落部川を渡る橋の手前に広場(といっても2〜3台分のスペース)に駐車。さすがに寒冷な荘川の山では今、新緑始めの美しい時を迎えています
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5/12 6:34
落部川を渡る橋の手前に広場(といっても2〜3台分のスペース)に駐車。さすがに寒冷な荘川の山では今、新緑始めの美しい時を迎えています
ここまで車で入れるとずいぶん楽ができます。実は3月の終わりに別のルートで西ノ平を目指しましたが、猛烈な灌木のヤブコギに心が折れて逃げ帰っています。
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5/12 6:35
ここまで車で入れるとずいぶん楽ができます。実は3月の終わりに別のルートで西ノ平を目指しましたが、猛烈な灌木のヤブコギに心が折れて逃げ帰っています。
そのときは積雪したこの林道を国道から歩きました。行きは締まっていてツボ足でしたが、帰路は敗者を鞭打つズボリ地獄でした。今日は鼻歌で進みます。
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5/12 6:50
そのときは積雪したこの林道を国道から歩きました。行きは締まっていてツボ足でしたが、帰路は敗者を鞭打つズボリ地獄でした。今日は鼻歌で進みます。
今日は何としても登頂する決意なので、ポリシーを捨て植林の尾根を選択します。3月には下山予定だったルートです(自然林にこだわったルートは鬼のようなヤブでしたので)。
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5/12 6:56
今日は何としても登頂する決意なので、ポリシーを捨て植林の尾根を選択します。3月には下山予定だったルートです(自然林にこだわったルートは鬼のようなヤブでしたので)。
相当な急登ですが、なんとなく道がありました。それがさらにいい道と合流して順調に高度を稼ぎます。
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5/12 7:11
相当な急登ですが、なんとなく道がありました。それがさらにいい道と合流して順調に高度を稼ぎます。
やがて良い道が斜面をトラバースして離れていくと、尾根芯はボザボサしてきました。まだ問題になるほどではありませんが。
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5/12 7:24
やがて良い道が斜面をトラバースして離れていくと、尾根芯はボザボサしてきました。まだ問題になるほどではありませんが。
手入れされたスッキリとした植林地を好きなように登っていきます。
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5/12 7:32
手入れされたスッキリとした植林地を好きなように登っていきます。
右手が自然林になってきました。
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5/12 7:37
右手が自然林になってきました。
西からの主尾根に合流すると作業道らしき踏み跡が。ここに出る前に少しユズリハのヤブでした。
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5/12 7:42
西からの主尾根に合流すると作業道らしき踏み跡が。ここに出る前に少しユズリハのヤブでした。
ここから傾斜は緩み、ブナも登場です。
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5/12 7:46
ここから傾斜は緩み、ブナも登場です。
まだまだ植林優勢な道が続きます。このあたりが一番ヤブのなかった区間です。
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5/12 8:01
まだまだ植林優勢な道が続きます。このあたりが一番ヤブのなかった区間です。
真東に向かって登る尾根はだんだん痩せてきて、尾根芯では灌木のヤブや枯れた根上がり桧が行く手を阻むようになってきます。そんな時は北(左)側の獣道を使ったりして進みます。
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5/12 8:23
真東に向かって登る尾根はだんだん痩せてきて、尾根芯では灌木のヤブや枯れた根上がり桧が行く手を阻むようになってきます。そんな時は北(左)側の獣道を使ったりして進みます。
とはいえ斜面の巻きでもこんな具合になってきました。ここは我慢のしどころ。
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5/12 8:26
とはいえ斜面の巻きでもこんな具合になってきました。ここは我慢のしどころ。
尾根が北へ急カーブすると灌木のヤブはなくなり、自然林が増えてきます。足元には膝高の笹のみ。
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5/12 8:45
尾根が北へ急カーブすると灌木のヤブはなくなり、自然林が増えてきます。足元には膝高の笹のみ。
今年お初のムラサキヤシオは咲き始め。
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5/12 9:08
今年お初のムラサキヤシオは咲き始め。
1320m台地ではもう、すっかりブナ交じりの自然林。ここへは登りでは激ヤブをかわして巻いて上がりました。ここでおやつでエネルギー補給。
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5/12 9:19
1320m台地ではもう、すっかりブナ交じりの自然林。ここへは登りでは激ヤブをかわして巻いて上がりました。ここでおやつでエネルギー補給。
北を目指して進みます。足元の笹をバサバサ蹴散らしながら。このあたりはまだササの海の波打ち際といったところ。
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5/12 9:30
北を目指して進みます。足元の笹をバサバサ蹴散らしながら。このあたりはまだササの海の波打ち際といったところ。
予報に反して曇っているので新緑が冴えないのが残念です。
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5/12 9:40
予報に反して曇っているので新緑が冴えないのが残念です。
少し日差しが出てくるだけで全く美しい。基本足元には常にササ。スッキリしたところはありません。でもそれがとても心地よいヤブ感。
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5/12 9:43
少し日差しが出てくるだけで全く美しい。基本足元には常にササ。スッキリしたところはありません。でもそれがとても心地よいヤブ感。
期待を裏切らない自然林が続きます。冬に周囲の山々から眺めると、植林の多い荘川の山々の中でひときわ目立つ自然林のピークが西ノ平だと知って、どうしても登ってみたく。
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5/12 9:52
期待を裏切らない自然林が続きます。冬に周囲の山々から眺めると、植林の多い荘川の山々の中でひときわ目立つ自然林のピークが西ノ平だと知って、どうしても登ってみたく。
新緑が淡いのは新緑の早いブナの比率が低いせい。こういう多種多様な雑木林の山はこの時期は華やかです。おそらく紅葉もいいでしょうね。
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5/12 9:55
新緑が淡いのは新緑の早いブナの比率が低いせい。こういう多種多様な雑木林の山はこの時期は華やかです。おそらく紅葉もいいでしょうね。
これはミズナラでしょうか?もの凄い存在感でした。新緑の具合が抜群にちょうどいい。
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5/12 9:58
これはミズナラでしょうか?もの凄い存在感でした。新緑の具合が抜群にちょうどいい。
青空が安定してきました。そうなるとこういう写真が撮れるようになってきます。
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5/12 10:01
青空が安定してきました。そうなるとこういう写真が撮れるようになってきます。
前方のシルエットは西ノ平?いやもう少し奥かも。
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5/12 10:07
前方のシルエットは西ノ平?いやもう少し奥かも。
地形図の・1358。この雰囲気は好きです。
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5/12 10:10
地形図の・1358。この雰囲気は好きです。
なんと右手にカラマツ登場。色とりどりの緑色。
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5/12 10:12
なんと右手にカラマツ登場。色とりどりの緑色。
人工物発見。ですが、登山者のものと思われる目印の類は一切見つけられませんでした。
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5/12 10:14
人工物発見。ですが、登山者のものと思われる目印の類は一切見つけられませんでした。
鞍部へ降ります。ヤブ山ではたいがい雰囲気が良いことが多いですね。
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5/12 10:16
鞍部へ降ります。ヤブ山ではたいがい雰囲気が良いことが多いですね。
そして西ノ平を目指しての登り。どこまでも続く雑木林が美しい。
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5/12 10:20
そして西ノ平を目指しての登り。どこまでも続く雑木林が美しい。
結構笹を分けながら登っているんですが、つい手足を止めて美しさに見とれてしまう。
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5/12 10:22
結構笹を分けながら登っているんですが、つい手足を止めて美しさに見とれてしまう。
笹の密度が高くなり、背丈もなんとか顔が出るくらいまでになってきました。
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5/12 10:29
笹の密度が高くなり、背丈もなんとか顔が出るくらいまでになってきました。
ザバザバと遠浅のササの海を行く。
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5/12 10:42
ザバザバと遠浅のササの海を行く。
まるきり期待もしていない展望が木々の間から覗きます。白山でした。これが限界(笑)。
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5/12 10:46
まるきり期待もしていない展望が木々の間から覗きます。白山でした。これが限界(笑)。
南西の尾根と合流するあたり、ちょっと手強いヤブコギとなりました。後方の山友の居所が全くつかめないですが、こちらも勢い付けて漕がないと進めないので。
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5/12 10:55
南西の尾根と合流するあたり、ちょっと手強いヤブコギとなりました。後方の山友の居所が全くつかめないですが、こちらも勢い付けて漕がないと進めないので。
その手強い藪を抜けきると、いいブナ林がありました。
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5/12 11:00
その手強い藪を抜けきると、いいブナ林がありました。
ここから西ノ平までは近くて遠かった。どう見てもササの海を全力で泳がなければたどり着けないというのがわかります。
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5/12 11:03
ここから西ノ平までは近くて遠かった。どう見てもササの海を全力で泳がなければたどり着けないというのがわかります。
ここまで来て撤退の2文字はありません。意を決してササの大海原へダイブします。潜んでいる灌木の枝に何度も脛をぶつけます。
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5/12 11:08
ここまで来て撤退の2文字はありません。意を決してササの大海原へダイブします。潜んでいる灌木の枝に何度も脛をぶつけます。
時々ササが低くなると息継ぎタイム。
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5/12 11:10
時々ササが低くなると息継ぎタイム。
ササの押しつぶされた新しい倒木の上で一息つきます。ササの上には素晴らしい新緑があります。
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5/12 11:11
ササの押しつぶされた新しい倒木の上で一息つきます。ササの上には素晴らしい新緑があります。
西ノ平頂上付近は大きなブナとタムシバの花が目立っていました。
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5/12 11:18
西ノ平頂上付近は大きなブナとタムシバの花が目立っていました。
台地状の頂上一帯の様子。北へ散策してみるつもりでしたが、萎えました。
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5/12 11:22
台地状の頂上一帯の様子。北へ散策してみるつもりでしたが、萎えました。
ブナ一色という感じではありませんが、いいのがありました。でもササ濃すぎて足元まで行けない(笑)。
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5/12 11:22
ブナ一色という感じではありませんが、いいのがありました。でもササ濃すぎて足元まで行けない(笑)。
堂々の二等です。結構見つけるまで手こずりました。放置された測量のアルミスタッフがなければ発見できなかったかも。奥美濃でよく見かける黄色テープ(2〜3本巻)が見当たりませんでした。管轄外ですか?
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5/12 11:29
堂々の二等です。結構見つけるまで手こずりました。放置された測量のアルミスタッフがなければ発見できなかったかも。奥美濃でよく見かける黄色テープ(2〜3本巻)が見当たりませんでした。管轄外ですか?
新緑は気持ちいいんですが、ザックを下して休めるところが全くありません。
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5/12 11:33
新緑は気持ちいいんですが、ザックを下して休めるところが全くありません。
周り360度こんな感じでして(^^ゞ
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5/12 11:35
周り360度こんな感じでして(^^ゞ
木に登ると北アルプスの山並みが。剣岳がよくわかります。積雪期ならそこそこ展望はありそうな感じか?ただその時期だと林道歩きが長いですからねえ。
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5/12 11:39
木に登ると北アルプスの山並みが。剣岳がよくわかります。積雪期ならそこそこ展望はありそうな感じか?ただその時期だと林道歩きが長いですからねえ。
青空が安定してきました。俄然新緑も輝きます。
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5/12 11:46
青空が安定してきました。俄然新緑も輝きます。
見事なブナ。
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5/12 11:52
見事なブナ。
カエデ系は今が芽吹き始め。きれいです。
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5/12 11:54
カエデ系は今が芽吹き始め。きれいです。
ずいぶん戻ったところでササがわずかに切れたところを見つけてお昼の大休止としました。そしてまた来た道をササの海を泳いでの下山です。
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5/12 14:11
ずいぶん戻ったところでササがわずかに切れたところを見つけてお昼の大休止としました。そしてまた来た道をササの海を泳いでの下山です。
行きに気づかなかった、しっかりした作業道の入口に木彫りのフクロウ。チェーンソーでの作品でしょうか?
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5/12 15:22
行きに気づかなかった、しっかりした作業道の入口に木彫りのフクロウ。チェーンソーでの作品でしょうか?
最後は行きに目を付けておいた道をたどりましたが、じきに切れ切れとなり、沢に降り立ちこれをたどって林道へ無事着地。今日も自分的には大満足な山遊びとなったのでした。
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5/12 15:48
最後は行きに目を付けておいた道をたどりましたが、じきに切れ切れとなり、沢に降り立ちこれをたどって林道へ無事着地。今日も自分的には大満足な山遊びとなったのでした。
hermit-crabさん、こんにちは
一段と人に会いそうにないエリアでの
新緑の藪漕ぎを愉しまれたそうで何よりでした。
おそらくよほどのマニアでないと参考にできそうにないかと思われますが
今シーズン何かとお世話になりました。
いよいよアルプスシーズンってゆうことでしょうか!?
観光ハイクをしていらっしゃるお姿は想像できませんが
たまにはレコ上げてくださいね。
私も6月位からは徐々に標高上げて行こうかと思ってますよ。
higurasiさん、こんにちは。
奥美濃のヤブ山よりは登る人は少ないと思いますね。でも二等三角点なので、マニアはいるようで、ネット上にわずかながら登頂記録はあります。ただルートは我々とは違うようですが。
実に気持ちのいい新緑のヤブ浴びでした。これでサッパリです
ややっ、こちらこそhigurasiさんのレコでいつも楽しませていただいてます
観光ハイクと言っても、さすがに週末のアルプスに近寄る勇気はありませんので、それなりに人の少なそうな山を探します
面白いところを見つけたときは忘れられない程度にレコ上げるかもしれません。
またhigurasiさんのご活躍も楽しみにしていますよ
お久しぶりです。
こちらで活躍されていたんですね。
西ノ平は聞いたことがあるなあと思ったら、山岳会で28年夏に行ってました。
集合写真しか載せていないので、登ったルートが違っていました。
2等を終えた大先輩がみえるので、シリーズで企画されています。
お気に入りに登録させてもらいます。
また、どこかで
なんで分かったんだろう
ミヤマ…じゃなかった、miyamatakaさんの活躍もアチラコチラの掲示板なんかでちょいちょい目にしてますよ。
ブラックさんに引っ張られてのアラクラ〜黒津〜天狗の周回レコでも登場されてましたね。一緒におられたのはび○さんですか?
会の方も何人かヤマレコ書いて見えますよね。写真見て、あっいるいると ヤマレコはGPSのログも載せられるので、miyamatakaさんもぜひ書いてください。
只今、群馬県の某道の駅の温泉で独り宴会中 につき、スマホから簡単なレスで失礼しました。
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帰宅後、編集させていただいてます
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