飯豊連峰山開き！（足の松登山口〜杁差岳）

2018年06月30日(土) [日帰り]

• GPS: 10:47
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,602m
• 下り: 1,587m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 2:02
• 合計: 10:47

5:22 足の松尾根登山口
6:03 6:04 姫子ノ峰
6:41 6:41 滝見場
7:11 7:11 ヒドノ峰
7:17 7:25 水場分岐
7:46 7:46 イチジ峰
8:34 8:45 大石山
9:44 9:45 鉾立峰
10:21 11:57 杁差岳避難小屋
13:04 13:05 大石山
15:21 15:25 姫子ノ峰
16:09 足の松尾根登山口

天候

晴れのち曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥胎内ヒュッテから足の松登山口までは一般車進入禁止です。徒歩では約1時間かかります。自己責任の範囲で自転車でも行けます。日中はダム整備などの工事関係の車両が通行するので注意しましょう。体力温存のためにも乗合タクシー（6/30〜8/31）をした方が賢明かと。

コース状況／危険箇所等

奥胎内ヒュッテの入口の前に登山者カードのポストがあります。
足の松というだけあって、木の根が縦横無尽に走る登山道を歩きます。足元やトレッキングポールの先を根に取られないように注意しましょう。急登が多いですが、登山道は良好です。岩場も数か所ありますが落ち着いて通過すればそれほどではありません。
飯豊稜線は山開き当日ということもあって、草刈り中でした。背の高い草が生えている所は足元が見えにくいので注意しましょう。

写真

6/30 3:41

夜明け前、奥胎内ヒュッテに向かう途中...

6/30 4:36

乗合タクシー5時半からなのに、4時半に奥胎内ヒュッテに着いちゃった(^^;)　

6/30 4:35

駐車場からヒュッテの間にトイレあります。
電気付きます、水洗トイレです、紙も完備ですwww

6/30 4:47

乗合タクシーを待っている間にヒュッテ前の掲示板をチェック！
昨年まで土日と平日では便数も違ったのですが、今年は区別なくなったのですね。

6/30 4:47

遠く県外から来られる方は奥胎内ヒュッテで一泊もイイですね！

6/30 4:48

5時前になるとヒュッテで宿泊された方も出てきて、一気に賑やかに。

6/30 4:57

ヒュッテの下に流れる胎内川ではアカショウビンも見られることから。イメージキャラクターにもなっています。観察会も行われています。

6/30 5:21

乗合タクシーで15分ほどで足の松登山口に到着です。
今回は杁差岳登山ツアーも行われたようです。

6/30 5:22

登山口から200mほどは平坦な御用平を歩きますが...

6/30 5:24

すぐに急登が始まります！

6/30 5:44

今年の冬に倒れた木？もちゃんと処理されています。
従来の登山道をふさいであったので、脇に迂回路も作れていました。

6/30 5:55

最初の岩場です。

6/30 6:01

ここまでは直接陽の光を浴びずに済みます。

6/30 6:03

尾根の上に出ると強い日差し！

6/30 6:15

2、3年前から閉鎖されて迂回するように指示されています。

6/30 6:21

新しく整備された迂回路もそれなりに登山道らしくなってきましたね。

6/30 6:25

山々の眺めがイイ〜けど飯豊の稜線はまだ見えず...

6/30 6:27

第二の岩場難所です。まずは難所はクリア。

6/30 6:41

滝見場。向かい側の足の松沢の滝が見えます。

6/30 6:43

新発田の二王子岳の裏側。

6/30 6:46

足の松尾根、半分くらい来たかな？まだまだ稜線には遠い...

6/30 7:04

登山道が粘土質になったら、ヒドノ峰目前。

6/30 7:08

凹地には雪が残っています。

6/30 7:05

チゴユリ〜

6/30 7:08

シラネアオイ〜

6/30 7:09

キスミレ〜

6/30 7:10

サンカヨウまで咲いています。

6/30 7:10

イワカガミも。

6/30 7:11

ヒドノ峰...以前はその向かいの斜面の上にありました。
数年前の土砂崩れで登山道が途切れたのでこちらになりました。

6/30 7:14

ユキザサ〜

6/30 7:16

終わりかけのイワウチワ〜

6/30 7:16

ツバメオモトも咲いてます。
ちょっとしたお花撮影スポット！！

6/30 7:17

水場分岐に到着。稜線に出る前に休憩とエネルギー補給しましょう。

6/30 7:24

高い所まで来たのが実感できます。
遠くに飯豊稜線が見えてきます。頼母木小屋が小っちゃく...

6/30 7:34

ギンリョウソウも旬ですね。

6/30 7:46

イチジ峰まで来ました！あと一息！しかし暑いっ！

6/30 7:56

後ろを振り返ると、二王子岳、その向こうに新発田市からの日本海が見えます。

6/30 8:08

草むらの中にイチゴ発見！サクランボよりちょっと小さいくらいの果実。
ググってみても具体的な種名などが見つかりません。外来植物なの?

6/30 8:09

もうかなりヘバってます。後ろを振り返り、気を紛らすしか...

6/30 8:29

稜線を前にヒメサユリが咲いてます〜！

6/30 8:30

ツボミの株もまだまだたくさん。これからしばらくは楽しめそうです。

6/30 8:33

ここを登り切れば飯豊稜線！！

6/30 8:34

稜線にでた〜〜〜！足の松尾根制覇！
大石山から杁差岳に行くか、頼母木小屋の方に行くかの分かれ道...

6/30 9:01

杁差小屋がグッと近くに見えるけどwww

6/30 9:02

ヨツバシオガマ〜

6/30 9:05

ちょっと終わってるけどハクサンチドリ〜

6/30 9:06

ニッコウキスゲはこれから。

6/30 9:08

ハクサンチドリかと思えば、葉に斑点のあるウズラバハクサンチドリ

6/30 9:10

ミヤマカラマツ

6/30 9:17

ゴゼンタチバナ

6/30 9:26

杁差岳に行くには目の前の鉾立峰を行かねば！

6/30 9:28

ここにもヒメサユリがたくさん！

6/30 9:39

クルマバナ

6/30 9:44

ヘトヘトになりながらも鉾立峰の上に立つ！

6/30 9:44

鉾立峰の上からの飯豊稜線、大石山〜頼母木山〜地神山の眺め。

6/30 9:45

もうちょっと！

6/30 9:48

ハクサンフウロ

6/30 10:00

鉾立峰を一旦下って杁差へ！後ろを振り返る...

6/30 10:02

ピンク色のカラマツソウ

6/30 10:10

ここでもヒメサユリ乱舞！

6/30 10:11

美しいヒメサユリの桃色。
浅草岳のモノより薄い！

6/30 10:13

杁差岳の登山道を開拓した藤島玄氏の碑

6/30 10:17

杁差岳避難小屋、目前！

6/30 10:21

避難小屋到着〜

6/30 10:21

この先が杁差岳山頂！
しかしハラ減った〜！腹ごしらえしてから山頂に行こう！

6/30 10:31

水場に下りて水を補給しよう...

6/30 10:32

水場の雪渓から見た稜線もイイですね。

6/30 10:33

雪渓の一番下まで行かないと水が汲めない...
雪の表面を削って、キレイな所だけペットボトルに詰めよう。

6/30 11:05

お昼はモチ焼いてウドンに入れて、力うどん！

6/30 11:56

日本海の方を見ると、佐渡ヶ島の影がクッキリ。

6/30 11:57

空に雲が増えてきました。一雨来るかな?

6/30 11:59

ウラジロヨウラク

6/30 12:01

コバイケイソウもポツポツ咲いてます。

6/30 13:02

登山道、草刈り真っ最中

6/30 13:07

アカモノ、カワイイ〜

6/30 15:29

下りの岩場の方がある意味危険！気を引き締めて行きましょう。

6/30 16:09

ヘトヘトになりながら登山口に到着。
なんとか乗合タクシー最終便に間に合いました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Endou Hiro

一年に一度は行かないと！ってなコトで足の松尾根からの杁差岳です。
...と正確には避難小屋まででした〜！避難小屋に着いて、山頂にはお昼食べてから後で行けば良いや、と思っていたら...ついつい山頂に行くのを忘れてました。帰路で鉾立峰に向かっている途中にそれに気づいた時はすでに遅く。引き返すわけにも行かず、今回は避難小屋までってコトで(笑)
もう一つヤッちまったのが水が少なすぎたこと。ペットボトル3本分を用意したのですが、あまりの暑さに思った以上に水を消費してしまい、下り分が心細くなりました。そこで杁差避難小屋の残雪をペットボトルに詰めてなんとかしのぎました。が...きれいに見えた雪も解け切ると、ペットボトルの底にはゴミが沈んでおりました(◎_◎;)　今のところお腹は何ともありませんが。

しかし毎回、足の松尾根から歩くともう二度と歩くものか！と思うものの、稜線に出た瞬間時の達成感、山々の眺め、高山植物美しさ、あらためて今また写真を見てると...また行きたいと思ってしまうのは、病気でしょうか?(笑)

あと、乗合タクシーを利用する方は、去年と運行時間が違うので、注意してください。運転手さんの話では利用者が少なくなってきて（乗合タクシー時間外に歩く人がけっこういる）、（商売として）割りが合わないとかで縮小傾向にあるようですね。確かに飯豊と言えども週末は混むようですが、平日は静かそうですもんね。

コメント

柚

お疲れ様〜
おはよう、hiro君。
飯豊の綺麗な稜線の写真を見せていただいてありがとう！
登山は出産と同じで、登りきると？下ると？辛さを忘れてしまうと言いますよね。
もちろん！出産を経験していないhiro君に例えを話しても笑い話なのかもしれないけど。
えぶり差はいつも家から見えていて、たおやかな稜線を想像させる山だけど、それまでの苦行はつらいんだろうな。
力うどんを食べて満足して下ってしまったなんて。とても残念だけどhiro君ならまたいっちゃう？(笑)

おつかれさまでした！
ペットボトルの底に沈んだ埃、どうかお腹を壊しませんように(笑)