笹山(黒河内岳)ダイレクト尾根

2018年07月14日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,933m
• 下り: 1,937m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:33

5:54 駐車場
5:55 5:56 吊橋
6:10 6:10 登山口
7:38 7:46 水場入口
10:58 11:35 笹山 （黒河内岳）南峰
11:47 11:52 笹山（黒河内岳）北峰
12:05 12:15 笹山 （黒河内岳）南峰
14:12 14:12 水場入口
15:17 15:17 登山口
15:25 15:26 吊橋
15:27 駐車場

登りは赤テープを見つけやすく、笹山南峰まで迷う心配はありませんでした。ただ、下山時は赤テープを見つけづらい箇所が所々ありました。一度、ルートを外れてしまい、正しいルートに戻るのに数分かかってしまいました。
持参した「山と高原地図」（昭文社）では、北峰の山頂に「山梨百名山　標柱あり」と記載されていますが、実際は南峰にあります。今回、地形図を自宅に忘れたために、南峰の登頂時、しばらくの間、北峰と間違えていました。

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹山に向かうには奈良田湖にかかる吊り橋を渡るのですが、この橋のすぐ手前に駐車場があります。連休初日のせいか、午前2時過ぎに奈良田に到着すると、駐車場はかなり埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、バス停近くの公衆トイレに設置されています。
ルート中に危険な所はありません。でも、登りで体力を要しました。
下りは、赤テープが目に付きにくい所がいくつかありました。

その他周辺情報

下山後、早川町営の奈良田の里温泉・女帝の湯に行きました。

写真

7/14 5:55

奈良田湖にかかる吊り橋を渡ります。どんなキツい山だろうかと、ちょっと緊張します。

7/14 5:55

渡っている間、心地よいそよ風が吹いていました。

7/14 6:02

放水路から流れ落ちる水が轟音を立てています。

7/14 6:05

笹山の案内はありません。吊り橋から続く道を右折します。

7/14 6:10

登山口です。

7/14 6:20

歩きやすいですが、やや急傾斜の坂をしばらく登ります。

7/14 6:53

どこまで歩いても樹林帯です。目印のリボンを見つけやすく、登りで迷う心配はないと思います。

7/14 7:03

早くも額から汗がしたたり落ちます。汗が目に入って痛い。

7/14 7:08

7/14 7:38

水場入口。ここから400メートルほど南側に水場があるそうです。余計に歩くともっと水を使いそう。このまま登ります。

7/14 9:02

コケがたくさんあって日本庭園のよう。

7/14 9:17

ガスが立ちこめて、眺望はありません。

7/14 9:21

木々が密集しています。吹き抜ける風はなく、体の熱がたまっていくように感じます。

7/14 9:32

ブナ林の狭い道を進みます。

7/14 9:39

南アルプスらしい景色と思います。

7/14 10:00

倒木がたくさんあって、疲れが増します。

7/14 10:03

2000メートルを超えた辺りから急登が連続します。苦行をしているよう。

7/14 10:19

ゴゼンタチバナ？　写真がぼけてしまいました。

7/14 10:22

シャクナゲ。ずっと眺めていたいけど、予定より遅くなっているので、先を急ぎます。

7/14 10:25

疲れてしまっいるせいか、手が震えます。写真が斜めになりました。

7/14 10:58

笹山南峰に登頂しました。周囲のハイマツや木々の外側の視界はほとんどありません。でもつらい登りを耐え抜くことができて満足です。山頂でしばらく居眠りをしてしまいました。

7/14 11:46

笹山南峰から10分弱歩き、笹山北峰の山頂直下です。

7/14 11:47

笹山北峰の山頂です。私以外に登山者3人がいらっしゃいました。

7/14 11:48

晴れていればこの方向に北岳が見えるはずなのですが…。。

7/14 11:48

眺望はなくても、シャクナゲがきれいでした。

7/14 12:11

南峰に戻りました。待っていてもガスが晴れそうにないので、下山することにしました。

7/14 12:59

7/14 13:13

7/14 14:12

水場入口。ここで別の方向に向かいそうになりました。

7/14 14:18

7/14 14:36

ようやく晴れてきました。「今頃遅いよ」と独り言を言いながら歩を進めます。

7/14 15:17

登山口に戻ってきました。歩き続けて体が熱くなり、約30度の気温で、蒸し風呂にいるような感じがします。

7/14 15:25

私にとって体力的にすごくきつい登山でした。いつか再び笹山を登って別の山へ縦走するのもいいなと思いながら、吊り橋を渡りました。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ライター コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

atoh

地味な山ですが急登の連続で、疲労困憊でした。何度も休憩しながら、どうにか登頂できました。変化の少ない樹林帯がどこまでも続き、標高が上がるにつれて疲れがいっそう増しました。それだけに山頂に立った時の喜びは格別でした。笹山がもっと有名になってもいいと思います。
高山植物の花々が道沿いのそこかしこに咲いていました。とりわけシャクナゲには目を奪われました。つらい道中だったので、より美しく感じたのかもしれません。