北アルプス南北縦走 親不知〜中ノ湯 9日間

2018年08月19日(日) 〜 2018年08月27日(月)

• GPS: 199:12
• 距離: 147km
• 登り: 16,204m
• 下り: 14,609m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:31

8:59 親不知観光ホテル
9:02 9:07 親不知 栂海新道登山口
10:22 10:22 二本松峠
11:19 11:20 尻高山
11:52 12:01 坂田峠
12:48 12:57 シキワリの水場
14:08 14:19 白鳥山
14:20 14:20 白鳥山避難小屋
15:17 15:21 下駒ヶ岳
15:47 15:47 菊石山
15:56 16:05 黄蓮の水場
16:37 16:37 黄蓮山
17:30 栂海山荘

2日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:25

7:06 栂海山荘
7:14 7:16 犬ヶ岳
7:41 7:43 北又の水場
8:19 8:19 サワガニ山
9:28 9:28 黒岩山
9:55 9:55 黒岩平
11:21 11:21 アヤメ平
12:30 12:32 照葉ノ池
12:47 12:52 吹上のコル
13:25 13:36 朝日岳
14:11 14:12 水平道分岐
14:34 14:36 小桜ヶ原
16:31 宿泊地

3日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:01

4:56 宿泊地
5:34 5:41 雪倉岳
6:02 6:02 雪倉岳避難小屋
6:50 6:50 鉱山道分岐
7:33 7:33 三国境
8:05 8:19 白馬岳
8:26 8:40 白馬山荘
8:54 8:56 丸山
9:42 9:54 杓子岳
10:41 10:45 鑓ヶ岳
11:00 11:00 鑓温泉分岐
11:21 11:46 天狗山荘
12:26 12:26 天狗ノ大下り
12:53 12:58 不帰キレット
13:14 13:14 不帰嶮（不帰一峰）
13:39 13:54 不帰嶮（不帰二峰北峰）
14:06 14:06 不帰嶮（不帰二峰南峰）
14:35 14:47 唐松岳
14:57 唐松岳頂上山荘

4日目

• 山行: 8:37
• 休憩: 2:02
• 合計: 10:39

5:23 牛首
6:01 6:01 大黒岳
6:41 6:43 白岳
6:44 6:44 遠見尾根分岐
6:50 6:52 五竜山荘
7:40 7:56 五竜岳
9:07 9:11 北尾根ノ頭
10:21 10:43 八峰キレット小屋
10:50 11:01 八峰キレット
11:49 12:01 鹿島槍ヶ岳北峰
12:35 12:47 鹿島槍ヶ岳
13:11 13:12 布引山
13:44 13:44 冷池山荘テント場
13:49 14:23 冷池山荘
14:35 14:35 冷乗越
15:00 15:00 爺ヶ岳北峰
15:17 15:19 爺ヶ岳中峰
15:31 15:35 爺ヶ岳南峰
16:02 種池山荘

5日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:27

4:39 種池山荘
5:40 5:46 岩小屋沢岳
6:11 6:16 新越山荘
6:49 6:58 鳴沢岳
7:30 7:44 赤沢岳
8:51 9:05 スバリ岳
9:09 9:10 小スバリ岳
9:29 9:38 針ノ木岳
10:06 10:13 針ノ木小屋
10:57 10:57 蓮華岳
12:39 12:44 北葛岳
13:56 13:56 七倉岳
14:06 船窪天場

6日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:54

9:27 船窪天場
9:45 9:46 船窪乗越
9:53 10:06 船窪岳
10:58 11:04 船窪第2ピーク
13:02 13:02 不動岳
14:08 14:09 南沢岳
14:28 14:28 烏帽子田圃
14:50 14:53 烏帽子岳山頂分岐
15:00 15:10 前烏帽子岳
15:21 烏帽子小屋

7日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:29

5:48 烏帽子小屋
5:55 5:55 烏帽子ひょうたん池
7:41 7:50 野口五郎小屋
7:58 7:58 野口五郎岳
8:15 8:15 真砂岳
8:20 8:20 真砂岳分岐
8:58 8:58 東沢乗越
9:25 9:29 水晶小屋
9:49 9:49 ワリモ北分岐
9:53 9:55 岩苔乗越
10:28 10:28 黒部川水源地標
10:54 10:54 三俣山荘
11:26 11:26 三俣峠
12:21 12:21 双六岳中道分岐
12:30 12:36 双六小屋
12:39 13:17 双六池
13:17 双六小屋

8日目

• 山行: 6:33
• 休憩: 1:40
• 合計: 8:13

4:50 双六小屋
5:10 5:10 樅沢岳
6:51 6:52 千丈乗越
7:30 7:30 槍ヶ岳山荘
7:36 8:19 槍ヶ岳
8:23 8:35 槍ヶ岳山荘
8:40 8:40 飛騨乗越
8:52 8:52 大喰岳
9:08 9:12 中岳
9:40 9:40 天狗原分岐
9:53 9:54 南岳
9:58 10:12 南岳小屋
10:50 11:00 長谷川ピーク
11:34 11:41 北穂高小屋
11:42 11:43 北穂高岳(北峰)
12:47 12:54 涸沢岳
13:03 穂高岳山荘

9日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 3:13
• 合計: 10:02

5:59 穂高岳山荘
6:23 6:30 穂高岳
6:45 6:49 馬の背
6:52 7:00 ロバの耳
7:04 7:32 ジャンダルム
8:14 8:22 天狗のコル
8:30 8:34 天狗岩
8:38 8:43 逆層スラブ
8:49 9:01 間ノ岳
9:19 9:30 赤岩岳
9:35 9:38 P１
9:42 9:52 西穂高岳
10:04 10:05 チャンピオンピーク４峰
10:12 10:12 ピラミッドピーク
10:25 10:25 西穂独標
10:47 10:47 西穂丸山
10:56 11:31 西穂山荘
11:36 11:36 丸山南分岐(田代橋方面)
11:45 11:46 きぬがさの池
12:24 12:24 中間の池
12:42 12:44 割谷山
13:14 13:16 焼岳小屋
13:19 13:20 新中尾峠
13:24 13:25 焼岳展望台
13:30 13:30 中尾峠
13:59 14:49 焼岳(北峰)
15:17 15:17 下堀沢出会
15:20 15:20 広場
16:01 新中の湯登山口

天候

晴天6日間、台風・低気圧による暴風雨3日間

アクセス

利用交通機関：

自家用車

親不知無料P ・沢渡P　車にバイクを積載。予め下山口の沢渡Pにバイクを置いておき、下山後にバイクで登山口の親不知Pにある車まで戻る。バイクを積載後帰宅。

コース状況／危険箇所等

北葛〜烏帽子間は登山道の崩壊や荒廃がかなり進み、危険個所が多い。登山者が少ない為か整備されておらず、正直場所によっては八峰や不帰より注意が必要と感じた。

写真

8/19 8:37

海抜ゼロ、親不知海岸よりスタート　早朝に登り始めたかったが、南ア縦走の疲れが残っていた為、しっかり睡眠を取ってから登り始める事にした

8/19 9:04

親不知登山口　ここから長い道程が始まる

8/19 10:10

最初のピークである入道山

8/20 6:40

初日の幕営地である栂海山荘のテン場

8/20 7:15

朝日に続く稜線　栂海新道も後半戦

8/20 9:34

黒岩平周辺　長閑な雰囲気が好きな自分は、雲ノ平や五色と同じくらい好きな所

8/20 12:09

今旅初の森林限界

8/20 12:30

白馬乗鞍〜白馬の稜線をバックに　裏から白馬周辺を眺望する貴重な画

8/20 12:49

栂海新道終点である吹上のコル　辛く長い道を歩き通した嬉しい瞬間

8/20 13:33

朝日岳山頂　ここまで来ると北アルプスに来た事を実感する

8/20 16:26

2日目の幕営地　雪倉避難小屋周辺

8/21 5:55

白馬へ続く稜線

8/21 7:31

三国境　ついに白馬の稜線に乗る

8/21 7:54

白馬山頂はすぐそこ

8/21 8:14

海岸からスタートして3日目、ついに白馬の山頂に立つ

8/21 9:47

白馬杓子

8/21 10:41

白馬鑓

8/21 14:45

不帰を越えて唐松山頂

8/21 17:31

唐松山荘のテン場

8/22 5:28

目指す五竜岳

8/22 7:41

五竜山頂　快晴

8/22 7:42

唐松方面

8/22 7:43

鹿島槍方面

8/22 11:52

鹿島北峰

8/22 12:36

鹿島南峰

8/22 16:25

種池テン場　当初冷池の予定だったが、翌日船窪まで進みたかった為に種池まで頑張って歩いた

8/23 6:51

鳴沢岳

8/23 7:30

赤沢岳

8/23 8:24

スバリ　横から見るととても堂々としている

8/23 9:05

スバリ岳

8/23 9:11

針ノ木への稜線

8/23 9:36

針ノ木

8/23 12:44

北葛岳

8/23 13:56

七倉岳

8/23 15:04

船窪テン場　当初針ノ木小屋テン場の予定だったが、台風接近の為、樹林帯である船窪まで歩を進めた　

8/24 11:03

船窪岳

8/24 12:59

不動岳

8/24 14:30

南沢岳を越えて烏帽子　一時の長閑な雰囲気

8/24 15:46

烏帽子小屋テン場にて

8/25 13:03

双六テン場　この日は台風直後の大荒れの天気だった為、全く写真を撮らなかった

8/26 8:08

ついに槍ヶ岳山頂　後立山からずっと眺めていた頂についに立つ

8/26 11:20

大切戸

8/26 15:07

北穂を越えて奥穂にてテン泊

8/27 6:24

奥穂高山頂

8/27 6:27

日本アルプス総鎮守....!!

8/27 6:57

ジャンが姿を現す

8/27 7:27

ジャンピーク

8/27 9:50

西穂高山頂

8/27 11:36

最後のピーク焼岳へ　久々に土を踏む

8/27 14:09

親不知を出発して9日目　ついに焼岳のピークに立つ

8/27 14:31

最後の日は、やはり晴れが一番！　歩いて来た穂高の稜線を望み、蒼空を仰ぐ

8/27 16:00

中ノ湯登山口　長い長い旅路は、ここで終わりを迎える..

撮影機器：

AQUOS sense SH-01K docomo シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テント テントマット シェラフ

感想

kikijiji222

無補給
全テン泊
小屋・山荘縛り
全山全装備登頂

南アルプス南北縦走から1日身体を休め、北アルプス南北縦走へ出発。
今回も軽量化をしつつ、食料はある程度充実させた。
水を抜かしたパッキングウェイトは15Kg。
雲ノ平周遊を予定に入れ、担いだ食料は12日分。
よくここまで軽量化できた。
（天候悪化で結局南北縦走のみとなったが..）
脚の疲労が残りつつ、ひたすらに歩き続けた。
ゼロ標高からである栂海新道は、やはり辛い道程であったが、森林限界を越えた稜線歩きは、南アルプスのほぼ樹林帯歩きの縦走に比べて楽である。
天気が荒れない限りは...
台風20号は、船窪のテン場で凌いだ。
当初の予定であった針ノ木のテン場では、とてもではないが無理と判断した為。
暴風雨の中の野口の稜線には心が折れかけた。
まる一日嵐の中、烏帽子から双六まで歩いた自分を褒めたい。
全身・装備もズブ濡れの中でのテン泊には、もう慣れてしまっていた。
大切戸や奥穂〜ジャンの稜線まで辿り着く頃には荷物も軽くなり、テン泊装備ながら軽やかに歩き通した。
焼岳のピークに立った時は、縦走をやり遂げた満足感と充実感に満たされ、
しばらく蒼空を仰いでいた。