毛無岩（笠松ルート↑と谷コース↓）

2018年10月28日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.2km
• 登り: 773m
• 下り: 770m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:35

9:00 スタート地点
9:34 9:34 沢から尾根に乗り上げる場所
9:50 9:50 尾根上の岩峰
11:15 11:15 笠松
11:25 11:25 主稜線合流点（1275）
11:38 11:38 東のコル
12:05 12:20 毛無岩
12:45 12:45 千丿平分岐
12:53 12:53 相沢越
13:23 13:25 裏見の滝
13:42 13:42 作業小屋
14:35 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山神社付近の道脇の駐車スペースに駐車（地元民に許可いただいた）

コース状況／危険箇所等

全般的に踏み跡が乏しい場所が多く、テープ類も少ない傾向。RFも必要。
笠松コース
・真新しい登山口の道標は沢コースを指しているのか、山神社より先に設置されていた。南牧村の登山ガイドには沢コースの記載はないのに。。。
・鉄橋の先にあるはずの木橋は見当たらず。右手上の斜面を登ると平地があり、この先で山道が上がってくる。
・山畑跡を抜け沢沿いを辿る。やがて沢が2分したあたりから尾根に乗り上げる。（当然に道なし）
・乗り上げる場所は明瞭ではないが、何処でも良い気がする。
・尾根上には展望のよい岩が何ヵ所かある。
・尾根上はテープもそこそこあり、ほぼ尾根を登るのみ。
・いくつかのピークには巻き道あり。1ヶ所迷いやすい支尾根あり。
・笠松という大きな岩は手前に左右に巻き道あり。私は右から巻く。
・笠松以降は平穏な尾根歩きで、主稜線に接したら支尾根に迷い込まないように注意が必要。
・主稜線に接すると更に平穏な尾根歩き。
・毛無岩はお楽しみなリッジ歩き　西側のリッジが狭い。
・千丿平分岐から相沢越の区間は踏み跡がほとんどなく、テープもない。入り口に注意。
谷コース
・下り口が不明瞭であるが、前橋山遊会の標識が下行点。道は不明瞭で、大体適当に下るが、結局は沢にはいく沿いに下ることとなる。
・この沢にはいくつもの滝が連なる。滝のある場所はルートは高巻きしているが、道が一部崩落している場所は滑りやすい。
・滝はいろいろなタイプの滝があり、観察するのも面白い。
・砂防ダムは3つある。上流から東巻き→東巻き→徒渉して西側にある作業道を拾うが、上二つは切断された木々がごろごろして最悪のコンディションでした。

写真

10/28 8:32

先ずは秋の立岩を撮りに行く。

10/28 8:36

今年の9月に営業開始した「星尾温泉」
1000円だそうだ。

10/28 8:39

小倉集落辺りから見た毛無岩等

10/28 8:39

毛無岩強拡大

10/28 8:50

ここを左折して

10/28 8:57

この空きスペースに駐車。近くに農夫がいたので、ここに置いて良いか聞いたらOKとのこと。

10/28 9:04

駐車場所付近からの立岩。

10/28 9:01

この道標、谷ルート？　尾根ルート？
場所からして谷ルートを指しているのか？
でも南牧村のトレッキングガイドには谷ルートは掲載されていない。

10/28 9:02

山神社

10/28 9:03

山神社の内部

10/28 9:03

この鎖、鉄格子、凄い。

10/28 9:06

山神社から一寸下ってここを下ると

10/28 9:06

鉄の橋が見える。

10/28 9:06

鉄の橋

10/28 9:07

どこかで見たような、、、

10/28 9:07

渡りおえてピンクテープ

10/28 9:11

木橋は無い？
沢の一段上を進むがすぐに行き止まり。
尾根ルートを辿るとすれば、沢に降りて進めば良かったのだろうが、、、

10/28 9:13

右上の斜面を登ってしまい

10/28 9:14

平らな場所があり

10/28 9:15

左下から山道が登ってきました。

10/28 9:15

更に続く山道の先には

10/28 9:17

山畑跡

10/28 9:17

この辺りでどうやら尾根コースではなく笠松ルートになっていることに気がつく。
引き返さずに、笠松ルートを選択。

10/28 9:18

大屋山の北尾根を乗り越して山仲に至る峠道らしい。

10/28 9:19

沢を進むと

10/28 9:20

ケルンがある。

10/28 9:20

その先徒渉すれば斜面を登る。

10/28 9:22

更に先には見覚えのある赤布テープ

10/28 9:24

沢登を続けたり

10/28 9:28

手入れの悪い杉林を進む

10/28 9:29

ものぼちぼち尾根に乗り上げる頃。

10/28 9:34

ここで沢は2分する。
更に道は直進するが、、、

10/28 9:34

コンパス見ると東に向かっているので

10/28 9:34

ここから左の斜面を乗り上げることとする。

10/28 9:34

急登を登る。適当に。

10/28 9:39

やがて斜面が緩やかになると赤ペンキ

10/28 9:43

もうすぐ尾根。

10/28 9:46

尾根のこの岩下に達した。

10/28 9:48

ちょっと尾根を下り、岩峰をパスすると良い展望。

10/28 9:49

下へと続く道がありました。

10/28 9:50

引き返してこの岩峰

10/28 9:51

登ると、、、

10/28 9:51

展望が開けます。

10/28 9:51

毛無岩は、、、遠い。

10/28 9:52

毛無岩、なんか足の指を並べたような岩です。

10/28 9:51

立岩

10/28 9:55

紅葉は今一つ

10/28 9:55

イデミや北立岩

10/28 9:55

イデミ等の三兄弟

10/28 9:55

立岩

10/28 9:58

さて尾根を登りはじめる。

10/28 10:04

紅葉が始まった尾根。

10/28 10:04

紅葉もきれいです。

10/28 10:05

赤布テープが時々現れる。

10/28 10:05

大屋山がチラリ

10/28 10:05

やがて岩岩しい尾根になる。

10/28 10:09

何ヵ所か展望のよい岩がある。

10/28 10:09

滑りやすそうな岩を登る。

10/28 10:13

岩尾根から立岩

10/28 10:13

碧岩とか大岩とか

10/28 10:13

大屋山

10/28 10:13

道場集落

10/28 10:13

紅葉が奇麗。

10/28 10:14

立岩強拡大

10/28 10:14

もっと拡大

10/28 10:14

道場の蒟蒻畑

10/28 10:16

この岩峰からも

10/28 10:17

良い展望です。

10/28 10:17

大屋山の北尾根の険しい場所

10/28 10:18

10/28 10:22

まだまだ遠い毛無岩

10/28 10:23

登ってきた尾根。

10/28 10:25

このリッジはちょっと注意。

10/28 10:26

隣の尾根は岩だらけ

10/28 10:32

赤布テープを追いかける。

10/28 10:47

ピークを左に巻く道あり

10/28 10:52

更に登ると

10/28 10:52

左手にまた岩峰

10/28 10:53

岩峰からは

10/28 10:57

やっぱり良い展望

10/28 10:57

八ケ岳も見えてきた。

10/28 10:58

またまたピークを巻く

10/28 11:00

あの岩峰が尾根コースの展望岩か？

10/28 11:04

ひたすらの上りは

10/28 11:07

やがて杉林となる。

10/28 11:12

赤布テープが続く。

10/28 11:16

笠松の岩が見えてきた。踏み跡は左右に分かれるのですが、薮岩魂では左折。でも右に行って見る。

10/28 11:18

岩下をトラバース。ここで迂闊にも掴んだ枯れ木が折れて転倒。3m位転げ落ちた。

10/28 11:22

やがて快適な尾根道になる。

10/28 11:30

そして主稜線に達する。黒滝から来た道と合流、といっても踏み跡はか細い。

10/28 11:31

昔はプロムードコースと呼ばれたそうな。

10/28 11:33

稜線上は踏み跡はしっかりしている。

10/28 11:37

あれっ、もう毛無岩東のコル？

10/28 11:37

道標はボロボロ

10/28 11:37

コルからは毛無岩方面と尾根コースへの下りと分岐する。

10/28 11:38

妙義がチラリ

10/28 11:42

両ルートはしばらく並走するのでここいらで毛無岩への稜線の道へ乗り上げる。

10/28 11:44

西上州らしい薮道になりました。

10/28 11:49

ピークか連なります。
ルートは稜線のやや北側を辿る。

10/28 11:50

時々、展望を楽しみます。

10/28 11:50

紅葉が、、、凄い

10/28 11:51

毛無岩が近づく。

10/28 11:51

毛無岩の稜線

10/28 11:52

か細くも登りが続く。

10/28 11:53

浅間山も見え出した。

10/28 12:00

道端にはリンドウが咲いていました。

10/28 12:01

岩の割れ目から

10/28 12:01

もう少しで毛無岩のピーク

10/28 12:05

毛無岩に到着。
昔あったデカイ山名柱はもうない。

10/28 12:05

樽ノ上山や鹿岳

10/28 12:05

物語山、妙義、榛名

10/28 12:05

金洞山、相馬岳は隠れてしまっている？

10/28 12:05

物語山

10/28 12:06

大屋山方面

10/28 12:06

堂々の浅間山

10/28 12:06

上陸用舟艇の荒船山

10/28 12:06

ローソク岩

10/28 12:06

立岩

10/28 12:06

谷底を見下ろす。

10/28 12:15

南側は、、、、、絶壁

10/28 12:18

さて出発。

10/28 12:18

崩落している泥の部分、気をつけて渡る。

10/28 12:18

振り返って毛無岩のピーク、この岩を下る時ちょっと注意。

10/28 12:22

当然に下りも険しい。

10/28 12:23

結構細いリッジの下り。しっかりと木の根に捉まる。木の枝は恐い。

10/28 12:24

展望も楽しんで下る。

10/28 12:24

展望も楽しんで下る。

10/28 12:27

ここもかなり細い。

10/28 12:29

そして穏やかな尾根になる。

10/28 12:33

また上りが始まる。

10/28 12:36

この飛び出した柱状の石。

10/28 12:36

ここを登ると

10/28 12:38

毛無岩の良い展望

10/28 12:38

やっぱり岩山

10/28 12:38

ピークに達する。

10/28 12:40

更に下ると

10/28 12:45

おおっと道標。
ずっと先にいい道が続いているがここが千ヶ平分岐。
昔はもっと薮臭かった。
ここを左折するが踏み跡が薄い。

10/28 12:42

前橋山遊会のものです。
「前橋山遊会」の文字だけが目立っています。

10/28 12:46

ホントに踏み跡が薄い。

10/28 12:47

そして主稜線に達する。

10/28 12:49

で、道標があり

10/28 12:49

毛無岩下の道を分ける場所。

10/28 12:49

こちらもボロボロですね。
ここは相沢越では無いのです。

10/28 12:53

200m位先に進むとまた前橋山遊会の道標
ここのは毛無岩がデカイ文字。
ということで、ここが谷コースの下降点です。

10/28 12:53

何となくの踏み跡を下る。

10/28 12:54

何となく峠道。

10/28 12:59

ここいらは適当に下ります。

10/28 13:04

時々テープがあります。左手には沢が分岐していますが、上りの人には気がつき難そう。

10/28 13:10

杉林をひたすら下る。

10/28 13:13

「尾根に取りつく」というより沢を高巻きする感じです。沢から離れてトラバースになります。なんでこうなるかは後で分かります。

10/28 13:13

かなり沢より高度を上げました。

10/28 13:16

このあたり、九十九折りで下ります。

10/28 13:16

振り返って前橋山遊会の道標

10/28 13:17

懐かしいスプライトの1リットルの空き瓶

10/28 13:23

索道の滑車？　
このあたり、水音がするので沢に行って見ると、、、

10/28 13:23

滝になっていました。
高巻したのは滝を避けるためでした。

10/28 13:24

見事に裏見の滝です。

10/28 13:25

岩庇には祠でもあるのか？　とおもいきや、あったのは一斗缶でした。

10/28 13:26

こんな沢を下る。

10/28 13:28

この道標は前橋山遊会のものではなさそう。

10/28 13:31

荒れた沢をひたすら下る。

10/28 13:36

おっと、この先も

10/28 13:41

滝でした。

10/28 13:41

造林小屋が見えてきた。

10/28 13:43

造林小屋

10/28 13:43

植林地を下る。

10/28 13:44

これが山と高原の地図に記載されている道標

10/28 13:45

何で前橋山遊会の文字がでかいのだろう？

10/28 13:46

徒渉

10/28 13:47

沢から離れた道。

10/28 13:49

滝があるからでした。

10/28 13:49

沢を慎重に下る。

10/28 13:53

振り返っています。私は右手から来ましたが、左の方が明瞭な沢です。上りの人は間違えそうです。テープを見落とさないことが大事です。

10/28 13:56

沢はかなり下に行ってしまいました。

10/28 13:58

振り返っています。
ここは崩落ヵ所で滑ります。

10/28 13:58

滑ると谷底へ落ちて行きます。

10/28 13:59

ここも崩落している。

10/28 14:00

外傾斜の道。

10/28 14:01

渓流にはあちこち小さい滝があります。

10/28 14:03

更に下ると。

10/28 14:07

このな滝。

10/28 14:07

で、出くわしたトラロープの岩場。

10/28 14:07

ここし無理そう。トラロープも古そう。

10/28 14:07

でも沢沿いを進めば簡単でした。

10/28 14:08

ここも滝があります。

10/28 14:13

砂防ダムは

10/28 14:15

左岸を進みます。
歩きづらい。

10/28 14:17

第2の砂防ダム

10/28 14:23

ここも左側を進むが、勘弁して欲しいくらいの荒れた道。

10/28 14:26

第3の砂防ダム。ここは対岸に道が見える。

10/28 14:26

ここを徒渉。

10/28 14:30

いい道がありました。

10/28 14:31

直に林道終点。駐車スペース。

10/28 14:35

下ると浄水場。数分で駐車場所に到着。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-100F カシオ

RICOH WG-50 リコー

感想

yamadanuki

・25年くらい前に「プロムナードコース」というかわいい名前のコースを黒滝山ー荒船山ー線ヶ滝と縦走した。その際の記憶として、「毛無岩は道がなく、リッジを何とか登っていた。1ヶ所キレットを飛び越えた。」「千丿平分岐付近は当時は薮臭く、相沢越への道ルートが見つからず薮漕ぎだった。」
・ 前日、高校の同級と飲み過ぎたが、何とか起きて実家から南牧村へと急ぐ。前夜に下調べを考えたがすぐ寝てしまったのでほとんど無勉強で毛無岩を目指してしまった。地形図も用意できず、山と高原の地図のみでの入山。尾根コースを拾えず、笠松コースへとあっさりと変更する羽目になる。しかし笠松コースの方が展望がよく、危険個所も少ない感じだ。（でも時間が30分以上余計にかかる）
・この時期の休日に何組か登山者がいるかと思ったが、誰にも会わず、私が独占。
・次回は尾根コースから黒滝山、又は千ノ平とマッターホルン岩まで縦走してみたいと思う。
・今回枯れ木を掴んで折れて転倒したことをつくづく反省。
・暖かく風もなく紅葉が最高の1日であった。