刈田岳・熊野岳・名号峰・八方平 ピストン山行

2018年08月04日(土) [日帰り]

• GPS: 10:54
• 距離: 17.6km
• 登り: 952m
• 下り: 959m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:34
• 休憩: 1:11
• 合計: 10:45

7:53 蔵王レストハウス内避難小屋
7:56 8:01 刈田岳
8:29 8:30 馬の背
8:41 8:41 馬の背分岐
8:51 8:58 蔵王山
9:05 9:06 熊野十字路分岐
9:09 9:11 大高山分岐
10:20 10:20 追分（北蔵王縦走路）
10:47 10:48 名号峰
12:50 13:37 八方平避難小屋
15:53 15:59 名号峰
16:28 16:28 追分（北蔵王縦走路）
18:04 18:05 大高山分岐
18:12 18:12 馬の背分岐
18:21 18:21 馬の背
18:38 蔵王レストハウス内避難小屋

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王ハイライン　通行料500円
蔵王レストハウス駐車場無料

コース状況／危険箇所等

名号峰⇆八方平避難小屋　　この登山道は切れ落ちている崖の横を通る場面が何回かあります。もっと怖いのは切れ落ちているのが草で見えないポイントも。ストックを使うことで危険回避の一助とするのがいいかと思います。

その他周辺情報

青根温泉　じゃっぽの湯　大人310円

写真

8/4 7:08

蔵王レストハウス駐車場。
さあ行くぞ！と思いきやトイレが閉まっていて駒草平まで一旦戻る（汗）

8/4 7:49

時間をロスしちゃった。さあ出発。

8/4 7:51

まずは刈田岳から。出発地点から10分でピーク。

8/4 7:56

刈田岳山頂。
刈田嶺神社にて旅の安全を祈願します。

8/4 7:56

南蔵王も綺麗に見えます。

8/4 7:56

今から向かう熊野岳。

8/4 7:57

北蔵王、二口山塊、泉ヶ岳からの船形山。
綺麗に見えます。

8/4 7:59

実質、この旅は刈田岳山頂からのスタートということです。

8/4 8:00

御釜。
様々な角度から眺めるのが熊野岳までの楽しみとなる。

8/4 8:01

ハイマツ帯が綺麗なこの辺り

8/4 8:02

8/4 8:08

馬の背。ここを歩く幸せ。

8/4 8:10

8/4 8:12

リフト降り場ですね

8/4 8:13

シラネニンジン。

8/4 8:16

噴火対策も万全。

8/4 8:20

御釜の水面がキラキラ。

8/4 8:20

8/4 8:28

馬の背から見上げると、ポツンと熊野神社が確認できます。
次の目的地です。

8/4 8:28

ハイマツ帯の奥には朝日連峰。

8/4 8:36

この角度の御釜が好き♪

8/4 8:37

熊野岳避難小屋です。

8/4 8:37

避難小屋には寄らずショートカットで熊野岳へ向かう。

8/4 8:40

横に目を向ければ吾妻連峰が

8/4 8:48

はい熊野神社。

8/4 8:51

ここが蔵王連峰の主峰・熊野岳の山頂。
テーブルマウンテンな感じですので平らです。

8/4 8:51

一番左は安達太良山、その右は吾妻連峰方面。
一切経山のカーキ色もしっかり見えました。

8/4 8:51

斎藤茂吉の歌が彫られた石碑。

8/4 8:51

飯豊連峰。

8/4 8:52

朝日連峰。

8/4 8:52

左から地蔵山と三宝荒神山。遠く月山も見えます。

8/4 8:54

北蔵王だけでなく船形山周辺まで綺麗に見えます。

8/4 8:55

遠くに広がる雲海が美しい。
ですので鳥海山は先っちょだけ。

8/4 9:01

今から向かう北蔵王エリア。
ため息が出るほど美しい。
先へ進みます。

8/4 9:01

地蔵山に向かう方面。当然ここはパスします。

8/4 9:01

北蔵王縦走路へ繋がる分岐へ向かいます。

8/4 9:02

8/4 9:04

熊野避難小屋

8/4 9:07

ここが大高山分岐。
北蔵王縦走路への入り口。

8/4 9:09

美しいハイマツ帯。心が躍ります。

8/4 9:11

ハイマツごしの北蔵王の山々

8/4 9:12

コマクサ。シーズン末期で咲いていたのはほんの少しだけです。
旬に来れば群生が見れそう。

8/4 9:15

気持ち良く歩きます。

8/4 9:20

ここから岩ゴロ。斜度も若干きつくなります。

8/4 9:20

わかりづらいですがセンターが名号峰。次の目的地。

8/4 9:20

真ん中が雁戸山。その右下2つハゲた部分があり、八方平避難小屋は右。だいぶ遥か彼方w

8/4 9:25

下りの岩ゴロ、足運びに神経を使います。

8/4 9:34

ママハハコ

8/4 9:35

道しるべ

8/4 9:37

地蔵山と三宝荒神山。谷に蔵王ロープウェイの山頂駅が見えます。

8/4 9:45

アキノキリンソウ

8/4 9:46

この辺から徐々に茂みが高くなります。

8/4 9:47

ヨツバヒヨドリ。アサギマダラも飛んでいました。

8/4 9:57

茂みを急に抜けてスペースが。ここが自然園。

8/4 9:57

自然園

8/4 10:00

自然園

8/4 10:03

謎の石碑。ほぼ墓石ではないのかなと。事故があったのでしょうか。白石市長の名前と昭和33年なんとかかんとか。。。歴史は知りませんが国立公園内にパーソナルな墓石がミスマッチ。

8/4 10:03

大黒天方面。

8/4 10:17

自然園を超え歩くと、十字の分岐点。

8/4 10:17

追分分岐点。カモシカ温泉方面は立ち入り禁止。

8/4 10:18

カモシカ温泉方面はロープを張って進入を防いでいます。

8/4 10:18

さらに先へ進みます。

8/4 10:20

北蔵王一帯はこのひし形看板をよく見ますね。いいデザイン。

8/4 10:22

浅い泥沼が。虫の命が育まれるのでしょう。
当然水場とはならない。

8/4 10:23

写真のように登山道には太い枝がせり出している場面が多々。
しゃがむのがしんどいw

8/4 10:38

稜線と峩々温泉からの登山道の分岐。
4年前に来た時と変わらず看板が崩壊。宮城県仙台営林署と刻まれててこの有様、がっかりデジャヴ。

8/4 10:41

アキノキリンソウ

8/4 10:42

ミヤマシャジン

8/4 10:44

はい、名号峰の山頂へ到着です。
実はまだコースの半分という（苦笑）

8/4 10:55

八方平はまだまだ遥か。あと4kmほど。雁戸山の麓、手前10円ハゲね。
この先はただひたすら荒れ果てた道を歩きます。危ない場面もそこそこ。見所は一切なし（笑）

8/4 11:02

マイズルソウの実

8/4 11:23

ナナカマド

8/4 11:54

名号峰から八方平までの淡々とした荒れた道で唯一の情報。

8/4 12:03

モミジカラマツ

8/4 12:03

ザオウアザミ
これが狭い登山道沿いに。トゲ地獄っす。
ストックで上手に避ける技を身につけましたw

8/4 12:07

とにかく足場が危ない。
健脚の方でも走れないと思います。

8/4 12:39

ながーい荒れた登山道を抜け、やっと八方平！

8/4 12:39

久々のオープンビュー！
ここから荒れた登山道に戻ります。
八方平避難小屋まであと少し。

8/4 12:48

来ました！避難小屋のある分岐点の看板。ホッとします。

8/4 12:49

八方平避難小屋です。
約2ヶ月ぶりの再訪。

8/4 12:49

気温が25度。でも日陰というだけでありがたい。

8/4 12:49

相変わらず綺麗に整理整頓されております。

8/4 12:56

ここで30分の大休憩。ランチして軽く横になります。

8/4 13:30

さ、帰ります。
ピストンの後半が登りというしんどいプラン。なかなかマゾだな。

8/4 13:30

南雁戸山をチラ見。

8/4 13:30

ハクサンフウロ

8/4 13:31

ミネウスユキソウ

8/4 13:31

トモエシオガマ

8/4 13:32

クルマユリ

8/4 13:36

2mmほどの紫のはな

8/4 13:40

ジリジリとした陽射し。八方平の空。
またながーい林道へ突入です。

8/4 13:41

ママハハコ。
ヤマハハコが正しいのか？俺はママハハコ派（笑）

8/4 14:20

青い実　　はて何でしょう？？

8/4 14:41

アキノキリンソウ

8/4 15:50

名号峰。ほんと黙々と八方平から歩いて来ました。うんざりです。

8/4 15:50

屏風岳方面。いつ見ても午後には宮城側がガスっていますね。風の通り道なんでしょうね。

8/4 15:50

真ん中にどーんと熊野岳。左にポチッと刈田峰神社。あそこに戻るのでね、遠いねー。でも苦痛じゃないのが不思議。

8/4 15:50

刈田岳をセンターに。

8/4 15:50

センターに雁戸山。

8/4 15:58

さ、あと5kmぐらい。行くよー！

8/4 16:24

追分分岐。

8/4 16:24

8/4 16:45

自然園。

8/4 16:45

道しるべ

8/4 17:10

振り返ると北蔵王はガスって来ています。

8/4 17:18

岩ゴロを登る。ここが頑張りどころ！

8/4 17:41

岩ゴロを登り切った肩あたり

8/4 17:41

コマクサの咲ハイマツ帯に来ました。
ああ、ここやっぱ好き。

8/4 17:44

コマクサ。熊野岳をバックに。

8/4 17:45

コマクサ

8/4 17:45

やや西の空は紅くなって来ました。

8/4 17:45

熊野岳の稜線まで気もち良く歩きます。疲れていますが心は踊る。

8/4 17:53

曇り空に

8/4 17:58

また振り返る。

8/4 17:59

熊野岳の稜線分岐。

8/4 18:00

18:00 夏だから明るい。

8/4 18:00

ここからは降るだけ。水の残量も気にならない。

8/4 18:03

コマクサ

8/4 18:04

熊野岳避難小屋

8/4 18:07

夕方の御釜

8/4 18:07

黄昏の熊野神社

8/4 18:09

馬の背歩き。心にゆとりがあります。

8/4 18:14

この時間の御釜は初めて。また湖面の色合いが違うね。

8/4 18:22

ゴールの蔵王レストハウスもしっかり見えます。

8/4 18:33

雲の隙間から夕日がちらり。

8/4 18:36

はいお疲れ様でした。

8/4 18:36

実は夕日目当ての観光客がまあまあの数訪れていました。
雲があって夕日は期待できず残念。

8/4 18:42

ちょっと綺麗な夕空が観れた。

8/4 18:47

帰り。黄昏時の蔵王ハイラインが綺麗でしたね！
それではまた！

撮影機器：

α6500 ILCE-6500 ボディ SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

水はとにかく多めに！！

感想

Kenny_Alpha

今日は蔵王は刈田岳から八方平避難小屋までを往復する山旅。ソロ・マイカープランです。
いつか夢の北蔵王縦走を果たすために未踏の登山道をこれで全て目にするという目論見です。日の長いうちに行っておこうと。

往路が下り、復路が登りという厳しいプランです。メタボには応えます。
しかし17kmの行程に対し標高差が900mほどなので腿には優しいコースともいえるでしょう。
見所は熊野岳稜線から北にはいってすぐのハイマツ帯ですね。景色が良いしコマクサにも会えます。ここが目的となるコースと言えましょう。
一方その先は自然園、名号峰山頂以外は荒れた登山道で辛抱強く歩く必要があります。楽しくないですw いわば雁戸山と名号峰までの連絡道にすぎません。八方平避難小屋へは水と食べ物をたくさん持って泊まりで行くべきでしょう。それが楽しいプランかな。

あと水に関して。水場はないので余裕を持った量を持って行く必要があります。水2リットル、お湯0・5リットル、アミノ酸ジュース0.5リットル持参しました。体重があるのであと1リットル追加すれば楽だったなと反省。途中で飲み尽くさないよう配分に神経を使いましたから。

これで南は不忘山の麓、硯石から北は仙台神室の山頂まで私の足跡が繋がりました。
地味なコースですが、私のテーマを果たせたので大満足の山旅でした。

なお、同じ体力を使うなら、第三者の送迎付きで刈田岳から笹谷峠まで北蔵王縦走した方が素直に楽しいと思います。

コメント

dogmonet

お疲れさまでぇす!!
当日、笹谷峠から刈田岳・大黒天まで縦走していて名号峰の北側ですれ違った者です。　貴殿のコースと時間帯が気になっていたので心配していました。このdataを偶然、見つけました刈田岳に戻ったのが18:30過ぎでしたね無事で良かったです。　また、どこかでお会いしたらよろしくです!! 　

Kenny_Alpha

Re: お疲れさまでぇす!!
こんばんは！覚えていますよー。
ボテボテのお腹も含めて担いでるんで、復路が大変でした(汗
わたくしもいづれ送迎係を手配して北蔵王縦走にチャレンジしますo(｀ω´ )o
蔵王は大好きなのでまあまあ出没します。なのでまたいつかお会いできると思います。
今後ともよろしくお願いしまーす🤲