袈裟丸山(前袈裟丸山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 937m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | くもり 山頂雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂手前の急坂が雨で滑りやや危険でした。 |
その他周辺情報 | 水沼駅温泉センター JAF割で500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
天気はくもりと知りながらも、お花を見れるならと天気はあきらめて出掛けてきました。
花の時期だからさぞ駐車場も混んでるかと思いましたが、朝7時過ぎの時点では他に3台のみ。天気の影響だったのでしょうか。
駐車場の目の前の階段が登山口で、朱色のヤマツツジが満開に咲いてお出迎えしてくれていました。
階段はぐるっと続き、はじめから高度を稼ぎます。やがて階段が途切れ樹林帯の歩きになりますが、この道もまたジワジワ登ります。
しばらくして尾根の草原に出ますが、この景色がとても気持ちいい!
左側の谷が開けているので開放的で、これから向かう袈裟丸連峰がよく見えるのと、振り返ると赤城山もよく見えています。
そして早速シロヤシオが咲いていました。花の白と葉の緑が清楚な雰囲気を醸し出し、そこにだけ光が集まってきているような気さえします。
とても気持ちよく登れる道ではありますが、実は意外に傾斜がきつく息が上がります。
再び樹林帯に入ると、今度はミツバツツジのピンクが現れました。山で見るピンクのお花はなんでこんなにかわいいんでしょうか(*´ω`*)
急登の疲れも癒されます。
天気は曇りでしたが、花が太陽のかわりになったかのように輝いている山道。お花を愛でながらゆっくり登っていくと、展望台に到着しました。
ミツバツツジとシロヤシオが満開の広場で、少し休憩。展望台は梯子しかないので登らずに、キレイな花をみながら休みました。
そこからすぐのところが、賽の河原分岐でたくさんのケルンとお地蔵さんが祭られていました。ケルン広場はしばらく続き、岩だらけの光景は山の中で少し異様な雰囲気でした。
再び登りに入ると、ミツバツツジ、シロヤシオが花をつける山道に変わります。曇り空の天気が花を幻想的にうつしだしていました。
やがて視界が開けると、小丸山山頂に到着。
これから向かう前袈裟丸山からつらなる袈裟丸連峰の山並みがよく見えました。また、皇海山と庚申山も近いのかよく見えます。
今日はうっすらと雲に隠れるような日光白根山が見える限界でしたが、晴れていたらもっとよく見えて、山座同定が楽しめそうです。
一通り景色を楽しみ、先へ。急坂を下るとシェルターのような避難小屋が現れます。黄色く塗られているものの、錆びもうきなんだかおどろおどろしさを感じてしまいました。
そこから山頂下までゆるやかな草原の尾根を歩き、そこでシャクナゲを発見!
去年の天城山以来のシャクナゲ、あいかわらずぽっと咲いてかわいい♪シャクナゲのピンクが疲れを癒してくれるようでした。
そしていよいよ山頂下の急登にさしかかってきたところで、残念なことに雨が降りだします。
樹林帯なので濡れて困るほどではありませんでしたが、足下がぬかるむのが心配でした。
所々ロープもはられる中を急登ゆえにマイペースで登っていきます。
雨はだんだんと激しさを増し、急登を登りきり笹原に出た頃には山はすっかり雲の中。
冷たい雨に濡れながら、山頂へと向かいます。
山頂はもちろん、雨、風の中でした。
ゴーゴーと音を立てて風が吹き、雨も横殴り。
山の天気は下界とは違うんだと思い知らされます。
一旦大きな木の下に避難して、昼食におにぎりを頬張ります。景色もなく味気ないものでしたが、下りに備えてお腹を満たすことができました。
雨風も続くので、すぐに下山開始。雨で濡れた急坂がとにかく危険で、途中で足を滑らせ尻餅をつくは出っぱった木の根に脛を打つはと、悪戦苦闘しました。
なんとか下り終えて笹尾根にでると、雨も小降りになりました。振り返ると、前袈裟丸山の山頂付近にはガスがかかっています。まだまだ山頂の方は荒れていそうでした。
ここへきて何人かのハイカーとすれ違ったので、急坂が滑りやすいので気をつけてとお伝えしました。
小丸山を経由して、再びツツジ咲く道を写真を撮りつつ下ります。雨に濡れたツツジもまた、生き生きとしてキレイでした。
相変わらず強い風に吹かれながら、賽の河原〜ツツジ平〜草原のみちをゆっくり下山して駐車場へ。
駐車場横の水場で、雨で泥だらけのストックと靴をすすぎ、転んだときの泥を落としました。
不安定な天気の中でしたが、たくさんのお花に癒され心が晴れた山行でした。
帰りには水沼駅温泉センターにて汗を流してリフレッシュ、楽しい一日はあっという間で気分よく帰路につくことができました。
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