初の涸沢テント泊 憧れの奥穂高岳へ
- GPS
- 35:01
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,450m
- 下り
- 2,444m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:25
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:30
天候 | 両日とも快晴、暑さも厳しかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
往路:登山者の方々4名で一緒になりタクシーで上高地へ(一人1,050円) 復路:沢渡へのシャトルバス(一人1,250円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ザイテングラート取り付き手前と穂高岳山荘手前に若干の雪ありましたが、ステップ切ってありアイゼン等不要。 |
その他周辺情報 | 駐車場至近の梓湖畔の湯で汗を流しました。 |
写真
装備
MYアイテム |
Haru_1964
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
感想
上高地や岳沢小屋までや新穂高など少し歩いたことはあったものの、しっかり北アルプスの山頂を踏んだことは無かったので、金曜日に休みが取れたので、金土の2日間で初の涸沢テント泊して奥穂高岳を目指すルートに挑戦することにしました。
木曜日の夜自宅を出発し、沢渡駐車場に1時過ぎに到着。4時くらいまで車中で仮眠して、バスターミナルに行くとちょうど私含め4名の登山者になったので、乗り合いタクシーで上高地を目指します。一人1,050円なので、バスの片道料金より安くスムーズでリーズナブル。
誰もいない上高地バスターミナルに着き、支度して涸沢を目指します。明神池までは何度か行ったことあるものの、そこから先は初めて。延々と林道を歩きますが、朝なのでまだ気温低めで気持ち良いです。
横尾から登山道になるので、大きく休んで入って行きます。様々な山々や屏風岩など、まさにどこを見ても絶景、アルプスに抱かれているという感じでテント泊装備の重さも気になりません。でも日が上がってきて、日向は徐々に暑くなってきましたが、日影は風が気持ち良い。
本谷橋で気持ち良い沢水で涼んで最後の登りに入ります。涸沢ヒュッテが遠くに見えて涸沢の水の音を聞きながら最後の一踏ん張り。
やっと念願の涸沢に着きました。写真で見た光景が目の前に広がり感無量です。写真で見るとこんなゴロゴロ石の上にどうやってテント張るのだろう?と思っていましたが、行ってみるとゴロゴロ石の中に平らになっているところもあり、またベニヤ板のレンタルもやっているので、そこそこ快適そう。私はちょうど平らな所を見つけられ、少し整地して無事にマイホーム設営。涸沢小屋に昼飯と生ビール飲みに行って涸沢眺めてマッタリします。その後はテントで昼寝、夕方テントの受付済ませて晩ご飯作り、明日の奥穂高岳に向けて早めに就寝。夜は流石に寒く、フリースを着ました。
3時に起きて、空を見ると快晴!天の川もはっきり見えて、流れ星がいくつも流れます。こんな星空見るの何十年振りかな。
4時過ぎに奥穂高岳に向けて出発。ザイテングラートや奥穂高岳への岩稜を自分が歩けるのか?と不安がよぎりますが、ヘルメットかぶって、しっかり準備してきたことを信じて出かけます。途中吊尾根に日が当たってきてモルゲンロート。思っていたよりは赤くなりませんでしたが、なんとも言えない夜明けでした。
ザイテングラートでストックをしまって手足でよじ登り開始。斜度もあるけど、手がかりしっかりで不安はありません。順調に穂高岳山荘へ到着し、一休みしていよいよ奥穂高岳へ登ります。穂高岳山荘すぐ横の壁が急で高度感あり緊張しますが、しっかり手がかり、足がかりあるので確実に進みます。笠ヶ岳が見え、振り返ると槍ヶ岳、念願の北アルプスに来れた感激。斜度が少し緩んで進むと念願の奥穂高岳に登頂できました。360度の眺め、眼下には上高地、八ヶ岳やうっすら富士山も。いつも上高地から見ていたり写真でしか見てなかった場所に立ててることに感激です。
少しくつろいで、下に見える上高地まで今日戻りたいので、山頂に別れを告げて下山します。下山の方が危険なのでより慎重を期します。足の置き場に気をつけ、落石等起こさないように進み、多くの方々が登ってくる中、涸沢まで戻りました。
テントを撤収して上高地を目指しますが、昼過ぎは暑さも堪えて最終の沢渡行きバスに間に合うかどうか。計算するとコースタイムの80%くらいで行けば間に合う計算。でも靴擦れや膝に負担がかからないよう、無理せずに行きます。間に合わなければ徳澤や小梨平でもう一泊テントでも良いし。
横尾や徳澤で適宜カロリー補給しながらペースが保て、無事に上高地バスターミナルに到着。順調にバスにも乗れて沢渡に戻れました。
色々な山行を重ねてきましたが北アルプスは初めて。やはり奥が深く、難易度が高い所も多く、距離も長く、今までの中では一番ハードでしたが、ここまで来れたこと、また安全に行ってこれたことに感謝しつつ、次の目標を考え、天気等コンディション良い時にまた行きます。
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Haru 1964さん、初めまして!
初めての涸沢テン泊〜奥穂だったそうですが、その感動が溢れている素晴らしいレコでした。登山記録としても、とても丁寧で、後から行く者にとても参考になるな〜って感謝いたしました。
私も来週、46年振りに涸沢テン泊〜奥穂に行きます。このレコを見ながら46年前の穂高を思い出しつつ、穂高との再会にワクワクしています。
f15eagle様、初めまして!
私はまだ3年目くらいなのですが、山にはまって行きたいとこが沢山あります(笑)。
初めての涸沢はとても素晴らしく日本とは思えない感動的な場所でした。
暑い日が続きますが、万全の準備で素晴らしい山行となることお祈りいたします。
コメントありがとうございました!
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