Maraton Rover No64 (2018): 5時間6分のトレイルラン

2018年08月12日(日) [日帰り]

• GPS: 05:06
• 距離: 43.0km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:306
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

17:00 スタート地点
22:06 宿泊地

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

・マイカーでメキシコシティーまで移動、トレイルOne wayのため、帰路はUber、地元バスを利用してメキシコシティーまで移動
・高所ですが危険箇所は特に無し
・エイドは6-7箇所設置されているため、最悪ボトルポーチだけでも乗り切れると思います。

コース状況／危険箇所等

危険箇所特に無し

写真

今回はメキシコで最も古いマラソン（42km）に参加。

マラソンと言われているものの、コースは80％が未舗装道からなるトレイルです。アップダウンもこの通り。

この大会の一番の魅力はメキシコシティーからクエルナバカの2大都市を繋ぐOne Wayのルートでしょう。

8/12 6:47

スタート地点はメキシコシティー最南端のMonumento al Caminero。午前7時のスタートですが、まだ薄暗いです。

8/12 6:48

会場は当日ゼッケンピックもOK、便利なサービス。ゴールまで荷物を運んでくれるドロップバックも受け付けてくれます。現地での着替えのため、荷物を預けます。係員の女の子がナイススマイル。

8/12 5:58

今回、コースをご一緒したArmandoさん。先のUltra Coahuila（100マイル）の戦友です。奥さんも31kmの部に参加（出走前の記念撮影）。

8/12 7:02

さて、午前7時のスタート。少しずつ空が明るくなってきました。曇り空なせいか、昨年より気温は低めとのことでした。

8/12 7:20

まづは、主要幹線道路をかわしながらメキシコシティー南の住宅街を抜けていきます。最初の4-5kmは概ねロードです。

8/12 7:26

標高2,300mに加え、のっけから上り基調でなかなかキツい。

とにかくペースは遅くてもよいので歩かずのんびりペースで走ります。

8/12 8:06

4-5kmすると一旦田舎の農道に入り一旦傾斜も穏やかになります。

8/12 7:16

少し下るが入り最初のエイドです。多分7km地点位だったと思います。

8/12 9:58

最初のエイドを抜けると樹林帯の未舗装道に突入。上り基調の緩やかなアップダウンが続きます。

8/12 8:49

しばらくすると全体の景色が抜け始め第2エイドです。ここはボーイスカウトの子供達が励ましてくれ元気をもらいます（12-13km地点）。

8/12 8:51

しばらく展望の良い農道が続き、小高い丘（山頂）をぬって進んでいきます。

8/12 8:31

しばらくすると、大会用に切り開かれたと見られる散策道に変ります。

8/12 8:05

こんな感じで農道と農道の間をうまく繋いぎながらコースが続きます。

8/12 8:24

再び生活道に入り前半17.9kmの最高地点に突入。

8/12 8:28

ここは皆早歩きで進んでいきます（標高3,460m地点）。

8/12 8:44

最高地点を抜け下り基調に入り始めたところで再びエイド。この辺からコカコーラがエイドに現れ始め、パワーをもらいます。

8/12 7:21

18km地点を抜けると概ね下りです。まだまだ序盤なのでマイペースを維持し終盤のエネルギーを温存します。

8/12 10:15

急な下りでは若干スピードを上げ、平坦道ではマイペース。これを繰り返しながら先を急ぎます。

8/12 10:26

高度が下がってきたのか、生活道に入ります。牛の大群とカウボーイのおじちゃんに遭遇。

8/12 11:41

高度を下げるとガスが広がり始めます。やがてエイドに到着。

8/12 10:34

エイドの様子です。この42kmコースにはエイドが6箇所はあり、最悪ボトルポーチだけでも乗り切れると思います。

8/12 10:46

31kmの部ゴール地点のTres Mariasが近くなってくるとガスが強くなり、若干ですが小雨も降り始めます。

8/12 11:07

31km地点のTres Mariasに到着。31kmの部はここでゴールですが、42kmの部はここから最後の下りの10kmが残されてます。休まず先を急ぎます。

8/12 11:21

31km以降は最後の3kmを残し樹林帯を抜けていきます。雨のせいかトレイルが非常に滑りましたが、集中力を切らさず最後はうまくスイッチが入ってくれました。

最後のロード3kmは4:30min/kmを維持で快調なペースでゴール（某写真サイトより）。

8/12 11:16

思いのほか疲れもなくゴールできました。

8/12 12:55

追ってArmandoさんと知人のランナーもゴール。10月はみんなでUTMX（100km）に参加します。

8/12 14:46

ゴールあと、Uberで一旦31km地点に戻り、Armandoさん夫妻と軽く昼食。

8/12 14:06

Tres Mariasからはローカルバスでメキシコシティーに戻りました（バス運賃：28ペソ=170円、所要1時間半）。

8/11 18:29

おまけ：参加費4,000円（大会Tシャツ、完走メダル付）

おまけ：後日発行された完走証

撮影機器：

LUMIX DMC-FX35 パナソニック

iPhone 6 Apple

感想

ainu

本日はメキシコシティーで開催されたMaraton Roverに参加。この大会は今年で第64回を迎え、メキシコで最も古いマラソン（42km）といわれてます。日本でいう富士登山競争のような位置付けでしょうか。大会には、前回Ultra Coahuilaでコースを同行したArmandoさんと参加してきました。

この大会のはマラソンとは言われてますが、80%が未舗装、残る20%がロードです。コースは忍野高原トレイルレースの様な感じですが、一番の魅力はメキシコシティーから南のクエルナバカ市を繋ぐOne Wayルートだという点でしょうか。この2つの街を車移動すると実は結構な時間がかかりますが、コースは地元の未舗装道を繋ぎながら進んでいきます。

最初の18kmまでは2,300mから3,460mの上り基調で、以降は平坦もしくは下りが続き非常に走りやすいです。特に、最後の地元陸上競技上までの3kmのロードは完全な下りで脚を残していれば結構なスピード感を楽しめます。

今回、終盤はあいにくの小雨でしたが、気温も高くなることもなく気持ち良くはしることができました。この余勢を残しながら、メキシコシティーマラソンに臨んで生きたいと思います。今回、途中移動のサポートをいただいたArmandoさんには大変感謝します。

P.S. 残念なことに今回のこの大会では、コース上で女性ランナーがピストル強盗に襲われる事件が発生しました。42kmの部は終盤コース閉鎖、競技が打ち切りとなりました。ランナーが大金を持っている訳も無いはずですが、貧しい地域では、携帯電話欲しさに強盗に遭うケースもあるので単独走には注意が必要との事です。日本ではまづ起き得ない事件ですね。
地元ネット記事：http://www.eluniversal.com.mx/universal-deportes/mas-deportes/el-maraton-que-torno-en-terror