また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1484643
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

金峰山旧表参道と国師ヶ岳烏ノ尾根

2018年05月26日(土) 〜 2018年05月27日(日)
 - 拍手
Satoshi884 その他2人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
30:39
距離
34.3km
登り
2,119m
下り
3,119m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:40
休憩
0:51
合計
7:31
7:34
22
7:56
7:57
63
9:00
9:00
29
桜沢
10:00
10:07
33
荒川渡渉点
10:40
10:51
8
10:59
10:59
19
11:18
11:24
11
11:35
11:45
67
2170m付近
12:52
12:53
20
13:13
13:15
25
13:40
13:40
25
鉄山
14:05
14:17
22
14:39
14:39
26
15:05
2日目
山行
7:59
休憩
1:38
合計
9:37
4:30
15
大弛峠
4:45
4:47
18
5:05
5:06
3
5:09
5:09
5
5:14
5:19
6
5:25
5:26
5
5:31
5:43
22
6:05
6:05
15
2511mピーク
6:20
6:23
36
6:59
7:11
22
7:33
7:34
28
8:02
8:04
11
8:15
8:16
35
8:51
8:51
27
9:18
9:34
10
10:30
10:40
20
1705mピーク
11:00
11:00
24
11:24
11:25
11
11:36
11:38
15
11:53
12:05
21
12:26
12:27
18
12:45
12:56
71
14:07
道の駅
天候 5/26 晴れ後曇り、5/27 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
塩山駅に前泊し、タクシーで柳平ゲート前まで移動し、入山
コース状況/
危険箇所等
金峰山南稜(旧表参道)はトレースが不明瞭(ピンクテープはある)で、荒川の渡渉点は水量が多いと渡りにくい。また、御室小屋上部の岩場が少し注意が必要。
金峰山から北奥仙丈岳は人がよく入っているので特に問題なし。
北奥仙丈ケ岳からゴトメキまでの石楠花新道はルートはあるものの倒木が多くトレースも不明瞭。
ゴトメキから道の駅までの烏ノ尾根は、かつての道標が所々にあるもののトレースやピンクテープはなく、完全なバリエーションルート。道の駅に至る林道(古いコンクリで非常に不明瞭)へ降りる箇所が荒れた竹林になっており、沢沿いに笹薮を漕いで出る必要がある。
ロープは使わなかったものの行き帰りとも読図や藪漕ぎになれた人でないと難しい。
その他周辺情報 下山後は、花かげの湯で入浴、その横のはくさいという飲食店で食事
柳平ゲート
ゲートオープン前の5月はここから歩きです
2018年05月26日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 7:31
柳平ゲート
ゲートオープン前の5月はここから歩きです
ひたすら林道歩き
でも鳥のさえずりを聴きながらの歩きは気持ちいい
2018年05月26日 08:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 8:06
ひたすら林道歩き
でも鳥のさえずりを聴きながらの歩きは気持ちいい
ツチグリ?の花
2018年05月26日 08:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 8:07
ツチグリ?の花
五丈岩が見えました
2018年05月26日 09:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 9:13
五丈岩が見えました
アコウ平
平の割にめちゃくちゃ狭い
2018年05月26日 09:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 9:35
アコウ平
平の割にめちゃくちゃ狭い
昔の林道跡
最近人が歩いた感じはあまりしない
2018年05月26日 09:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 9:49
昔の林道跡
最近人が歩いた感じはあまりしない
石楠花がちょうど見頃
2018年05月26日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 10:02
石楠花がちょうど見頃
荒川の渡渉点
水量が結構あり、ジャンプして何とか濡れずに渡れた
2018年05月26日 10:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 10:11
荒川の渡渉点
水量が結構あり、ジャンプして何とか濡れずに渡れた
御堂川
枯沢だが、地図に出ていない支流がたくさんあり、目的の中間尾根入口がわかりにくい
結局、ピンクテープについて行き発見
2018年05月26日 10:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 10:35
御堂川
枯沢だが、地図に出ていない支流がたくさんあり、目的の中間尾根入口がわかりにくい
結局、ピンクテープについて行き発見
御室小屋跡
ちょうど奥に五丈岩が見えた
かつての表参道に納得
2018年05月26日 10:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 10:44
御室小屋跡
ちょうど奥に五丈岩が見えた
かつての表参道に納得
石楠花の蕾
2018年05月26日 11:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 11:00
石楠花の蕾
鎖場
持ち手がほとんどなく不安定で結構な高度感
2018年05月26日 11:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 11:04
鎖場
持ち手がほとんどなく不安定で結構な高度感
雨の日は通りたくない
2018年05月26日 11:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 11:05
雨の日は通りたくない
イワカガミ
2018年05月26日 11:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 11:10
イワカガミ
地衣類がフサフサ
2018年05月26日 11:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 11:10
地衣類がフサフサ
破線ルートの割にハシゴはしっかりしていました
2018年05月26日 11:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 11:22
破線ルートの割にハシゴはしっかりしていました
弁慶の片手回し岩
近くで見ると結構でかい
2018年05月26日 11:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 11:26
弁慶の片手回し岩
近くで見ると結構でかい
結構急登だが、なかなかの眺め
2018年05月26日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 12:19
結構急登だが、なかなかの眺め
目の前に五丈岩を拝みながら、登るとはさすが表参道です
2018年05月26日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 12:32
目の前に五丈岩を拝みながら、登るとはさすが表参道です
ここから翌日降りる長大尾根が一望できました
右奥の霞んでる辺りまで降ります
2018年05月26日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 12:34
ここから翌日降りる長大尾根が一望できました
右奥の霞んでる辺りまで降ります
まだ桜が!
2018年05月26日 12:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 12:47
まだ桜が!
五丈岩直下に到着!
2018年05月26日 12:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 12:54
五丈岩直下に到着!
上は多くの人で賑わってました
2018年05月26日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 13:16
上は多くの人で賑わってました
記念撮影
2018年05月26日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/26 13:19
記念撮影
瑞牆山
2018年05月26日 13:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 13:20
瑞牆山
大弛峠を目指します
鉄山通過
2018年05月26日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 13:46
大弛峠を目指します
鉄山通過
立枯れがまたいい味出してます
2018年05月26日 13:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 13:56
立枯れがまたいい味出してます
朝日峠
2018年05月26日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 14:44
朝日峠
雨にも当たらず、無事大弛峠到着
一先ずお疲れ様です
2018年05月26日 15:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/26 15:13
雨にも当たらず、無事大弛峠到着
一先ずお疲れ様です
おでん
2018年05月26日 17:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 17:13
おでん

美味でした
2018年05月26日 17:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/26 17:29

美味でした
夜に雨、霰が降りましたが、翌朝は晴れでいい天気
2018年05月27日 04:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 4:36
夜に雨、霰が降りましたが、翌朝は晴れでいい天気
朝焼けの金峰山
2018年05月27日 04:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 4:44
朝焼けの金峰山
夢の庭園
前来た時は冬だったのでスルーしたけど
2018年05月27日 04:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 4:44
夢の庭園
前来た時は冬だったのでスルーしたけど
こんなにいい眺めのとこだったとは
2018年05月27日 04:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 4:45
こんなにいい眺めのとこだったとは
雲海がいいですね
2018年05月27日 04:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 4:47
雲海がいいですね
北奥千丈岳
2018年05月27日 05:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 5:09
北奥千丈岳
前国師
2018年05月27日 05:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 5:11
前国師
国師ヶ岳と富士山
2018年05月27日 05:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 5:20
国師ヶ岳と富士山
もうオウレンが咲いてました
今年は色々早いです
2018年05月27日 05:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 5:28
もうオウレンが咲いてました
今年は色々早いです
北奥千丈岳までのルートにわずかに雪が残ってました
2018年05月27日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 5:33
北奥千丈岳までのルートにわずかに雪が残ってました
北奥千丈岳
朝は風があって意外と寒い
2018年05月27日 05:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 5:35
北奥千丈岳
朝は風があって意外と寒い
記念撮影
2018年05月27日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 5:48
記念撮影
奥千丈岳
眺望もなくなんてことない
2018年05月27日 06:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 6:26
奥千丈岳
眺望もなくなんてことない
道は結構荒れており、倒木がすごい
2018年05月27日 06:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 6:30
道は結構荒れており、倒木がすごい
シラベ平到着
2018年05月27日 07:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 7:05
シラベ平到着
ゴトメキ
ここからようやく今回の本番です
2018年05月27日 07:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 7:37
ゴトメキ
ここからようやく今回の本番です
遠見山の表示はあるもののピンクテープも朽ち果てなくなり、完全なバリエーションです
2018年05月27日 07:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 7:49
遠見山の表示はあるもののピンクテープも朽ち果てなくなり、完全なバリエーションです
コンパス頼りにガサガサ入って行き、まずは遠見山到着
この辺りは地形が明瞭でないので一番わかりにくかった
2018年05月27日 08:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 8:06
コンパス頼りにガサガサ入って行き、まずは遠見山到着
この辺りは地形が明瞭でないので一番わかりにくかった
倒木をかき分けて進みます
2018年05月27日 08:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 8:19
倒木をかき分けて進みます
下遠見からの下りは雄大な笹原
おそらく鹿の食害によるものだが、なかなかの眺望
2018年05月27日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 8:25
下遠見からの下りは雄大な笹原
おそらく鹿の食害によるものだが、なかなかの眺望
富士山もバッチリ
2018年05月27日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 8:29
富士山もバッチリ
そのさきになぜか物置が!
林業の道具入れだった?
2018年05月27日 08:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 8:34
そのさきになぜか物置が!
林業の道具入れだった?
ここは本当に眺めが良い
2018年05月27日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 8:54
ここは本当に眺めが良い
2018年05月27日 08:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 8:58
黒木手前の林道合流点
コンクリに固められてましたが、一応、ハシゴがついてました
2018年05月27日 09:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 9:04
黒木手前の林道合流点
コンクリに固められてましたが、一応、ハシゴがついてました
ミツバツツジのピンクがいい
2018年05月27日 09:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 9:22
ミツバツツジのピンクがいい
大烏山山頂到着
ちょうど良い木陰と眺望
2018年05月27日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/27 9:24
大烏山山頂到着
ちょうど良い木陰と眺望
ここからはアップダウンが続く
2018年05月27日 09:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 9:51
ここからはアップダウンが続く
唐松の新芽
2018年05月27日 10:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 10:11
唐松の新芽
馬止根場
標識も朽ちつつある
2018年05月27日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 10:13
馬止根場
標識も朽ちつつある
ヤマツツジ?
2018年05月27日 11:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 11:57
ヤマツツジ?
大久保山
一応、標識はある
2018年05月27日 12:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 12:11
大久保山
一応、標識はある
大久保峠
思ってた以上に何もない
時間も早かったので、道の駅を目指すことに
2018年05月27日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 12:32
大久保峠
思ってた以上に何もない
時間も早かったので、道の駅を目指すことに
大明神山
最後の大きなピークです
2018年05月27日 12:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/27 12:50
大明神山
最後の大きなピークです
巨大な鉄塔
2018年05月27日 13:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 13:24
巨大な鉄塔
最後の下りは巨石がゴロゴロするルートを下ります
なかなか面白いのに一般道になっていないとは、勿体無い
2018年05月27日 13:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 13:40
最後の下りは巨石がゴロゴロするルートを下ります
なかなか面白いのに一般道になっていないとは、勿体無い
林道手前は荒れた竹林に行く手を阻まれました
沢沿いに迂回しましたが、また笹薮で抜けるのに一苦労
2018年05月27日 13:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 13:53
林道手前は荒れた竹林に行く手を阻まれました
沢沿いに迂回しましたが、また笹薮で抜けるのに一苦労
林道出口のゲート
2018年05月27日 14:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/27 14:05
林道出口のゲート
ようやく道の駅到着
お疲れ様でした
2018年05月27日 14:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/27 14:10
ようやく道の駅到着
お疲れ様でした

感想

NAさんの企画で、かつての金峰山表参道から入山し、大弛峠を経由して国師ヶ岳の長大尾根を下山する山行に参加させていただきました。
金峰山や国師ヶ岳は秩父ではポピュラーなので過去に何度か登ったことはありましたが、今回のルートは初めてでした。基本的に破線ルートかバリエーションルートなので、道が不明瞭もしくは無く、読図を楽しませていただきました。

前日夜に塩山駅前の甲州タクシーさんの仮眠室を借りることができ(大変有り難い)、そこで仮眠してから早朝タクシーで柳平前のゲートに移動しました。ゲートオープンは6月からなので、そこから約2H アコウ平の登山口まで林道を歩きます。
アコウ平から御室小屋まではルートはありますが、とても不明瞭です。また、荒川の渡渉点は橋がなく、今回はなんとか良い場所を探しジャンプして渡れましたが、水量が多いと渡渉が必要になりそうです。御堂川は枯沢で、地図に表示されない何本もの支流が出ており、どこがルートの中間尾根か非常わかり難いです。ただ、ピンクテープがあるのでそれを辿っていけば今のところ大丈夫です。御室小屋は朽ち果てており崩した木材が並べてあるだけでした。
御室小屋からの登りはかつて金峰山信仰の表参道として利用されたというだけあり、五丈岩を目の前にして急登を登るルートで、途中弁慶の肩回し岩などの奇岩も楽しみながら登ることができます。明治以降廃れてしまったようですが、他のルートよりも景色が良く、最後は五丈岩直下に出るところが最高でした。ただ、消えつつあるルートなので渡渉や読図、藪に慣れた方だけに限られます。
金峰山まで出れば、あとは一般のルートなので、全く問題ありません。ささっと歩いて大弛峠まで到着できました。
まだゲートオープン前ということで、大弛峠小屋はとても空いており、自分たち以外は甲武信ヶ岳経由で来られたご夫妻だけでした。今回初めて小屋に泊めさせていただきましたが、料理はおでんに鍋と豪華で、居室にはコタツや薪ストーブもあり、布団もふかふかでとても快適に過ごさせていただきました。
夜に一雨きましたが、翌日にはあがり快晴でした。朝一発目に国師までの急登ですが、朝なので気持ち良く登れます。途中の夢の庭園は金峰山や南アルプス、八ヶ岳方面が一望でき、朝焼けが綺麗でした。
国師ヶ岳に寄り道し、秩父山脈最高峰の北奥千丈岳で記念撮影を行って、石楠花新道を下山しました。前日の登りではアズマシャクナゲがたくさん咲いていたので、石楠花新道を期待していたのですが、花どころかそもそも一本もシャクナゲが生えておらず、期待はずれでした。一応、ルートがあることになっていますが、道は倒木等で荒れており、ほとんど人が入っていない様子でした。ゴトメキまではそんな感じで一般道しか行ったことがない人は注意が必要です。
ゴトメキからはいよいよ烏ノ尾根バリエーションの始まりです。
ここには遠見山の道標はあるものの昔ついていたピンクテープは経年劣化により消えてしまい、完全に読図で行くしかなかったです。
遠見山、下遠見はアップダウンで気をつけてルーファンしないとあらぬ方向に行きそうになるので注意が必要です。道は基本的に鹿の獣道しかなく、笹薮と倒木をかき分けて進みます。
下遠見を過ぎるとひらけた笹原にでます。ここからはちょうど富士山がよく見え、ルートでないのがもったいないくらいの絶景ポイントでした。下遠見から延びる尾根の先では南東に90度曲がるのですが、割と見通しが利くのでわかりやすく、なぜか物置が捨ててあるので、それを目印にして曲がることができます。
その後、尾根伝いに下ると、林道に出ることができます。林道出口はコンクリートで壁面を固めていますが、ハシゴがつけてあるのでそこから下ることができます。
林道を過ぎると黒木や大烏山など小ピークのアップダウンが続くルートになります。この辺りからは高度が低くなるため樹林により眺望は悪くなり、ルーファンしにくくなります。
大烏山からの下りではメインの尾根ではないところを下るので、コンパスでしっかり確認が必要です。大烏沢の頭や馬止根場を始めとするピークも急峻な岩場になっているので、体力を奪います。大久保山を過ぎると後は大久保峠までの下りとなりますが、地形的に特徴に乏しく眺望もないので、左手の深い谷を目印に下ると良いです。
大久保峠は思った以上に存在感がなく、道標やクロスするルートも不明瞭なので危うく見過ごしてしまうところでした。
そこから大明神山(1070)までは難しくないですが、そこから鉄塔までは割とルーファンが難し目なので注意が必要です。鉄塔まで行けばあとは鉄塔管理用のルート目印も打ってあり、分かりやすいです。この辺りは花崗岩の巨石がゴロゴロしており、なかなか面白いルートでした。
高度700mを過ぎ、最後、林道に出るあたりでは荒廃した竹林が行く手を阻みそのまま降りることができません。ルートの目印をたどり沢沿に下ると2mほどある密生した笹薮に突入することになり、なんとかそこを通り抜け沢の左岸側に渡ると目的の林道(荒廃)に合流することができます。あとは舗装道沿下れば、ゴールの道の駅到着です。

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