記録ID: 1553283
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊山(川入⇨飯豊山荘)
2018年08月12日(日) 〜
2018年08月13日(月)
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 18:00
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,621m
- 下り
- 2,751m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新幹線:大宮 10:26⇨郡山 電車:郡山 11:39⇨12:59 会津若松 電車:会津若松 13:08⇨13:35 山都 バス:山都駅 13:40⇨14:20 川入 【復路】 車:飯豊山荘 13:30⇨13:55 小国駅 電車:小国駅 14:11⇨14:48 坂下 電車:坂下 15:26⇨16:22 新潟 新幹線:新潟 16:48⇨18:02 高崎 復路の飯豊山荘から小国駅までは、下山が一緒になった方の車に乗せてもらいました。 ありがとうございました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースタイムは全体的にかなり余裕をもって設定されているようです。 【川入⇨御沢野営場】 2kmほどの舗装路で30分程度で着けました。 御沢野営場は広くて平らなキャンプ場で、炊事場と水洗トイレがあります。 【御沢野営場⇨笹平】 御沢野営場から登山口までは10分程度。登山口は2方向に分かれていますが、飯豊山に向かうのは、右側の登山口に入ります。 勾配はきつめですが全体的に歩きやすい登山道で、下五十里、中五十里、上五十里、笹平と、ほぼ等間隔に休憩適地がありペース配分の目安になると思います。 【笹平⇨剣ヶ峰⇨三国小屋】 笹平を過ぎると勾配が緩やかになります。地蔵岳からの登山道と合流するまでの中間点に峰秀水が湧いており、喉を潤すにはちょうどいいでしょう。とても冷たくて美味しい水でした。 今回の山行中で、これほど登山道に近いところにある水場は他にありませんでした。 【三国小屋⇨切合小屋】 この区間は距離的には長くないのですが、小刻みなアップダウンが多く、意外に岩陵の区間です。登りの勾配が急なので、体力的にもツライ区間でした。 足元は谷に向かって斜めになっている登山道なので、滑らないように注意が必要です。 【切合小屋⇨飯豊山】 切合小屋から、まずは草履塚への登りです。 草履塚からは一旦急下降。そこに姥権現さまがいらっしゃいます。 そこから御秘所はすぐそこ。岩の上を歩くのは、ほんの10mほどで、普通に歩けば問題ない所でしょう。 ここを過ぎると、いよいよ本山に向けての登りとなります。 【飯豊山⇨御西小屋】 緩やかな高原トレイルです。 飯豊連峰の奥深さと優美さを堪能できる区間でしょう。 登山道は概ね広く明瞭で、アップダウンもほとんどありません。 【御西小屋⇨烏帽子岳⇨梅花皮小屋】 最初から目的地が見えており距離を感じる区間です。大きな標高差を登下降する区間はありませんが、平らな区間もなく、緩やかに標高を下げてから緩やかに登っていくような感じです。 所々、狭くてスリッピーな箇所がありますが、仮に滑っても大事には至らないでしょう。 烏帽子岳から眺める梅花皮小屋から北俣岳を抜けて門内岳への稜線は素晴らしいの一言です。 【梅花皮小屋⇨北俣岳⇨門内小屋】 北俣岳へは勾配のきつい登りです。距離は短いので20分程度で登れるでしょう。 北俣岳から門内小屋へは、一旦降りて緩やかに登っていく感じ。 【門内小屋⇨梶川峰】 扇の地紙まで少し登り、尾根へは90度曲がっていくようになります。梶川尾根の上部は広く緩やかですが、大きな石がゴロゴロしているので歩きづらい感じしました。 【梶川峰⇨飯豊山荘】 梶川峰を過ぎてからが、梶川尾根の真の顔。 標高差にして1000m以上の急登尾根です。 常にジェットコースターの最初みたいな急坂で、50mから100mくらいの標高は一気に降りてしまいます。 上から途中の水場までは砂礫と岩のミックス。 水場から登山口までは岩と木の根のミックスで、どちらも足への負担は大きいです。雨の日には降りたくない道ですね。 |
その他周辺情報 | 【入浴・温泉】 飯豊山荘(\500) いい温泉ですが、脱衣所は狭く、洗い場もシャワーが1つしかありません。 焦らずのんびり入るのがいいですね。 【バッジ】 本山小屋で購入しました(\800) 【買い物】 山都駅周辺には何もありません。 このルートを電車で移動するなら、郡山駅で購入しておくべきです。 【水場】 この山では水の確保に苦労します。 秀峰水・・・十分に沸いてました 三国小屋・・確認せず 切合小屋・・かなり細いが流れてはいました。 1ℓ汲むのに5分ほどかかっていたようです 御西小屋・・小屋から5分ほど離れていますが、十分に流れていました 1ℓ汲むのに1分ほどの量です 梅花皮小屋・・小屋から50mという表示でした 門内小屋・・・小屋から3分という表示でした 梶川尾根・・・登山道からかなり降りそうだったので水場まで降りてません |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 虫よけスプレーなどがあった方が良かったかな |
感想
計画から実行まで4年。ずっと天気待ちしていたようなもんです。
今年のお盆は北アルプスに行く計画でしたが、天気が不安定のようなので急遽予定を変更し、天気が良さそうな飯豊山の縦走に切り替えました。
初日は移動だけ。東北新幹線⇒磐越西線と乗り継ぎ、山都駅から期間限定のバスで川入へ。御沢野営場でテン泊しました。
2日目にいよいよ入山。序盤は勾配のきつい登りですが、階段を上るような箇所が少ないので歩きやすい感じでした。
笹平を過ぎると購買も緩やかになり視界が開け、三国小屋までの岩場急登が視認できます。飯豊山の岩場はここだけだと思っていましたが、その後も岩場の多いこと。
どこもかしこもステップは十分にあり、登るのには苦労しませんが、下りに使うには慎重に通過した方がいいでしょう。
剣ヶ峰まではちょっとした岩場を登るような感じですが、剣ヶ峰から三国小屋までは大きい岩を乗り越えるような箇所がありますので、そちらの区間の方が気を使いました。
三国小屋から大日岳方面は良く見えますが、飯豊山は見えません(多分)。代わりに超えていくいくつものピークが見え、アップダウンの多さにゲンナリします。
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こんにちは。先日はお疲れ様でした。
飯豊はどのルートも甘くないですね。翌日が確実に晴天なら2泊ゆっくりできたのですが。
帰りはナビに任せたら、米沢まで行くこともなく、R121で喜多方会津若松を抜けて西那須野塩原でR4に出ました。首都高だけ使って8時間ほどで、下山当日中に帰宅しました。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。
稚拙なブログですが、良かったら覗きに来てください(^^)では。
http://nowonsummit.hatenablog.com/entry/2018/08/14/154233
Delicoさん
先日はお疲れ様でした。同乗させていただきありがとうございました。
名乗りもせずお別れしてしまった事を後悔していましたが、きっと見つけてくれると思ってました。
行程を短縮したので久しぶりにハードな山行でしたが、飯豊の素晴らしさを満喫できましたね。また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
長く楽しむため、お互い安全に登りましょう。
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