ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1516763
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

■ツクモグサとウルップソウ天国【白馬岳】ブランク明けは苦行のテン泊から(*_*)

2018年07月01日(日) 〜 2018年07月02日(月)
 - 拍手
GPS
12:18
距離
15.3km
登り
1,723m
下り
1,736m

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
1:58
合計
9:18
4:59
4:59
2
5:01
5:01
59
6:00
6:00
2
6:02
6:09
169
8:58
9:16
40
9:56
10:08
76
11:24
12:43
19
13:02
13:02
37
13:39
13:39
11
13:50
13:52
11
2日目
山行
4:00
休憩
2:04
合計
6:04
6:20
13
白馬岳頂上宿舎
6:33
6:38
7
白馬岳丸山
6:45
6:45
11
白馬岳分岐
6:56
6:56
14
白馬山荘
7:10
7:20
25
白馬岳
7:45
9:07
32
9:39
9:39
13
9:52
10:05
76
11:21
11:29
2
11:31
11:31
44
12:15
12:21
3
12:24
猿倉登山口駐車場
天候 7/1 晴れ のち ガス
7/2 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘手前の無料駐車場。
おはようです。(*‘∀‘)
猿倉荘からのスタートです。
2
おはようです。(*‘∀‘)
猿倉荘からのスタートです。
以前登ったときのことを思い出しながら登ります。
もうあれから6年かーっ!
以前登ったときのことを思い出しながら登ります。
もうあれから6年かーっ!
こんな林道あったっけー?( ゜Д゜)
完璧に記憶から抜け落ちてました。
こんな林道あったっけー?( ゜Д゜)
完璧に記憶から抜け落ちてました。
うーん、、重い。。。
今回はテン泊なので荷物がかなり重い。。。(*_*;
1
うーん、、重い。。。
今回はテン泊なので荷物がかなり重い。。。(*_*;
見えた〜♪
ちょっとテンション上がる。
3
見えた〜♪
ちょっとテンション上がる。
タニウツギ。
ザックが肩にくいこむ。。。(;´Д`)
こんなに重い荷物は初めてだ。。。
4
ザックが肩にくいこむ。。。(;´Д`)
こんなに重い荷物は初めてだ。。。
林道歩きを終え、登りに入る。
林道歩きを終え、登りに入る。
架け橋を渡るのもいつもより慎重に。
架け橋を渡るのもいつもより慎重に。
あまりの重さにテン場まで登れるか不安になる。
2
あまりの重さにテン場まで登れるか不安になる。
サンカヨウ。
追いつけない。。。
3
追いつけない。。。
白馬尻小屋。
懐かしいー♪
2
白馬尻小屋。
懐かしいー♪
キヌガサソウ。
サンカヨウ。
こんなに綺麗なのは初めて見たかも。
6
こんなに綺麗なのは初めて見たかも。
雪渓歩き開始。
アイゼンを装着してちょっとだけ荷物が軽くなる。
4
雪渓歩き開始。
アイゼンを装着してちょっとだけ荷物が軽くなる。
ガスってきた。。。
ガスってきた。。。
ここ、こんなにつらかったっけ?
6年前は日帰りだし、軽アイゼンだったからなー。
5
ここ、こんなにつらかったっけ?
6年前は日帰りだし、軽アイゼンだったからなー。
時折聞こえてくる落石の音に耳を傾ける。
離れていましたが、結構落石ありました。
6
時折聞こえてくる落石の音に耳を傾ける。
離れていましたが、結構落石ありました。
青空が出てくる。
4
青空が出てくる。
踏ん張りどころ。
2
踏ん張りどころ。
こちら側から落石多し。
3
こちら側から落石多し。
どこまで登ればいいんだろう。。。
終わりがわからない大雪渓。
7
どこまで登ればいいんだろう。。。
終わりがわからない大雪渓。
今回は苦行でしかない気がしてきた。。。(*_*)
2
今回は苦行でしかない気がしてきた。。。(*_*)
キンポウゲ。
下界は雲の中。
葱平(ねぶかっぴら)に到着。
2
葱平(ねぶかっぴら)に到着。
ここからガレ場登りを選択。
アイゼンを外して夏道を歩く。
そのまま雪渓を登る人もいましたが、傾斜がきつくなりピッケルアイゼンでないと厳しいかも。
2
ここからガレ場登りを選択。
アイゼンを外して夏道を歩く。
そのまま雪渓を登る人もいましたが、傾斜がきつくなりピッケルアイゼンでないと厳しいかも。
ハクサンイチゲ。(*´з`)
11
ハクサンイチゲ。(*´з`)
そしてまた雪渓。
アイゼンをまた装着。
3
そしてまた雪渓。
アイゼンをまた装着。
と、何やら鳴き声が。。
ゥ〜ゥ〜。。。
これはもしかしてっ?!
1
と、何やら鳴き声が。。
ゥ〜ゥ〜。。。
これはもしかしてっ?!
ライチョウでしたーーー♥(*´з`)
やったー!
11
ライチョウでしたーーー♥(*´з`)
やったー!
わかりにくいけど、そばにヒナもいましたよー♥
またまだ小さいヒナヒナでした♥(*´з`)
7
わかりにくいけど、そばにヒナもいましたよー♥
またまだ小さいヒナヒナでした♥(*´з`)
避難小屋到着。
ここで小休止。アイゼンを外す。
そばにいたオジサンたちと少しお喋り。
1
避難小屋到着。
ここで小休止。アイゼンを外す。
そばにいたオジサンたちと少しお喋り。
ここからまた夏道。
お花畑地帯。
ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲは咲いているけれど、他はもう少し先ですね。
4
ここからまた夏道。
お花畑地帯。
ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲは咲いているけれど、他はもう少し先ですね。
6年前はお花の時期ドンピシャでここは感動のお花畑でした。
今回はお花どころではないほど疲労困憊。。。
一歩一歩がきつく、ヘロヘロ状態。(*_*)
6年前はお花の時期ドンピシャでここは感動のお花畑でした。
今回はお花どころではないほど疲労困憊。。。
一歩一歩がきつく、ヘロヘロ状態。(*_*)
それでもウルップソウは色鮮やかに咲いている。
10
それでもウルップソウは色鮮やかに咲いている。
雪解け水が流れる音とお花たち。
1
雪解け水が流れる音とお花たち。
ここを登れば山頂宿舎が見えるのかな。。。
容赦なく続く階段。
1
ここを登れば山頂宿舎が見えるのかな。。。
容赦なく続く階段。
宿舎見えたー!
うるっと泣きそうになる。( ;∀;)
3
宿舎見えたー!
うるっと泣きそうになる。( ;∀;)
最後の小雪渓。
あと少しなんだけど、、、遠いっ。
つらくて前に進めない。
1
あと少しなんだけど、、、遠いっ。
つらくて前に進めない。
花に癒される。。。
頑張る。。
あと少し。。。
6
花に癒される。。。
頑張る。。
あと少し。。。
やっと頂上宿舎着いたー!!!( ;∀;)( ;∀;)
5
やっと頂上宿舎着いたー!!!( ;∀;)( ;∀;)
受付を済ませて宿舎裏のテン場へ。
2
受付を済ませて宿舎裏のテン場へ。
やっと思い荷物を下ろすことができ、今日の我が家を設営。
設営後、私はテントの中に倒れこむ。。。
ほんとにつらかった。。。( ;∀;)
13
やっと思い荷物を下ろすことができ、今日の我が家を設営。
設営後、私はテントの中に倒れこむ。。。
ほんとにつらかった。。。( ;∀;)
少し休憩してから空身で白馬岳山頂へ。
少し休憩してから空身で白馬岳山頂へ。
斜面にはお花いっぱい♪
斜面にはお花いっぱい♪
ウルップソウがこんなに!
2
ウルップソウがこんなに!
ウルップソウはほかのお花たちより少し早く咲くからこんなに咲いているのを見るのは初めて。
13
ウルップソウはほかのお花たちより少し早く咲くからこんなに咲いているのを見るのは初めて。
シナノキンバイ。
3
シナノキンバイ。
白馬山荘までも遠く感じる。
白馬山荘までも遠く感じる。
周りはウルップソウだらけ。
1
周りはウルップソウだらけ。
白馬山荘。
まだ人は少なくて静かです。
来週あたりから増えるかな。
白馬山荘。
まだ人は少なくて静かです。
来週あたりから増えるかな。
あっ!
ツクモグサ!!
21
あっ!
ツクモグサ!!
今回はこの白馬のツクモグサ目当てで来ました。(*´з`)
6
今回はこの白馬のツクモグサ目当てで来ました。(*´з`)
もう最終かな。
でも残っててくれてうれしいです。
9
もう最終かな。
でも残っててくれてうれしいです。
来るの遅くなってごめんね。
やっと会いに来れたよ。(*´з`)
17
来るの遅くなってごめんね。
やっと会いに来れたよ。(*´з`)
ガスが上がってくる。
1
ガスが上がってくる。
ハクサンイチゲにも癒される。
13
ハクサンイチゲにも癒される。
白馬岳に初めて山小屋を建てた人の記念碑。
白馬岳に初めて山小屋を建てた人の記念碑。
ウルップソウ。
キンポウゲとツクモグサ。
八ヶ岳より小ぶりだけど数は多いです。
11
キンポウゲとツクモグサ。
八ヶ岳より小ぶりだけど数は多いです。
ガスガスで真っ白に。
ガスガスで真っ白に。
でも君たちに会えたから幸せだ♥(*´з`)
4
でも君たちに会えたから幸せだ♥(*´з`)
恥ずかしいって?w
2
恥ずかしいって?w
そして白馬岳山頂。
19
そして白馬岳山頂。
重さに耐えてよぉく頑張った!!
23
重さに耐えてよぉく頑張った!!
チングルマも咲き始めてる。
2
チングルマも咲き始めてる。
テン場に戻ってきました。
今日は4張。
1
テン場に戻ってきました。
今日は4張。
ウルップ!ウルップ!
7
ウルップ!ウルップ!
イワベンケイも。
6
イワベンケイも。
お花が咲いてるテン場です。
1
お花が咲いてるテン場です。
遅いお昼ごはん。
簡単に塩ラーメンとビール。

この後ゆっくりと昼寝。
夕食はご飯を炊いて、カレーライス。
疲れていたので早めに寝てしまいました。
4
遅いお昼ごはん。
簡単に塩ラーメンとビール。

この後ゆっくりと昼寝。
夕食はご飯を炊いて、カレーライス。
疲れていたので早めに寝てしまいました。
おはようございます!(*´з`)
二日目の朝です。
1
おはようございます!(*´з`)
二日目の朝です。
テン場を後にして、朝飯前にお散歩します。
1
テン場を後にして、朝飯前にお散歩します。
昨日はガスガスであまり見えなかった旭岳。
7
昨日はガスガスであまり見えなかった旭岳。
杓子岳方面にちょっと歩いてみます。
2
杓子岳方面にちょっと歩いてみます。
天気いいねー♪(*´з`)
1
天気いいねー♪(*´з`)
本当は杓子、鑓と登りたかったのですが、昨日の疲れで断念。
2
本当は杓子、鑓と登りたかったのですが、昨日の疲れで断念。
テン場を見下ろす。
実は我が家は一等地にwwww
1
テン場を見下ろす。
実は我が家は一等地にwwww
旭岳にも登ってみたい。。。
1週間ほど滞在したら登れるかもw
3
旭岳にも登ってみたい。。。
1週間ほど滞在したら登れるかもw
ぉぉ〜っ、見えてきました♪(*´з`)
7
ぉぉ〜っ、見えてきました♪(*´з`)
ウルップソウもいっぱい。
8
ウルップソウもいっぱい。
ああ、素晴らしい。(*´з`)
6
ああ、素晴らしい。(*´з`)
白馬岳を振り返る。
4
白馬岳を振り返る。
昨日の苦悩が嘘のよう。
6
昨日の苦悩が嘘のよう。
オヤマノエンドウ。
6
オヤマノエンドウ。
頑張って登ってきて良かったと思う瞬間が何度も訪れる。
6
頑張って登ってきて良かったと思う瞬間が何度も訪れる。
やっぱりここは天国です。
やっぱりここは天国です。
旭岳かっこいー!(*´з`)
5
旭岳かっこいー!(*´з`)
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
見ているとやっぱり登りたくなってきた。
8
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
見ているとやっぱり登りたくなってきた。
白馬鑓ヶ岳の向こうには、槍ヶ岳の姿も。
6
白馬鑓ヶ岳の向こうには、槍ヶ岳の姿も。
穂高と槍ヶ岳。
今日も尖ってるねーー♪(*´з`)
6
今日も尖ってるねーー♪(*´з`)
そして劔岳。
残雪模様も素晴らしい。
4
残雪模様も素晴らしい。
ワイドで。
やっぱりお山は素晴らしい。。。
山に帰ってきて良かった。(*´з`)
4
ワイドで。
やっぱりお山は素晴らしい。。。
山に帰ってきて良かった。(*´з`)
あの二つはいつかまた身体を戻してリベンジします。
3
あの二つはいつかまた身体を戻してリベンジします。
絶景をバックに。
9
絶景をバックに。
来た道を戻って、再び白馬岳山頂へ向かうことに。
3
来た道を戻って、再び白馬岳山頂へ向かうことに。
うるっぷっぷーっ!
10
うるっぷっぷーっ!
お花いっぱいのテン場。
お花いっぱいのテン場。
八ヶ岳と富士山も見えました。
1
八ヶ岳と富士山も見えました。
ありがとう、絶景。(*´з`)
1
ありがとう、絶景。(*´з`)
白馬山荘ふたたび。
1
白馬山荘ふたたび。
山頂へ。
白馬岳山頂。
今日は全部見える。
3
今日は全部見える。
またいつか歩きたい道。
5
またいつか歩きたい道。
ウルップソウの向こうに剱岳。
5
ウルップソウの向こうに剱岳。
青空の山頂。
眠っているツクモグサ。
6
眠っているツクモグサ。
イワウメ。
戻ります。
テントが1つ減ってました。
テントが1つ減ってました。
イワベンケイも咲いてきた。
イワベンケイも咲いてきた。
お花のすぐ傍のテン場に戻る。
2
お花のすぐ傍のテン場に戻る。
そして朝食のコーヒー。
1
そして朝食のコーヒー。
焼いたランチパックとともに。
3
焼いたランチパックとともに。
テン場に咲くミヤマオダマキ。
5
テン場に咲くミヤマオダマキ。
お世話になりました。m(_ _"m)
お世話になりました。m(_ _"m)
ウルップソウ、さようなら。(*´з`)
4
ウルップソウ、さようなら。(*´з`)
今度は君たちメインで登りに来ることを誓います。
1
今度は君たちメインで登りに来ることを誓います。
真っ青な空を背に大雪渓を下る。
1
真っ青な空を背に大雪渓を下る。
小屋の人たちが雪渓の途中にトラバース道を切り出し中でした。ご苦労様です。
4
小屋の人たちが雪渓の途中にトラバース道を切り出し中でした。ご苦労様です。
帰りも相変わらず荷物が重い。。。((+_+))
2
帰りも相変わらず荷物が重い。。。((+_+))
雪渓も固さが微妙で歩きにくい。
2
雪渓も固さが微妙で歩きにくい。
最後に大雪渓を振り返る。
今度は弱音も文句も吐かずに登りたいと思います。
2
最後に大雪渓を振り返る。
今度は弱音も文句も吐かずに登りたいと思います。
白馬尻小屋まで戻ってきた。
沢の水で首元を冷やして生き返る。
1
白馬尻小屋まで戻ってきた。
沢の水で首元を冷やして生き返る。
シラネアオイ。
1輪だけ残っていた
4
シラネアオイ。
1輪だけ残っていた
暑いし、疲れたし、重いし、、最後の林道歩きはつらかった。。。
足の力が入らない。。。
2
暑いし、疲れたし、重いし、、最後の林道歩きはつらかった。。。
足の力が入らない。。。
猿倉にやっと到着〜。(=゜ω゜)ノ
炭酸飲料の美味しいことっ!!!
久々の山行、乙でしたー!!
3
猿倉にやっと到着〜。(=゜ω゜)ノ
炭酸飲料の美味しいことっ!!!
久々の山行、乙でしたー!!

装備

個人装備
ヘッドランプ 地図 コンパス 保険証 飲料 手袋(3) 細引き 携帯電話 12本爪アイゼン Wストック 防寒着(フリース&ダウンジャケット) 水筒 時計・高度計 非常食 折りたたみ座布団 帽子・サングラス 雪山用スパッツ シュラフ その他 財布など省略
共同装備
ファーストエイドキット 医薬品 カメラ コッヘルセット ボンベ&バーナー ハンディGPS テント一式

感想

梅雨も明け、夏山シーズン到来。
そろそろ鈍りきった身体、どうにかしないと。。。
このままだと夏に計画しているお山に登れないぞ。。
ということで、お花の咲き始めた白馬岳に登ってきた。
レコには上げてないけど、山登りらしい山登りは実に2ヶ月ぶりになる。

白馬岳は6年ぶり。
今回は白馬のツクモグサに会いに行くのがメインの計画。
日の出後、明るくなった猿倉から出発。
久々の山行。しかもテン泊装備。。。
今まで背負ったことがない重さにフラつきながら歩き始める。
余計なものは持ってきていない。
なんでこんなに重いんだ??
荷物を支える肩や腰の筋力が落ちてしまったから??
ブランク明けのいきなりテン泊は無謀だったかも。(;´Д`)
いろんなことを考え、不安になりながらも歩き続ける。

休業中の白馬尻小屋を過ぎて、いよいよ大雪渓へ。
12本爪アイゼンを装着。
今年は雪が非常に多い。しかもテン泊で荷物も大きく重いため、雪渓上部の急斜面は軽アイゼンでは危険と判断し今回は12本にした。
気温が上がり、汗だくになりながら長い長い大雪渓を登る。
左右の岩壁から落石の音を聞いては立ち止まって様子を伺う。
雪渓上には大きな岩がゴロゴロと転がっていて、ヘルメット被っていてもこんなの転がってきたらひとたまりもないなと感じてしまう。

葱平。
引き続き雪渓を登っている人もいたが、我々はここでアイゼンを外して夏道に変更。お花もあるし気分を変えよう。
ザックが肩や腰にくいこんで痛い。。。( ;∀;)
ガレ場を登りきり、ふたたび雪渓歩き。
途中木の陰で何かの鳴き声を耳にする。
これは、、、、きっとライチョウだ。
目を凝らしてよく見るとライチョウのメスの姿が!
そしてその傍にはライチョウの雛も!
かわいい〜♥(*´з`)
苦しい登りのつらさを忘れる癒しのひと時。(*´з`)幸せ

避難小屋を過ぎるとお花畑地帯に突入。
今の時期まだ咲いているお花はまだ一部。
最盛期はもう少し先になるだろう。
ここまで来ると頂上宿舎まであともう少しなのだけど、足が全然進まなくなる。荷物が重い。。。疲れた。。。もう足に力が入らない。
セカチューの台詞ではないけれど、「助けてくださいー!!」と大声で叫んでしまいそう。(;´Д`)
いっその事、いったんザックはデポして空身で宿舎まで登って、ザックは後で取りに来ようかしらと思ったほど。。。

最後の力を振り絞って一歩ずつ階段を上り、小さな雪渓も登りきり、やっと頂上宿舎に到着。
受付を済ませて宿舎の裏のテン場へ向かう。
景色は見えないけれど、斜面にはお花がいっぱい!!
テンション上がるっ!!(*´з`)
見晴らしの良い小高い場所を陣取って、やっと一息入れることができた。

休憩後、空身で白馬岳へ向かう。
ガスっていて景色は何も見えないのは残念だけれど、お目当てのツクモグサを見つけに歩く。
毎年のように八ヶ岳のツクモグサは見に行くけれど、ここのツクモグサは初めて。特に探し回ることなく簡単にツクモグサは見つかった。
八ヶ岳のより少し小ぶりなのかな。
でも花の数は多かった。
綺麗に咲いていてくれてありがとう。(*´з`)

山頂まで歩いた後、テン場に戻って昼食。
そして少し眠った。
以前の体力があれば、もう少し早く着くことができただろうし、杓子岳、鑓ヶ岳にも行けたかもしれない。けれど今日はもう歩けない。
残念だけど諦める。
日が暮れる頃、夕飯にカレーを食べてそのまままた眠りについた。
自分でも驚くぐらい、その日はぐっすり眠った。

翌朝、早めに起きて杓子岳方面へと歩く。
手前の丸山までのお散歩。
空は晴れて昨日は見えなかった絶景が目に飛び込んでくる。
来てよかったぁ〜(*´з`)
頑張って登ってきてよかったぁ〜(*´з`)
昨日の苦行が報われた瞬間だ。
そして目の前には杓子岳と鑓ヶ岳。
ああ、このまま歩いて行きたい。
やっぱり山が好きだ。。。
あんなにつらかったのに、やっぱり山が好きなんだワ。
ここしばらくお山から離れていてお山のことを考える時間も減っていたけれど、改めて山の魅力を思い知らされる。

元来た道を引き返してそのまま再び白馬岳の山頂へと向かった。
青空の頂が見たい。
頂の向こうの景色も6年ぶりに見たかった。

白馬山頂からの景色を堪能してテン場に戻って朝食を済ませる。
テントを撤収し、また昨日と同じ重さのザックを背負って下山開始。
下る方が楽だろうと思っていたけれど、そうでもない。
雪渓も固くて歩きにくかった。
気温も高く、汗をかきながらの下山。
ヘロヘロになって登山口の猿倉にたどり着いた。

翌日から数日、ひどい筋肉痛に悩まされたのは言うまでもない。

------------------------------------

3月の乗鞍岳以来、長いことヤマレコをお休みしてました。
毎年やってくる雪山燃え尽き症候群てやつです。
休んでる間もお山は何回か登ってましたが、ヤマレコにアップする気分にならず。。。
そんな中、オートキャンプにハマってしまい、4〜6月の週末はキャンプ三昧。頭の中はキャンプのことでいっぱいになりました。
でも、、、そろそろ待ちに待った夏山シーズン到来っ!
旦那さんの「テン泊で白馬のツクモグサを見に行きたい」というリクエストもあって、ようやく重い腰を上げてお山に向かう決心をしたのです。
はじめは白馬三山の周回を計画していましたが、今年は雪が多く残っていて白馬鑓ヶ岳からのルート取りが難しいということで周回は断念。白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳の三山をピストンで登る計画に変更しましたが、実際は白馬への登りだけで精根尽き果てて三山巡りは次回に持ち越しになりました。

苦しみに耐えて登った白馬岳。
でも山の魅力を再認識するにはいいキッカケになりました。
夏山始動ということで、これから落ちてしまった体力を取り戻そうと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1870人

コメント

最高のご褒美♪
mizutamariさん&yukidamariさん、こんばんは。
お久しぶりです♡

なんか、めっちゃわかる〜、と。
ヤマレコする前ですが私も7月頭にあの雪渓苦行を・・・。
もう荷物投げ出したい気分で、花の写真もザック背負ったまま屈むと起き上がれず(>_<)
私も白馬三山どころではなかった(^-^;
また帰りはまだステップない雪渓を下りたくないので栂池経由で降りました(笑)

素晴らしい景色!! ご褒美が待っていましたね♪
この時期はウルップソウとツクモグサの両方が見れていいですよね〜♡
また行きたくなりましたよ♬ ・・・が、しんどそうだ〜
私も天気がよければ来週あたりに久々テン泊装備で、と思っていますが苦行になりそうです(笑)

お疲れさまでした☆彡
2018/7/7 20:09
katu5さん。^^
こんにちはー!!
ご無沙汰してます!
コメントありがとうございます!!(*´з`)♥

katuさん、めっちゃわかってもらえますかー?
もう情けないくらい体力落ちてどうしようって感じなんです。(-_-;)
そうそう、花の写真撮るのも屈むと起き上がるの大変よねw
一度ザック下すと、もう次背負うのも持ち上げられないし。。。
空身で白馬目指したときも、花の写真撮るときに軽く眩暈起きてました。(;'∀')
あの雪渓も下りは嫌ですねー。
二度と白馬の雪渓は下りたくないと思いましたよ。
どんなに栂池経由が帰りたかったことか。。。
でも6年前に縦走してるし、車の回収にタクシー乗らなきゃなので今回は我慢して下りました。(;´Д`)

三連休はテン泊ですかー♪
お天気良さそうなので良いですね!
我が家は混雑を避けて、、その次ぐらいにまたテン泊かなぁ。。。
それまでにまた体力つけられるか不安で仕方ないんだけどwww
2018/7/8 16:55
テント場で一緒でしたね
こんばんわ。
たしかテント場で一緒だったご夫婦でしょうか?
私は一眼レフ持った単独女性です。山頂付近でもすれ違いましたね。
初日、夕陽を見に丸山に行きましたが、呼びに行けば良かったかな〜と思うほど綺麗でした。
翌朝の日の出も綺麗だったのですよ。ついでに星空も
お疲れと思い声を掛けませんでしたが、「あぁ、声を掛ければ」と少々後悔してます。
私のレコに夕焼け、星空、朝陽の写真が載っています。
また白馬に登る時が有れば是非、夕陽と朝陽をご覧になってください。素敵ですよ。
2018/7/8 19:47
yasubeさん。^^
こんばんは!
コメントありがとうございます!
そうです、白馬山荘の手前でお話して、テン場も一緒でした!

夕陽に気づいたのは一回昼寝して起きた頃でした。
宿舎で泊ってる方たちが賑やかに丸山の方へ歩いているのを見て、「あそこから夕陽見えるのかな」って気づいたときは時すでに遅し。
疲れていたので見逃しても仕方ないと思っていましたが、翌日の朝散歩で丸山まで歩いたときに「ああ、なんでもっと貪欲になれないんだろう。ここからの夕陽見たかったなぁ」とちょっと思ったんです。
せっかく泊まりでお山にいるのだから、色々楽しまなきゃですね。(;'∀')
まだまだテン泊は初心者マークなので、皆さんのレコや助言勉強になります。(*´з`)
「呼びに行けば良かったかな〜」と思っていただけただけでも嬉しいな〜。
yasubeさんとはまたどこかのお山でお会いしたいですね。^^
2018/7/9 20:23
久々の^^;
mizutamariさん こんにちは!
お久ぶりですね〜

レコもですがお山も久々だったんですね〜^^;
白馬!僕もテン泊で行こうかと思っていますが、テン泊初心者のぼくが苦行の文字を見て怯んでいます(笑)
ではこの時期さすが白馬!お花いっぱいですね〜(*´∀`*)
ツクモグサ無事に見る事が出来て良かったです!僕が八ヶ岳で見たツクモグサはピヨピヨな感じでしたがこちらはちょっと大人なのツクモグサの様な感じがします^^;

僕も最近がっつり登っていませんし、暑さに弱いので苦行なると思いますが近々行って来ようかと思います!

お疲れ様でした!

そう言えば車買われたんですね〜!
これで山に?キャンプに?行く機会も多くなるでしょうか?^^;
たまにはヤマレコもお待ちしていますよ〜!

まんゆ〜*16
2018/7/9 9:02
まんゆ〜*16さん。^^
こんばんはー!
コメントありがとうございます!
久しぶりですね〜(*´з`)

白馬はこれからの時期、お花天国ですよ。
苦行でもなんでも絶対行った方がいいですっ!w
まんゆ〜さんなら、きっと感動で泣きますw
(昼間の気温がかなり高いので暑さ対策が必要ですね)

ツクモグサはいつも八ヶ岳だったんですが、今回は白馬のを見てきました。
もう少し早い時期に行きたかったんですが、なかなか天気やタイミングが合わず。テン泊しようとすると2日間は雨降ってほしくないので見極めが難しいですね〜。

車買いましたっ!(*´з`)
先月買ったのに、もうすでに走行距離3000キロに届きそうです。(^^;
先日も今週末もキャンプなので、お山に行くのは来週になりそうですが、マイカーでガンガン行きたいと思います。
2018/7/9 20:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら