記録ID: 163643
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雪山ハイキング
甲信越
風谷山リベンジ〜不動滝
2012年01月21日(土) [日帰り]
- GPS
- 03:55
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 517m
- 下り
- 516m
コースタイム
9:20林道352号線除雪終点〜10:07風谷山登山口分岐〜11:15風谷山山頂〜12:10風谷山登山口分岐〜12;26不動滝〜13:14林道352号線除雪終点
天候 | 曇り、午後から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*山の雪の状態は少し締まっていてスノーシューで膝より上に足が沈み込むような所はなく登り易い雪の状態であった。 *木の根の空洞の所や谷の沢の下の穴に踏み抜いて落ち込まないよう注意。 *天気が続いた上、昨日から今朝にかけて小雨が降り雪が重くなっているので雪崩に注意。 先週、腰よりも深い新雪ラッセルで体力が続かず八合目で敗退した雪の風谷山512mにリベンジで登った。 先週と全然違う雪質で雪が締まっていてザラメっぽくふくらはぎくらいまでしか沈まず雪の急登でもスノーシューの足が流れずにそれほど苦労せずに登っていけアッサリ山頂に着いてしまいチョットほっとしつつちょっと拍子抜けした。 先週のあの腰よりも深い新雪でもがいてラッセルしながら登ったのは夢だったのかと思うほどスノーシューで登りやすい状態の雪だった。 (登り易いと言っても雪の無い登山道に比較すれば大変です) 今週、水曜木曜の2日間は快晴!で金曜(気温6度と暖かかった)は小雨だった為、新雪は溶け、そこに小雨が降り雪が締まったのだろう。 雨で重くなった雪は崖の所々で雪崩となって落ちて岩肌がいたる所でむき出しになっていたのでトラバースで行く所は上を注意して見ながら通過しないといけない。 登りは風谷山登山口から左側の尾根沿いに、帰りの下山は右側の尾根で降りてきたがどちらにも登山道の標識がありどちらからも登れる登山道があるのだろうと・・・・思った。 地図にある点線の登山道は左側の尾根から右側の尾根に合流する登りで歩いたルートだと思うが今度雪が消えた春に登ってみて登山道を確認してみることに。 |
写真
撮影機器:
感想
今日は先週の深〜い新雪と違い、締まっている雪でスノーシューの機能が十分発揮されて登りやすい雪山となっていた。
先週敗退したので、かなり気合を入れて登り始めたが足が沈まない雪にチョット拍子抜けしたと同時にホッ!としながら綺麗な雪山の景色を眺めながら山頂に登ることが出来た。
先週のような深〜い新雪の所ではスノーシューはほとんどイイトコ無しだと思っていたが、今日の様な雪質の所ではスノーシューの機能が十分発揮でき、素晴らしい道具だと認識させられた。
新潟の山はこれからず〜〜〜と先週みたいに深〜〜〜い雪で覆われ、そこをラッセルで登るのはかなりきつ〜いし、無理かもと思っていたが、天候状況によっては登りやすい雪の日もあると判り、これから少しだけ冬でも山登りができそうだ。。。。
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コメント
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シューはデナリ君ですか?
彼は繊細なんでクリフジャンプは慎んでください。
いよいよ”lizhijp劇場”の本格開園ですねぇ〜
lizhijpさん、前回と今回で、スノーシューのラッセル能力と雪
質の関係で、たいへん興味深い結果が出たので、気象データをもと
に検討してみました。
新雪と深雪とで途中、撤退した1月14日の場合と、今回21日
の高い行動性能を発揮した場合とを、比べてみます。
データは、気象庁のもので、長岡市の市街の数値です。
***14日 ****21日
入山前7日間の累積降雪量 cm ***59 **** 36
入山前3日間の累積降雪量 cm *** 50 **** 1
入山前3日間の最高気温の平均 度 *** 0.9 **** 5.0
入山前3日間の最低気温の平均 度 *** −2.7 **** −0.97
入山日の最低気温 度 *** −1.5 **** 1.0
入山日の最高気温 度 *** 0.7 **** 5.2
入山日の積雪 cm *** 69 **** 52
風谷山の標高は521mですから、長岡市より450mほど高い
ですから、気温差は湿度によっても異なりますが、おおよそ3度前後
と見込まれます。
表面の雪質は、風によって大きな影響を受けますが、ここでは、風
の影響は度外視します。実際、行動の当日と前後で、風速は14日の方
がやや強かった程度です。
降雪量、積雪量も、市街地よりも山岳部が多くなると予測されます。
これは、14日、21日のデータの差異が、いっそう大きく累積さ
れた可能性もありますが、このことも無視して、比較します。
以上を前提にして、この2つの行動日の気象条件から、次のことが
言えるのではないかと思います。
(1)山行前の積雪量は、14日がかなり多め。
とくに3日間の累計では、14日が50センチ、21日が1センチ。
14日は、新雪がひざ上まで積ったばかりの条件で、行動した。
(2)気温の影響。
14日は、それ以前の最高気温が平地で1度までしか上がっていな
い。最低気温はマイナスをキープしていた。
21日は、3日間平均で5度を超えているため、雪は表面からかな
り融けていたと思われる。
とくに、最低気温は、19日と20日は零下に下がらなかった。
(3)積雪の傾向。
14日は、過去7日間で、積雪が、38センチから69センチに増
えている。
21日は、過去7日間で、積雪が、69センチから52センチに
減っている。
(4)全体として見た結果。
14日は、新雪が日々累積し、融けず、直前の3日間に50センチ
も加わったなかで入山した。
21日は、3日前からの平均が5度という最高気温のもとで、雪が
融けだし、カサも減り、締まり出したなかでの入山だった。
全体の積雪量はかなりまだ少ないですが、そのもとで、例えれば一時
的に春山のような雪質の条件で、スノーシューが深くもぐらないで、快
調な性能が発揮できたように思います。
この標高や積雪量の場合には、スノーシューは行動を大きくサポートし
てくれるということですね。
1週間ほど大きな降雪がない場合か、もしくはそこに雨や高温の条件
があった場合は、スノーシューに好条件が生まれるということでしょう
か。
タイミングを読めば、かなり役立つ装備になりますね。
ただし、条件は標高によっても、大きく違ってくるという面があると
思います。
気温、降雪量などの条件が違えば、ラッセルが楽になる程度も異
なってきます。たとえば、2月後半以後の雪国の山では、山麓ではス
ノーシューがよく効きますが、高度を上げ、積雪量が増したり気温が
下がってくると、条件が大きく変わるのを体験します。
今度の2回のlizhijpさんの体験は、とても貴重
だったので、よろしければ私にこのコメントを、日記
の欄にも投稿させていただいて、大事な情報としたいと
思います。
lizhijpさんの記録もリンクして、みなさんといっしょに経験を
力にしたいと思います。
スノーシューでクリフジャンプ・・・もうしません。
崖下の新雪を見ていたらなんとなく子供のころ友達と新雪に飛び込んで遊んでいた頃のことを思い出して降りてみました。
*途中の穴にシューが引っ掛かかって転がりビビりましたが結構気持ち良かったです。
samさんのように本格的に雪山を楽しむことはまだまだできませんが今年はまず、裏山でスノーシューに慣れることを目標に登りたいと思いますのでこれからもアドバイスよろしくお願いいたします。
すごいデータ収集力ですねぇ〜〜 驚きました。
しかし、こんな低山でもたった一週間でこれほど雪山の状態が変わってしまうって恐いですね、もし逆だったら今週は軽装備で登ったでしょうから登山口から登り初めてすぐに敗退したかもしれませんね。
好きで書いているだけの私のレコがtanigawaさんの役に立つのであれば自由に投稿なり、リンクなりして使ってください。
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