鴨沢〜雲取山〜三峯神社
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:26
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 三峯神社ー西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんが、雲取山荘〜三峯神社のコースは、一般ルートながらなかなかハードだと思います。 |
その他周辺情報 | 西武秩父駅前温泉 祭りの湯 |
写真
感想
雲取山は、私が10年前に山登りを始めた頃、最大の目標としていた山です。私は、これまでに7回ほど雲取山に登りました。
今回のルートは、3年くらい前に歩いたことがあります。その時は体力が充実していて、まずまずのコースタイムで歩くことができました。その時の記憶を辿ると、芋ノ木ドッケからお清平までのルートがとても長く、険しいものだったという印象が強く残っています。
これまでは、奥多摩駅7時のバスに乗っていましたが、今回は現在の体調を考慮して6時5分のバスに乗り、鴨沢からのスタートを可能な限り早くしました。
車でいっぱいの小袖の駐車場を横目に見ながら登山口に着き、熊鈴を付けて登山道を歩き始めました。登山道脇には、私の好きなホトトギスの花がぽつんぽつんと咲いていました。今回は、花の写真を撮るのを少し控えるつもりでしたが、ついつい足を止めて写真を撮ってしまいました。
今回のルートを牛歩では絶対に間に合わないので、最近の私にしてはかなりのハイペースで歩きました。しかし、堂所の手前あたりで脚色が怪しくなり、お腹が空いたこともあって、予定外の休憩を取りました。そこでホカロン餅を食べて、少し元気を取り戻しましたが、その先で今一つペースを上げることができませんでした。
ブナ坂の少し手前でツキヨタケと思われるキノコを発見し、その観察に夢中になりました。猛毒であることは知っていますが、触ったり匂いを嗅いだり、もちろん写真を撮ったりして、貴重な時間をたくさん使ってしまいました。これはちょっと失敗でしたね。
ブナ坂で、スタートから3時間を超えてしまったので、ギブアップも考えましたが、まだ行けると判断し歩き続けました。山頂までの長い登りで、残念ながら富士山の後押しはありませんでしたが、素晴らしい眺望を楽しみながら歩きました。
苦しみながらも、何とか雲取山の山頂に辿りつくことができましたが、時計を見るとスタートから約4時間半が経過しています。今までで一番苦しい雲取山への登りになりました。
その後、雲取山荘前で30分ほど休憩し、予定通り迷うことなく三峯神社へ向かって歩き始めました。前回歩いた時のことを思い出しながら、一生懸命に足を進めました。
途中で、シラヒゲソウその他素敵な花が咲いていて、私は嬉々として写真を撮りました。写真撮影にあまり時間をかけないよう心がけ、たまたまですが、綺麗な写真をたくさん撮ることができました。
芋ノ木ドッケからお清平までが、記憶通りにかなり長く険しい道のりでした。お清平に辿り着いた時には、正直ホッとしました。霧藻ヶ峰から先は、ほぼずっと下りで体力的には楽になりましたが、もう脚がクタクタで、何度も立ち止まっては冷たい麦茶を飲みました。
その後、何とか帰りのバスに間に合いましたが、私は、あまりの自分のふがいなさにガッカリしました。もう頭がボーッとなって、何も考えることができませんでした。
でも、帰りの電車の中でこの日の山行を冷静に振り返りながら、こう思いました。
「思ったようにはいかなかったけど、この厳しいコースをキッチリ歩き通せたんだ。よくやった!」と。
たいへん長い感想文になりました。
それではまた😊
fgacktyさん、こんばんは。
雲取山、お疲れ様でした。
三峯神社コースは20kmくらいでしたっけ?
そのレベルの距離を、いつもよりペースを上げて歩き通すことができたのであれば、坐骨神経痛の方はもう大丈夫な感じですかね〜。
(もちろん油断は禁物ですが。)
自分は年末に小袖乗越駐車場からのピストンでしか登ったことがないので、三峯神社コースは新鮮でした。
<写真について>
27枚目のヤマトリカブトの蕾は、自分にはまるでエイリアンの顔のように見えました。確かにちょっと気持ち悪いですね(笑)。
59枚目、60枚目はダイモンジソウですね。
73枚目、74枚目もシラヒゲソウだと思いますよ。花が落ちたあとのものかな?
(間違っていたらごめんない。)
そういえば、奥多摩小屋が老朽化のため、来年の3月末で閉鎖されてしまうようですね。
小屋前のテン場も閉鎖後は利用できなくなるそうです。
昭和34年から存在した古参の小屋がまたひとつなくなってしまいます。
自分は利用したことはないですが、ちょっと寂しいですね・・・。
MonsieurKudoさん、こんばんは。
ダイモンジソウは、ユキノシタ科ユキノシタ属なのですね。どうりでよく似ていると思いました。
ベストショット!の写真の花は、シラヒゲソウのすぐ近くに咲いていました。よく見るとKudoさんの仰るとおり、シラヒゲソウの花弁が落ちたものですね(すぐに修正しておきました)。
小袖に車を駐めて、雲取山を往復するのが流行りのようですね。私も一度だけ往復したことがありますが、下山路がやたら長く感じたのを覚えています。
コメントありがとうございました。
それではまた😊
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