ルートバーン・トラック (Routeburn track)
- GPS
- 26:44
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,629m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:09
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:58
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行き:tracknetを利用,QueenstownからDivide shelterまで http://tracknet.net/routeburn-track/ 帰り:Glenorchy Journeysを利用,Routeburn shelterからQueenstownまで https://www.glenorchyjourneys.co.nz/track-transport/ ※最低予約人数がある.その日,一人のみだと2人分のお金を払う必要あり,実際にそうなった.日本だと登山バスに一人しか予約が入らないことは稀だと思うが,こちらだとそもそも予約自体が入らなく運行しない場合もあったりするレベルなので,ソロの場合はそのような可能性があることを理解しておく.予めメールで言われていたので,特に現地でどうこうということはない. |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別,危険箇所はありません.天候によっては危険な箇所があるかと思うので,現地DOCオフィスにて最新状況を得ます.この情報をネットに公開してくれていればありがたいのですが... |
その他周辺情報 | ◎周辺の町について ・クイーンズタウン 飛行場があり,最初に降り立つ町.空港から市内までは頻繁にバスがあり移動には困らない.GoCardという日本でいうSuicaのようなものを作ったほうが便利.空港から市内までカード使用は$2に対して,現金は$10.カードを作ったほうがお得.クライストチャーチもそうなのだが,現金で空港から移動する場合,空港税を含んだ価格になり高くなる.カード使用はなぜかそれがかからない.空港の一つ先の駅から乗ればその税を支払う必要がなくなり安くなるのだが,初めて来てその技を使うのは現実的ではなく,結局,カードを作ったほうが便利ということになる.ニュージーランド全体でこのカードを統一してくれればいいのだが,町のバスごとに独自カードとなっており旅行者としては少々めんどくさい. ・グレノーチー 移動で通り過ぎただけだが,特になにかがある印象を受けなかった.数件の宿と飲食店程度.クイーンズタウンの方が物資調達の面でも観光の面でも良いと思う. ・テアナウ ミルフォード観光の拠点となる町.こじんまりとしているが,スーパーや宿,飲食店,お土産屋もある.クイーンズタウンからすぐに移動してこちらで,いろいろ揃えても問題ない. ◎ホテルについて ニュージーランドは基本,1人部屋というものが存在しなく,ソロの場合はドミトリー,2人はツインとなる.部屋ごとにお金がかかるシステムなため,1人個室を希望する場合は2人分料金で泊まる必要がある. |
写真
装備
備考 | マットレスはありますが布団はありません.シュラフや毛布が必須です. また,ガスコンロがつかない場合のためにライターがあった方が良いと思います. また,出口側に早くついてしまったときのために本などがあれば良いと思います.ネットもつながらずかなり時間を持て余しました. |
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感想
登山という感覚で行くと拍子抜けすると思います.グレートウォークはその名の通りウォークなので,きついピークハントをするわけではないです.NZらしい景色を眺めながらのハイキングといった感じです.
DOCのサイトでは2泊が推奨ですが,土日しか時間がなかったため,1泊で済ませました.ツアーで行く方もいるようですが,最低限の英語が分かれば個人手配の難易度がそこまで高いわけではありません.
◎個人手配の流れ
1,予定を立てる(日本で)
Routeburn trackは一本道のルートで複数のルートがあるわけではありません.そのため入口と出口をどちらにするのかと,どの山小屋に泊まるかの計画を立てます.Routeburn track brochureで調べると公式のbrochure(パンフレット)のPDFが見れ,そこにモデルプランが見れます.そのプラン通りに行っても問題ありませんし,早く行きたい遅く行きたいあれば,それをベースに泊まる山小屋を変更します.入口はRouteburn shelter側にすることが多いと思います.そうすると,出口がミルフォード・サウンド側になるのでその後の観光にも便利です.パンフレットもそのようになっています.
2,DOCのサイトに行き,Hutを予約(日本で)
https://www.doc.govt.nz/
泊まりたい山小屋を決めたら予約します.山小屋は宿泊人数が管理されており予約必須です.DOCのサイトに行き,アカウントを作成,日程と目的のコースを選択すると山小屋一覧が見れ,空いているベット数が分かります.ここで目的の山小屋が満員だった場合は泊まる山小屋を変更する必要がありますが,代替の山小屋が多くあるわけではないので,強引に日数を短くし泊まれる山小屋に泊まるなどをしないと難しいです.特に一番人気のMilford trackの12月・1月は数ヶ月前から予約が埋まっている場合があります.Routeburn trackはそれほどではありませんが少なくとも1ヶ月前には予約が必要でしょう.どうしても行きたい場合は早めに予約して,その日程が無理なら日程変更を取るという方法が賢いかもしれませんが,キャンセル料がかかる場合とそうでない場合があるので要確認です.
3,Routeburn trackまでの移動手段を予約(日本で)
Routeburn trackは入口と出口が異なるのでバスで移動する必要があります.Routeburn shelterを入口とする場合は,クイーンズタウンまたはグレノーチーが基準の町となります.Divide shelterを入口とする場合は,クイーンズタウンまたはテアナウが基準の町となります.
Routeburn shelterを入口とする場合はグレノーチーではなく,クイーンズタウンを基準とすることをおすすめします.理由としては,クイーンズタウン・グレノーチー,どちらから行くにしても大幅に移動時間は変わらなく,また,グレノーチーは小さな田舎町でお店が少ないためです.
Divide shelterを入口とする場合は,前日にクイーンズタウンからテアナウまで移動し,翌日にテアナウから入口まで移動することをおすすめします.クイーンズタウンから一気に入口まで移動するとバス移動が4時間を超えるので少々つらいです.
また,日本ほどバスの本数が多くありません.1日1本or2本が基本だと思うので柔軟な日程は立てにくいです.バスの時刻表に自分が合わせる必要があります.
4,山小屋のチケットをDOCオフィスにて受け取る(現地で)
2で予約した山小屋のチケットをDOCオフィスにて受け取る必要があります.予約確認メールにどのオフィスで受け取れるかが書いてあります.Routeburn trackの場合はクイーンズタウンかテアナウのオフィスです.チケット受け取る際に,山小屋の紹介やコースの最新状況を係員から説明されます.オフィスは17時ごろには締まりますので,夕方以降について翌日の朝出発のような日程だとチケットを受け取れる時間がないので注意が必要です.
◎山小屋について
日本の山小屋と異なるところが多々ありますが,グレートウォークの山小屋はよく整備されており,特別に問題になることは少ないです.ただ,大きな違いとしては
・マットはあるが布団がないため,毛布やシュラフが必要
・売店はなく,食料調達は不可能
・場所によると思うが,ネットはつながらない
・ガスコンロがあり,そこで調理が可能.水も蛇口から出てくる
・スタッフは一人が在住
といった点です.
詳しくは各山小屋のサイトを見ると,詳細が書いてあります.
https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/mount-aspiring-national-park/things-to-do/huts/routeburn-flats-hut/
https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/fiordland/places/fiordland-national-park/things-to-do/huts/lake-howden-hut/
https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/fiordland/places/fiordland-national-park/things-to-do/tracks/routeburn-track/
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