、これからが見頃のようでした。
07三上山頂上祠
標高202mの三上山(さんじょうさん)の頂上です。手前下に岡山市三角点があります。祠は調べてもよくわかりませんでしたが、電波塔建設の際に奉納された可能性があるようです。
07三上山頂上祠
標高202mの三上山(さんじょうさん)の頂上です。手前下に岡山市三角点があります。祠は調べてもよくわかりませんでしたが、電波塔建設の際に奉納された可能性があるようです。
08三上山頂上岡山市三角点
岡山市の街区三角点とは違うようです。もちろん、国土地理院の基準点などの記録にもなく、謎です。周辺にはクマバチが複数飛んでおり、しばらく入れ替わり立ち代わりついてきました。大きいだけでおとなしいハチです。
08三上山頂上岡山市三角点
岡山市の街区三角点とは違うようです。もちろん、国土地理院の基準点などの記録にもなく、謎です。周辺にはクマバチが複数飛んでおり、しばらく入れ替わり立ち代わりついてきました。大きいだけでおとなしいハチです。
09大崎八十八か所案内板
       &43番石仏
三上山<写真07、08>南には大崎八十八か所霊場があり、古墳の石室に突っ込まれた石仏を多数見ることができます。古墳マニアとしては冬場にゆっくり見たい所なので、今回はスルーしました。
09大崎八十八か所案内板
       &43番石仏
三上山<写真07、08>南には大崎八十八か所霊場があり、古墳の石室に突っ込まれた石仏を多数見ることができます。古墳マニアとしては冬場にゆっくり見たい所なので、今回はスルーしました。
10ガンピ
花の直径は2〜3mmなので、満開でも気づき難いかもしれません。この木はやっと咲き始めです。場所は忘れましたが、つぼみしかない木は2,3回見かけたように思います。ミツマタやコウゾと同じく、和紙の原料になります。
10ガンピ
花の直径は2〜3mmなので、満開でも気づき難いかもしれません。この木はやっと咲き始めです。場所は忘れましたが、つぼみしかない木は2,3回見かけたように思います。ミツマタやコウゾと同じく、和紙の原料になります。
11ヤマツツジ
直径4〜5cm程の朱色の花は遠くからでもよく目立ちます。日陰にはつぼみも多く、まだ見頃の木があちらこちらで見られました。
11ヤマツツジ
直径4〜5cm程の朱色の花は遠くからでもよく目立ちます。日陰にはつぼみも多く、まだ見頃の木があちらこちらで見られました。
12ハンミョウ
体長2cm程のきれいな昆虫です。歩いていると地面から飛び立ち、2,3m先に止まるということを繰り返すので「道教え」などとも呼ばれます。少し足を動かしたら、なぜかすぐに横道に逃げて行ってしまいました。この少し南でキリの花<写真01>に飛んできたクマバチを動画に撮りました。
1
12ハンミョウ
体長2cm程のきれいな昆虫です。歩いていると地面から飛び立ち、2,3m先に止まるということを繰り返すので「道教え」などとも呼ばれます。少し足を動かしたら、なぜかすぐに横道に逃げて行ってしまいました。この少し南でキリの花<写真01>に飛んできたクマバチを動画に撮りました。
13サギソウ湿地
8月半ばにはサギソウなどが見られます。木道の周辺に短い植物が生えており、ハッチョウトンボ<写真15、19など>がたくさんいます。
13サギソウ湿地
8月半ばにはサギソウなどが見られます。木道の周辺に短い植物が生えており、ハッチョウトンボ<写真15、19など>がたくさんいます。
14シオヤトンボ♂
羽化が早く、この時季に見られるトンボの代表です。体長は4cm程とシオカラトンボよりも小さく、腹部の先端の黒い部分が短いので見慣れるとすぐにわかります。メスは鮮やかな黄色です。
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14シオヤトンボ♂
羽化が早く、この時季に見られるトンボの代表です。体長は4cm程とシオカラトンボよりも小さく、腹部の先端の黒い部分が短いので見慣れるとすぐにわかります。メスは鮮やかな黄色です。
15ハッチョウトンボ♀
体長2cm程の小さく地味な色合いのトンボなので、見つけにくいです。午前中のほうが活発に動くようで、半径5cmの範囲をゆらゆら飛んでいたので見つけられました。動画も撮りましたが、このときにはほとんど動いてくれませんでした。
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15ハッチョウトンボ♀
体長2cm程の小さく地味な色合いのトンボなので、見つけにくいです。午前中のほうが活発に動くようで、半径5cmの範囲をゆらゆら飛んでいたので見つけられました。動画も撮りましたが、このときにはほとんど動いてくれませんでした。
16モウセンゴケ
自生しているモウセンゴケにはいくつか種類がありますが、ここで見られるのはこの1種類のみのようです。伸びた葉柄の先端に円形や三角形の葉がつきます。6月には白い花が咲くそうです。
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16モウセンゴケ
自生しているモウセンゴケにはいくつか種類がありますが、ここで見られるのはこの1種類のみのようです。伸びた葉柄の先端に円形や三角形の葉がつきます。6月には白い花が咲くそうです。
17ニホンカナヘビ
  “頭隠して尻尾隠さず⁉”
ニホントカゲよりもほっそりしており、尻尾がより長く見えます。この個体は体長20cm前後でしょうか。立派な成体でした。
17ニホンカナヘビ
  “頭隠して尻尾隠さず⁉”
ニホントカゲよりもほっそりしており、尻尾がより長く見えます。この個体は体長20cm前後でしょうか。立派な成体でした。
18羽化したての
   ハッチョウトンボ
そろそろ移動しようかと思っていたところ、「龍泉寺の自然を守る会」の方に教えていただきました。メスではないかとのことでした。この周辺で羽化することが多く、この日のような雨上がりの午前中に見られる確率が高いのだそうです。動画も撮りましたが、少しピンボケです。
1
18羽化したての
   ハッチョウトンボ
そろそろ移動しようかと思っていたところ、「龍泉寺の自然を守る会」の方に教えていただきました。メスではないかとのことでした。この周辺で羽化することが多く、この日のような雨上がりの午前中に見られる確率が高いのだそうです。動画も撮りましたが、少しピンボケです。
19ハッチョウトンボ未熟な♂
オスは成熟すると真っ赤になる<写真25,26>のでよく見つかるのですが、なぜかこの日はメス<写真15>が多く、やっと見つけたのは淡い色合いの未成熟な個体でした。動画を撮り、赤くなるまで頑張れと励ましてサギソウ湿地を後にしました。
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19ハッチョウトンボ未熟な♂
オスは成熟すると真っ赤になる<写真25,26>のでよく見つかるのですが、なぜかこの日はメス<写真15>が多く、やっと見つけたのは淡い色合いの未成熟な個体でした。動画を撮り、赤くなるまで頑張れと励ましてサギソウ湿地を後にしました。
20八大龍王大宝塔
「鬼城縁起」よれば、龍王山頂上の岩を掘って出てきた湧き水が龍王池<写真21>となったそうです。池の南側に眠っていた巨石を掘り起こし、八大龍王大宝塔として建立し、大宝塔側と龍王池側<写真21>の両方に赤鳥居を立てました。
20八大龍王大宝塔
「鬼城縁起」よれば、龍王山頂上の岩を掘って出てきた湧き水が龍王池<写真21>となったそうです。池の南側に眠っていた巨石を掘り起こし、八大龍王大宝塔として建立し、大宝塔側と龍王池側<写真21>の両方に赤鳥居を立てました。
21龍王池
八大龍王の鳥居の向こうに緑色の大きな池が広がっています。この池そのものがご神体です。「禁漁池」の看板の上にシオヤトンボ<写真14>のメスが止まっていました。
21龍王池
八大龍王の鳥居の向こうに緑色の大きな池が広がっています。この池そのものがご神体です。「禁漁池」の看板の上にシオヤトンボ<写真14>のメスが止まっていました。
22身代り地蔵お堂越しに鯉岩
お堂の裏側です。左奥に写っている鯉岩は、鯉の頭のように見えなくもありません。
22身代り地蔵お堂越しに鯉岩
お堂の裏側です。左奥に写っている鯉岩は、鯉の頭のように見えなくもありません。
23鯉岩正面
鯉岩を正面から見たのは初めてです。全く鯉には見えません。
23鯉岩正面
鯉岩を正面から見たのは初めてです。全く鯉には見えません。
24こい岩湿地トキソウ
木道沿いに2か所程小さな群生があり、つぼみもありますが予想よりも多数咲いていました。動画も撮りました。今週末の5月20日に観察会があるそうです。
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24こい岩湿地トキソウ
木道沿いに2か所程小さな群生があり、つぼみもありますが予想よりも多数咲いていました。動画も撮りました。今週末の5月20日に観察会があるそうです。
25ハッチョウトンボ♂
やっと成熟して真っ赤になったオスを見つけました。今年はGW中には真っ赤な個体が見られたそうです。例年よりもずいぶん早いような気がします。
1
25ハッチョウトンボ♂
やっと成熟して真っ赤になったオスを見つけました。今年はGW中には真っ赤な個体が見られたそうです。例年よりもずいぶん早いような気がします。
26ハッチョウトンボ♂
        背後から
シオヤトンボ♂<写真14>に追い払われながらもほぼ同じ場所に戻ってきました。6月3日には観察会が予定されています。
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26ハッチョウトンボ♂
        背後から
シオヤトンボ♂<写真14>に追い払われながらもほぼ同じ場所に戻ってきました。6月3日には観察会が予定されています。
27産卵中の
   ハッチョウトンボ♀
自分たちををめぐりバトルを繰り広げているオスを尻目に産卵しているメスが少なくとも3匹はいました。腹部の先端をちょんちょんと水面につけるようにし、すぐに葉に止まって休みます。これをせわしなく繰り返すので、動画を撮るのも大変でした。バトルの勝者にはまだ未熟なオス<写真19>もいましたが、ちゃんとメスと交尾していました。
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27産卵中の
   ハッチョウトンボ♀
自分たちををめぐりバトルを繰り広げているオスを尻目に産卵しているメスが少なくとも3匹はいました。腹部の先端をちょんちょんと水面につけるようにし、すぐに葉に止まって休みます。これをせわしなく繰り返すので、動画を撮るのも大変でした。バトルの勝者にはまだ未熟なオス<写真19>もいましたが、ちゃんとメスと交尾していました。
28龍泉寺六道地蔵
龍泉寺境内の入口です。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道すべての衆生を救済してくださるお地蔵様です。これだけおられたら必ず救われるような気がします。こい岩湿地<写真24〜27>の東側にある上こい岩湿地にもトキソウ<写真24>が少し咲いているのを見て引き返しました。
28龍泉寺六道地蔵
龍泉寺境内の入口です。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道すべての衆生を救済してくださるお地蔵様です。これだけおられたら必ず救われるような気がします。こい岩湿地<写真24〜27>の東側にある上こい岩湿地にもトキソウ<写真24>が少し咲いているのを見て引き返しました。
29タニウツギ
直径2cmちょっとの小さな花ですが、淡いピンクのかわいらしい色合いでかたまって咲くので遠目にもよくわかります。この周辺に数本あり、雨で傷んだ花もありましたが、ほぼ見頃でした。
29タニウツギ
直径2cmちょっとの小さな花ですが、淡いピンクのかわいらしい色合いでかたまって咲くので遠目にもよくわかります。この周辺に数本あり、雨で傷んだ花もありましたが、ほぼ見頃でした。
30最上稲荷境内ラジオ塔
1939年にラジオの普及のため建てられたもので、現存するのは全国で20基程度といわれています。裏に説明板が設置されており、やっと石灯籠ではないことがわかりました。去年12月24日にあった上部のスズメバチの巣らしきものや願掛けの石はすべて撤去され、周辺は立ち入り禁止になっていました。貴重なものなので大切にしましょうということでしょう。
30最上稲荷境内ラジオ塔
1939年にラジオの普及のため建てられたもので、現存するのは全国で20基程度といわれています。裏に説明板が設置されており、やっと石灯籠ではないことがわかりました。去年12月24日にあった上部のスズメバチの巣らしきものや願掛けの石はすべて撤去され、周辺は立ち入り禁止になっていました。貴重なものなので大切にしましょうということでしょう。
31中國稲荷山鋼索鉄道
       奥ノ院駅跡
1929年に開通したケーブルカーの遺構です。当時は中国地方唯一のもので、最上稲荷旧本殿である霊応殿とこことに駅がありました。これも説明板を見て初めて気づきました。
31中國稲荷山鋼索鉄道
       奥ノ院駅跡
1929年に開通したケーブルカーの遺構です。当時は中国地方唯一のもので、最上稲荷旧本殿である霊応殿とこことに駅がありました。これも説明板を見て初めて気づきました。
32八畳岩越しに展望
報恩大師のご修行によって、最上尊が降臨された霊地です。おそらく、八畳岩というのは、この足元の平たい岩を指すのでしょう。確かに、八畳程の広さがありそうです。
32八畳岩越しに展望
報恩大師のご修行によって、最上尊が降臨された霊地です。おそらく、八畳岩というのは、この足元の平たい岩を指すのでしょう。確かに、八畳程の広さがありそうです。
33八畳岩正面
題目が彫られた岩の上に祠があります。周辺にはナツハゼ<写真06>が咲いていました。
33八畳岩正面
題目が彫られた岩の上に祠があります。周辺にはナツハゼ<写真06>が咲いていました。
34八畳岩より最上稲荷大鳥居
祠の向かいにベンチがあり、そこから動画を撮りました。雨上がりですっきりした青空が広がり、最上稲荷の大鳥居や備中高松城址公園などがよく見えました。
34八畳岩より最上稲荷大鳥居
祠の向かいにベンチがあり、そこから動画を撮りました。雨上がりですっきりした青空が広がり、最上稲荷の大鳥居や備中高松城址公園などがよく見えました。
35八畳岩の岩窟
階段状の土道を下りると岩窟があります。備前四十八カ寺を開基したという報恩大師のもとに孝謙天皇の病気平癒の勅命が下り、大師はこの八畳岩の岩窟にこもって祈願を行ったとされています。
35八畳岩の岩窟
階段状の土道を下りると岩窟があります。備前四十八カ寺を開基したという報恩大師のもとに孝謙天皇の病気平癒の勅命が下り、大師はこの八畳岩の岩窟にこもって祈願を行ったとされています。
36八畳岩の岩窟内部
ちょうど人一人が入れるほどの広さです。前回(去年12月24日)と変わらず中は空っぽできれいでした。
36八畳岩の岩窟内部
ちょうど人一人が入れるほどの広さです。前回(去年12月24日)と変わらず中は空っぽできれいでした。
37コツクバネウツギ
直径2cm程の花はツクバネウツギに似ていますが、萼が2〜4枚です。この1本だけで、しっかり名札がついていました。もう1本、どこかで見かけたのですが、それはまだ咲き始めでした。
37コツクバネウツギ
直径2cm程の花はツクバネウツギに似ていますが、萼が2〜4枚です。この1本だけで、しっかり名札がついていました。もう1本、どこかで見かけたのですが、それはまだ咲き始めでした。
38ヤマサナエ♀
サナエトンボの仲間は見分けるのが難しいのですが、「龍泉寺の自然を守る会」のホームページに載っていたこの時季に見られるトンボのリストよりヤマサナエと判断しました。メスはオスより黄色っぽく、複眼もより濃い緑色です。西へと歩いていると道の南側にもみじ谷湿地があり、シオヤトンボのオス<写真14>がたくさんいました。
38ヤマサナエ♀
サナエトンボの仲間は見分けるのが難しいのですが、「龍泉寺の自然を守る会」のホームページに載っていたこの時季に見られるトンボのリストよりヤマサナエと判断しました。メスはオスより黄色っぽく、複眼もより濃い緑色です。西へと歩いていると道の南側にもみじ谷湿地があり、シオヤトンボのオス<写真14>がたくさんいました。
39ジャーマンアイリス
花菖蒲よりも乾燥を好み、畑のような場所によく咲いています。1本の茎から枝分かれしてつぼみが複数つきます。花はこれだけでした。
39ジャーマンアイリス
花菖蒲よりも乾燥を好み、畑のような場所によく咲いています。1本の茎から枝分かれしてつぼみが複数つきます。花はこれだけでした。
40サラサドウダン
真っ白なドウダンツツジや真っ赤なベニドウダンよりも少し花が大きく、庭木に用いられることもあります。明らかに植えられたもので、花はほぼ終わりでした。岡山県北部の山ではこれからが見頃です。
40サラサドウダン
真っ白なドウダンツツジや真っ赤なベニドウダンよりも少し花が大きく、庭木に用いられることもあります。明らかに植えられたもので、花はほぼ終わりでした。岡山県北部の山ではこれからが見頃です。
41ニワゼキショウ
花色は白もあり、八畳岩<写真32〜36>に行く途中で見かけたような気もします。直径2cm足らずの小さな花は珍しくはないのですが、こうして群生しているときれいです。
41ニワゼキショウ
花色は白もあり、八畳岩<写真32〜36>に行く途中で見かけたような気もします。直径2cm足らずの小さな花は珍しくはないのですが、こうして群生しているときれいです。
42「Club Viage」
    ランチバイキング
下山後、岡山県総合グラウンドの東向かいにあるリーセントカルチャーホテルのレストラン「Club Viage」(クラブヴィアージュ)でランチバイキングを楽しみました。月木は大人一人1,300円(税込み)でラッキーディです。
42「Club Viage」
    ランチバイキング
下山後、岡山県総合グラウンドの東向かいにあるリーセントカルチャーホテルのレストラン「Club Viage」(クラブヴィアージュ)でランチバイキングを楽しみました。月木は大人一人1,300円(税込み)でラッキーディです。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) タブレット eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 今回このエリアを訪れた最大の目的はハッチョウトンボの観察でした。ハッチョウトンボは日本最小(世界でも最小クラス)のトンボで、1円玉の直径(2cm)ぐらいのサイズです。岡山県では総社市のヒイゴ池湿地や和気町にある岡山県自然保護センターなど、限られた湿地でしか見ることができない貴重なトンボです。普通に歩いていたら一生お目にかからないでしょう。
 この日は羽化してからあまり日数が経過していない個体も多く、まだ真っ赤になっていないオスは見つけるのが大変でした。しかし、産卵シーン、雌をめぐっての雄同士の争いなど、めったに見られない貴重なシーンがいくつも見られました。また、たまたまお会いした「龍泉寺の自然を守る会」の方にヤゴから羽化したばかりの個体を教えていただきました。このハッチョウトンボは6月から7月初めにかけてが一番たくさん観察できるかもしれません。6月3日には観察会があるそうです。

 また、こい岩湿地では準絶滅危惧種に指定されているトキソウが開花していました。これも来週には見頃を迎えるでしょう。5月20日にはトキソウ観察会が予定されています。その他にも多種多様な花が咲いており、想像していたよりも楽しむことができました。

 この日は雨上がりの晴天で気温も上昇し、一気に初夏の陽気に戻りました。松が生えている周辺は必ずと言っていいほど、ハルゼミのジージャー、ジージャーという鳴き声が聞こえました。高い所にいるようで姿は見られませんでしたが、探すのはいい気分転換になりました。また、少し大きな鳴き声も気持ちのいい汗をかくにはうってつけのBGMでした。ハッチョウトンボ以外にも生き物は多数いるので、時季をかえて訪れるとまた違った発見があり楽しめそうです。



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