仏果山〜経ヶ岳
- GPS
- 04:27
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 996m
- 下り
- 997m
コースタイム
宮ケ瀬越13:27-仏果山13:47-革籠石山14:17-
半原越14:39-経ヶ岳15:00-半原越15:30-
ふれあいの村駐車場16:43
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 稜線に一部、 倒木・崩落箇所がありロープが張られています。 |
写真
感想
寝起きが悪い祭日。天気も何となく微妙。
津久井の山から見た仏果山が何となく気になって、
登山ガイドやヤマレコでデータ検索。
うーん、午後からでも間に合いそうな。
時間は10時。考えながらも体は準備(笑)
気が付いたら車を走らせていました。
16号の渋滞にハマりながらも着いたのはお昼。
大丈夫かなあと思いつつ、冷静には机上の計算で問題ないと。
帰り道を林道に設定しているし、装備もエスケープ道も問題なし。
とにかく、登ってみました。
午後から登山のハイキングコースですが、
ペースはトレッキング。
標高差は少なめですので、ガッツリ歩く感じで進みます。
時間が押して、日没を迎える可能性もありましたので。
最悪、経ヶ岳は諦めて林道をヘッドライトで下るか、とも一応考えて。
高取山・仏果山は子供連れも多くにとてもにぎやかでした。
展望台もあるので、人気があるのでしょうね。
確かに、高尾山なんかに行くより何倍も楽しいなあ。
高尾山を否定するわけではないですが、
レジャーランド的なそれより、
本当の自然に触れて色々感じて欲しいものです。
写真には逐一収めたものの、休憩もせずにどんどん進みます。
久しぶりに、気合の入った山行となりました。
そういえば……!!! 何も食べていない!!
ま、いっか(笑)
途中の登坂で少し力が出ませんでしたが、こんなの。
富士山や北岳に比べたら何でもない。本当に何でもない。
全然平気でした。呼吸を落ち着けて、ゆっくりしっかり登ります。
かなり速いペースで、小ピークを越えていきます。
仏果山では道を間違えて登り返すハメに。
焦りが生んだ罠ですね。
気を落ち着けて、GPSの地形図とにらめっこ。
大丈夫。北岳みたいなとんでもない間違いじゃない。
直ぐに稜線に戻って経ヶ岳へ。
林道に着いて、どうにか落ち着きました。
このペースなら全然大丈夫。
気楽に構えて、経ヶ岳へ登りました。
狭い頂上ですが、眺めも良くて、気分も最高。
大山〜丹沢が目前にそびえています。
午後の薄雲に包まれて、雄大な稜線が浮き上がっています。
綺麗ですね。
丹沢の山々はいずれも、決して容易い優しい道ではありませんが、
色々なことを教えてくれる、奥の深い道だなあと感じます。
今回は特に時間に追われるように歩き詰めましたが、
そんな折、随分と色々なことを考えながら歩いていました。
日没や夜道、道迷い、崩落で足を滑らせるなどの、不安の数々。
これが煩悩というものなのか。
どんなに冷静でいるつもりでも、どんなに完璧な計画や経験があっても、
そういう思いはどんどん湧き出てきます。
丹沢の表尾根や大岳山でも、そう感じることがありました。
それがいわゆる「修験の道」なのかどうか、私には分かりませんが、
今回は特に、そう感じました。
経ヶ岳で、コンビニで買ったパンを食べました。
随分遅い朝食です(笑)
帰りは舗装の林道。何の心配もなく、戻って来れました。
時間が押した山行でも、エスケープ道や林道の確保で、
安全に下山できるということ。それもまた、
経験の成せる業かも知れません。
大した経験ではありませんが、
これまで幾つか登ってきた山々のことを思い出しながら、
単調な林道を降りました。
やっぱり、色々な山に登ってきてよかったなあ。
薄っすらと色づいた樹木を見ながら、思いました。
紅葉には、少し早かったです。今週末から来週当たりには見頃でしょう。
それもまた、次回の楽しみですね。
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