白山(中宮道〜楽々新道・地獄5丁目)
- GPS
- 14:14
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 3,426m
- 下り
- 3,426m
コースタイム
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 14:14
天候 | 曇り時々雨(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
その後車で中宮ビジターセンターへ向かいそこからスタート。 下山後はデポしておいたチャリで中宮ビジターセンターまで戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆中宮道 ・台風直後のため倒木多数あったがすべて処理済み。 ・ゴマ平避難小屋上部は急斜面のトラバースがあるので滑落注意。 ・ゴマ平の水場は安定して利用可能。シナノキ平の下の水場2か所も使える状態だった。 ◆楽々新道 ・上部(七倉〜小桜平)は乾さんが草刈りしてくれたので歩きやすい。 ・問題は小桜平より下部。台風の影響で倒木多数(10か所程度あり)、通行はなんとかできるが通常より歩き辛い。こちらは未処理。 ・小桜平の水場は利用可能だった。 |
写真
感想
当初は先週行った四ッ岳で落したカメラでも探そうかと画策していたが北部白山管理人の乾さんから「北部の避難小屋の台風の影響を確認してもらえないか」との相談があり急遽行先変更。
前回楽々〜加賀禅を歩いたので今回は中宮道〜楽々新道の周回にしよう。
そうすればシナノキ平、ゴマ平、小桜平の3か所の状況を確認することができる。
前日は夜になっても気温が高く車中泊は寝苦しくなりそうだったので大人しく自宅で寝てから向かうことにした。
3時間ほど仮眠して0時に自宅スタート、チャリデポ等の準備をしてから2時前には歩き始める。
夜中なのに暑い・・・フェーン現象が憎たらしい。
歩き始めるとすぐにザっと雨が降ってきた。
暑いので雨で濡れるくらいが丁度いい。
その後も通り雨が何度かやってきて体をクールダウンしてくれた。
大気が不安定なのだろう。
それにしても倒木が多い。
1か月前に処理したばかりなのに10か所以上処理する羽目になった。
やはり台風の影響なのだろう。
小枝もたくさん登山道に散らばっているので脇によける。
意外と地味に面倒な作業だ。
そうこうしているうちにシナノキ平へ到着。
小屋の状況を確認しよう・・・いつもの小屋の状況と変わらない。問題なさそうだ。
次はゴマ平だが、こちらもいつも通り問題なかった。
ゴマの水場もいつも通りジャンジャン出ていた。
ここの水場は枯れたのを見たことがない、素晴らしい水場だと思う。
減った分を補給して4リットル担ぐ。
下界の気温を考えたら山頂でも暑くなるだろうとこの時は考えていた。
しかし2000mを超えた辺りから風が強くなり気温も下がってきた。
寒い!
ヒルバオ雪渓まで来たらいよいよ耐えられなくなり上下カッパを羽織る。
それでも止まると震えてくるほどだ。
多分カッパがなかったら命がなかったかもしれない。
トムラウシの事故もこういう状況だったのだろうか・・・下界が暑いからと言って軽装で登山してはいけないと改めて感じた。
大汝山頂が寒さのクライマックス。
地獄5丁目。5丁目くらい大した事ないと言いたいが装備がそれなりなので厳冬期の完全装備の1丁目より厳しく感じる。
ともかく止まったら冷えるのでガンガン下ろう。
七倉山から楽々新道へ入ったらようやく風も収まり体感温度も上がってきた。
図らずも真夏の地獄体験ができてよかったと考えよう。
最後の小屋、小桜平避難小屋も全く台風の影響は受けていなかった。
しかし問題は下部の倒木だった。
標高1700m付近のシラビソの巨木が次から次へとなぎ倒されている。
どうやったらこんな巨木が倒されるのか・・・自然の力というのは本当に人知を超えている。
このサイズの倒木は自分の手ノコでは太刀打ちできないので乾さんにお任せしよう。
そこからは足早に新岩間温泉まで下山し、デポしておいたチャリで車までひとっとび。
最後は乾さんのくろゆり荘でいつもの温泉に浸かってのんびりした。
今年は夏山シーズンでも白山多いですね、それももはや山行というより完全に修行のよう(汗。
上手い例えかどうか分かりませんがsanchanさんは会社で言えばもう従業員側じゃなく経営者側の人って感じですね!
では着々と山管理側食い込んで乾さんと力合わせ北部に是非テント場を!
儲かりだしたら私も混ぜてね(笑。
kabukiyaさん、おはようございます。
この時期はどこの山も混んでるので体力づくりだけなら白山でいいや、という状況になってます。
北海道とか東北とかなら行って登って感動できる感じなんですが北アルプスとか少しマンネリになってきちゃった面もあり・・・ちょっと問題ですね。
管理人になったつもりはないんですが、北部白山はとにかく登山者が少ないので自分で何かやらないと廃れていくような変な心境になります。
ってことで北部白山は全員参加型なのでkabukiyaさんも手ノコ or 草刈り鎌必携でお願いします
まいど。
二週間前にsanちゃんが倒木処理してくれたのを確認してミラー隊は12日にちゃっかり小桜小屋まで往復してきました。
そのときはとても歩きやすかったのに
(ありがとさんです。)またまた元の木阿弥とは自然のエネルギーって想像を絶しますね。
しかしそのエネルギーを身をもって感じることができるのでやはり山登りはやめられませんね。
主人にもそろそろちゃんと自ら手ノコをもって整備しながら登る北部白山美化委員になってもらわねば…。
私ですか?もちろん現場監督っしょ!
kiyaくんもnakkiさんにもビシバシ指示出しまっせ(笑)
ミラー妻
ハニーちゃん、こんばんは。
あ、いま海外にいるのでもうオネムモードです。
ミラー隊、いやハニー隊といえば北部白山を荒らす主犯格。ノコギリ&鎌を持たずに登ることなんて許されませんよ( ̄ー ̄)
僕も初めの頃は倒木処理なんかシーズンのはじめにしておくだけでオッケーなんて考えてましたが甘かったですね。
自然の力は凄まじい。刻一刻と登山道の状態も変わっていっています。
福井のお二人さんを巻き込んで是非全員参加型の北部白山へ!
お待ちしております。
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