鳥海山 途中敗退 風に煽られ茂みにダイブ
- GPS
- 03:51
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 560m
- 下り
- 538m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 凄まじい風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 賽の河原付近は登山道の上を雪解け水が流れており、ちょっとした沢登り感があります。 |
写真
感想
妻と2人で、「台風をやり過ごせるところはないか」と探していく中で、鳥海山はどうだろう、という話になりました。
てんきとくらすとSCWの予報では天気は良さそう。ただし風速が20m/sくらいとなっており、少し不安が頭をよぎったものの、とりあえず行ってみました。
朝6時に鉾立を出発し、最初は舗装路を歩きます。歩き始めは風は少し強いかな、というくらいで、これなら行けそうだと思っていました。しばらくすると降りてくる方が続き、そのうちのお一方にお話を聞いたところ「御浜小屋まで行ったが風が強いのであきらめて下山してきた」とのこと。にわかには信じられず、とりあえず小屋へ向かいます。
徐々に風が強くなり、時々突風で立ち止まりながらも、小屋までは無事に辿り着きました。
...が、問題はそこからでした。小屋の前を通って稜線に出たとたんに凄まじい風。テレビを見ていると、送風機の風で芸人さんの顔がゆがむシーンがありますが、まさにアレです。強風でまぶたがバタついて視界が揺れるというのを生まれて初めて経験しました。さすがにこれは無理でしょということで下山を開始しますが、これで終わりではありませんでした。
小屋から200mくらいのところで風に煽られて私が転倒してしまい、勢いで先行していた妻の背中にフライングクロスチョップ。二人仲良く登山道脇の茂みに頭から突っ込んでしまいました。私は両肘、両膝を擦りむき、妻も両膝と腕を打撲してしまいました。幸い歩ける状態だったので何とか帰ってくることができましたが、
「登山道が崖のトラバースだったら」
「巻き込んだのが同行者ではなく無関係な他の人だったら」
と考えるとゾッとします。
でも山自体は素晴らしかったです。海を見下ろす景色、歩きやすい登山道。御浜小屋の辺りにはいろんな花が咲いていたので、その先はもっと綺麗だったんでしょうね。もしも風が穏やかで無事に登って帰ってきたとしても、また行っていたんじゃないかな。
天気予報を気にしつつ、近いうちにリベンジしたいと思います。
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