宇佐美漁港に面した民家の間を抜けて離山を目指す。しかし、狭い道で仕事をしていた方が、この先、人家が切れると道は無い、と言う
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7/1 10:25
宇佐美漁港に面した民家の間を抜けて離山を目指す。しかし、狭い道で仕事をしていた方が、この先、人家が切れると道は無い、と言う
仕方ない、旧国道の隧道脇から取付くことに変更する。まずは新宇佐美トンネル出口を目指し、民家脇の歩道を上る
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7/1 10:30
仕方ない、旧国道の隧道脇から取付くことに変更する。まずは新宇佐美トンネル出口を目指し、民家脇の歩道を上る
狭い歩道を上って行くと伊東市の水道施設に着いた。この前の車道を30m程斜めに上ると国道135号線に出た
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7/1 10:40
狭い歩道を上って行くと伊東市の水道施設に着いた。この前の車道を30m程斜めに上ると国道135号線に出た
交通量が多い国道を100m程上ると新宇佐美トンネルの出口。その手前南側に旧国道が分かれるので、そちらに入る
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7/1 10:43
交通量が多い国道を100m程上ると新宇佐美トンネルの出口。その手前南側に旧国道が分かれるので、そちらに入る
旧国道は200m程で車両通行止めになっている
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7/1 10:46
旧国道は200m程で車両通行止めになっている
さらに400m程進むと古いトンネルの出口。「宇佐美隧道」と右から書かれた名札が年代を感じさせる
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7/1 10:51
さらに400m程進むと古いトンネルの出口。「宇佐美隧道」と右から書かれた名札が年代を感じさせる
トンネルの直ぐ右手に踏跡があったので、ここから取付く
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7/1 10:53
トンネルの直ぐ右手に踏跡があったので、ここから取付く
直ぐに広い明瞭な道に出る。赤ペンキが塗られた木や石柱が案内してくれるし、ジグザグに切られた道は歩き易い
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7/1 10:55
直ぐに広い明瞭な道に出る。赤ペンキが塗られた木や石柱が案内してくれるし、ジグザグに切られた道は歩き易い
5分も登ると尾根に乗った。随所で見かける赤い石柱が出口に埋められているだけなので、もしここを下る時には分岐点が分かりにくい
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7/1 10:59
5分も登ると尾根に乗った。随所で見かける赤い石柱が出口に埋められているだけなので、もしここを下る時には分岐点が分かりにくい
尾根上を離山に向かって南下する。明瞭な道が切り開かれている
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7/1 11:03
尾根上を離山に向かって南下する。明瞭な道が切り開かれている
離山手前の鞍部に下る急坂にはロープが張ってあった
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7/1 11:06
離山手前の鞍部に下る急坂にはロープが張ってあった
離山への上りになると竹林になり、ロープの張られた道が西側から上がって来た。地形図で隧道手前から巻いてくる破線の道か
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7/1 11:07
離山への上りになると竹林になり、ロープの張られた道が西側から上がって来た。地形図で隧道手前から巻いてくる破線の道か
次第に急な上りとなるが、頂上まで延々とロープが張ってあり、これに掴まって登れるので楽だ
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7/1 11:12
次第に急な上りとなるが、頂上まで延々とロープが張ってあり、これに掴まって登れるので楽だ
タケノコや山菜取り禁止の警告ビラがあちこちに張ってある。でも、ハイキングは禁止していない、との但し書きは好意的で珍しい
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7/1 11:13
タケノコや山菜取り禁止の警告ビラがあちこちに張ってある。でも、ハイキングは禁止していない、との但し書きは好意的で珍しい
本日初めての案内標識。でも、ここが離山頂上なのかしら?とりあえず案内に従って山頂展望台に行ってみよう
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7/1 11:15
本日初めての案内標識。でも、ここが離山頂上なのかしら?とりあえず案内に従って山頂展望台に行ってみよう
踏跡すら無いが南東に2, 3分下って行くとロープが張ってあって行き止まり。周りは樹木で囲まれて展望は利かない
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7/1 11:17
踏跡すら無いが南東に2, 3分下って行くとロープが張ってあって行き止まり。周りは樹木で囲まれて展望は利かない
さらに100m程行ってみたが、藪は増えるし、どんどん下るので、見晴らしがあっても山頂展望台とは言えない。写真の平坦地で諦めて戻る
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7/1 11:21
さらに100m程行ってみたが、藪は増えるし、どんどん下るので、見晴らしがあっても山頂展望台とは言えない。写真の平坦地で諦めて戻る
地形図の三角点は頂上台地の西端のコブにある。探しに行ったが、写真のように平坦なコブで、三角点は見つからなかった
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7/1 11:56
地形図の三角点は頂上台地の西端のコブにある。探しに行ったが、写真のように平坦なコブで、三角点は見つからなかった
石切り場にも行ってみた。標柱と説明板があり、小さな岩塊が転がっているだけ
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7/1 12:00
石切り場にも行ってみた。標柱と説明板があり、小さな岩塊が転がっているだけ
鞍部まで戻り、北西に伸びる尾根をナコウ山まで縦走する。標高150m辺りから急登となるが、ここにも延々とロープが張ってあるので助かる
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7/1 12:22
鞍部まで戻り、北西に伸びる尾根をナコウ山まで縦走する。標高150m辺りから急登となるが、ここにも延々とロープが張ってあるので助かる
標高260m辺りで尾根は急に緩やかになる。尾根幅は広く、踏跡も明瞭、テープも頻繁に付いているので、ルンルン気分で歩む
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7/1 12:43
標高260m辺りで尾根は急に緩やかになる。尾根幅は広く、踏跡も明瞭、テープも頻繁に付いているので、ルンルン気分で歩む
321mコブに着いた。なだらかなコブで何も無い。木々で囲まれ、眺望も利かない
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7/1 12:55
321mコブに着いた。なだらかなコブで何も無い。木々で囲まれ、眺望も利かない
鞍部に降りると、麓の白波台別荘地から上がって来たウォ−キングコースと合流した
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7/1 13:02
鞍部に降りると、麓の白波台別荘地から上がって来たウォ−キングコースと合流した
ここで道標に従って右折し、良く踏まれた道をナコウ山へ向かう
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7/1 12:59
ここで道標に従って右折し、良く踏まれた道をナコウ山へ向かう
小さなコブを2つ越える。東北東方向に、初島が木の間越しに眺められた
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7/1 13:15
小さなコブを2つ越える。東北東方向に、初島が木の間越しに眺められた
ナコウ山の頂上直下、南側に石切り場があった。羽柴越中守(細川忠興)が江戸城に運んだ大石を切り出したとか
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7/1 13:22
ナコウ山の頂上直下、南側に石切り場があった。羽柴越中守(細川忠興)が江戸城に運んだ大石を切り出したとか
この石切り場の南端から、麓の宇佐美の海岸や市街地が見下ろせた
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7/1 13:21
この石切り場の南端から、麓の宇佐美の海岸や市街地が見下ろせた
その東には、今夜泊まる伊東の市街地が望まれ、さらに奥には端正な山容の大室山が顔を出している
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7/1 13:30
その東には、今夜泊まる伊東の市街地が望まれ、さらに奥には端正な山容の大室山が顔を出している
石切り場から2分程でナコウ山頂上に着いた。352.9mの三角点と、木々に囲まれて眺望がないのに展望盤の載った台があるのみ
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7/1 14:07
石切り場から2分程でナコウ山頂上に着いた。352.9mの三角点と、木々に囲まれて眺望がないのに展望盤の載った台があるのみ
ナコウ山という山名の謂れの説明。登り出す前、地元の人も知らなかった山名が分かったし、奇妙な名前も納得
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7/1 13:24
ナコウ山という山名の謂れの説明。登り出す前、地元の人も知らなかった山名が分かったし、奇妙な名前も納得
なだらかな歩き易い尾根を辿って、直ぐ隣の350m圏コブを越える
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7/1 14:10
なだらかな歩き易い尾根を辿って、直ぐ隣の350m圏コブを越える
そのまま北西に下って行くと、東浦路と呼ばれていた旧街道に出る。道標に従って南側の宇佐美方面に左折
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7/1 14:22
そのまま北西に下って行くと、東浦路と呼ばれていた旧街道に出る。道標に従って南側の宇佐美方面に左折
道端に馬頭観音が祀られていた。200年以上前に建てられたとのこと。その割には傷んでいない
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7/1 14:24
道端に馬頭観音が祀られていた。200年以上前に建てられたとのこと。その割には傷んでいない
昔から人馬が往来した街道らしく、幅広くてよく踏まれ、歩き易い道が緩やかに下って行く
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7/1 14:27
昔から人馬が往来した街道らしく、幅広くてよく踏まれ、歩き易い道が緩やかに下って行く
幕末に吉田松陰がこの街道を通って下田から密航を企てた。その時に、この石に腰掛けて一休みしたとか
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7/1 14:28
幕末に吉田松陰がこの街道を通って下田から密航を企てた。その時に、この石に腰掛けて一休みしたとか
珍しく切通となっている。この旧街道は概ねナコウ山の西側山腹を巻きながら緩やかに下って行く
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7/1 14:38
珍しく切通となっている。この旧街道は概ねナコウ山の西側山腹を巻きながら緩やかに下って行く
山田集落の朝善寺へ下る分岐を過ぎると、旧街道は舗装された車道になる。国道に出てから海岸道を左折するとゴールは近い
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7/1 14:47
山田集落の朝善寺へ下る分岐を過ぎると、旧街道は舗装された車道になる。国道に出てから海岸道を左折するとゴールは近い
ゴール直前の海岸から東に離山が見える。正面手前に伸びている尾根を登る積りだったが、結局は写真左端の鞍部から往復した
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7/1 15:13
ゴール直前の海岸から東に離山が見える。正面手前に伸びている尾根を登る積りだったが、結局は写真左端の鞍部から往復した
同じ地点から北側の尾根を見る。写真右端の急登を登ると尾根は平坦になり、左端の321mコブに出た。ナコウ山は見えない
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7/1 15:14
同じ地点から北側の尾根を見る。写真右端の急登を登ると尾根は平坦になり、左端の321mコブに出た。ナコウ山は見えない
gakukyourouさん、はじめまして!
現在はどっぷり神奈川県民ですが、地元が伊東なので興味深く拝見しました。
高校生の頃の友人が宇佐美の留田(とまた)におりましたので、何度か遊びにも行きましたが、こんな山や古い街道があったのですね。
(住民の方に止められた道、数こそ少ないですが、みんなの足跡にも僅かに軌跡はありますね・・・)
里帰りの際にでも是非寄ってみたいと思いました。
素敵な情報ありがとうございました!
renswh さん、コメントをありがとうございました。
そうなんです、今回の足跡をヤマレコの地図に書きこんでいる時に、漁港近くから頂上まで朱線が引かれているのを見て、やはり! と思いました。ただ、私が狙ったのは、地形図で民家の中を北に回り込むルートですが、朱線は東側から回り込んでいるようですね。ここも確認したのですが、1軒の民家に入って行く道、といった感じでした。
毎度、麓の集落の中で、どこを通ったら良いのかに苦労しています。
事前調査も無しに、地形図頼りに出かけることが多いけれど、それだけに現地で新鮮な驚きもたっぷりです。今回はその典型でした。
お勧めの山です。
gakukyourou より
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