羊蹄山(京極コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:37
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。ロープ場もロープを使用しなくても普通に登れます。ただし、数ヶ所、登山道上に倒木があって遮っている箇所がありました。 |
写真
感想
朝7時半前に駐車場に到着しましたが、すでに満車に近い状態でした。端っこの方に1台分の空きスペースがあったので、そこに車を停め、登山準備を終えて2年間に来た時とは違う場所に移設されていたまだ新しい感じのする「入山届箱」が設置してある登山道入口から歩き出します。
前方に見えるはずの羊蹄山は、麓からすっぽりと雲に覆われていて全く山影は見えませんでした。
登山道は、一合目の前後で2回林道を横切る形で頂上方向に延びています。2本目の林道を横切ってからおよそ10分ほどで二合目に到着です。
風はほとんどなく、蒸し暑く感じられました。
ここ数日間、雨の日が続いていたせいなのか粘土質の登山道は所々湿っていてかなり滑りやすくなっていました。
四号目を過ぎた辺りからは時折青空も見えるようになってきました。その後も晴れたり曇ったりと、結構頻繁に天気が移り変わっていきます。ひたすら急登を登って行きますが、相変わらず風はなく、とても蒸し暑くて汗が滴り落ちていきます。水分補給を怠らないようにして登り続けますが、なかなかペースが上がりません。熱中症になるのを避けるため、無理をしない程度のペースで登り続けました。
時々、休憩がてら後ろを振り返ってみましたが、雲に閉ざされていて下界はほとんど見えませんでした。
やがて、八合目を過ぎて25分ほどで急に視界が開けて岩れき帯が現れました。そして九合目を経由し、10分くらいで外輪山(京極コース分岐)に到着しました。父釜を覗くと、ガス越しに雪渓と池が見えました。
分岐からおよそ10分ほどで標高1,898mのピークにたどり着きましたが、頂上標識と一緒に記念写真を撮ろうとする登山者達がたくさん居て周囲は混雑していました。
そばで数分間待って、人が入れ替わろうとして標識の前や横が無人となった瞬間を狙って、無事に頂上標識の撮影を完了しました。
頂上周辺はやはりガスがかかっていて、下界は全く見えませんでした。標識から離れた所に座り、少し早い昼食を摂ります。風が吹いていましたが、そよ風程度で心地良い感じでした。
食事休憩を終え、再び京極コース分岐へ戻って一気に下り始めます。
下山途中、登山道の所々に出現する湿った粘土質の土が道上に張り出した固い木の根の上を薄く覆っている箇所がとても滑りやすく、何度か転びそうになり、一度は危うく尻もちを突きそうにさえなりました。
これまで登山の最中に転んだことはほとんどなかったのですが、もしかしたら、この春に新調した登山靴のソールパターンが今日の登山道の路面状況にマッチしていなかったせいなのかもしれません。次回、羊蹄山に登るときには、違う登山靴でチャレンジしてみようと思いました。
また、2年前にこのコースを登った時は3時間掛からずに外輪山にたどり着いたはずなのに、今回は3時間15分も掛かってしまいました。この日は気温が高かった(下山後、車載の外気温計で確認したら28℃もありました)ため途中でバテてしまったせいや、今年は6月以降の天候不順により週末の天気がイマイチでなかなか登山に行けなかったことや新調した登山靴のせいもあるのかもしれないと思いましたが、本当はやはり歳のせいなのかも?と少々落ち込んでしまいました。
下山後は京極温泉に直行しましたが、晴れていれば露天風呂からきれいに見えるはずの羊蹄山が雲に閉ざされて全く見えなかったのが残念でした。
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