八木川源流ー高巻敗退
- GPS
- 07:35
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
45m滝の右岸は巻けない。 |
その他周辺情報 | わかさゆはら温泉、キャンプ場領収書で400→200円 |
写真
感想
昨日の来見野川に気分を良くして、本日は氷ノ山八木川源流へ行く。本日も快晴で暑くなりそう。沢が気持ちよさそうな天気だ。だがこののち思わぬ結末になる。
若桜側から入り氷ノ山越えを越えてから入渓するアプローチを選択。昨日の来見野川との土日欲張りセットで、どのように日程とコースを組み立てるかかなり思案した結果、車の移動の少ないこのコースを選択。氷ノ山越えの往復分のエキストラは仕方ない。5月末に一緒に渓流釣りに行った沢の神様からは「意欲的なコース」と事前にありがたいお言葉をいただいた。しかし神様からの期待は裏切られる。
昨日の沢での疲れが溜まっていて辛い。1名の変態を除いて自分を含めた少なくとも2名は足が筋肉痛でつらい。残りの1名はまあまあか。氷ノ山越えまでで結構しんどい。天気は快晴。氷ノ山越えからの下りも結構長い。沢に入ってしまえば涼しいしそれまでの我慢と期待が高まる。
福定公園の手前の堰堤から入渓。20mは右岸から余裕。すぐに遅くまで雪渓が残る60mの崖にでる。ほんの少しだけ雪渓が残っていた。前を見ると、先行Pが45m滝の右岸を登っていた。5名おり時間がかかりそうだったので、トポ通りに少し戻って右岸を高巻くことに。
踏み跡らしき道を登っていくがすぐに道が分からなくなる。右を覗いたりするが切り立っており行けない。しかたないのでだんだんと上に登って行ったところ、とうとう行き詰る。懸垂下降しようにも下の状況は分からないし50mロープ1本ではおそらく届かない。また45m滝も結局のところまだ巻けていなそう。
ここですでに高巻で1時間を使ってしまった。足場も悪くて落ちたら命はない。まだ10時と早いが、これから戻ってさらに登るのは時間がかかりすぎる。いさぎよく撤退を決める。
ロープを3回だして、うち2回は懸垂下降をし、1時間以上かけてようやく廊下の入口まで戻る。残念ながら敗退である。12年前のトポでは右岸巻きだったが、もはや高巻はない。廊下には角ばった岩がゴロゴロ転がっており、おそらく崩壊したのではないかと思われる。
60m壁の反対側の斜面を登るとすぐに登山道に出た。着替えてお昼を食べて戻る。行きにはこの登山道を戻ることはないと思っていたのに、登り返す羽目に。辛い。「意欲的ルート」が裏目に出てしまった。暑いし昨日の疲労は残っているのでへろへろ。途中のひえ水でコップ2杯がぶがぶ飲む。冷たくておいしい。
氷ノ山越えで小休止。疲れているヘタレ3名に対して変態様から森三中と呼ばれてしまった。誰が黒沢のポジションになるかで3名で喧嘩になる(嘘)。氷ノ山越えからの下りは早い。タコメーターのついていない状態の体なので7000回転くらいかな。所詮、俺はイツキポジション。
下山後、ゆはら温泉に入っておとなしく帰る。非常に疲れていて帰りの車でいつの間にか寝る。注意力が散漫で車にヘルメットを忘れる。月曜も筋肉痛。
土日日帰り沢登り欲張りセットは1勝1敗。天気が快晴だったでの機会を生かせきれなかったのが残念。1つは水平の沢で、もう一つは登りの沢なのでいい組み合わせだと思う。リベンジをしょう。
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