ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1506850
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

男神山(秋田県仙北市)  宝仙湖畔に立つ山へ

2018年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
3.5km
登り
461m
下り
457m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
男神山に登山道は無いようです。

玉川温泉から焼山へ登るコースは、しっかりしています。

尚、ルート図は、男神山を登った時の概略です。
畑の沢橋を渡って右手に立つモニュメント。ここの駐車場に車を止めた。
2018年06月23日 08:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/23 8:30
畑の沢橋を渡って右手に立つモニュメント。ここの駐車場に車を止めた。
駐車場から眺める男神山。
2018年06月23日 08:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 8:31
駐車場から眺める男神山。
国道を200m程玉川温泉方向に歩くと、左手に鳥居が見える。この林道を辿る。
2018年06月23日 08:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 8:38
国道を200m程玉川温泉方向に歩くと、左手に鳥居が見える。この林道を辿る。
倒木に塞がれている箇所。左に踏み跡がある。
2018年06月23日 08:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 8:46
倒木に塞がれている箇所。左に踏み跡がある。
林道の終点には、立派な記念碑があった。
2018年06月23日 08:56撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 8:56
林道の終点には、立派な記念碑があった。
二神山由来。「数百年間鶏肉を食さず」とある。
2018年06月23日 08:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 8:57
二神山由来。「数百年間鶏肉を食さず」とある。
藪に入っていく。ダニの泡がたくさん付いていて、あまり好きではないのだが。
2018年06月23日 09:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 9:02
藪に入っていく。ダニの泡がたくさん付いていて、あまり好きではないのだが。
沢の右岸側に沿って急斜面を登る。
2018年06月23日 09:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 9:14
沢の右岸側に沿って急斜面を登る。
少し尾根らしくなっている。
2018年06月23日 09:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/23 9:40
少し尾根らしくなっている。
だいぶ登ってきた。
2018年06月23日 10:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 10:11
だいぶ登ってきた。
山頂部に上がった。
2018年06月23日 10:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/23 10:21
山頂部に上がった。
南東側へ向かう。小ピークがあるようだ。
2018年06月23日 10:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 10:27
南東側へ向かう。小ピークがあるようだ。
コルの所では樹林に邪魔されずに東側が見えた。
2018年06月23日 10:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
6/23 10:27
コルの所では樹林に邪魔されずに東側が見えた。
小ピーク。樹林に阻まれて眺望はほとんど得られず。
2018年06月23日 10:29撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 10:29
小ピーク。樹林に阻まれて眺望はほとんど得られず。
4月に登った倉沢山を望む。
2018年06月23日 10:37撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/23 10:37
4月に登った倉沢山を望む。
北西側へ行ってみよう。
2018年06月23日 10:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 10:46
北西側へ行ってみよう。
北西側ピークで。三角点は見つけることができなかった。
2018年06月23日 10:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 10:53
北西側ピークで。三角点は見つけることができなかった。
遠く岩手山。
2018年06月23日 10:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
6/23 10:53
遠く岩手山。
小和瀬川方向だろう。
2018年06月23日 10:54撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
6/23 10:54
小和瀬川方向だろう。
慎重に下る。
2018年06月23日 11:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/23 11:03
慎重に下る。
対岸に立つソッケ森か。
2018年06月23日 11:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 11:20
対岸に立つソッケ森か。
小沢右岸側の草地を下る。
2018年06月23日 11:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/23 11:51
小沢右岸側の草地を下る。
林道終点の記念碑に着いた。
2018年06月23日 12:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/23 12:05
林道終点の記念碑に着いた。
宝仙湖にかかる男神橋から眺める男神山。左手から登った。
2018年06月23日 12:32撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
13
6/23 12:32
宝仙湖にかかる男神橋から眺める男神山。左手から登った。
午後には玉川温泉から焼山へ。
2018年06月23日 13:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/23 13:20
午後には玉川温泉から焼山へ。
ブナ樹林帯を抜けると、火山性の景色が目に入る。
2018年06月23日 14:29撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/23 14:29
ブナ樹林帯を抜けると、火山性の景色が目に入る。
丸く刈り払いがされた焼山の山頂。残念ながら、倉沢山など南方向は見えない。
2018年06月23日 14:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 14:43
丸く刈り払いがされた焼山の山頂。残念ながら、倉沢山など南方向は見えない。
八幡平と残雪。
2018年06月23日 14:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/23 14:48
八幡平と残雪。
この景色を眺めながら、40分も休んだ。
2018年06月23日 15:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
11
6/23 15:28
この景色を眺めながら、40分も休んだ。
森吉山の優美な姿。手前に玉川温泉が見える。
2018年06月23日 15:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 15:31
森吉山の優美な姿。手前に玉川温泉が見える。
遠く宝仙湖と男神山・女神山。
2018年06月23日 15:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/23 15:31
遠く宝仙湖と男神山・女神山。
玉川温泉に下山。岩盤浴をする小屋が見える。
2018年06月23日 16:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
6/23 16:40
玉川温泉に下山。岩盤浴をする小屋が見える。
帰路の国道341号線から、男神山(左)と女神山を眺めて。
2018年06月23日 17:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/23 17:25
帰路の国道341号線から、男神山(左)と女神山を眺めて。
名水「茶たての清水」を汲んで帰る。
2018年06月23日 17:56撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/23 17:56
名水「茶たての清水」を汲んで帰る。

感想

国道341号を仙北市から鹿角市方向に向かって宝仙湖(玉川ダム湖)畔を通る時、目の前に急峻な山が現れる。右に男神山、その左に女神山だ。宝仙湖対岸に渡る橋(男神橋)から眺めると、山好きならきっと登りたくなる、そう断言したくなるような山容だ。ダム湖に沈む前にここに住んでいた人々にとっては、信仰の山だったのではないだろうか。

ならば、この山へ登る道の痕跡があるはずだ・・と思って調べてみたが、記録を見つけることはできなかった。残雪期に登ろうと地図を眺めるも、等高線はどちらからも混んでいて、簡単には登れそうにない。国道の冬季通行止め期間という制約もある。

今年4月に南八幡平の倉沢山へ登った帰り、男神山の麓に林道と赤い鳥居があるのを見つけた。もしかすると、男神山へ登る道があるのかもしれない・・。時期としてはもう一か月早い方が良かったと思うが、山頂からの展望はあまり期待せず、出かけてみた。

鳥居の立つ林道をゆるやかに登っていく。途中かなり荒れていて、車の通行は無理だ。林道終点には、立派な記念碑が立っていた。その先に道らしきものは無く、高く茂った草の中に入っていく。フキなどの茎にはダニの泡が付いていて、好きなものではない。急斜面には漕ぐほどの藪は無く、ブナの幼木などに掴まりつつ登る。新しいスパイク長靴にして良かった。下る時のために、こまめに周囲を確認しながら登る。

男神山山頂部は樹林に覆われていて、やはり残念ながら眺望はほとんど得られない。東南側に移動した時に、わずかに東側が開けただけだった。山頂部に宗教的な痕跡は見当たらず、道らしき跡も見つけることができなかった。

ダム湖に沈む前、数百年間に渡って暮らしを繋いできた人々にとって、男神山は登る山ではなく、朝な夕なに仰ぎ見る対象だったということだろうか。

下山後は、新玉川温泉に移動して、30数年ぶりに焼山へ。長靴を古い方に取り換えて、玉川温泉への遊歩道を行く。広く刈り払いされた登山道では、タケノコでザックをパンパンにした人たちとすれ違う。途中の水場では、ペットボトルが捨てられているのを見つけた。ところが下山時には無い。途中ですれ違った10人以上のグループの人たちが回収してくれたのだろう。ありがとうございます。

焼山山頂近く、見晴しのいい所で裸足になり、昼寝。夏山はこれができるからいい。風が流れて汗が引いていく。まだ登ったことのない、遠い北方の山々を眺めた。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1803人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら