【梅雨の合間で】大日沢
- GPS
- 51:49
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
- 山行
- 1:34
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:35
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 12:14
天候 | 23日 曇り時々雨 24日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10m弱の滝がポンポン出てくる ザイルを出したのもいくつか 1030二股を右にとって詰めたが途中、立った滝があり直登も難しく、巻きも大巻で面倒だった。 |
写真
感想
23日 のんびり入渓
今週は奥美濃の銚子洞の計画だったが、土曜の天気が悪くあえなく転戦。
あれやこれや案を出しあい、福井の大日沢へ。samoaは2年ぶり3度目だ。
土曜日の朝、ゆっくり目の出発で湖西道路を経由して北陸道で福井まで。
谷口屋で名物のお揚げいただいたりしながら大日山の登山口まで。
林道が悪いので一番奥までは入れず。
トレラン大会があるらしく登山口にはテントが設営されていた。
しばらくは沢沿いの林道を歩いて堰堤まで。途中、朽ちかけた丸木橋があったり道が不明瞭なところがあつた。
堰堤を右岸から巻いて入渓。
少し進むと早速釜持ちの小滝が現れるのでとりあえず泳ぐ。天気は悪いが気持ちがいい。後続はへつり組も。
さらに進むと、奥まった小さい廊下の奥に4m滝がかかる。
一昨年よりも明らかに水量が多いようた。
淵を泳いで登ることもできるが、滝の勢いが強いので右岸から巻き気味に登る。
続くも淵持ちの6m滝。頑張ってへつったりつっぱたり、結局泳いだりで滝下まで行き左岸を直登する。
いい時間になってきたので640mの屈曲付近の高台テンバに定める。
ツェルトとタープを張ったら薪を集めて焚き火。
O崎姐さんの素敵なアテもすぐに出来上がり、宴会開始。
途中で取れたミズやウルイも適当にお浸しにする。久々に食べたがなかなか美味。
晩御飯はM車作のポトフ。肉忘れがあったが、焚き火用に多めに持ってきたウィンナーで事なきを得る。
いろいろとお酒も出て来て、ウィンナーやチーズ、マシュマロなど焚き火に最適なお摘まみも出て来て、〆は花火までして楽しい夜は更けていった。
24日 手強い本流
翌朝は4時起床。思ったよりも夜は冷えたようだ。
朝飯はT橋ゆさん作のにゅうめん。量が心配されたが具だくさんで問題なし。
清々しい朝日が柔らかく差し込む沢を遡行していく。
690mで7mほどの滝が出てくる。ザイルを出して左岸を直登する。
滝上から後続パーティが見える。朝初組だろうか。
780m二股を分けると美しいナメが優先してきて雰囲気が良くなってくる。
後ろから追いついてきたのは名古屋山岳同志会の人達。そちらも雨で転戦のようだ。
800m付近に8mの滝がある。草混じりの左岸をロープを出して直登。
あたりは日が差して美しい中、光沢を放ちながら飛び回るチョウが見える。
どうやらミドリシジミ。乱舞といえる数があちらこちらを飛び回っていて楽園のようだった。
その上もナメを楽しみながら滝で合流する810m二股を通り過ぎるとツルンとした感じの8mの滝。
右岸を直登しようとするも、足が滑って2mほどずり落ちてしまったので、さらの外側を巻き気味に登る。足元もろく注意が必要なので念の為ザイルを出す。
そこからもしばらくナメ天国で癒やされる。
900mすぎくらいからはV字谷っぽくなり規模も小さくなるが5mほどの滝も2・3出てくる。
1010m二股で予定であれば左俣に進み夏道のある尾根に突き上げる予定だったが、過去二回と同じルートとなり、先行も本流を詰めるようなのでそっちを攻略してみることに。
ちなみに右股は滝となって合流している。
特に滝も出てこず、岩盤質の沢を遡行するだけかと思いきや、1190mに7mほどの立った滝が出てくる。
ここでI村閣下が直登にチャレンジ。ヌルヌルで手こずってはいるが、ハーケンを打ちながら確実に登っていく。
雪解け直後なのか、何本かウドが顔を出していてテンションが上った。
全員が全員登れる感じではなかったので、巻きルートを探しに行く。
右岸の微沢を詰めていく。簡単に詰めれるわけではなく枯滝を登っていく感じ。
滝の高さを見ながら傾斜が一段落したあたりから沢にめがけてトラバースしていく。
沢身から灌木帯に入るまでがモンキークライムっぽい感じ。あとは適当にトラバースすれば沢身に出れる。滝上より10mくらい上か。
微沢上部が少し登りづらかったので、後続のためにザイルを出す。
偵察のときよりも幾分楽なルートでトラバースすることが出来た。
滝上で直登組と合流。充実の登攀だったようだ。
そんなこんなで沢を詰めていく。上部には雪渓のかけらがあり、早春の花が顔を見せることも。
1箇所だけステミング気味に登る滝で念のためザイルを出した。
最後は低木帯に突っ込み少しだるい感じで登山道へ出てほどなく山頂。
白山はガスっていて全貌は見えないが白山近辺の山深さを感じられるいいピークだ。
休憩して写真撮って下山開始。
気持ちのいい尾根道を歩いていくのだがいかんせん暑い!
登り返しがあったりしながら加賀甲の避難小屋を見学したりしながらおりていく。
ブナ林帯に入ると暑さは幾分ましか。なかなか標高を降ろさないなだらかなを尾根をダラダラ下っていき下山。
車に乗り込んで山中温泉まで。今日開催されてたトレラン大会のゴールは山中温泉のようでイベント会場にはちょいちょい人が集まっていた。
相変わらず渋い感じの山中温泉で汗を流し、いつもの福井IC十阡萬でお腹を満たして帰路についた。
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