記録ID: 1597242
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山
日程 | 2018年09月22日(土) ~ 2018年09月24日(月) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 9/22 雨→晴れ 9/23 晴れ 9/24 曇り/晴れ |
アクセス |
利用交通機関
・車は黒部立山アルペンルート扇沢駅の無料第2駐車場に止めました。
バス、
車・バイク
・扇沢駅〜黒部ダムはトロリーバスを利用。 https://www.alpen-route.com/access_new/timetable/timetable_nagano.html
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 1時間4分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 1時間4分
- 2日目
- 山行
- 11時間46分
- 休憩
- 1時間13分
- 合計
- 12時間59分
- 3日目
- 山行
- 1時間20分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 1時間20分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
GPSログは操作ミスで間違って消してしまったので今回のルートは手書きです。
コース状況/ 危険箇所等 | ▶登山ポストは扇沢駅(長野県)にありますが、黒部丸山は富山県にある山なので登山計画書は事前に富山県警察本部地域部山岳安全課へメールで提出しました。 http://police.pref.toyama.jp/cms_cat_police/108020/kj00018432.html ▶内蔵助谷出合で水(沢水)を汲めます。 ◆内蔵助谷出合〜1ルンゼ〜緑ルート取付 ・内蔵助谷出合から内蔵助平方面へ登山道を歩いて行き、三つ目の沢が1ルンゼ。 ・1ルンゼを詰めて途中から草藪を右へ登っていき枯れ沢を登っていくと緑ルート基部に出る。 ◆丸山東壁 中央壁緑ルート(4級上、Ⅳ A2) ・全体的に岩は固くしっかりしてました。 (一部、動く岩もあるので注意してください。) ・全体的に残置支点はしっかりしていました。 ・残置支点の間隔ですが、180cmの私がアブミ最上段に乗って届く間隔のところが何箇所かありました。 (Aさんは秘密兵器『コング KONG パニック XL』で届かないところを何とか対応してました。) 1P 凹状〜フェース(45m、Ⅲ、A1)(Aさんリード) ・前回同様今回も出だしが濡れてましたが、フォローなのでガシガシ行こうと足早に登ったら出だしで速攻で滑ってテンション掛けてしまいました。。 ・真上にある小ハングを乗越していくトポ通りのラインどりではなくリングボルトを辿っていくラインどりで小ハングは右から巻きました。 ・小ハング上のテラスが終了点(トポでは小ハング下でピッチを切る。) 2P ボルトラダー(30m、A1)(ヤマパンリード) ・2P目終了点手前ぐらいに1箇所フリー区間があり、アブミ最上段に乗ったところからフリーに移行するのでアブミ回収が難しいです。 (今回もフォローに回収してもらいました。) ・その他は特に問題なく登れました。 3P ボルトラダー(30m、A1)(Aさんリード) ・出だしは右へ。 ・終了点は三日月ハング下でハンギングビレイとなる。 ・特に問題なく登れました。 4P 小ハング越え〜ボルトラダー(35m、A1)(ヤマパンリード) ・出だしの三日月ハングをリード中、ハングの3ピンを越えフェイスに出たところの1ピン目のところでフォールしました。理由は安定しないハングのところでアブミ最上段に乗るのが嫌だったのとアブミの上から2段目からでも手が届くスリング(リングボルトの根本から垂れ下がっていたお助け紐的な感じの2mmほどのスリング)があったことで、そこに安易にヌンチャクを掛けロープを掛けそしてアブミを掛けて一応は慎重に乗ったのですが案の定スリングは切れてしまいました。。そこから体勢を直し登りかえした時はリングボルトのリングに手が届いたので手抜きしないで登ればよかったのに。と反省です。 ・その他は特に問題なく登れました。 ・終了点ではハンギングビレイ。 5P ボルトラダー(40m、A1)(Aさんリード) ・特に問題なく登れました。 ・終了点ではハンギングビレイ。 6P ボルトラダー〜右へトラバースし小ハングからフェイス〜緩傾斜帯(45m、A1〜Ⅲ)(ヤマパンリード) ・出だしから真っ直ぐなスラブを上に登って行くと上には残置支点が見当らなくなります。右に見える残地支点に導かれ右へトラバースすると簡単な小ハング〜フェイスに残置支点があるのでそこを登ると緩傾斜帯に出ます。あとは滑らないように中央バンド終了点まで登って行き終了。 ・終了点は中央バンドにしっかりとしたものがありました。 ・特に問題なく登れました。 水平移動 中央バンド6P終了点〜7P基部(20m、Ⅰ)(Aさんリード) ・ロープを出すほど難しくないが落ちたらアウトなのでスタカットで通過。 7P フェース(30m、A1)(ヤマパンリード) ・中央バンド突き当りに残置ハーケン2枚、下にリングボルト2個あった。 (残置ハーケン2枚をビレイ点にしてリングボルトから予備セルフを取った。) ・出だし1ピン目は残置にタイオフした3mmのスリングが2本。スリングには手が届くが下は浮いているのでアブミを巻き込んで登る。スリングが切れることを想定して下の予備セルフを取っているリングボルトにプリクリップする。 ・最初の1〜3ピンぐらいまでは空中に浮いているので巻き込みで登り疲れる。 ・その他は特に問題なく登れました。 ・大ハング下にも終了点がありましたが、そこより少し下の最初にあった終了点でピッチを切りました。 ◆下山 ・7P終了点から50mダブルロープ1本使いで懸垂下降1回で中央バンドへ下り、中央バンドをスタカットで横断し、中央バンドにある6P終了点から基部まで50mダブルロープ2本使いで懸垂下降5回で下りました。 |
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その他周辺情報 | ・下山後の温泉→大湯温泉郷『薬師の湯』 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ ・下山後のご飯→ルート19 新町ドライブイン http://shin-machi.com/jingisukanroad/route19.html |
過去天気図(気象庁) |
2018年09月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | ロックハンマー×1 ダブルロープ(50m)×1 アルパイン用クイックドロー×5 クイックドロー×5 その他登攀具1式 テン泊装備1式 |
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共同装備 | 各種ハーケン×数本 ビバークセット1式(1〜2用ツエルト×1・銀マット・ガスヘッド×1・ガス×1) トランシーバー×1セット ファーストエイドキッド×1式 |
写真
撮影機材:
感想/記録
by yama_pound
今回は6/30〜7/1に敗退した丸東緑ルートへ再チャレンジしようと山岳会メンバーIくんとAさんと私の3人で2泊3日の予定で計画を立てた。
直前で9/18〜21(予備日9/22)に飯豊川本流へ沢登りに行ったIくんが不参加となり、2人で登ることに!
日程的に余裕があるし今回は完登できるかなー
天気もまずます。
ワクワク、ドキドキ!!Climbing‼
ヾ響
・9/22土曜日は午前中まで雨予報だったので午後から入山しました。雨に打たれず大正解でした♫
・9/23は夜明けに緑ルートスタートできるよう段取りましたが前回よりアプローチに時間がかかってしまい予定より約1時間遅れてのスタートになりました。
・Aさんは秘密兵器の『コング KONG パニック XL』を買って持ってきて大正解だと言ってました。
・出だしの三日月ハングをリード中、ハングの3ピンを越えフェイスに出たところの1ピン目のところでフォールしました。理由は安定しないハングのところでアブミ最上段に乗るのが嫌だったのとアブミの上から2段目からでも手が届くスリング(リングボルトの根本から垂れ下がっていたお助け紐的な感じの2mmほどのスリング)があったことで、そこに安易にヌンチャクを掛けロープを掛けそしてアブミを掛けて一応は慎重に乗ったのですが案の定スリングは切れてしまいました。。そこから体勢を直し登りかえした時はリングボルトのリングに手が届いたので手抜きしないで登ればよかったのに。と反省です。
・中央バンドに着いてから見上げた大ハングは大迫力でした!
2本の残置アブミがドキドキ感、厳しさ難しさを物語っている気がしました。
・7P目リードでの離陸は肉体的にも精神的にも疲れました。
・今回も途中敗退という結果になりましたが、また機会を作って次回は完登したいです!(その際は上まで抜けてみようかなー。)
・前回同様今回も丸東に取付いてたのは私たち2人だけでした。。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1514558.html
・帰りに立ち寄った信州新町のジンギスカン街道で食べたジンギスカンが美味しかった♫
反省
・安易に切れそうなお助け紐に頼らない!
(慎重に乗っても体重77kg+荷物の重量の私が荷重すると大体切れるんだから・・・)
直前で9/18〜21(予備日9/22)に飯豊川本流へ沢登りに行ったIくんが不参加となり、2人で登ることに!
日程的に余裕があるし今回は完登できるかなー
天気もまずます。
ワクワク、ドキドキ!!Climbing‼
ヾ響
・9/22土曜日は午前中まで雨予報だったので午後から入山しました。雨に打たれず大正解でした♫
・9/23は夜明けに緑ルートスタートできるよう段取りましたが前回よりアプローチに時間がかかってしまい予定より約1時間遅れてのスタートになりました。
・Aさんは秘密兵器の『コング KONG パニック XL』を買って持ってきて大正解だと言ってました。
・出だしの三日月ハングをリード中、ハングの3ピンを越えフェイスに出たところの1ピン目のところでフォールしました。理由は安定しないハングのところでアブミ最上段に乗るのが嫌だったのとアブミの上から2段目からでも手が届くスリング(リングボルトの根本から垂れ下がっていたお助け紐的な感じの2mmほどのスリング)があったことで、そこに安易にヌンチャクを掛けロープを掛けそしてアブミを掛けて一応は慎重に乗ったのですが案の定スリングは切れてしまいました。。そこから体勢を直し登りかえした時はリングボルトのリングに手が届いたので手抜きしないで登ればよかったのに。と反省です。
・中央バンドに着いてから見上げた大ハングは大迫力でした!
2本の残置アブミがドキドキ感、厳しさ難しさを物語っている気がしました。
・7P目リードでの離陸は肉体的にも精神的にも疲れました。
・今回も途中敗退という結果になりましたが、また機会を作って次回は完登したいです!(その際は上まで抜けてみようかなー。)
・前回同様今回も丸東に取付いてたのは私たち2人だけでした。。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1514558.html
・帰りに立ち寄った信州新町のジンギスカン街道で食べたジンギスカンが美味しかった♫
反省
・安易に切れそうなお助け紐に頼らない!
(慎重に乗っても体重77kg+荷物の重量の私が荷重すると大体切れるんだから・・・)
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