藻琴山
h2013m
体力度について
- GPS
- 02:50
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 505m
- 下り
- 529m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
天気は晴れ、斜里岳も綺麗に見える。今日も非常に寒い。小清水峠を上がるうちに霞がかかり、見えなくなってしまった。平日というのに藻琴山は車がいっぱい。キャンプ場にも数台。峠にも二台。
霞む峠から尾根を目指す。まだ笹が少しだけ出ているが、雪は大分積もった。先行するスノーシューのトレースの通り進むが、妙にジグを切っている。何故直登しないのか?と思いながら登るが、どうやら下りのスキーのシュプールの跡の通り登って行ったらしい。
尾根まで出ると年末になかった雪堤ができている。これが無いと進めない。雪堤の上を真っ直ぐ進むと霞んで山頂が見えてきた。屏風岩も白く凍りついている。屈斜路湖の湖面も見えるが、霞んで凍っているかわからない。山頂直下からシュプールが見える。あんな急斜面を滑り降りているらしい。途中の尾根で休憩している人がいた。湖側へ滑って上がってきたという。前日は屏風岩手前の斜面を滑ったと言っていた。かなりの実力者だ。谷の下にも人影が見える。とても良かったと言っていたが、まだそこまでの実力は無い。そのまま山頂まで。霞が晴れて、山頂付近は晴れている。これはこれで幻想的で美しい。直下からツボ脚で山頂まで。上に青空が。遠くの展望は無い。石碑はまだほとんど出ているが、樹氷は発達して美しい。遠くの展望は霞に消えている。キャンプ場すり鉢の尾根上に人影が見える。気温が低く、風も冷たく寒いので山頂に挨拶してとっとと降りる。
銀嶺荘まで見に行こうか考えたが、登り返したらすり鉢が日陰になるか微妙だったので、そのまますり鉢へ。樹氷の中をトンネル状に道のような空間が見えたので、そこを潜って尾根まで。ボーダー2人とスキー1人のパーティーだった。しんがりのボーダーが吹き溜りから大ジャンプして滑り降りるのを見送って、シールを外し滑走。ハイマツ地雷原は心配ない快適な滑走。極軽いパウダーの30�冂�下に底があるような感触があったが、ストックは半分まで刺さる。どうやらやや重い雪の層の上に極軽めの新雪が乗っているらしい。雪が軽いので抵抗が少なく妙にスピードが出る。時間も早いので再度シールを付け登る。位置を変えて再滑走。やっぱりスピードが出て快適なパウダー。斜里岳の裾野が見えだしたので、もう一度登るが、雲が出てきて、日も隠れたので最終滑走。トレースは沢の北側に付いている。何処を渡るのかと思ったら、キャンプ場すぐ上にスノーブリッジがあった。
道路に出て板を外し、歩き出そうと思ったら、帰りがけの車の人が乗せてくれた。山頂直下から湖側に滑っていたグループとのこと。実力者夫婦だった。
帰りは屈斜路湖経由で。ライブカメラは凍りはじめていたようだが、湖は波立っている。コタンまで行き、露天風呂が無人だったので入浴。白鳥の横で温まる。ちょうどいい湯加減だった。氷の破片があり、朝は凍っていたらしい。釧路川の糊口は凍りはじめていた。美幌峠からの藻琴山は夕日を浴びて朱に染まった全景を見せていた。
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