月山・前夜の降雪で再び雪化粧
- GPS
- 04:31
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 547m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 快晴、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日はほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
牛首から月山山頂方面へは、少なくとも軽アイゼン必携。 使わずに済むこともあるけれど、必要なケースで携行していないと下山時に大変危険。 |
その他周辺情報 | 弓張平から先でミズバショウ、リュウキンカの花が車窓からでも見られる。 |
写真
感想
残雪登山の締めくくりで、月山を案内した。
朝のうちは風が強かったけれど、時間とともに風も弱まり、下山時は快適そのものの天候となった。
前夜の降雪で、しまった雪の上に数センチの新雪。
この時期の新雪は、滑るに適した雪質ではないけれど、この雪のおかげで歩くのはむしろ楽だったと思う。
特に、牛首から先の急斜面では、アイスバーンの上にこの新雪があったおかげで、割とグリップがきいた。
しかし、雪の層が薄いところもあり、そうした場所では少なくとも軽アイゼンを使用するか、ピッケルなどでステップを刻む必要がある。
特に、下りでこの雪質のままであれば、そうした道具なしでは大変危険であり、万が一滑落した場合、かなりの距離を滑り落ちることになる。
無傷では済まないだろう。
安全は装備品の充実と確かな判断から。
月山山頂から北へ目を向けると飛び込んでくる鳥海山の勇姿。
全方位に優れた山岳展望を持つ月山山頂。
その山頂からの景色に感動し、涙した同行者。
ピュアな心の持ち主だと思う。
私は、景色の素晴らしさに感動して涙したことはない。
素直に美しいと思うことはあるし、感動もする。
もう少し純粋な感動を味わえるよう、感性も磨きたい。
そして、こうした感動のお手伝いができたことは、喜ばしいことであるし、こうした仕事をしていることを誇りに思う。
スキーをする気がなかったわけではないけれど、ガイド山行であることを考慮して歩くつもりではいた。
でも、ガイドはパートナーと2名体制であもるし、滑りを見たいとのリクエストもあったので、登りはずっと担いで一緒に歩いた。
こうした時、スコットのエクスカーションやスカルパのT4といった柔らかいプラブーツは重宝する。
ある程度技術は必要ではあるが、登山靴と変わらぬ足運びで一緒に歩くことができる。
牛首上部からダウンヒル。
細板と3ピンの組み合わせでも、それなりに快適な滑りができた。
決して上手ではないけれど。
これでスキーも滑り納めにするつもりはなく、もう一回行くことにした。
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