芦津 セラピーロード 〜紅葉もそろそろ終わり〜
Katsuhara
体力度について
- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 468m
- 下り
- 468m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:59
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
智頭町郷原で「芦津渓谷」の案内に従って左折し、川沿いの道を「芦津渓谷」方向へ進みます。 みたき園（山菜料理）、芦津発電所を通り過ぎてしばらく行くと「芦津渓谷駐車場」の看板の立った駐車場があるのでそこに車を停めて歩き始めました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(1)芦津渓谷駐車場〜自然歩道入口〜三滝ダム 沖の山トンネル入り口の自然歩道入口までは、車道を300mほど歩きます。自然歩道入口から三滝ダムへ通じる渓谷につけられた遊歩道が芦津セラピーロード中国自然歩道コースです。途中に路肩の崩落が2か所ありましたが、バリケード柵が設置されています。高低差も少なく、スニーカーでも容易に歩けるコースです。 (2)三滝ダム〜三滝ダム湖北側〜吊り橋 細い山道ですが道は明瞭で軽快なハイキングが楽しめます。落ち葉が多く積もっているので足を滑らせないように注意して歩きます。 (3)吊り橋〜北側やまみち〜渡渉〜南側遊歩道 吊り橋の手前で「やまみち」の標識があったので、そちらへ進んでみましたが、「みち」はありません。最初はネマガリタケがまばらに生えているぐらいでそれほど困難なルートではありませんでしたが、そのうち土手の傾斜がきつくなり、崩れやすい土の斜面を這い上がらなければならなくなりました。途中でこちら（北）側を歩くのはあきらめて川を渡りましたが、橋があるわけではなく、渓流の石の上を伝って何とか南側へ渡ることができました。 素直に吊り橋を渡って南側の遊歩道を歩くことをお勧めします。 (4)南側遊歩道〜二ツの滝〜三滝ダム湖東駐車場 芦津セラピーロードマップでは「芦津渓流コース」と名付けられている往復ルートです。若干アップダウンがありますが、木段が設置されているので歩きやすいです。道が濡れているところがあって靴が汚れます。三滝ダム湖の東岸の山の縁を歩いて橋を渡ると、トイレと車が数台停まれる駐車場に着きます。 (5)三滝ダム湖東駐車場〜三滝ダム南歩道〜三滝ダム 三滝ダム湖を右に眺めながら車道を西方向へ歩きます。舗装されていますが、あまり広い道ではないので、車に注意します。とくに、車がすれ違う時には歩行者が退避する場所がないので、手前で待つなど配慮しましょう。 ダムの手前で車道から右の湖畔の道へ入ります。ここに入ってくる車やバイク、自転車があるので気をつけます。 (6)三滝ダム〜自然歩道入口〜芦津渓谷駐車場 (1)のルートの逆コースです。渓谷の水の音と木漏れ日に癒されながら歩きました。 |
| その他周辺情報 | 今回のコースには三角点が無かったので、途中の芦津発電所近くにある4等三角点「岸ノ上」(533.3m)を探してみました。発電所脇の整地された広場のフェンスのすぐ外側にきれいな三角点標石がありました。標石を触るには下の道から斜面をよじ登って来なければなりません。 |
写真
芦津渓谷の少し手前、芦津発電所の近くにある三角点を探しました。四等三角点「岸ノ上」
北緯 35°16′35″.0256
東経 134°18′49″.0199
標高(m) 533.28
2015年設置の新しい三角点のようです。
拍手四等三角点「岸ノ上」
北緯 35°16′35″.0256
東経 134°18′49″.0199
標高(m) 533.28
2015年設置の新しい三角点のようです。
これは国内でも希少なバットレスダムです。
「やまみち」を歩いてみることにしましたが、これが間違いでした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック
昼ご飯(おむすび＋グリルチキン＋野菜ジュース＋ワカメスープ)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー)
飲料(お茶500ｍL+水900mL)
一人用ドリップコーヒー+クリープスティック
ガスカートリッジ
シングルバーナー
ケトル
箸
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
時計
ラジオ
ヘッドライト
折畳椅子
手拭い
ティシューペーパー
|
|---|---|
| 備考 | 火は使いませんでした。火を使うちょうど良い場所がなかったので、おむすび＋グリルチキン＋野菜ジュースで昼食としました。 折り畳み椅子も使いませんでした。ベンチや腰掛けられる石があります。 セラピーロードの案内図を持っておくべきでした。どっかにあったのですが、「ま、いいや」と持たずに来てしまいました。 |
感想
秋には紅葉の名所に行きたいと、去年計画していながら日程と天候の関係で行けなかった智頭町の葦津渓谷へ行ってみることにした。芦津渓谷や三滝ダムの周りは「森林セラピー」ができるということで智頭町が宣伝をしている。ガイドを付けた有料ツアーもあるらしいが、私は自分勝手に歩きたいので、そのセラピーツアーの地図を参考に往復8�卍�度の行程を歩いてみることにした。
今回のコースはそれほどの高低差も無く、遊歩道も整備されているようなので、愛用の一眼レフ Nikon D90 ＋ AF NIKKOR 24-85mm f2.8-4 D を持って行くことにした。良いカメラとレンズなら紅葉が綺麗に撮れるかもしれないと思ってのことだ。広角が若干不足するので、コンデジの CoolPix AW120 もサブカメラとして持った。
そんなに時間のかかりそうなコースでもなさそうだと、朝ゆっくりしていたら出発点の芦津渓谷駐車場に着いたのが11:00頃になってしまった。駐車場にはトイレが設置されているのだが、ここは現在閉鎖されている。10台程度の車両が既に停まっていた。空きスペースに車を置いて歩き始めた。
トレッキング中の風景や感想は写真とそのコメントをご覧ください。
今回失敗したなと思ったのは、三滝ダム湖の北にある吊り橋のところで、標識に「やまみち」とある方へ進んでしまったことだ。実際には道は無かった。たいした薮は無いので歩くのは歩けるが、だんだん土手が狭くなって崩れやすい土の斜面を斜めに歩かなければならなかったり、大きな岩の点在する沢を渡渉しなければならなかったり、なかなか大変だった。ここで川岸だと思って足を踏み入れたところが落ち葉の積もった川べりで足首まで水に浸かってしまったり、レンズに付けていたフードがいつの間にか無くなったりしてしまって散々だった。落としたフードを探してコースを引き返して見たりしたが結局レンズフードは見つからなかった。三滝渓流の川底で息絶えているのかもしれない、なんまんだぶ。
一眼レフで久しぶりに写真を撮って、そのシャッター音に「写真を撮っている」という充実感を覚えた。minolta、CanonからNikonの一眼レフに乗り換えて現在に至るのも最終的にはこのシャッターフィーリングが一番自分にはフィットしていたからだ。ただ、普段の山歩きにはやはり一眼レフは持って行けない。岩場にぶつけて壊してしまいそうだ。大口径レンズはボケ味は綺麗だし色も自然だ。コンデジのCoolPixは広角が撮れて、色が鮮やかに出るのはぱっと見綺麗だが、色が誇張されているようで今一つしっくりこない。実際今回の紅葉も、確かに色鮮やかな木もあるにはあったが、山全体が目を見張るような鮮やかさというのとはちょっと違うような気がした。やはり今年の紅葉は今一つな印象だった。それを画像（色調）補正で鮮やかな写真にしてしまうのは、やはりちょっと違うと思うのだ。ただ、現実問題山に持って行くカメラはこれからは CoolPixになるんだろうとは思う。妥協ではあるが、やむを得ない。
セラピーロードのトレッキングは確かに心が癒された。森林浴をするには良いコースだ。山歩きという観点からはちょっと物足りない感じはするものの、あまり汗をかかず、自然に包まれて癒されたいという時におススメしたいコースだ。途中ですれ違う人々も皆穏やかな表情だったように思う。あまり歩くことに執着せずに、気に入った場所でゆっくりお茶を飲んだり昼寝をしたりするのも良いのだろうなと感じる場所だった。構造物が好きな人であれば、ワッフルのような三滝ダムを眺めながら半日ぐらい過ごしても良いだろう。
今度は夏の暑い時期に、お気に入りの折り畳みチェアを持って来て、木漏れ日の差す木陰でゆっくりと時間を過ごしてみたいものだ。
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Rock08 さん
Katsuharaさん、こんにちは。
レポいつも楽しみに見ています。
「やまみち」の道標は、鳥取県中部の鷲峰山にもありますが、
「登山道ではないですよ」のしゃれた言い回しのようですね。
マイナーな登山道かと思うので、少しまぎわらしいですね。
いつかお会いできるのを楽しみにしています。
chikakuさん、いつも山行記録を投稿するとまっ先に拍手を入れてくださっていて、すごい方だなと思っていました。コメントいただけて光栄です。
「やまみち」って、そういうニュアンスがあるんですね。このルートにはもう一か所「やまみち」標記があって、そっちは普通にショートカットルートでした。去年から山歩きを始めてまだまだ知らないことが沢山あることを思い知らされています。
ありがとうございました。chikakuさんの記録はよく参考にさせていただいています。中国地方のどこかの山の中ですれ違うことを期待しながら、これからも山歩きを続けていきたいと思います。
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