唐松岳 激烈なる紅葉
- GPS
- 07:05
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 949m
- 下り
- 947m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:04
往路は八方池・丸山ケルン・唐松岳と唐松岳頂上山荘分岐・唐松岳山頂で小休止。
分岐にメインザックを置き、登頂。
その後、山荘でバッジ購入後、先の分岐で昼食休憩。
復路は丸山ケルン・扇雪渓を過ぎたあたり・第三ケルンで小休止。その後15:40にリフトに乗り、16:20には駐車場に到着。
天候 | 快晴ときおりガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ミニ三脚・サポーター・お湯
|
---|
感想
秋山でここまで快晴だったのは初めてかもしれない。休みがとりやすく、景色もさほど変わらない夏のアルプスに比べ、紅葉の時期は日々景観が変わり、土日の混雑必至のなか、平日に休みが奇跡的に取れた。そんな日にベストコンディションに恵まれた。もともとは黒菱駐車場からリフト運航前からの登山を狙ったがあえなく通行止め解除はならなかったため、ゴンドラ利用に変更。7時までゆっくり仮眠。ゴンドラの混雑もそこまで激しくなくゆとりある山行となった。ただしタイムリミットがあるのでタイムスケジュールを厳密に進んでいった。
紅葉の状況は、山が燃え上がるという言葉があるが、それを地で行く、激しく美しいものであった。低木・灌木の鮮やかな赤さ・淡い黄色と快晴の青空との対比は見事であり、1700・1800を超えたあたりからの色づきがリフトで雲を突っ切った瞬間に現れるのに、山は燃えているが、心のほうが激しく爆発した。雲も次第に下がっていき、濃厚な雲海を作り出した。
そんな色づきの出迎えに始まり、ルート上では八方池は到着時はガスで真っ白であったが、10分ほど待つと、ガスが一気に晴れていき、白馬三山と雲海が池にばっちりと映り込んだ。平日で人も少なかったので、山と空だけが池には残された。
そしてハイマツとナナカマドの緑と赤のコントラスト楽しんでいると南の雲も晴れていき、五竜岳と鹿島槍の全貌もはっきりと表れた。こちらも白馬三山の白に対し、黒々とした山容のコントラストを堪能した。
槍ヶ岳以来の山行で、膝を長い期間休めていたので、痛みが出ないか心配だったが、体力のほうが逆に衰えていたようで、山頂アタックのときはもうヘロヘロ。なんとかたどり着いた(荷物もデポしてしまった)唐松岳の山頂での眺望もまた格別で、剱岳をはじめとする富山側の眺望も完全に見ることができた。8月登った槍も見ることができ感無量だった。
今回は復路は往路と同じであったが、これも格別で、振り向きながらみた光景に対し、進む方向に紅葉・雲海・そして富士、八ヶ岳、南アルプス、心のふるさとの四阿山、浅間とすべてを眼下に臨める贅沢さがあった。
心配だった下りでの膝も、筋肉痛以上の痛みはなくほっとした。下り方の工夫に効果があったとも思えるが、ないより眺望があることで疲労感も出ないこと、気の持ちようの大事さをあらためて感じた。それ以上に平日の空き具合に加えて最高の好天、しばらくはどんな天気でも文句はいえまい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する