甲武信ヶ岳

2011年07月01日(金) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,555m

コースタイム

6:51駐車場-7:11甲武信ヶ岳登山口-10:10木賊山山頂-10:23甲武信小屋-10:40甲武信ヶ岳山頂10:53-11:06甲武信小屋-12:41徳ちゃん新道分岐-14:01西沢山荘-14:33駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷市営駐車場(国道52号線の増穂手前を左折、笛吹ライン(国道140号線)を西沢渓谷方面へ。道の駅みとみ先のループ橋手前を右に入る)

コース状況／危険箇所等

登山ポストは駐車場先のゲート脇に1つ、ネトリ橋手前のトイレに1つ、登山口に1つ。
軌道跡の登山道には小さな崩落が何箇所かあったが、通行に支障なし。

写真

7/1 6:51

6:51駐車場発。広い駐車場に1台のみ。

7/1 6:55

ゲート脇を通過する。

7/1 7:06

立派なトイレがある。脇には杖も。

7/1 7:11

立派な登山口の案内板がある。

7/1 7:26

緑の森の軌道跡を辿る。こちらの軌道は硅石の運搬に使われていたらしい。このあたりの軌道は昭和8年〜43年まで使われていたとのことで、情緒的な雰囲気が漂う。

7/1 7:40

所々で崩落している。

7/1 7:46

橋も急流で倒壊している。

7/1 8:27

登山道には硅石がゴロゴロある。

7/1 9:46

広瀬湖に右は黒金山だろう。

7/1 9:47

手前鶏冠尾根の先に鶏冠山、その先に国師ヶ岳。今日一番の展望だった。

7/1 10:10

木賊山山頂。展望はない。

7/1 10:14

木賊山の下りからの甲武信ヶ岳。立派な山容に、土砂崩れがスカーフェイスのようでいかつい。

7/1 10:23

甲武信小屋。ひと気がなく静かだった。

7/1 11:06

テン場は30張。次回は是非。

7/1 10:40

甲武信ヶ岳山頂。

7/1 10:41

とりあえず見渡してみたが

7/1 10:41

晴れていたら

7/1 10:41

素晴らしい展望なのであろうと

7/1 10:53

想像するのみ。
今となっては方角さえもおぼつかない。
食事もほどほどに撤収する。

7/1 12:18

しゃくなげのトンネル。見頃は5月〜6月とか。

7/1 12:38

近丸新道と徳ちゃん新道の分岐。徳ちゃん新道へ。

7/1 13:09

徳ちゃん新道は分岐直下の急坂以外は明るく穏やかな登山道。

7/1 13:19

白樺。

7/1 13:50

蛙。

7/1 14:00

田部重治の文学碑。見よ!　笛吹川の渓谷は・・・で始まる東沢渓谷のホラノ貝という場所を詠った石碑。車で登ったわけではないと思うが。

7/1 14:01

市営西沢山荘は休業中。2階の窓から子供がこちらを・・・なわけないがそんな雰囲気。

7/1 14:06

清々しい沢沿いの遊歩道。

7/1 14:33

14:33駐車場着。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z90 カシオ

感想

skspy780

自動車業界の節電対策として木金休業が始まった。早速山へ、と悪天候を承知で甲武信ヶ岳へ来たものの、やはり曇り空では百名山といえども満足のいく景色は得られなかった。残念である。
しかしその登山道については興味深いものだった。近丸新道にあるトロッコ軌道跡は昭和の初期からのものだ。なにしろこの辺りの軌道(西沢森林軌道)は廃線マニアの間でも超メジャーなものらしい。マニアでなくとも、そこを歩けば人の営みの有為転変、栄枯盛衰のさまに哀愁を感じるであろう。一方、徳ちゃん新道は急坂の少ない穏やかな登山道で、明るく清々しい新緑の森は帰路の疲れを忘れさせる。徳ちゃんこと甲武信小屋の主人には感謝感激である。
次回こそは甲武信ヶ岳の晴天の展望を見たいものだ。