大朝日岳 朝日鉱泉から周回（御影森山〜鳥原山）

2018年06月23日(土) [日帰り]

• GPS: 10:13
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,286m
• 下り: 2,290m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:04

4:57 朝日鉱泉
5:59 6:00 上倉山北方水場
6:10 6:10 上倉山
7:39 7:51 御影森山
8:28 8:28 大沢峰水場
8:32 8:32 大沢峰
9:06 9:25 平岩山
10:18 10:27 大朝日岳
10:38 10:38 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
10:52 10:56 銀玉水
11:36 11:41 小朝日岳
12:45 12:45 鳥原山
12:57 13:05 鳥原小屋
13:34 13:48 金山沢出合
14:52 14:54 朝日鉱泉
15:01 ゴール地点

天候

高曇り

アクセス

■アクセス
国道287号線（朝日町）→県道9号線→県道289号線→
西五百川林道→朝日鉱泉
県道289号線〜朝日鉱泉までは約15kmの挟路につきすれ違い注意。
朝日鉱泉まで約7kmのフラットダート。

■駐車場
朝日鉱泉ナチュラリストの家の上部に登山者専用駐車場が10台程。
そこに停められなければ戻って路肩に止めるとこになる。

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
朝日鉱泉ナチュラリストの家 入り口に登山ポストあり。

■ルート状況
全体的にルートは明瞭です。
・朝日鉱泉〜上倉山〜御影森山〜平岩山〜大朝日岳
上倉山までの序盤は痩せ尾根急登。
クロベの巨木は上倉山から少し歩くと右下に小さな看板がある。下草が伸びているがピークテープがあるので掻き分けながら150m程進むと眼前に突然巨木が現れる。是非立ち寄って頂きたい。
御影森山〜平岩山間はアップダウンを繰り返す。
平岩山〜大朝日岳はザレ場が多い。
ガスだと平岩山周辺は進む方向を見失いやすい。

・大朝日岳〜小朝日岳〜鳥原山〜朝日鉱泉
銀玉水付近に残雪あり。距離は100mちょっと。アイゼン着けて登り降りしている方が多かった。
小朝日岳までは急登。
小朝日岳〜鳥原山間に残雪が二ヶ所。一ヶ所目は問題無いが二ヶ所目は谷まで繋がっている残雪のトラバースだったのでアイゼンを付けて通過した。
鳥原山〜朝日鉱泉は金山沢まで下ると隣の尾根への登り返しあり。そこから地味なアップダウン後朝日鉱泉まではつづら折りに一気に下る。

■水場
・弘法水（朝日鉱泉から直ぐの水場）。冷たく旨い。
・上倉山手前の水場。チョロチョロだが冷たい。
・大沢峰の水場。現在は雪渓の下。
・銀玉水。安定、安心の美味さ！
・鳥原小屋水場。水量豊富。冷たい。
・金山沢の水場。沢水。水浴びしただけで飲まず。

その他周辺情報

朝日町 りんご温泉 \300

写真

6/23 4:54

朝日鉱泉 ナチュラリストの家から出発。
この時点で駐車場は5台位空きあり。

6/23 4:55

目指す大朝日岳をハッキリ確認。御影森山ルートは南側から大きく回り込みます。

6/23 4:57

吊り橋渡って登山道の始まり。

6/23 5:02

まずは弘法水で喉を潤して。

6/23 5:04

帰りは右側から降りてくる予定！御影森山、中ツル方面は直進。

6/23 5:08

御影森山と中ツル分岐。
御影森山方面は左へ。

6/23 5:09

二回目の吊り橋。
クモの巣張っていたので今日は誰も通っていない。

6/23 5:15

痩せ尾根の急登に朝日が射し込む。

6/23 5:55

急登を登ると上倉山手前の水場。見た目はアレですが冷えてますよー。

6/23 6:06

上倉山。標柱右側に大朝日岳がチラッと。
ここからは右側を見ながら進み…

6/23 6:11

クロベの巨木の小さな看板発見！下り方向だとなかなか気づけない。
右に折れ、ピンクテープを頼りに草掻き分けながら進みます。

6/23 6:16

足元にぎんりょうそう。

6/23 6:19

150m位進むと突然目の前にクロベの巨木が！圧倒されるスケール感。

6/23 6:19

パワーを頂きました(^_^)

6/23 6:20

だそうです！

6/23 6:55

サラサドウダン。

6/23 7:06

イワカガミ。

6/23 7:08

御影森山が見えてきたー。登山道に残雪は無かった。

6/23 7:11

ワシャワシャしたブナの実。

6/23 7:14

ヒメサユリ現れる！

6/23 7:15

大朝日岳も現れる！
奥が小朝日岳の稜線、手前が中ツル尾根。

6/23 7:16

こちらはまだお目覚め前。

6/23 7:16

アカモノも登山道を埋め尽くしていた。

6/23 7:17

ヒメサユリの度にカメラを構える。

6/23 7:23

ダブルで！

6/23 7:24

こちらは花びらが八枚。

6/23 7:24

サラサドウダンもワシャワシャー。

6/23 7:26

御影森山まではもう少し。

6/23 7:30

休むふりしてカメラ撮る。

6/23 7:31

これだけ咲いていたら足止まりますよねー。

6/23 7:36

御影森山到着。
素晴らしいヒメサユリロードでした！

6/23 7:40

細かいアップダウンと平岩山から大朝日岳までのトレイル。

6/23 7:52

左の祝瓶山から右の平岩山までの稜線。

6/23 7:53

彼方に飯豊連峰も見えます。

6/23 8:02

ビタミン補給！
はしなかった。

6/23 8:14

カラマツソウ。

6/23 8:24

ちょっとずつ近づいてきたかなー。

6/23 8:27

大沢峰の水場は…

6/23 8:30

まだこの残雪の下のようでした…。

6/23 8:33

ハクサンチドリ。

6/23 8:35

シャクナゲもまだ健在。

6/23 8:41

平岩山手前の鞍部から。
ここから見ると結構登るんだなー。

6/23 8:49

平岩山が近づくとウスユキソウが出て来た。

6/23 9:05

平岩山到着ー。

6/23 9:05

蛇引尾根からは歩いたことあるけどいつか祝瓶山からも歩いてみたいなー。

6/23 9:08

分岐で大朝日岳を見ながら休憩。頂上に人が見える。

6/23 9:28

大朝日岳まで最後の登り開始！

6/23 9:49

ウスユキソウとチングルマのコラボ。

6/23 10:02

登るにつれだんだん後方の眺めが変わってきます。

6/23 10:07

頂上射程。

6/23 10:13

イワウメー。

6/23 10:20

登頂！
10回目位かな？

6/23 10:20

やっと北側の景色が拝める。
遠くに月山。

6/23 10:20

小朝日岳と鳥原山方面。

6/23 10:21

何度見ても飽きない祝瓶山方面のトレイルと彼方の飯豊連峰。

6/23 10:32

曇り空ですが以東岳まで見渡せた！

6/23 10:50

小朝日岳と銀玉水付近の残雪。

6/23 10:53

銀玉水は安定の美味しさ。

6/23 11:07

こちらのルートにもヒメサユリあります。

6/23 11:29

小朝日岳への急登を終えて振り返る。
このゼブラな感じを眺めたかった！

6/23 11:29

以東岳までの主稜線！

6/23 11:37

小朝日岳到着。
急登きっつー。

6/23 12:04

鳥原山方面へ降りて一ヶ所目の残雪。問題無し。

6/23 12:14

二ヶ所目の残雪。
ここは残雪が谷まで繋がっていたのでアイゼン付けてトラバース。

6/23 12:34

鳥原山が近づくと整備された石段が出てきます。

6/23 12:42

大朝日岳の見納めー。

6/23 12:54

古寺鉱泉と鳥原小屋の分岐。

6/23 12:54

湿原が広がってます。

6/23 12:58

さらに白滝ルートと鳥原小屋の分岐。白滝ルート気になるなー。

6/23 12:59

鳥原小屋の水場は冷たく豊富です！

6/23 13:02

鳥原小屋到着。

6/23 13:02

内部も立派！

6/23 13:03

水洗トイレまであった！

6/23 13:05

小屋手前に朝日鉱泉との分岐あり。

6/23 13:38

金山沢の水場。
沢なので飲まずに浴びてクールダウン。

6/23 14:40

金山沢から長く感じたが漸く分岐！周回で歩いたときの嬉しい瞬間。

6/23 14:46

弘法水でまた水浴び。冷たくて気持ち良い！

6/23 14:50

また吊り橋渡って、

6/23 14:54

無事周回完歩！
疲れたー(*_*)

6/23 14:54

大朝日岳がまた姿を見せてくれた。

撮影機器：

Xperia Z5 SO-01H docomo SONY

感想

ao_hachi

残雪のある朝日連峰を近くで眺めたくて大朝日岳を朝日鉱泉から登りを御影森山経由、下りを鳥原山経由で周回した。御影森山ルートは去年下りで利用してクロベの巨木を分岐が分からず見逃してしまったので登りとして選択した。上倉山から先は今回は見逃すまいと右下を気にしながら歩きクロベの巨木への小さな看板を発見！分岐から季節柄仕方ないが少し生い茂った下草を掻き分けてピンクテープを確認しながら150m程進むと目の前に突然クロベの巨木が現れた！なんともパワーを感じずにはいられない巨木でしばし見とれていた。ルートに戻り眺望が開け始めると御影森山までは圧巻のヒメサユリロード！！丁度良い時期に歩けたみたいで沢山のヒメサユリに急登の疲れが吹き飛んだ。平岩山まではアップダウンが続く。ヘリが避難小屋でホバリングしていた。荷下ろしとかであれば良いなと思っていたがこのルートで唯一スライドした小屋泊の方から救助を呼んだ方が居たとの話を聞いた。平岩山に登り分岐で大朝日岳を眺めながら休憩。リフレッシュ後、大朝日岳まで一気に登りやっと登頂。このルートの登りでの使用はアップダウンがあり長かったー(*_*) 山頂で景色を眺めたら小朝日岳、鳥原山経由で下山開始。銀玉水分岐にはまだ残雪があり下りだと先が見えないので怖いと感じる人もいると思う。銀玉水で給油して小朝日岳の急登を登り、ここでも残雪の朝日連峰の絶景を暫し堪能。小朝日岳からは自分はまだ未踏。鳥原山までは残雪が二ヶ所。一ヶ所目は問題無かったが二ヶ所目は残雪が谷まで繋がっている所のトラバースだったので滑落したら危ないと感じ念のためアイゼンを着けて通過した。鳥原山周辺は湿原が広がっており鳥原小屋も綺麗だし水場も近いし一度泊まりで訪れてみたいところだった。下り始めて暫くすると金山沢を渡渉する。地図には水場マークはあるが浴びるだけで止めておく。沢からは隣の尾根に乗り地味なアップダウンがあり下りしかないと思っていたので辛く感じた。つづら折りに一気に標高を下げると分岐に到着。弘法水で火照った体を二度目の水浴びでスッキリさせて無事周回を完歩。距離が長く疲れたが残雪の朝日連峰を近くで眺める事が出来たし、クロベの巨木でパワー貰ったし、ヒメサユリで癒されたし満足の山行だった！今度は残雪の主稜線小屋泊にチャレンジしてみたいなー。

コメント

sakura1029

ヒメサユリ可愛かったですね🌸
ao-hachiさん　こんばんは♪
今レコ見てびっくりです。
私も大朝日岳行きました。
時間見ると、大朝日避難小屋へ行く途中ですれ違っているようですが。
私が山頂に行ったのは11時頃でした。
山頂では朝日鉱泉から周回するという方とお話したのですが。
私がもっと速く歩いていれば山頂で会えました。
お話したかったです。
朝日鉱泉からの周回ロングルートですね。
さすがです。
私はヘロヘロでした。(#^^#)
ヒメサユリ綺麗でした。
ゼブラ柄の山も
何処かの山で会ったら宜しくお願いします。(^-^)

ao_hachi

Re: ヒメサユリ可愛かったですね🌸
sakura1029さん、こんばんは！
多分、小屋から少し下った所でスライドしたのだと思います。
挨拶してスライドした後に、なんとなく、sakura1029さんかな？？と思ったのですが、自信無くて声掛けられませんでした(*_*)
ゼブラの主稜線とヒメサユリが素晴らしかったですね！
また何処かでお会いすると思うのでこちらこそ宜しくお願いします(^_^)

juan

厳しそうな周回
こんばんは。
中ツル＆島原小屋ルートは見ますが、あまりレコに上がらない周回コースですね。
距離もあり厳しそうなコースですね。
しかも泊りでなく日帰りとは流石です

ao_hachi

Re: 厳しそうな周回
juanさん、こんばんは！
日が長いこの時期か涼しくなった秋頃じゃないと日帰り周回は厳しいなーと感じました。
日暮沢からの周回より少し辛いかな？という個人的感想です。
景色の移り変わりが面白いのでjuanさんも是非お試し下さい(^_^)/

seigen

歩きましたね〜
ao_hachiさん、こんばんは
歩かれましたね〜
このコースを10時間ってすごい さすがです。
ヒメサユリとても綺麗でした
ゼブラ模様も最高ですね

ao_hachi

Re: 歩きましたね〜
seigenさん、こんばんは！
seigenさんも去年の同時期に登られていましたよね(^_^)/
その印象もあったのですが想像以上のヒメサユリロードでした！そしてクロベの巨木の宿題も(^_^)
距離はありましたがゼブラの稜線も見れて最高の山行でした〜。