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Yamareco

記録ID: 1470751
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

月山・前夜の降雪で再び雪化粧

2018年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
cafemonte その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:31
距離
8.5km
登り
547m
下り
883m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
0:29
合計
4:31
9:19
42
スタート地点
10:01
10:02
64
11:06
11:24
64
12:28
12:29
31
13:00
13:01
15
13:16
13:24
26
13:50
ゴール地点
少数だったので、割とスピーディに行動できた。
天候 快晴、強風
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
月山スキー場の駐車場は500円の協力金(車種問わず、一台あたり)が必要。
この日はほぼ満車。
コース状況/
危険箇所等
牛首から月山山頂方面へは、少なくとも軽アイゼン必携。
使わずに済むこともあるけれど、必要なケースで携行していないと下山時に大変危険。
その他周辺情報 弓張平から先でミズバショウ、リュウキンカの花が車窓からでも見られる。
月山スキー場の駐車場より
月山山頂方面がキレイに見える。
そして、リフトに並ぶ人の列。
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月山スキー場の駐車場より
月山山頂方面がキレイに見える。
そして、リフトに並ぶ人の列。
月山スキー場の核心部といも言えるこの坂。
駐車場から1.5kmは歩く。
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月山スキー場の核心部といも言えるこの坂。
駐車場から1.5kmは歩く。
バブル期のスキー場なみの混雑ぶり。
リフトに乗るためにも列ができる。
10分くらい待って、やっとリフトに乗る。
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バブル期のスキー場なみの混雑ぶり。
リフトに乗るためにも列ができる。
10分くらい待って、やっとリフトに乗る。
リフト上駅を降りて。
風が強い。
風速10mは軽く超えていそうだ。
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リフト上駅を降りて。
風が強い。
風速10mは軽く超えていそうだ。
ひとまず風対策。
ひとまず風対策。
柴灯森のおかげで風は弱まる。
その分、暑くなる。
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柴灯森のおかげで風は弱まる。
その分、暑くなる。
新雪のおかけでキレイな雪の上を歩けた。
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新雪のおかけでキレイな雪の上を歩けた。
5月下旬でもこんな氷を見られた。
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5月下旬でもこんな氷を見られた。
牛首付近にスキーヤーの影。
牛首でも強風がひどいようなら撤退も考えた。
牛首付近にスキーヤーの影。
牛首でも強風がひどいようなら撤退も考えた。
牛首で出会ったスキーヤー。
興味深い用具だったので、少しお話しをする。
意気投合した。
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牛首で出会ったスキーヤー。
興味深い用具だったので、少しお話しをする。
意気投合した。
日本海
笹の上にも新雪。
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日本海
笹の上にも新雪。
月山が抱く広大な雪原と奥に朝日連峰
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月山が抱く広大な雪原と奥に朝日連峰
牛首を過ぎるとガリガリアイスバーン
新雪が積もっているおかげで、ひとまずはツボ足でも歩ける。
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牛首を過ぎるとガリガリアイスバーン
新雪が積もっているおかげで、ひとまずはツボ足でも歩ける。
ピッケルでステップを作る。
このくらいはしないと、割と危ない雪の状態。
これでツボ足でも安心して登れる。
ピッケルがないなら、軽アイゼンがあれば積極的に使いたい。
ピッケルでステップを作る。
このくらいはしないと、割と危ない雪の状態。
これでツボ足でも安心して登れる。
ピッケルがないなら、軽アイゼンがあれば積極的に使いたい。
岩と雪のミックス
岩と雪のミックス
新雪と氷とで慎重な足運びを求められる
2
新雪と氷とで慎重な足運びを求められる
鍜治小屋跡
月山神社が見えてきた。
奥には鳥海山。
※この辺りからレンズが雲ってしまった
月山神社が見えてきた。
奥には鳥海山。
※この辺りからレンズが雲ってしまった
村山葉山
だいぶ雪がとけた。
登山口までの道中は、この山の東側の斜面を眺めながら運転していた。
今は西側の斜面を眺めている。
なんだか感慨深い。
村山葉山
だいぶ雪がとけた。
登山口までの道中は、この山の東側の斜面を眺めながら運転していた。
今は西側の斜面を眺めている。
なんだか感慨深い。
小屋脇を抜ける
月山神社脇を抜ける
月山神社脇を抜ける
大雪城
スキーを担いでいたけれど、滑らず。
大雪城
スキーを担いでいたけれど、滑らず。
大峰方面
すばらしい展望。
もちろん奥には鳥海山。
大峰方面
すばらしい展望。
もちろん奥には鳥海山。
下山開始
鍜治小屋跡付近で軽アイゼン装着
鍜治小屋跡付近で軽アイゼン装着
岩と雪のミックスを歩く練習
決して簡単なことではないので、こうやってスキルを高めていって欲しい。
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岩と雪のミックスを歩く練習
決して簡単なことではないので、こうやってスキルを高めていって欲しい。
フォールラインを向いて下る練習
フォールラインを向いて下る練習
風もおさまり、日差しも増して、暑いくらい。
風もおさまり、日差しも増して、暑いくらい。
白い尾根を行く。
白い尾根を行く。
月山山頂をバックに。
月山山頂をバックに。
金姥、姥ヶ岳の展望。
この展望地は夏道はない場所なのだが、ある程度の踏み跡がある。
既に雪はない。
金姥、姥ヶ岳の展望。
この展望地は夏道はない場所なのだが、ある程度の踏み跡がある。
既に雪はない。
湯殿山神社の鳥居が見える。
湯殿山神社の鳥居が見える。
ショウジョウバカマ見つけた。
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ショウジョウバカマ見つけた。
ハクサンイチゲも見つけた。
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ハクサンイチゲも見つけた。
もっと開いたハクサンイチゲも。
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もっと開いたハクサンイチゲも。
コメバツガザクラも見つけた。
コメバツガザクラも見つけた。
姥ヶ岳へ歩を進める。
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姥ヶ岳へ歩を進める。
姥ヶ岳の雪庇。
こんなに割れている。
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こんなに割れている。
姥ヶ岳山頂。
展望は抜群。
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姥ヶ岳山頂。
展望は抜群。
月山山頂を振り返る。
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月山山頂を振り返る。
徒歩組と一緒に最後のダウンヒルを楽しむ。
3ピンのいいところは、徒歩の人ともテンポをあわせられるところだと思う。
徒歩組と一緒に最後のダウンヒルを楽しむ。
3ピンのいいところは、徒歩の人ともテンポをあわせられるところだと思う。
Tバーで上がってくるスキーヤー達.
Tバーで上がってくるスキーヤー達.
スキーヤーがいない斜面。
なんだか不思議。
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スキーヤーがいない斜面。
なんだか不思議。
月山名物のコブを目指すスキーヤー達。
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月山名物のコブを目指すスキーヤー達。
そしてリフト待ちの長蛇の列。
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そしてリフト待ちの長蛇の列。
コブ斜面を振り返る。
私は滑ってはいない。
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コブ斜面を振り返る。
私は滑ってはいない。
無事、下山。
ただいま〜
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無事、下山。
ただいま〜

感想

残雪登山の締めくくりで、月山を案内した。
朝のうちは風が強かったけれど、時間とともに風も弱まり、下山時は快適そのものの天候となった。
前夜の降雪で、しまった雪の上に数センチの新雪。
この時期の新雪は、滑るに適した雪質ではないけれど、この雪のおかげで歩くのはむしろ楽だったと思う。
特に、牛首から先の急斜面では、アイスバーンの上にこの新雪があったおかげで、割とグリップがきいた。
しかし、雪の層が薄いところもあり、そうした場所では少なくとも軽アイゼンを使用するか、ピッケルなどでステップを刻む必要がある。
特に、下りでこの雪質のままであれば、そうした道具なしでは大変危険であり、万が一滑落した場合、かなりの距離を滑り落ちることになる。
無傷では済まないだろう。
安全は装備品の充実と確かな判断から。

月山山頂から北へ目を向けると飛び込んでくる鳥海山の勇姿。
全方位に優れた山岳展望を持つ月山山頂。
その山頂からの景色に感動し、涙した同行者。
ピュアな心の持ち主だと思う。
私は、景色の素晴らしさに感動して涙したことはない。
素直に美しいと思うことはあるし、感動もする。
もう少し純粋な感動を味わえるよう、感性も磨きたい。
そして、こうした感動のお手伝いができたことは、喜ばしいことであるし、こうした仕事をしていることを誇りに思う。

スキーをする気がなかったわけではないけれど、ガイド山行であることを考慮して歩くつもりではいた。
でも、ガイドはパートナーと2名体制であもるし、滑りを見たいとのリクエストもあったので、登りはずっと担いで一緒に歩いた。
こうした時、スコットのエクスカーションやスカルパのT4といった柔らかいプラブーツは重宝する。
ある程度技術は必要ではあるが、登山靴と変わらぬ足運びで一緒に歩くことができる。
牛首上部からダウンヒル。
細板と3ピンの組み合わせでも、それなりに快適な滑りができた。
決して上手ではないけれど。
これでスキーも滑り納めにするつもりはなく、もう一回行くことにした。

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