【聖沢〜聖平小屋】危険な滝は全て大高巻きのマッド沢登り!!!
- GPS
- 12:21
- 距離
- 49.1km
- 登り
- 3,279m
- 下り
- 3,264m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:41
天候 | 3日 晴れ(夕立) 4日 ガスのち雨 5日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・ゲート〜聖沢登山口まではMTB(帰路にパンク) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※沢については上手く説明できないので、登山大系や沢屋さんのブログを見てください。 |
写真
感想
今年も聖平小屋へ微力ながら荷上げのお手伝いに行ってきました。
・1日目
本来は金曜日が荷上げ予定日でしたが、ヘリの都合でずれ込んでが4日の土曜日という事になり時間に余裕ができたので聖沢を遡行して聖平小屋に向かう予定を計画。
ただ、1人で沢登りと言うのはリスクが高く、聖沢という沢も簡単な沢では無く少しでも危険を感じたら直ぐに一般登山道へ大高巻きする!という条件で入渓する事にしました。 まぁ、私は基本的な臆病な性格なので無茶をする気は毛頭ありませんが...。
聖沢吊橋から入渓して直ぐに堰堤&聖沢大滝の登場で戦意喪失...。 何とか堰堤まで這い上がり、大滝の写真を収めてマッドな小沢と痩せ尾根をチェーンスパイク使用で這い上がって一般登山道へ復帰し、ここで登山口であった団体さんと再び再会。
「小屋跡」から再び沢へ降り、しばらくは平和な沢を楽しんだが、ヤバそうな滝が姿を現した!
「何とかなるだろ?」
と自分に言い聞かせて近くに行くと両サイドが完全に切れ落ち完全に無理な感じのCS滝で得意の大高巻きで架線場跡へ。ここで対岸へ下降して「奥聖の滝沢」出合付近へ下降する事も考えたが空模様尾怪しく地形図ではゴルジュ帯なので危険と判断し再び一般登山道へ復帰!!!
ここで団体さんと三度目の再会を果たし泥まみれの姿に驚かれた。
そして安全圏と判断した「路地」の先で再び沢へ下降。
ここからは平和な滝や淵で直登したり泳いだりしながら進み、二俣で聖平方向へ進路を取ると水量は減りジャブジャブ歩いて聖平小屋へ到着。
本日は金曜日ながら大忙しという事で、直ぐに着替えて微力ながらお手伝い。
毎年思う事だが、多くの登山者で賑わうこの小屋では様々な登山者が訪れ、素晴らしい笑顔や小屋の有り難さを言葉にする人もいれば、私の登山に対する常識からかけ離れた方も訪れる。 ここは町のホテルでもないしレストランでもないし、「行きたい山が行ける山」ではないと痛感させられる。
晩御飯の後は小屋の方々と宴会。
・2日目
今日は荷上げ予定日。
早朝はオレンジ色で小屋が染まり幻想的な雰囲気だったがその後はガスに包まれた。
昼過ぎにyamayoさん親子も小屋に上がってきた。
結局この日はガスが取れず午後から強い雨が降り出しヘリが飛べず延期。
夜は小屋の方、yamayoさん、知り合いガイドなどで宴会で盛り上がった。
・3日目
順延となった荷上げが早朝から行われる予定。
しかし私は用事があるので早々に帰宅しないとならず、3時に小屋から下山路へと向かった。
空を見上げると満天の星空で荷上げは間違いなく行われると確信したが、このタイミングの悪さと自分の下山に罪悪感を感じた。
2時間半弱で下山しデポしてあるMTBで沼平に向かいアグレッシブに飛ばすが、畑薙橋手前辺りで後輪がパンク。 スペアを持ってきていないので最初はゆっくり漕いだが観念して押してゲートまで歩く事にするとゲート手前でヘリが茶臼小屋へ飛んだのが見えた。
時間は7時前で時間に余裕があったので荷上げをしている白樺荘へ急ぎ、お手伝いさせてもらう事にした。
場所は違うが今年も荷上げのお手伝いが出来た事が嬉しかったし、自分たちがもっこに積んだ大量のジュースやお酒、食材を山の上にいる小屋の方やyamayoさん達が荷解きをしていると思うと感慨深かった。
コメント
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沢登り、怖さもありますが、気持ち良さそうですね〜〜
夜の語らいは充実した時間でしたね
そしてkaikairei達さんが梱包してあげてくれた荷物はしっかりと
小屋に運び込みましたよ
ジュースは到着早々に売れました。
『今、ヘリで届いたばかりで、冷えてないけど。。。』
『それでも構わないのでクダサイ!』
こんなやり取りもありましたW
kaikaireiさんも荷造りを手伝ってくれていたから、あんなに早いピッチで
ヘリがあがってきたのね
下と上で連係プレーができたって事で
お疲れさまでした
yamayoさん、こんばんは! 昨日は遅くまで聖平に残りお疲れ様でした。
小屋で接客した二日間で何人に「ペットボトルのジュースください!」と言われた事か...
確かに自分でも縦走中に小屋で購入するものはコーラなど炭酸飲料だと思いました
白樺荘から荷造りしてヘリが聖平へ向かって飛んでいく...。
これこそ大島さん言っていた「上と下の繋がり」だと思い感慨深かったです。
とりあえず、また聖平に行く理由ができたので今度は釣竿持って行ってきますよ!
kaiさん、こんにちは!
こう暑いと、沢登りは魅力的ですね。
写真からだと、清流の連続で実に素敵な場所に
思えますが、高巻きや遡上は命懸け
「誰が臆病者やねん」つい突っ込みたくなりますよ
小屋での恒例のボランティア、毎度お疲れ様です。
今回は行けなかったのですが、南アに行っていたならば
確実に小屋に寄っていましたよ!
狙いは勿論、「ジュース下さい」ですが
それにしても、楽しき仲間が大勢
良き人生を送られていますね!
tailwindさん、いつもコメントありがとうございます!
本当にクソ暑い毎日ですが、ここ最近の山行ではアルプスの稜線でさえも熱中症の危険を感じましたので、いつでもアイシング出来る沢登りに行ってきました。
この沢はグレードとしては3級+という事になるらしく簡単ではない沢ですので、ヤバそうな沢は片っ端から大高巻きで「本当にこれは沢登りなのか?」というほどのチキン野郎でした
毎年恒例の小屋のお手伝いになりましたが、今年から小屋番のメンバーがガラッと変わり若返りました。 聖平に私の先生がいないというのは胸が締め付けられるような切なさがありますが、こうして小屋も世代交代していくのだと思いました。
ジュースを求められるお客さんが多いこと多い事... ビールしかないのでビールはメチャクチャ売れましたけどね
tailwindさんは執拗に、「ジュース下さい」攻撃しそうですね 僕は泣く泣く茶臼まで走る羽目になりそう
平日がストレスだらけの毎日ですので、山関係で良い人間関係が築けてリフレッシュさせてもらっています 全てが良い人生なら最高なんですけどね...。
あいかわらず精力的に山に行かれてますね♪
というか変態的?(笑)
ところで急に思い立って、今週末土日で聖岳に行こうと思っています。
聖平小屋にKaiさんのお師匠さんはもういらっしゃらないのですか?
一度お会いしてみたいなぁと思っていたのですが。。
ちなみにツェルト泊予定ですが強風だったり雨が降ったら小屋泊まりかもf^_^;
totoriさん、おひさしぶりですね!
静岡マラソンでサブエガまで25秒足りず、その後タイム短縮に執着し過ぎて足を壊してしまい(半月板損傷)ポイント練習や長い距離を走れなくなってしまったので再び山に戻って来てしまいました。 当初はサブ3でマラソンは卒業しようと思っていたのですが、向上心と言う名の欲深さでランニング中心の生活になり、大好きな山が二の次になっていたので良い機会だったのかも...(笑)
私の師匠は昨年で聖平小屋を引退してしまいました。
現在は小屋番の人数が減り大幅に若返りましたが、とても仕事の出来る若者ばかりなので小屋の運営は上手く行っていると思います。
現在の支配人の大島さんも以前からの知り合いですので、もし行かれたらkaiの友人と言って頂けたら嬉しいです!
今年から聖平小屋のFBが開設され天候などの情報がアップされていますが、やはり夕立が結構激しかったりするようです
テン場は何段かに分かれているのですが、下部は雨が降ると池になりやすいので、小屋に近い上部の下から見て左手側が一等地です
今週は聖平には行きませんが、またtotoriさんとご一緒出来る事を楽しみにしています
もっと早く行けばお師匠さんにお会いできたんですね、残念です。。
テン場含めて情報ありがとうございました😊
大島さんにKaiさんの名前伝えてみます♪
最近沢にもよく行かれてるんですね。
今度ぜひご一緒しましょう☆
師匠は引退というタイミングでしたが、totoriさんにとって違う形の良い出会いがあれば嬉しいです。
今後はハードな山行は出来ませんので、ゆっくりと綺麗な沢を安全に歩きたいとおもいます。 totoriさんの足手まといになってしまうかもしれませんが、ぜひ一緒に沢に行きましょう
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